平成28年第1回阿賀野市議会定例会議事日程(第1号)

                       平成28年3月2日(水)午前10時00分開会

日程第 1 会議録署名議員の指名                             
日程第 2 会期の決定                                  
日程第 3 諸般の報告                                  
日程第 4 一般行政報告・施政方針                            
日程第 5 議案第 1号 阿賀野市固定資産評価審査委員会委員の選任について(菊地修市氏) 
      議案第 2号 阿賀野市固定資産評価審査委員会委員の選任について(須田幸英氏) 
      議案第 3号 阿賀野市固定資産評価審査委員会委員の選任について(長谷川香一氏)
日程第 6 議案第72号 阿賀野市教育長の任命について(岩村弘一氏)           
日程第 7 議案第73号 阿賀野市教育委員会委員の任命について(圓山 孝氏)       
日程第 8 議案第 4号 専決処分の承認について(専第20号 阿賀野市税条例等の一部を改正
             する条例の一部改正について)                  
      議案第 5号 専決処分の承認について(専第21号 阿賀野市国民健康保険税条例の
             一部改正について)                       
      議案第 6号 専決処分の承認について(専第1号 阿賀野市税条例の一部改正につい
             て)                              
日程第 9 議案第 7号 専決処分の承認について(専第2号 平成27年度阿賀野市一般会計補
             正予算(第7号))                        
日程第10 議案第 8号 平成27年度阿賀野市一般会計補正予算(第8号)         
日程第11 議案第 9号 平成27年度阿賀野市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)   
日程第12 議案第10号 平成27年度阿賀野市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)  
日程第13 議案第11号 平成27年度阿賀野市介護保険特別会計補正予算(第3号)     
日程第14 議案第12号 平成27年度阿賀野市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)  
日程第15 議案第13号 平成27年度阿賀野市集落排水事業特別会計補正予算(第2号)   
日程第16 議案第14号 平成27年度阿賀野市少年自然の家特別会計補正予算(第2号)   
日程第17 議案第15号 平成27年度阿賀野市水道事業会計補正予算(第3号)       
日程第18 議案第16号 平成27年度阿賀野市病院事業会計補正予算(第2号)       
日程第19 議案第59号 阿賀野市総合計画基本構想について                
日程第20 議案第17号 平成28年度阿賀野市一般会計予算                
      議案第18号 平成28年度阿賀野市国民健康保険特別会計予算          
      議案第19号 平成28年度阿賀野市後期高齢者医療特別会計予算         
      議案第20号 平成28年度阿賀野市介護保険特別会計予算            
      議案第21号 平成28年度阿賀野市公共下水道事業特別会計予算         
      議案第22号 平成28年度阿賀野市集落排水事業特別会計予算          
      議案第23号 平成28年度阿賀野市押切外四ヶ大字財産区特別会計予算      
      議案第24号 平成28年度阿賀野市少年自然の家特別会計予算          
      議案第25号 平成28年度阿賀野市工業団地造成事業特別会計予算        
      議案第26号 平成28年度阿賀野市水道事業会計予算              
      議案第27号 平成28年度阿賀野市病院事業会計予算              
日程第21 議案第28号 阿賀野市議会政務活動費の交付に関する条例の一部改正について   
日程第22 議案第29号 阿賀野市情報公開・個人情報保護審査会条例の制定について     
日程第23 議案第30号 阿賀野市行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制
             定について                           
日程第24 議案第31号 阿賀野市固定資産評価審査委員会条例の一部改正について      
日程第25 議案第32号 阿賀野市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部改正につい
             て                               
日程第26 議案第33号 阿賀野市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正について
日程第27 議案第34号 阿賀野市職員の退職管理に関する条例の制定について        
日程第28 議案第35号 阿賀野市職員の降給に関する条例の制定について          
日程第29 議案第36号 阿賀野市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について  
日程第30 議案第37号 阿賀野市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について     
日程第31 議案第38号 阿賀野市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正に
             ついて                             
日程第32 議案第39号 阿賀野市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例
             の一部改正について                       
日程第33 議案第40号 阿賀野市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部改正につ
             いて                              
      議案第41号 旧阿賀野市教育委員会教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部
             改正について                          
日程第34 議案第42号 阿賀野市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について    
日程第35 議案第43号 阿賀野市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について    
      議案第44号 阿賀野市職員等の旅費に関する条例の一部改正について       
日程第36 議案第45号 阿賀野市立学校施設の財産処分に係る学校整備基金条例の制定について
日程第37 議案第46号 阿賀野市公民館条例の一部改正について              
      議案第47号 阿賀野市保健福祉センター京和荘の設置及び管理に関する条例の一部改
             正について                           
      議案第54号 阿賀野市保健センター条例の一部改正について           
日程第38 議案第48号 阿賀野市児童クラブ設置条例の一部改正について          
日程第39 議案第49号 阿賀野市子ども医療費助成に関する条例の一部改正について     
日程第40 議案第50号 阿賀野市子育て支援施設設置条例の制定について          
日程第41 議案第51号 阿賀野市高齢者コミュニティセンターささかみ荘の設置及び管理に関す
             る条例の廃止について                      
      議案第52号 阿賀野市神山ふれあいの家の設置及び管理に関する条例の制定について
日程第42 議案第53号 阿賀野市介護保険条例の一部改正について             
日程第43 議案第55号 阿賀野市農業委員会の選挙による委員の定数及び選挙区設定条例の廃止
             について                            
      議案第56号 阿賀野市農業委員会の部会の設置及び部会の委員の定数に関する条例の
             一部改正について                        
      議案第57号 阿賀野市農業委員会の委員等の定数に関する条例の制定について   
日程第44 議案第58号 阿賀野市火災予防条例の一部改正について             
日程第45 議案第60号 不動産の譲与について(旧すぎの子クラブ建物他2施設)      
日程第46 議案第61号 公の施設に係る指定管理者の指定について(阿賀野市赤坂地区コミュニ
             ティ公園)                           
      議案第62号 公の施設に係る指定管理者の指定について(阿賀野市デイサービスセン
             ターむすびの里他6施設)                    
      議案第63号 公の施設に係る指定管理者の指定について(阿賀野市農業総合管理セン
             ター)                             
      議案第64号 公の施設に係る指定管理者の指定について(阿賀野市笹神農民研修所)
      議案第65号 公の施設に係る指定管理者の指定について(阿賀野市ゆうきセンター)
      議案第66号 公の施設に係る指定管理者の指定について(阿賀野市京ヶ瀬地区農産物
             加工センター)                         
      議案第67号 公の施設に係る指定管理者の指定について(阿賀野市笹神地区農産加工
             所)                              
      議案第68号 公の施設に係る指定管理者の指定について(阿賀野市農産加工食品貯蔵
             庫)                              
      議案第69号 公の施設に係る指定管理者の指定について(阿賀野市宿泊施設リズム・
             ハウス瓢湖)                          
日程第47 議案第70号 市道路線の変更について                     
      議案第71号 市道路線の認定について                     
日程第48 発議第 1号 ヘイトスピーチ根絶のため法規制を求める意見書の提出について   
日程第49 報告第 1号 専決処分の報告について(専第18号 損害賠償の額の決定及び和解に
             ついて)                            
      報告第 2号 専決処分の報告について(専第19号 損害賠償の額の決定及び和解に
             ついて)                            
日程第50 一般質問                                   

