平成28年第1回阿賀野市議会定例会議事日程(第4号)

                        平成28年3月7日(月)午後1時30分開議

日程第 1 会議録署名議員の指名
日程第 2 一般質問 

出席議員(19名)
   1番   天  野  美 三 男  君      3番   山  田  早  苗  君
   4番   市  川  英  敏  君      5番   佐  竹  政  志  君
   6番   山  賀  清  一  君      7番   雪     正  文  君
   8番   村  上  清  彦  君      9番   風  間  輝  栄  君
  10番   江  口  卓  王  君     11番   稲  毛     明  君
  12番   宮  脇  雅  夫  君     13番   倉  島  良  司  君
  14番   中  島  正  昭  君     15番   高  橋  幸  信  君
  16番   山  口  功  位  君     17番   遠  藤  智  子  君
  18番   浅  間  信  一  君     19番   山  崎  正  春  君
  20番   石  川  恒  夫  君

欠席議員(1名)
   2番   近  山     修  君

地方自治法第121条の規定により会議に出席した者の職氏名
       市     長    田   中   清   善   君
       総 務 部 長    圓   山       知   君
       民 生 部 長    井   上   秀   子   君
       産 業 建設部長    土   岐       昇   君
       市 長 政策課長    中   野   孝   英   君
       総 務 課 長    小   林   正   男   君

       市 民 協 働    遠   藤   孝   栄   君
       推 進 課 長

       財 政 課 長    羽   賀       存   君
       管 財 課 長    西   村   和   幸   君
       税 務 課 長    遠   藤       勝   君
       市 民 生活課長    関   川   嗣   雄   君
       健 康 推進課長    横   山       修   君

       地 域 医 療    米   山   和   朗   君
       推 進 課 長

       社 会 福祉課長    小   菅   章   義   君
       高 齢 福祉課長    目   黒       裕   君
       生 涯 学習課長    見   原   健   司   君
       農 林 課 長    小   林       広   君
       商 工 観光課長    飯   野   喜   夫   君
       建 設 課 長    清   田       仁   君
       上 下 水道局長    荒   木   秀   樹   君
       会 計 管 理 者    長 谷 部   教   秀   君

       教 育 委 員 会    渡   邉   栄   二   君
       委  員  長

       教  育  長    岩   村   弘   一   君
       学 校 教育課長    五 十 嵐   勝   哉   君
       農業委員会会長    遠   藤   昌   文   君

       農 業 委 員 会    片   桐   秀   一   君
       事 務 局 長

       代 表 監査委員    土   橋   伴   二   君

       監 査 委 員    渡   辺   滝   雄   君
       事 務 局 長

       消防本部消防長    唐   橋   繁   英   君

本会議に職務のため出席した者の職氏名
       事 務 局 長    小   林   定   次
       主     任    渡   辺   康   恵
       主     任    網   干   水   季

               開 議 (午後 1時30分)
    開議の宣告
議長(石川恒夫君) ご苦労さまでございます。定刻となりました。
  ただいまの出席議員数は19名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
  なお、2番、近山修さんから欠席の届け出がございますので、報告をいたします。
                                            
    会議録署名議員の指名
議長(石川恒夫君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
  本日の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、18番、浅間信一さん、3番、山田早苗さん、4番、市川英敏さん、以上3名を指名をいたします。
                                            