出席議員(20名)
   1番   天  野  美 三 男  君      2番   近  山     修  君
   3番   山  田  早  苗  君      4番   市  川  英  敏  君
   5番   佐  竹  政  志  君      6番   山  賀  清  一  君
   7番   雪     正  文  君      8番   村  上  清  彦  君
   9番   風  間  輝  栄  君     10番   江  口  卓  王  君
  11番   稲  毛     明  君     12番   宮  脇  雅  夫  君
  13番   倉  島  良  司  君     14番   中  島  正  昭  君
  15番   高  橋  幸  信  君     16番   山  口  功  位  君
  17番   遠  藤  智  子  君     18番   浅  間  信  一  君
  19番   山  崎  正  春  君     20番   石  川  恒  夫  君

欠席議員(なし)

地方自治法第121条の規定により会議に出席した者の職氏名
       市     長    田   中   清   善   君
       総 務 部 長    圓   山       知   君
       民 生 部 長    井   上   秀   子   君
       産 業 建設部長    土   岐       昇   君
       市 長 政策課長    中   野   孝   英   君
       総 務 課 長    小   林   正   男   君

       市 民 協 働    遠   藤   孝   栄   君
       推 進 課 長

       財 政 課 長    羽   賀       存   君
       管 財 課 長    西   村   和   幸   君
       税 務 課 長    遠   藤       勝   君
       市 民 生活課長    関   川   嗣   雄   君
       健 康 推進課長    横   山       修   君

       地 域 医 療    米   山   和   朗   君
       推 進 課 長

       社 会 福祉課長    小   菅   章   義   君
       高 齢 福祉課長    目   黒       裕   君
       生 涯 学習課長    見   原   健   司   君
       農 林 課 長    小   林       広   君
       商 工 観光課長    飯   野   喜   夫   君
       建 設 課 長    清   田       仁   君
       上 下 水道局長    荒   木   秀   樹   君
       会 計 管 理 者    長 谷 部   教   秀   君

       教 育 委 員 会    渡   邉   栄   二   君
       委  員  長

       教  育  長    岩   村   弘   一   君
       学 校 教育課長    五 十 嵐   勝   哉   君
       農業委員会会長    遠   藤   昌   文   君

       農 業 委 員 会    片   桐   秀   一   君
       事 務 局 長

       代 表 監査委員    土   橋   伴   二   君

       監 査 委 員    渡   辺   滝   雄   君
       事 務 局 長

       消防本部消防長    唐   橋   繁   英   君

本会議に職務のため出席した者の職氏名
       事 務 局 長    小   林   定   次
       主     任    渡   辺   康   恵
       主     任    網   干   水   季

               開 会 (午前10時00分)
    開会の宣告
議長(石川恒夫君) おはようございます。春、弥生3月に入ったところでございますけれども、外は白いものがちらちらするようなきょうこのごろでございます。皆様には何かとご多用の中、ご参集をいただき、大変ご苦労さまでございます。
  なお、本定例会は新年度予算を審議いただく重要な議会でありますので、活発な議論とともに、円滑な進行できますよう議員各位のご協力をよろしくお願いをいたします。
  定刻となりました。
  ただいまの出席議員数は20名であります。定足数に達しておりますので、これより平成28年第1回阿賀野市議会定例会を開会いたします。
  なお、新潟日報さん、あがの新報さんから写真撮影の申し出がありましたので、今会期を通じ撮影を許可をいたしました。
                                            
    開議の宣告
議長(石川恒夫君) これより本日の会議を開きます。
                                            
    会議録署名議員の指名
議長(石川恒夫君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
  本日の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、11番、稲毛明さん、12番、宮脇雅夫さん、13番、倉島良司さん、以上3名を指名いたします。
                                            
    会期の決定
議長(石川恒夫君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。
  お諮りします。本定例会の会期は、本日3月2日から3月18日までの17日間といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 異議なしと認めます。
  したがって、本定例会の会期は3月2日から3月18日までの17日間に決定をいたしました。
                                            
    諸般の報告
議長(石川恒夫君) 日程第3、諸般の報告を行います。
  12月2日から昨日までの主な会議、行事等の状況及び議長が決定した議員派遣につきましては、お手元に配付しております諸般の報告並びに議員派遣一覧のとおりであります。
  本定例会の会議事件説明のため出席を求めた者は、田中市長を初め29名であります。
  本定例会の審議に付される議案等の提出状況は、執行部から人事案件を含む議案73件、報告2件、議会からは請願3件、発議1件、委員長報告5件、申出関係4件であります。
  受理をいたしました請願は、お手元の請願文書表のとおり、それぞれ所管の常任委員会へ付託をいたしましたので報告いたします。
  また、受理をいたしました1件の陳情につきましては、議会運営委員会において協議をいただき、全議員に写しを配付をいたしました。
  去る2月19日、議会運営委員会が開催され、本定例会の運営について協議をいただいた結果、お手元に配付しております会期日程により運営をすることにいたしました。
  以上で諸般の報告を終わります。
                                            