    一般質問
議長(石川恒夫君) 日程第2、3月4日に引き続き一般質問を行います。
  本日の一般質問は、順番11番、遠藤智子さんから最終番、山賀清一さんまでといたします。これにご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 異議なしと認めます。
  したがって、本日の一般質問は順番11番から最終番までとすることに決定をいたしました。
  それでは、順次発言を許します。
  17番、遠藤智子さん。
               〔17番 遠藤智子君登壇〕
17番(遠藤智子君) 17番、遠藤でございます。2点質問いたします。よろしくお願いいたします。
  1点目は、三世代近居支援についてでございます。当市では、定住人口の増加やバランスのとれた人口構成のための実現の一環として、平成28年度当初予算案概要の暮らし支援の住宅リフォーム事業費に、子育て世代で、三世代同居しているまたは、同居を目的としたリフォームの補助を拡充するとありますが、子育て世代が親世代と近くに住む近居を推進するための住宅リフォーム、また住宅購入支援事業は考えられないでしょうか。
  2点目でございますが、瓢湖水きん公園整備事業についてでございます。経済の活性化、公園のにぎわい創出のため、園路舗装、駐車場整備、築山の改修、それからトイレ改修等の案に期待をいたしておりますが、改修とあわせて、今後、公園周辺後方に運動公園などがあるとよりにぎわいが創出できるのではないかと考えます。瓢湖のラムサール条約の関係で整備等につきましては無理なのでございましょうか。
  以上2点、お伺いいたします。
議長(石川恒夫君) 田中市長。
               〔市長 田中清善君登壇〕
市長(田中清善君) 遠藤議員のご質問に順次お答えをいたします。
  初めに、三世代近居支援についてであります。
  ご指摘のとおり、市の住宅リフォーム支援事業については、親、子及び孫が同居する多世代世帯への支援を拡大し、平成28年度から補助の上限額を50万円に引き上げることといたしました。
  なお、ご質問の三世代近居支援につきましては、虹の架け橋住宅取得支援事業において支援しており、平成25年度は全66件のうち37件、平成26年度は全55件のうち36件、平成27年度は全61件のうち32件が親世代と隣接したいわゆる“近居”に立地しております。
  このような実績から一定の効果が上がっているものと捉えており、当面は現行の制度を継続してまいりたいと考えております。
  次に、瓢湖水きん公園整備事業についてお答えをいたします。
  議員ご提言のとおり、公園の魅力向上やにぎわいの創出のためには、多くの人が長時間楽しめる運動公園などは有効な施設であると考えているところであります。
  しかしながら、瓢湖は、国指定鳥獣保護区の特別保護地区並びに国指定天然記念物及びラムサール条約登録湿地に指定されており、特別保護地区内では、水面の埋め立てまたは干拓、立ち木竹の伐採、工作物の設置などの開発行為が規制されていることから、湖面の後方など指定区域内での運動公園等の整備は難しい状況であります。
  なお、指定区域外への整備については、既にアヤメ園・ハクチョウ公園・駐車場などとして活用しており、財政状況も考慮する中で難しいものと考えているところであります。
議長(石川恒夫君) 17番、遠藤智子さん。
17番(遠藤智子君) それでは、再質問させていただきます。
  1点目の虹の架け橋住宅取得支援事業でございますが、25年度から27年の3カ年で182件があり、またそのうちの105件が親世帯と隣接地に家を建てているので、この制度で支援を継続されるとのことでございますが、この制度につきましては、経済効果また人口増対策の上で効果も高いと思われ、とても心強く感じております。それでは、105件の中で市内で助成申請された方は何件くらいございますでしょうか。
議長(石川恒夫君) 清田建設課長。
建設課長(清田 仁君) 今ほどご質問の市内でということで、虹の架け橋住宅取得支援事業が今のお尋ねの件がいずれも市内で立地しておりますので、市外からということでしょうか、ちょっと質問の趣旨が……。申しわけありません、確認させてください。
議長(石川恒夫君) 17番、遠藤智子さん。
17番(遠藤智子君) ちょっと質問の仕方が悪かったかと思います。
  3カ年で市外からと市内の方の申請者というのは182件あったというふうに、この答弁書ではそのように私は理解しているのですけれども、その中で市内から、阿賀野市内です。もともとが阿賀野市に住んでいる方がその申請したといいますか、その件数をお伺いいたします。
               〔何事か呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 17番、遠藤智子さん。
17番(遠藤智子君) いえいえ、済みません。
  全部で3カ年でまず182件があったというふうに聞いております。その中の105件が親世帯のそばに、隣接地にうちを建てていらっしゃるということなのですが、その105件の親世帯のそばにうちを建てられた、その中でまず市外から来た方ではなくて、105件というのは……