    一般行政報告・施政方針
議長(石川恒夫君) 日程第4、田中市長から一般行政報告並びに施政方針を求めます。
  田中市長。
               〔市長 田中清善君登壇〕
市長(田中清善君) おはようございます。本日、平成28年第1回阿賀野市議会定例会の開催にあたり、議員各位のご健勝をお慶び申し上げます。
  また、日頃より市政発展のためにご尽力いただいておりますことに、深く敬意を表しますとともに感謝申し上げます。
  弥生3月を迎え、寒さ厳しい冬も終わりを告げ、春の気配を間近に感じる季節となりました。この時季は、卒業や入学、就職など、別れと出会いのシーズンでもあります。
  このような中、阿賀野高校の卒業式を明日にひかえ、また、これから市内の小学校・中学校と卒業式が挙行されますが、阿賀野市を背負って立つ前途ある若い世代が、大きな希望と夢と目標を持って、新しい環境や社会へ力強く進まれることを期待しております。
  それでは、第1回阿賀野市議会定例会に際し、一般行政報告を申し上げます。
  はじめに降雪状況等について申し上げます。
  エルニーニョ現象の影響により、昨年末までは、穏やかな天候が続いておりましたが、1月に入り冬型の気圧配置や気圧の谷の影響により、雨または雪の日が多く、月の終わり頃には大荒れとなるなど、積雪深は平場で73センチ、山手で96センチを観測いたしました。
  このため、2月上旬、除雪経費、機械除雪分の追加予算が必要となり、約9,000万円の専決処分を行ったところでございます。
  次に寄附金の申込み状況について申し上げます。
  阿賀野市ふるさと納税の申込状況でありますが、市のまちづくり事業や財源確保などを目的として、寄附者に特産品をお贈りしているふるさと納税は、1月末現在で3,317件、金額にして5,000万円余りの申込みがありました。
  昨年より、件数で12.5%、金額で20%ほどの伸びとなったところであります。
  皆さまの温かいご支援に感謝するとともに、これからも後押しいただいたその多くの想いに応えるよう、更に、阿賀野市の価値を高めていきたいと考えております。
  次に防災の強化について申し上げます。
  昨年、12月中旬、茨城県那珂市との間で災害時相互応援協定を締結するため、那珂市を訪問してまいりました。
  那珂市の皆様からはたいへん温かな歓迎を受けるなど、厳しい寒さの中ではありましたが、交流を深めてまいりました。
  この協定により、大規模災害が発生した場合、物資・機材及び被災者へ一時収容施設の提供や、職員の派遣などの相互応援体制が確保され、応急復旧対策の充実が図られるものと思っております。
  また、那珂市長とは災害対応と被害の軽減に向けた連携協力のほか、市民同士が主体となった産業、文化の交流の推進など両市の発展につなげていくことも確認されたところでございます。
  次に交通安全対策について申し上げます。
  昨年12月下旬、交差点を横断中の方が普通乗用車にはねられる死亡事故が発生いたしました。これにより、市内における交通死亡事故は6人となったことから、ただちに交通死亡事故多発非常事態宣言を発令するとともに、阿賀野警察署、交通安全協会などと連携して、年末の飲食店訪問活動に加え、夕暮れ時のパトロールの強化や高齢者に向けて、街頭での啓発活動などを通じて、事故防止を呼びかけたところであります。
  市内において、交通事故発生件数は減少傾向にある中、高齢者が関係する事故の増加が懸念されており、これからも関係機関と連携しながら、事故防止に向けた取り組みを強化してまいります。
  次に地域医療の取り組みについて申し上げます。
  昨年、12月下旬、知事が地域住民と意見交換する知事とのタウンミーティングが、ふれあい会館において開催されました。
  当日は、220人が参加する中、あがの市民病院を中心とした地域医療のあり方について意見を交換したところであります。
  また、年明け、1月初旬から中旬にかけまして、新潟大学医学部18名の教授の皆様を表敬訪問し、ごあいさつを申し上げてまいりました。特に、医師の確保について協力をお願いしたところでございます。
  当日は、お忙しい中にも関わらず、快く対応していただき、改めて感謝の言葉を申し上げてまいりました。
  次にインフルエンザ対策について申し上げます。
  1月中旬から2月上旬にかけて、保育園や小学校においてインフルエンザの患者数が急増したため、登園自粛や学級閉鎖及び学年閉鎖を実施し、感染の拡大防止を図ったところでございます。
  今後も引き続き注視しながら、手洗い、うがい、マスクの励行により、その対策を徹底してまいります。
  次に各種イベントについて申し上げます。
  年明けから今日に至るまで、市内で開催されたイベント等に顔を出してまいりました。
  まず、元旦には、市民元旦マラソンが開催され、2歳から79歳までの総勢195人の方々が参加をされておりました。
  ここに参加されている皆さんの思いや願いはそれぞれですが、元日という1年の始まりの日に、家内や地域の安全・安心及び地域の繁栄を願うとともに、特別な日に行動を起こし、自らの可能性でありますとか、何かの目標を立ててそれに向って挑戦することは、すばらしいことと感心いたした次第であります。
  また、先月13日には、五頭温泉郷のうららの森でささかみゆうきの里火祭りが開催され、市内外から大勢の人が集まり、賑いを見せておりました。
  これから、春に向け阿賀野市桜まつりなど、イベントが目白押しですが、観光、食などを通じ、阿賀野市の魅力を広く情報発信してまいりたいと考えております。
  結びに、今次の定例議会は、平成28年度の予算、市政執行の基本方針をご決定いただく意義深い議会でございます。