               〔「市内」と呼ぶ者あり〕
17番(遠藤智子君) 全て市内の方なのでしょうか。
議長(石川恒夫君) 清田建設課長。
建設課長(清田 仁君) 申しわけございません。
  105件のうちには、市外からの転入者の方も含まれておりますけれども、大変申しわけないですけれども、市外から来られた方、全体の182件のうち3カ年で53件ございます。ただし、この105件のうち何件が市外かというのは、一覧表はあるのですけれども、実数としてはちょっと数え直さなければいけないので、済みませんけれども、後ほどご報告させていただければと思います。
議長(石川恒夫君) 17番、遠藤智子さん。
17番(遠藤智子君) 私が今お聞きしたいのは、ではこの助成制度はまず市外からの転入者の方に対しましては100万円、ここの阿賀野市民の方に対しては70万円の上限の中で助成されているわけでございますが、では今数字はちょっとわからないということでございますが、その市内の方でまず親世帯に近いところ、近所に家をもし建てて住まわれることになった子育て世帯の方にも、市外からの転入者と同様な助成は図られないものでしょうかというふうにお聞きいたします。
議長(石川恒夫君) 清田建設課長。
建設課長(清田 仁君) この虹の架け橋住宅取得支援事業については、市外からの転入者を呼び込みまして、阿賀野市の人口増、こういったものを目的に行っておりまして、やはり市外から来られる方については、いろんな費用等もかさむというような側面もあろうかと思いますので、そちら部分について手厚く補助のほうをしているということでございます。
議長(石川恒夫君) 17番、遠藤智子さん。
17番(遠藤智子君) わかりました。この件につきましては、私もいろいろとまた検討させていただきたいと思います。
  それでは、この答弁書では25年から27年度までに、先ほども申し上げましたが、182件の方が助成を受けられたとのことですが、市外の方でその助成を受けられた方ではおおよそ何名くらいの方が転入されましたか、そういう人数的な部分をお願いします。
議長(石川恒夫君) 清田建設課長。
建設課長(清田 仁君) 人数につきましては、先ほど申しました53件という件数で把握しておりまして、人口がどの程度それで増加したかというところまでは、申しわけございません。手元に数字のほう持っていません。
議長(石川恒夫君) 土岐産業建設部長。
産業建設部長(土岐 昇君) 市外からの転入者が今年度は18件ございます。人数につきましては65人でございます。それから、平成25年度は20件ございますが、66名の方がおられました。それから、平成26年度は17件で57人です。
  ちなみに、内訳といたしまして、新潟市が12件、長岡市1件、阿賀町1件、神奈川県の川崎1件、新発田1件、五泉1件となっております。今年度につきましては、18件のうち新潟市が16件、新発田市が1件、燕市が1件というふうな内訳になっております。
議長(石川恒夫君) 17番、遠藤智子さん。
17番(遠藤智子君) 今部長のお話によれば、結構人数的にはそれなりの大勢の方がこちらの阿賀野市へ転入してくださっておりますので、これからもぜひ期待いたしております。
  次は、28年度予算の中にも2,190万円の予算計上がされておりますが、また私1件というか、1件につきましては最高100万円となっておりますが、その100万円というのは、私とてもやっぱり大きな数字でも、金額であるとも思っておりますが、今まで市外から転入されて、そして上限額です。一番最高額どの程度の助成を受けられておりますでしょうか、お聞きします。
議長(石川恒夫君) 清田建設課長。
建設課長(清田 仁君) 今年度から上限の100万円というところを行いましたけれども、今年度につきましては、100万円ということになりますと、市外からの転入されて、市内業者を利用されて、なおかつ4人以上の転入ということでしたので、最高額につきましては、70万円という額を交付をしております。
議長(石川恒夫君) 17番、遠藤智子さん。
17番(遠藤智子君) 私も、先日ちょっと新潟市に行きました折に、そういう住宅展示場といいますか、そういうところをちょっとのぞいてみましたところ、結構この何げない業者の方のお話を聞いたりしておりましたら、やっぱりこの阿賀野市のそういう虹の架け橋事業でしょうか、そういうふうな部分も結構知っていらっしゃるのです。だから、これからも大勢転入してきてくださるように、関係課ではぜひ努力をしていただきたいと思います。
  また、私が今回の質問に至りましたのは、今皆様ご存じのように高齢化が進んでおります。その中にありまして、当市でも高齢者が住みなれた地域で自立した生活を営めるようにと、地域包括ケアシステムの実現に向けた取り組みが検討を進められておりますが、親世代が年齢を重ねましたとき、子ども世帯と一緒に生活できる、または近くに住める。そこで、親世代を子世代が支える、支え合うことが私は老後を豊かに過ごす第一の基本であると考えております。また、子育ての充実している県として聞こえております福井県などでも、三世代同居とか近居に住む住居が多く、またそこで育っている子どもも心豊かに育っていると聞いております。また、適当な距離で親世代、子世代が助け合って暮らせることも私はよいと考えており、この今回の質問になりましたが、当面この現行制度を継続されるとのことでありますが、経済対策また人口増加対策といたしまして期待いたしております。
  2点目の瓢湖水きん公園の整備事業についてでございますが、瓢湖は四季折々に冬場のハクチョウ、春の桜、初夏のアヤメまたハスの花と楽しめる、とてもよいところと認識いたしております。観光の視点から考えますと、とてもすばらしいところなのですけれども、他市へ観光に行く通過点になっているのではないのとか、もう少し公園が広かったらよいねとかの声も聞かれております。この3年間で整備事業を進められるとのことでございますが、大いに期待をいたしております。そこで、お聞きいたしますが、現況の指定区域外におきまして、例えば水原から水原新発田県道から須走線の道路がついておりますが、瓢湖の後方あたりになるわけでございますけれども、その辺あたりを使ったといいますか、そういう農地の転用などは不可能なのでございましょうか。
議長(石川恒夫君) 農地の転用、誰ですか。
  田中市長。
市長(田中清善君) 指定区域の後方のほうの農地の利用を進めて、公園の魅力向上、そういった活用はどうだという意味で農地転用というお話しされたのだと思いますけれども、農地転用は不可能ではないとは思いますけれども、財政的に制約もありまして、なかなか公園を拡大するというのは少し難しい面がございます。
議長(石川恒夫君) 17番、遠藤智子さん。
17番(遠藤智子君) わかりました。
  それでは、今の瓢湖を精いっぱい活用されるということだと思うのでございますが、瓢湖水きん公園整備事業費といたしまして、この本年度、28年から30年度までの3年間の年次計画事業費として、28年度は4,000万円の予算額が示されておりますが、この29年度、30年度もそれぞれに年度ごとに予算計上が考えられているのでございましょうか。
議長(石川恒夫君) 飯野商工観光課長。
商工観光課長(飯野喜夫君) 平成28年度の瓢湖水きん公園の整備事業ですが、今ほど議員が言われました4,000万の部分につきましては、都市公園整備事業ということで、平成28年度4,000万の予定であります。
  平成29年度は、4,200万ほどを要望したいというふうに考えております。平成30年度につきましては、2,400万ほど要望したいというふうに考えております。
  なお、平成28年度、来年度でございますが、この4,000万の都市公園整備事業のほかに、平成27年度から行っております瓢湖の施設の長寿命化対策支援事業、これも予定でございまして、1,830万円の工事をやりたいという予定でございます。
議長(石川恒夫君) 17番、遠藤智子さん。
17番(遠藤智子君) では、今ほどの答弁をいただきましたのを合わせますと、瓢湖長寿命化対策事業で27年度が2,737万円、そして28年度は1,830万円の予算となっており、そこへ整備事業費の28年度の4,000万、それと27年度の長寿命化事業で2,737万、そして同じく長寿命化事業で1,870万を足しますと、8,576万円くらいで、そこプラス先ほど答弁ございました4,200万に2,400万を入れますと、1億3,000万ちょっとくらいの事業費となるわけでございますが、この整備計画に当たりましては、その整備計画後のやっぱり活用計画も視野に入れた事業と考えておりますが、瓢湖のブランドイメージと魅力の向上でにぎわい創出につなげる、そのためのその施策についてをお伺いいたしたいと思います。
議長(石川恒夫君) 飯野商工観光課長。
商工観光課長(飯野喜夫君) 施策についてのお尋ねでありますが、先ほどの数字の関係もう少し整理してご報告させていただきたいと思います。
  長寿命化対策支援事業につきましては、平成27年度、28年度ということで、総事業費が2,602万でございます。都市公園整備事業につきましては、3カ年事業で1億600万というふうな事業規模で予定しております。
  続きまして、これからこの整備によってどういうふうに生かしていくのかということでございます。効果と活用方法でございますけれども、まず滞在型観光の推進というふうなことで、例えば五頭温泉郷の宿泊客の周遊コースの魅力として、これまで冬期間の旅館からのハクチョウバスが好評を得ておりましたが、施設の整備にあわせてアヤメバスやハスを見るハスバスの運行も、今旅館組合と検討を進めているところであります。また、瓢湖湖畔をゆっくり散策したり、ウオーキング、ジョギングコースの魅力が高まりますので、これもあわせて発信していきたいというふうに考えております。また、瓢湖のアヤメ園は、弱者に優しい車椅子でも楽しめる場所として好評をいただいておりました。園路の整備によりまして、アヤメを楽しめる範囲が拡大します。駐車場もより充実し、集客につながるものと考えております。また、瓢湖水きん公園に隣接するリズムハウスの効果も期待できます。ハクチョウ公園とも隣接して、一体感がございますので、宿泊客や日帰り客、食事客がハクチョウ公園と瓢湖の散策等でゆっくり楽しめる場所として利用客の増加が見込めます。また、これを機会に瓢湖、五頭温泉郷、うららの森、代官所などを回れて乗り捨てられる自転車、今うららの森に5台ほどあるのですが、レンタサイクルですが、このようなものを活用しながら周遊できるようなことも、自転車で回ってどこでも置いていってくださいよみたいなことができないだろうかというふうなことで検討を始めたところであります。