  提出いたしました全議案に対し、慎重ご審議を賜り、その趣旨とするところ十分ご理解をいただき、満場の賛同によりご承認をお願い申し上げる次第であります。
  なお、12月2日以降の会議・行事等の主な出席につきまして、お手元に配布させていただいております報告書のとおりでありますので、後ほどご確認くださるようお願い申し上げまして、一般行政報告とさせていただきます。
  続きまして、本日、平成28年度の予算案並びに関連議案のご審議をお願いするにあたり、市政に取り組む所信の一端を述べさせていただき、議員各位をはじめ市民の皆さまのご理解とご支援を賜りたいと存じます。
  はじめに、平成28年度予算は、私にとりまして4度目の編成となります。
  これまでの4年間は、公約に掲げました、市民の暮らしや福祉の向上、子育て・教育、地域経済の活性化などの政策に重点を置き、取り組みを進めてまいりました。
  今日、地方を取り巻く環境は大きく変化してまいりました。その一つが、急速に進む少子高齢化と東京への一極集中による地方の人口減少であります。当市もその例外ではありません。
  昨年、実施された国勢調査の速報値によると、当市の人口は4万3,421人で5年前より2,139人、4.7%減少いたしました。
  また、平成26年度の合計特殊出生率は1.16で県下最低となっております。人口が100人減少した場合の経済規模の換算では、年間約1億円強の消費が減ると言われております。経済効果の観点からも人口減少にはきちんと歯止めをかけていかなければなりません。
  一方、団塊の世代が全て75歳に達する2025年問題も大きな課題であります。
  現在、高齢化率は約30%ですが、2025年には約35%に達すると予測されております。高齢化に対応した健康づくりを一層推し進める必要がございます。
  2つ目は、市の基幹産業である農業の活性化の課題であります。2015年農林業センサスによりますと、農業就業人口は3,382人で前回調査より301人、9.8%増加し、平均年齢は64.7歳、前回調査67.8歳より3.1歳下がりましたが、農林業経営体数は2,159で前回調査より345経営体、13.8%減少いたしました。また、耕作放棄地においては153ヘクタール、前回調査129ヘクタールより18.6%増加いたしました。
  昨年は、TPP交渉が大筋合意され、政府においてTPP対策として、担い手の確保や農地の大区画化など、体質強化策などが示されておりますが、不透明な部分が多く、農家は不安と懸念をもっております。
  農家の高齢化が進んでいるなか、年齢や機械の更新などを考えると、いつまで継続できるか心配している農家の方もおります。
  担い手の育成・確保など農業支援に向けた取り組みの強化が求められております。
  その他にも、未だ景気回復の実感がない地域経済の活性化も大きな課題であります。地域経済を担うのは、商工業、製造業や観光など地場産業であり、その振興に努めていかなければなりません。
  更に、未来を担うのは子どもたちであります。意欲と能力と志のある子どもが自らの希望と夢をかなえることができるよう、しっかりと支えて行かなければなりません。
  市では、このような現実を直視し、昨年、地方創生や地域産業の振興に向け阿賀野市まち・ひと・しごと創生総合戦略を策定いたしました。
  この中で、4つの基本目標を定めており、そのキーワードは6つのK、子育て、教育、健康、暮らし、経済、協働であります。
  人口減少問題に対する特効薬はありませんが、何よりも地道な施策の積み重ねが重要であり、若者の定着化の促進や安心して子育てのできる環境整備など、今やらなければならない施策を確実に実施してまいります。
  28年度は、総合戦略の策定から本格的な施策を実施するステージに移ります。予算編成に当たっては、この6つのKを基本に据え、施策あって実行なしとならないようKPI、重要業績評価指標という明確な目標を設定し、PDCAサイクルを回しながら、地方創生に向け着実に取り組みを進めてまいります。
  はじめに子育て・教育についてであります。
  今年度開設するママ友の語らい、相談、支援の場にこにこや子ども医療費の助成拡大、保育料の減免拡充など子育て環境を充実し、希望する人が安心して産み育てやすい環境をつくり、教育環境の整備と併せ、子育て支援に力を入れ、子どもたちの笑顔や笑い声が響くまちを目指し、結婚、妊娠、出産及び子育てを支援してまいります。
  経済的理由で結婚に踏み出せない低所得者を対象に、結婚に伴う新生活を支援する新婚生活支援事業に取り組むとともに、出産支援として、母子の健やかな成長を応援するため、産後1カ月の健診費用、現在は全額自己負担となっておりますが、これを無料化する産後健診助成を開始いたします。
  また、特定不妊治療助成を拡大し、高度不妊治療の経済的負担軽減を図るほか、第3子以上の子どもに対し、生まれてから1年間紙おむつ代を助成する紙おむつプレゼント事業を継続いたします。
  子育て環境の整備では、子育て世代の経済的負担を軽減するため、これまで、中学生、第3子以降は高校までですが、これを子ども医療費助成につきまして、子どもの数に関わらず、入院・通院ともに高校卒業まで拡大いたします。
  また、保育料の第3子無料化として、現在、小学校就学前に3人以上の子どもがいる場合、第3子以降は保育料無料としていたものを更に拡充し、年収500万以下の世帯については、上の子の年齢に関わらず第3子以降は無料といたします。
  その他、いつでもほかの親子と交流できる場や子どもを遊ばせることができる環境の整備として、子どもや親同士、地域の人たちと子育て世帯をつなぐ、交流の架け橋となる市民参加型のあがの子育て支援センターにこにこが4月1日にオープンいたしますが、更に充実し、育児相談や保護者同士の交流を通じて、保護者の子育て不安の軽減を図ってまいります。
  また、昨年に引き続き、児童や生徒に宿題や予習・復習などの自主学習を指導する「放課後スクール」事業を継続、拡大することとし、児童・生徒のやる気を引き出しながら、放課後における学習機会を幅広く提供してまいります。
  次に教育でございます。
  阿賀野市の教育を地域のナンバーワンにします。例えば、仕事は、やり方を変えることによって大きく生産性が上がるように、学ぶ環境や取組みを変えることによって子どもたちも大きく成長します。自分たちがこの地域の教育を絶対に良くしてみせるという意欲と気概をもって、子どもたちの未来のために、次の時代のためにも責任感や使命感をもって取り組みを進めて行かなければなりません。
  まずは、児童、生徒が故郷への愛着意識の醸成を図るため、地域に学ぶ教育活動、郷土調べ学習、職場体験、地域貢献活動、伝統行事の継承等に対して、その活動を支援する地域連携プログラム作成活用支援事業を創設いたします。
  学校施設の整備においては、災害時における生徒の安全確保を図るため安田中学校屋内体育館非構造部材耐震化事業に、また、小学校整備計画により山手小学校児童と赤坂小学校児童を受け入れる保田小学校増築・改修等事業に取り組みます。
  また、老朽化した施設の改築として安田学校給食センターを移転改築するほか学校情報セキュリティー確保事業により、学校の情報管理の徹底を図ってまいります。
  学習環境においては、子どもたちが生きる力を育むため、魅力ある学校で楽しく学べる環境を整えるとともに、子どもたちの安全につながる事業として、小学生を対象に防災教育に必要な副教材を作成し、これを活用する防災教育事業に取り組み、児童の防災意識の向上を図ってまいります。
  また、学力の向上を図るためALTの配置を1人増員し、小学校からの英語学習の充実を図るほか、スピーチコンテストなどの開催により、英語が楽しくなる学習環境を整えて、英語力のアップを目指します。
  更に、学力テストの教科数や体力テストを拡充し、学力と体力の更なる向上を図る学習指導改善支援事業に取り組んでまいります。
  継続、拡大事業としては、阿賀野市の未来を創造する児童生徒の育成を図るため、引き続きあがの子ども未来フォーラムを実施いたします。
  更に、中学校の部活動の振興と競技技術の向上を図るため中学校各種大会参加費助成事業を拡充し、県大会以上の競技会参加費を全額補助いたします。
  このように、学習環境を整えながら、確かな学力の向上とともに、学校、家庭、地域連携のもと、子どもたちの生きる力を育んでまいります。
  このほか、阿賀野市への定住を促す取り組みとして阿賀野市Uターン奨学金補助制度を創設し、奨学金返済の一部を支援してまいります。
  一昨年、創設いたしました奨学金における入学準備金の貸付、子どもたちの校外活動を支援する体育施設、学校の体育館及び公民館施設など、公共施設使用料の全額免除を継続するとともに、子どもたちの夢を未来につなげるよう後押しをしてまいります。
  子どもたちが健やかに育ち、その笑顔を輝かせる環境を整えながら『子育て環境日本一のまちづくり』を目指してまいります。
  次に健康でございます。
  地域の活力は健康から。健康づくりを推進し、健康寿命の延伸を図るとともに、介護予防など高齢者福祉の充実を図り、誰もが住み慣れた地域で自立した生活を送れるよう健康な方を増やしてまいります。
  高齢者が健康で活躍することが、まちの活性化につながってまいります。
  そのためには、市民の誰もが身近な場所で、手軽な運動、健康に良い食事、健康チェックなどができ、改善効果を実感できるようにすることが、健康づくりへの継続につながるものと考えております。
  具体の取り組みとしては、死因の第1位であるがんと高血圧や糖尿病などの生活習慣病がもととなる心疾患・脳血管疾患による死亡者数は全体の約6割を占めており、これらの発症と重症化を予防するために、がん検診・特定健診の受診率の向上と併せて、子どもからお年寄りまでの一貫した生活習慣病対策を進めてまいります。
  昨年、新潟大学に開設した健康寿命延伸・生活習慣病予防治療医学講座や、あがの市民病院内の糖尿病・生活習慣病予防治療センターを、開業医、行政及び学校と連携を図りながらフルに活用し、生活習慣病の予防に取り組んでまいります。
  また、健康寿命と運動を意識して日常的に運動する市民が増えるよう、けんこつ体操やラジオ体操など、いつでもどこでもできる体操を地域、学校及び市内事業所で普及、啓発を図ってまいります。
  このように、健康づくりの5要素、運動・栄養・休養・健診・生きがいを基本に据え、心身の健康が保たれ元気に生活できるよう、市民による自発的な健康づくりへの取り組みを進めながら、『健康寿命日本一のまちづくり』を目指してまいります。
  また、この度、水原総合体育館をリニューアルし、市民の皆さまに利用しやすい環境を整えたところでありますが、週1回以上スポーツに親しんでいる高齢者の割合は、約15%と低くなっております。高齢者の体力向上、健康増進や生きがい対策を更に推し進めるため高齢者の皆様の体育施設の使用料を全額免除いたします。
  高齢者福祉の施策では、介護状態になってもいつまでも住み慣れた地域で可能な限り自立した生活を送れるよう、また、これから増加が見込まれる認知症の方を地域で支えることができるよう、その体制づくりが求められております。