  また、今冬はハクチョウの飛来が1万羽を超えたこと、ハクチョウ飛来当初からNHKのライブカメラ、お天気カメラでございますが、これがずっと今も放送されておりますけれども、それとか、毎週瓢湖のハクチョウの数と状況をホームページで更新しております。そんなこともあるのか、遠くからの問い合わせがことし特に多かったのかなと。遠くからの問い合わせとか、ツアー旅行会社の問い合わせもありました。お土産を持って、地元のお菓子です。そういうふうなお土産の袋を持っているお客さんも多く見られたところであります。そんなことで、瓢湖周辺の整備によりまして、桜とかアヤメ、ハス、この時期も観光客がふえることによりまして、地元のお土産の売り上げにもつながっていくのではないかというふうに考えております。
議長(石川恒夫君) 17番、遠藤智子さん。
17番(遠藤智子君) ただいまは、課長よりいろいろな施策を伺いました。ちょっと私、たくさん伺いましたので、メモし切れない部分がございましたので、また後でその部分につきましてはじっくりお聞かせいただきたいと思いますが、やっぱりあの瓢湖のみではなくて、いろんな温泉郷やそういういろんなものを含めたそういう活性化といいましょうか、そういうふうな対策をお聞きしましたのでございますが、ぜひその実現に努力をしていただきたいと思いますし、私も期待いたしております。
  また、他県とか他市の状況を見ますと、先ほどもちょっと課長の話の中にも触れてございますが、地元に根づいて、それでやっぱり観光地をつくっていくといいますか興していく、そういうふうな部分が長続きしていくのではないかと思っております。そして、もしもイベントとかそういうふうなのもやった場合は、その1回きりで終わるというふうなあれではなくて、継続性のあるもの、それには地域から伝わってきたもの、つながれてきたもの、そういう部分もやっぱり見直してもう一度検討していくのがよいのではないかと思っております。
  それとあと最後に、ちょっとお聞きしたいのですけれども、白鳥会館の白鳥会館前といいましょうか、市のあの広い駐車場がございますが、その脇でしょうかのほうに物産売り場がございますよね。その物産売り場は、何か隅のほうにひっそりとして建っているみたいで、その売り場をもっと人目の目につくところといいましょうか、こういう薬局側のほうの駐車場の入り口とか、そういうふうなところにの移動などは考えられないものなのでございましょうか。
議長(石川恒夫君) 飯野商工観光課長。
商工観光課長(飯野喜夫君) 議員のご提言の今ほどの瓢湖白鳥会館の前の駐車場、白鳥会館を正面に向かいまして、左側のほうに農産物特産センターの施設がございます。これにつきましては、今休日、土日に地元の農家のグループの方々が野菜とか漬物とか、そういうふうなものを売っております。あと一カ所、新潟交通の事務所としてお貸ししております。
  今はそのような利用状況でございまして、これの活用、例えば地元の販売組合等の方々があそこで展開する場合はお貸ししますというルールがございます。規約がございます。ぜひあそこを活用して、もう一カ所、2カ所あいておりますので、そこで展開できればというふうに考えておりますが、あの建物そのものを移動することは基礎等がございますので、不可能なのかなと。別な場所にあのようなお店をというふうなことも考えられますけれども、それにつきましてはスペースの問題等がございますので、今後の課題なのかなというふうに考えております。
  それと、白鳥会館1階に野菜の自然堂という野菜の会社が入っておりますが、阿賀野市の物産、特産品、お菓子とかはかなりの数、要はお店の数が入っております。それと、お茶ですとかヤスダヨーグルト、阿賀野市の特産品というか、そういうふうなものも置いておりまして、そこでお土産を買っていくというお客さんもふえている現状でございます。あと、白鳥観察舎の中で少しお土産を置いております。これもお菓子です。そういうふうなものを、お菓子でありますとか、安田瓦の置物ですとか、ごずっちょのキーホルダーですとか、三角だるまですとか、漬物でありますとか、そういうふうなものも置いておりまして、ことしはあそこに運営している店番をしている方に聞きましたら、結構お菓子なんかは売れておりましたというふうなお話をいただいております。ですので、あの農産物特産センターを動かすというのは、ちょっと今の時点では考えておりませんが、瓢湖の整備に合わせていろんなことが考えられると思いますので、今後の課題にさせていただきたいと思います。
議長(石川恒夫君) 17番、遠藤智子さん。
17番(遠藤智子君) そういう今農家の方々にお貸ししているのであれば、またその方からそこで精いっぱい頑張っていただく、そのほうがでは今いいのかなと思いました。
  済みません、これで質問を終わります。
                                            
議長(石川恒夫君) 質問を改めます。
  6番、山賀清一さん。
               〔6番 山賀清一君登壇〕
6番(山賀清一君) 6番、山賀清一でございます。通告をいたしておりました質問を行わさせていただきたいと思います。
  地方創生に向けてというようなことで質問させていただきたいと思います。景気が回復基調にあるとはいえ、地方、地域までは実感することなく、旧態依然として、中小、小規模企業者にはまことに厳しい経営形態であると思います。そんな中、小規模事業者の支援法の改正を受け、事業者の持続的発展を支援するための策として、事業の計画書作成及び実施を支援するために、いろいろ活性化策につなげる事業等の面的な取り組みに重点を置いた支援を行うとなっているが、この点について当市としては検討、対応したのか。
  また、この制度内容規約の中での非常に不満等もたくさんございます。事業者、関係者にこの点を徹底されているのか伺いたいと思います。
  次に、今回水原商工会も経営発展支援事業法に特に資すると認定されておりますが、その当時全国で256件目、この件とあわせ、市も積極的に連携支援をやり、有効打となる策を練るべきであるが、現段階での取り扱いと商工会の姿勢と絡め反応はどうなのか。どの程度なのかお伺いしたいと思います。
  次に、商工会、商店街からのかねがねの要望等の中で、本町通りに景観、美観的な公衆トイレの設置をとの声に応えて、それには何とかまちもその点につなげると、活性化につなげるべき考えはどうか。この所見を伺いたいと思います。
  第4、阿賀野市は県内でも依然として人口増減については、低い水準にあり、全く歯どめがかからない状況であります。これに対してようやく県も本腰になり、人口減少対策を最重要課題として捉え、少子化対策モデル事業や、結婚を希望する方々を後押しする事業を展開するとのことであります。そこで市長の努力頑張り次第であるが、以前にも申し上げたとおり、企業はこぞって外国に進出し日本国内はごらんのとおり空洞化現象と言っても過言ではないと思います。市は今こそチャンスとして動くべきときです。県に強く要望変更転換してもらうべきであるが、東部産業団地の一部を新婚のみに無償提供をすると。そのことによって住宅も建ってまいります。固定資産税も入ります。市内の業者も仕事が出てまいります。全く相乗効果もあるわけでございますが、これで目に見えた人口増が見込めるわけであるが、この件についての本気度はどうか、お伺いしたいと思います。
  以上です。
議長(石川恒夫君) 田中市長。
               〔市長 田中清善君登壇〕
市長(田中清善君) 山賀議員のご質問に順次お答えをいたします。
  初めに、いわゆる小規模事業者支援法の改正を受けての検討と対応についてのご質問にお答えをいたします。
  この法律は商工会及び商工会議所による小規模事業者の支援に関する法律として、平成5年に制定されたものであり、小規模事業者が抱える課題が変化する中で、商工会や商工会議所が小規模事業者の意欲ある取り組みを強力に支援する内容となっております。
  事業者への制度周知を含めまして、取り組みの主体は商工会でありますが、市といたしましても今まで以上に市内各商工会と連携し、小規模事業者を支援してまいりたいと考えております。
  2点目の水原商工会の経営発展支援事業法の認定にかかわるお尋ねでございますが、平成26年の小規模事業者支援法の改正で、経営発達支援事業や地域経済活性化に資する取り組みなどを盛り込んだ経営発達支援計画を策定し、経済産業大臣が認定する仕組みが導入されたところであります。
  この制度を活用し、平成27年度末までに全国で326件の計画が認定されており、本市においても水原商工会と笹神商工会の経営発達支援計画が認定されております。
  水原・笹神両商工会では、この支援計画の認定によって、地域ぐるみで小規模事業者を支援する体制を明確にするとともに、今まで以上に市及び金融機関などと連携しながら小規模事業者の支援に努め、産業フェアの開催、展示会や商談会への共同出店など、小規模事業者の売り上げ向上と地域経済の活性化を目指しております。
  3点目の公衆トイレの設置についてお答えをいたします。
  水原本町商店街では、店舗のトイレをお客様トイレと名づけ、誰でも使用できることとしているとのことでございますが、「何も買わないのに利用できない。」、「店舗の奥まで入りづらい。」などの声もお聞きしております。
  市では、おんこ茶屋の隣に、誰でも遠慮なく入れる公衆トイレの設置を計画し、このたび補正予算に計上させていただいたところであります。
  したがいまして、このおんこ茶屋の隣に設置するトイレの利用状況を見ながら、公衆トイレの必要性について検討をさせていただきたいと考えております。
  4点目の東部産業団地の無償提供についてお答えをいたします。
  全国の自治体では地方創生に向けて、さまざまな人口減少対策に取り組んでおります。
  議員お考えの土地の無償提供は、人口減少対策に一定の効果があるものと考えられますが、東部産業団地は市内で唯一の企業誘致の場所であることから、企業誘致により働く場を確保することが、人口減少対策により有効であるとの考えから、今後とも東部産業団地は企業誘致による雇用拡大の場としてまいりたいと考えております。
  どうかご理解をいただきたいと思います。
議長(石川恒夫君) 6番、山賀清一さん。
6番(山賀清一君) それでは、再質問させていただきます。
  今回同じような質問、同僚議員から出ておったみたいなのですが、私は全く視点を変えて質問をさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。
  まず、支援策の中で、制度そのものの内容が余りにも四角四面的な面があり、なかなか該当となると限られた人がらになり、実際に利用すると無理なことが出てくるわけで、この点についてはもっともっと商工会、商店街、市と連携協議をしながら、支援協力できるような応用方法も幾らでもあるわけですから、効率よく拡大していろいろな面でやってあげるべきですが、どうでしょうか。
議長(石川恒夫君) 飯野商工観光課長。
商工観光課長(飯野喜夫君) 今回の経営発達支援計画の中の経営発達支援事業でございますが、経営改善普及事業の中でももう重点的に実施するということで、今までも商工会としては取り組んでいるものなのです。小規模事業者の経営状況の分析でありますとか、事業計画の策定、実施に係る伴走型の指導、助言、情報の収集でありますとか、広報、商談会、展示会とかの参加です。それを商工会のこの計画をつくることによりまして、行政、関係機関と一体となってもっと強力に支援していきましょう。要は、伴走型を強くしましょう。面的支援を強くしましょうというふうな方向です。