  このため、地域包括ケアシステム構築に向けた取り組みとして、新たに生活支援サービスの提供体制の整備に向け生活支援コーディネーターの配置と生活支援協議体を組織し、これらが協働して高齢者ニーズの把握や担い手の発掘、養成を行い、生活支援サービスを提供する仕組みをつくってまいります。
  また、地域ケア会議を開催し、医療・介護・福祉の多職種が協働して個別困難事例等の課題を明らかにし、新たな資源開発や施策へとつなげるほか、在宅医療の支援体制の構築に向けて研修会を開催いたします。
  他方、市においては、単身高齢者世帯や高齢者のみの夫婦世帯が増加する中、認知症で介護申請する人が増えており、認知症対策が急務となっております。
  このため、認知症になっても安心して暮らし続けるために、市独自で作成した認知症相談支援ガイドブックを全世帯に配布するとともに、地域包括支援センターに認知症施策や事業の企画調整等を行う認知症地域支援推進員を配置して、体制強化を図ってまいります。
  また、認知症カフェが今年1月にオープンいたしました。認知症の人と家族、地域住民、専門職等が誰でも参加でき、集う場として大いに活用してもらうよう周知を図ってまいります。
  いずれにしても、これから介護保険制度の健全な運営に努め、介護保険事業計画に掲げる事業の推進により、介護が必要になっても安心して暮らしていける環境を整えてまいります。
  障がい者を取り巻く環境は、自立支援法から総合支援法への改正を経て、差別解消法等の成立により、障がいのある人もない人も、ともに住みやすい社会を目指したさまざまな取組みが始まっております。
  このような中、障がい者の自立と社会参加を支援し、住み慣れた地域でいつまでも安心して暮らせるためには、需要に的確に対応した福祉サービスとつながりのある地域づくりが求められております。
  このため、個々の状況に応じたきめ細やかで、かつ総合的な支援を着実に実施いたします。
  具体には、相談支援事業を充実するとともに、就労支援や社会生活を支える移動支援を強化いたします。
  また、援助を必要とする方が携帯し、いざというときに必要な支援や配慮を周囲の人にお願いするヘルプカードを導入・普及することで、本人や支援者の安心感の増幅と障がいに対する理解を促進しながら、つながりある地域づくりを進め、障がいのある方の置かれている状況や環境を理解し、心のバリアフリーを深めてまいります。
  次に暮らしでございます。
  市民が必要とするときに、必要な医療が受けられるよう地域医療体制の充実を図ります。
  また、災害のない安全な暮らしを実現し、市民の皆さまが不安なく暮らせるよう、防災減災体制の充実や生活環境の改善を図ってまいります。
  地域医療体制の充実では、昨年、JA新潟中央会会長へ救急指定告示の早期実施、常勤医の充実、常勤医師の安定確保及び市民病院の経営安定を早期に図ることについて要請したところであります。
  現在、あがの市民病院への救急搬送者が2割強、かかりつけ医を持っている市民の割合は6割弱となっていることから、市民の皆さまの日頃の健康管理のため、かかりつけ医の普及、定着を促進し、休日・夜間・救急の診療機関の周知、利用促進を図ってまいります。
  また、開業医と市民病院との連携強化や機能分担を明確にしながら、体制が整った段階で救急指定告示を復活してまいります。
  引き続き、医療環境を整えつつ地域の医療を守り、支えようという市民の強い機運を醸成しながら、市民から愛される病院づくりに全力を傾注してまいります。
  防災減災体制の充実では、昨年、全国各地で局地的な大雨や台風などによる被害が相次ぎました。近年、頻繁に起こる自然災害等に対し、早急な体制整備が求められております。
  このため、いつ起きるとも分からない大地震など、大災害の発生に備え、昨年に引き続き、小学校区単位での住民参加による地域総合防災訓練を実施いたします。
  このほか、地域における防災力を向上させるため、隣近所が助け合う自主防災組織の組織率を高める一方で、実行性を確保するため、積極的に地域防災リーダーの育成に取り組んでまいります。
  備えあれば憂いなしという言葉がありますように、いざという時のための備えをしていただくことが憂いを防ぐことにつながりますので、市民の皆さまへは引き続き施策の必要性を周知しながら、防災力を高め、災害に対して不安なく暮らせるよう防災減災体制の充実を図ってまいります。
  消防施設等の充実においては、大規模災害や消防・救急活動において、速やかに正確な情報を効率的に伝達できるよう、耐用年数を迎えた消防緊急通信指令施設を部分更新いたします。
  また、ハード面では老朽化した常備消防車両の更新や小型動力ポンプ付積載車の計画的な更新により、消防団体制を強化し、更に、有事の際に円滑な消防活動ができるよう、消防水利(消火栓)の整備充実を図ってまいります。
  その他、湛水・浸水対策につきましては、安野川地区の湛水防除事業、塚田川、旧小里川の国営付帯県営かん排事業、駒林川の河川改修事業など、引き続き事業の促進に向けて取り組んでまいります。
  防犯対策の充実では、近年、高齢者などを狙った特殊詐欺や悪徳商法は、年々手口が巧妙化しており、その被害は後を絶ちません。被害の未然防止や早期解決に向けた体制を強化するため、昨年から消費生活相談員を週3日から5日体制とする一方で、相手からの通話を録音する録音通話装置によるモニター事業に取り組んでまいります。
  生活に密着した住環境整備の促進におきましては、新たな生活・交流拠点の形成を行う上で、阿賀野バイパスの整備促進が欠かせないことから、引き続き、国へ早期完成に向け要望してまいります。
  また、市外からの転入促進策として、子育て世代や多世代の定住化を促進する虹の架け橋住宅取得支援事業の継続や住宅リフォーム補助事業を拡大いたします。