  具体的には、先ほど市長のご答弁にもございましたが、既にもう進められているもの、阿賀野市では進めているものが幾つかございます。産業フェアを開催して、ビジネスチャンス、要は連携を図っていく新たな展開を支援していく。展示会ですとか、商談会、そういうふうなものを取り組んでおりますし、あと支援体制としまして、窓口を一本化して行政と商工会と金融機関2行は新潟県産業創造機構ですが、そういうふうなところと連携をして、そういう地元の企業の支援に当たっていこうというものであります。
議長(石川恒夫君) 6番、山賀清一さん。
6番(山賀清一君) まず、本当に阿賀野市もこの商店、商店街を生き返らせると言うと語弊があるのですが、商店街となるにはもう少しじっくりと軸足をしっかりと地につけ、徹底して全員がさらなる覚悟を持って全力投球で向き合わなくては、これはならない時期に来ておるわけです。
  全く土台無理なことでは何もないのですが、今のこの状況であると、何かばんそうこうをただ張って、場当たり的なような状況で、生きた投資には全くなっておらぬと思います。その当時、当時がよければよしというようなことであるということになれば、これは本当に困るわけですから、もっと思い切って徹底して財政支援をしてやるべきなのですが、この点明確なところの現在ビジョンはございますか。
議長(石川恒夫君) 飯野商工観光課長。
商工観光課長(飯野喜夫君) 平成27年度から来年度の予算に向けてこれまでも取り組んでいることでございますが、プレミアム商品券でありますとか、大売り出しの商品券、あとことしも産業フェアを支援したり、創業とか支援体制の窓口を充実させよう、そういうふうな取り組みをしているところであります。
  なお、この経営発達支援計画をつくることによりまして、経産省の補助事業等が受けられることになりますので、水原商工会、笹神商工会におかれては、今回需要動向調査でありますとか、景況調査及び事業所の実態調査等を行い、実情を把握しながら実態をつかんで、私ども行政と一緒になって支援体制を進めていくというものでございます。
議長(石川恒夫君) 6番、山賀清一さん。
6番(山賀清一君) 今申し上げましたように、阿賀野市も商工会、商店街にはそれなりの協力は援助はしておるわけなのですが、今申し上げたように、目に見える形が実際に出てきておらないわけです。ですから、阿賀野市の新しい新都市構想でも練るべきと私は思うのですが、これだけ寂れてしまうと、どこから手をつけて手当てをするというような状況で、なかなか難しいわけでございます。この点、今後どうすべきか、この方向性を迷走ではなくて、どういうふうにおやりになる気なのか、説明してもらいたいと思います。
議長(石川恒夫君) 飯野商工観光課長。
商工観光課長(飯野喜夫君) 先ほどの関連になりますが、地元の商工業の発展には、事業所、事業者の取り組みといいましょうか、意欲がやっぱり大事であると考えております。そんな中で、27年度からクラウドファンディング等をやりまして、要は意欲のある事業者を支援していこう。それと、朱鷺メッセで行いました阿賀野市の食発見、要は希望者を募って阿賀野市全体のブースを設けて、阿賀野市として発信、自分の商品の宣伝、商談会を含めて阿賀野市を発信していこうと、そういうふうに意欲を引き出しながら、市としても、商工会としても一緒になって取り組んでいるところでございます。
議長(石川恒夫君) 6番、山賀清一さん。
6番(山賀清一君) 田中市長として、地方創生ということに絡めまして、これから本格的にさらなる財政支援をしてやる気があるのかどうか、どう取り組むのか、それで十分なのか、総合戦略と並行してこの本気度を説明願いたいと思うのです。
  私が言いたいのは、今後国道49号線がバイパスの完成にちなんで、これは大変なことになると思うのですが、上町、中町、下町通りを今から片側駐車を可能にすべきという努力はされるべきだと思うし、それは県道であるということは十分承知の上でございますが、現在の本町通りをこれをやはり徹底してやるべきでございます。もう一回この水原町の本町通りが生きた商店街になるにはどうするかと。この片側駐車可能ということについて、市長の所見を伺いたいと思います。
議長(石川恒夫君) 田中市長。
市長(田中清善君) 本町商店街に絞ってお話、ご質問という形で答弁させていただければ、阿賀野バイパスが確かに完成しますと、現49号線の交通量が大幅に少なくなります。ただ、中心商店街への顧客というのは、現状とバイパス完成後は大した変化はないだろうと思っております。
  私としては、先ほど担当課長も言いましたが、事業主体となる事業者が意欲を持って取り組むことがまず必要だと。その意欲ある事業者の発掘、それを積極的に後方から支援をする、そういったことで地域の小規模事業者の皆さんが活性化していくのかなと思っております。今幾つか取り組みをさせていただいておりますが、まだまだ手挙げが少ない。現状に甘んじているといいますか、積極的に拡大、そしてまた成長していこうというような意欲が感じられないところもございます。そういった部分を積極的にこれから発掘しながら引き出して、支援をさせていただければと思っております。
議長(石川恒夫君) 6番、山賀清一さん。
6番(山賀清一君) では、次に行きましょう。
  市長が東部産業団地の最優位性ということで挙げてございますが、この点どういうことなのか。今の社会状況からして、どうしてもあそこには発想の転換は必要と考えるわけでございますが、この点の見解をちょっとお聞かせ願いたいと思います。ほかの市町村の地区との差は、何をもってすぐれているとお考えですか。
議長(石川恒夫君) 田中市長。
市長(田中清善君) 東部産業団地、先般も1社が進出する県との協定を結ばれました。着実に今企業誘致が進んできていると認識しておりまして、東部産業団地は、我々の市にとりまして唯一の工業団地、そこへの雇用の場の確保という面から、引き続き企業誘致に努めていきたいと先ほど答弁させていただきましたが、現状ではまだまだ35ヘクタールほど残地が残っていると。これについても、社会状況の変化、そういったものを踏まえながら、引き続き企業誘致に努めていきたい、そう思っております。
  住宅地への転換、今後我々が思ったより見込みどおりに企業誘致が進まない場合、県においても同様な考えが出てくるかもしれませんけれども、我々としては現状では企業誘致を最優先に取り組みをさせていただければと思っております。
議長(石川恒夫君) 6番、山賀清一さん。
6番(山賀清一君) 冒頭にも申し上げましたとおり、市長としてどうしてもこの東部産業団地に関して、もう一回工業団地から産業団地、さらにもう一歩踏み込んでこの県と折衝は実際に無理、不可能とお考えなのでしょうか。市長の手腕の見せどころですが、この点強く要望する覚悟と決意はございましょうか。
議長(石川恒夫君) 田中市長。
市長(田中清善君) こういう場で言うと変ですけれども、県にとりましてはあの東部産業団地、不良資産でございます。県としては、何としても早目にさばきたい、そういうような考え方があろうかと思っております。
  我々としては、優良企業が張りつくことを願っていると。そういった面でいろんな要望等はさせていただきたいと思いますが、しっかりと所期の目的達成のために取り組みをさせていただければと思っております。
議長(石川恒夫君) 6番、山賀清一さん。
6番(山賀清一君) 田中市長の日本一を目指しておられる、それを努力されておりますが、ほかの市町村と同じような手段、方法ではなかなか不可能と思います。
  阿賀野市が実際に人口減少、少子化と、これをお互いみんな口酸っぱく言っているわけなのですが、これをどうするかということについては、なかなかそのいい策が見つからないのだと思います。それには、繰り返しになるのですが、私がお話をしているように、どうしてもあの条件のよいところに目玉商品があって初めてお互いに魅力を感じ、生きがいを持ってやる気と希望が出るわけだと私は思っております。市内には雇用に結びつくものが全くなく、したがって安定所得にもほど遠い世界なのでございます。そこで、工業団地、産業団地、いま一度一部を県に要望、要請をされて、泉田知事も結婚される方々に本気度を一生懸命に示すということでございますが、予算措置もされたわけでございますので、この件について私は何ら不可能はないと、こう考えております。現在の団地内の状況を見る限り、それは悪いとは申し上げませんが、工場もありますが、太陽光もあります。農場、農園もあります。そこでもう一歩、二歩も前に進めて、人口減の取り組み、目玉とすべきですが、どうか。
  それにあわせて、子育て支援策も評価はしますが、その前の若い人たちの結婚をどうしてやるかです。これは、本当に各家庭においても真剣、切実な問題でございます。それで、我が市内に結婚年齢の男女の数をでは教えてください。20代、30代、40代と性別の数もあわせて教えていただきたいと思います。
議長(石川恒夫君) 田中市長。
市長(田中清善君) 今幾つかご質問がありましたが、結婚適齢期の世代の数は、後ほど担当課長のほうから説明させていただきますけれども、以前も東部産業団地の利活用の中で、私は県のほうは農業のハウス建設等も視野に入れているということをお話しさせていただいた記憶がございます。今回東部産業団地にはソーラー発電が大分でき上がりました。県としては、いろんな形でとにかく不良資産といいますか、工業団地の有効活用を進めていきたいという柔軟な発想を持っておられます。ですから、我々としても、今後固定的に物事を考えるのではなくて、あらゆる市にとってプラスになる方向で県とは協議をさせていただければと思っております。
  あと、結婚、出会いの場です。若い方々の出会いの場、これは大分ご質問もこれまでいただいております。その中の一つの方策として、これまでにはない暮らしの中の塾、塾のコンビニ、この中の一つとして、若い男女が出会うきっかけ、そしてご縁があり、良好なご縁ができるきっかけになればというのも一案として考えております。そういった新しい発想の中で、若い方々の幸せを、そしてまた阿賀野市の人口増加対策として取り組みをさせていただければと思っております。
  数につきましては、わかりましたら担当課長のほうから説明をさせますので、よろしくお願いいたします。
議長(石川恒夫君) 中野市長政策課長。
市長政策課長(中野孝英君) 今ほど山賀議員のほうから、いわゆる例えば未婚者の推移とか結婚数とか、そういうようなデータ的なお話がありましたが、先般この件につきましては、地方版総合戦略並びに阿賀野市の人口ビジョンということでお示ししてございます。その中で、私どものほうで合計特殊出生率及び出生数の推移、未婚率の推移、婚姻数の推移等データがございますので、そちらのほうを参考にしていただければと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
議長(石川恒夫君) 6番、山賀清一さん。
6番(山賀清一君) これだけ人口が減っていくということになると本当に大きな問題でございますが、ではこの件にあわせて現在阿賀野市内で実際に働く意欲のあるという年齢の方々の失業者はどのくらいの人数がおられますか、これを年代別、性別に説明願いたいと思います。
  それと、さらに外国人が市内に何名おられるか。
議長(石川恒夫君) 山賀議員、一般質問は時間制限がございますので、その時間を最大限活用していただくためには、今ほどご質問の内容の数字的なものはあらかじめご提示いただければより時間を有効に活用できますので、今後それらもご配慮お願いいたします。
  それでは、わかりますか、今のご質問の実数的なもの。
  飯野商工観光課長。
商工観光課長(飯野喜夫君) 総合戦略と総合計画を策定して計画、目標設定している中で、就労の促進という部分がございまして、求人者、求職者ということで、平成26年度の数値で仕事を探している人が827というふうに数字をつかんでおります。
               〔何事か呼ぶ者あり〕
商工観光課長(飯野喜夫君) 大変済みません、年齢的にはそこまでちょっとつかんでおりません。申しわけありません。年齢は、何歳から何歳というところまで数字が出ておりません。
議長(石川恒夫君) 6番、山賀清一さん。
6番(山賀清一君) では、それはいいです。
  東部産業団地に関して市長から今一生懸命答弁もらっているのですが、私のこの知っている聖籠町の精密会社の社員の方のお話を聞くと、あそこも何千人も使っていますが、ではその東部産業団地のほう来てやってもらえないかと、こういうお話をしたことあるのです。そうしたら、ダシの風というか、有名な風があるものだから、本当の精密機械の製造過程にはちょっと無理だと。サッシを2重、3重にしても無理だと思いますよと。だから、企業がそういう来るというのも、渋っている原因かなと私はそういうふうに解釈をしたのですが、そういうことで市長から泉田県知事にそういう方向転換も私は必要だと思いますので、よろしくお願いします。
  では、以上で質問終わります。
                                            
    散会の宣告
議長(石川恒夫君) 以上で本日の日程は全て終了いたしました。
  本日はこれにて散会といたします。
  なお、3月18日金曜日午前10時から議案審議を行います。
  ご協力大変ありがとうございました。
               散 会 (午後 2時43分)