  ほかに、空き家対策として、引き続き空き家の所有者を特定し、助言・指導を行うとともに空き家リフォーム助成事業を実施し、活気ある賑いのまちづくりを目指してまいります。
  自治会からの要望が多い消雪施設については、引き続き計画的に整備しながら、雪や災害に強い道路づくりを進めてまいります。
  併せて、市内建設業者の受注機会の確保に努め、地域経済の活性化を図ってまいります。
  公共交通の充実においては、通勤通学者の約4割が市外へ移動している現状を踏まえ、公共交通機関による市外への移動の利便性の向上を図ってまいります。
  そのため、まずは、近年、公共交通利用者が減少傾向にある中、高齢者や学生等を対象とした意向調査を行い、現に利用している人の多様なニーズを把握し、これらのニーズに柔軟に対応した、また、地域特性に応じた公共交通網を整備するため地域公共交通網形成計画を策定いたします。
  次に経済でございます。
  基幹産業である農業や地場産業、商工業及び観光産業など、市の特色を活かした産業振興を図り、地域経済を活性化するとともに、雇用の場を確保し、まちの魅力を高めながら、住み良い環境をつくり、若者の人口流出を抑え、流入を増やしてまいります。
  また、地域内の企業や各種団体とも連携しながら、6次産業化の促進支援や観光促進、地域特産品のブランド化など、官民連携による地域活性化を推進し、お互いの知恵と経験を活かした新しい時代づくりを共に進めてまいります。
  まず、農業においては、農業所得の低迷による担い手の減少と農家の高齢化、生産コストの増加に加え、この度の風害による収入の減少などにより、依然として厳しい状況が続いております。
  このため、将来に向って阿賀野市の農業を維持・発展させていくためには、もうかる農業、若者が入ってくる農業の実現を目指さなくてはなりません。
  園芸作物導入による複合営農の取り組みを支援しながら、担い手の確保に向け地域おこし協力隊の活用を引き続き継続するほか、青年就農者の支援とともに、集落営農の組織化、法人化、農地の大区画整備の促進を図ってまいります。
  具体には、市民交流農園ハウス・新規就農者支援ハウス整備事業に取り組み、次世代型大型園芸ハウスを整備し、ここを起点として、市内全域への施設園芸の普及と新規就農者支援や交流人口と雇用の増加を図ってまいります。
  また、がんばる農家応援・園芸産地強化支援事業に取り組み、生産性が上がるよう園芸作物導入による複合営農を支援いたします。
  併せて、6次産業化を推進するため、農家を対象とした勉強会の開催と県のプランナーの協力・助言・指導により、6次産業化に取り組みやすい環境を整えながら支援してまいります。
  他方、農業の基盤となる農地を有効に活用して生産性を上げるためには、生産基盤を整えることが必要となります。
  このため、生産性の高度化、効率化が図られる圃場整備事業に取り組み、3地区、中ノ通、堀耕東、滝沢の調査費の一部を助成いたします。
  園芸ハウスの整備や圃場整備をきっかけとして、園芸作物へと誘導を図り、阿賀野市の農地約7,000ヘクタールの生産性を上げて農業所得の向上につなげてまいります。
  商工業においては、地域経済を支える商工業の活性化を図るためには、市内購買力の増加による経済の好循環を図ることが重要となります。
  まず、昨年に引き続き、市民から要望の多いプレミアム商品券の発行支援を行います。
  また、創業や事業開発の相談をワンストップで対応するほか、阿賀野市産業振興フェアの開催を支援する創業・事業展開支援事業に取り組んでまいります。
  その他、地域ブランドである安田瓦の販路拡大に向け安田瓦普及助成事業に引き続き取り組むこととし、更に、市の公共施設に安田瓦製品や廃瓦リサイクル製品を展示しながら、瓦の普及PRに努めてまいります。
  観光振興は、宿泊やお土産品の購入といった観光客の消費のみならず、さまざまなモノの流通や交流、雇用にも関係し、各種産業にも波及することから、地域経済の活性化のためにも重要であります。
  そのため、地域資源を生かした観光の活性化、交流・定住人口の拡大を図るため、五頭自然郷ヘルス&アグリツーリズム事業に取り組んでまいります。
  具体には、自然豊かなうららの森の市民交流農園ハウスをベースに、地域資源である自然・温泉・農業を活用して、食とともに健康づくりに結びつけ、長期滞在型交流・定住人口の拡大を図ってまいります。
  また、観光の拠点となる五頭温泉郷は国民保養温泉地という新たな魅力を加えながら、ラジウム温泉を活かした更なる誘客活動を展開してまいります。
  瓢湖においては、観光客の増加による賑いの創出を図るため、周回できる園路の舗装、駐車場の整備や築山改修を3カ年事業で行う瓢湖水きん公園整備事業に取り組みます。
  一方、天朝山公園においても、市民や親子が集ういこいの場として、園路造成、舗装、遊具設置などを整備する天朝山公園再生整備事業に取り組みます。
  個々の観光施設の利用環境を整えながら、観光資源の魅力を向上させ、阿賀野市観光のイメージアップを図り、更に、市内の自然、温泉といった地域資源を最大限活用して、情報発信の強化とともに観光施策を展開してまいります。
  次に協働でございます。
  地域は、市民の皆様の暮らしの現場です。少子高齢化の時代にあって、市民の皆さま一人ひとりが毎日心豊かに暮らし、人と出会い、ふれあい、支え合いながら個性が活かされる場であることが求められております。
  このことから、まずは、地域の皆さんが快適な住環境を維持するため、自治会の皆さん自ら行う側溝の清掃に対して支援を拡大する道路側溝清掃自治会支援事業に取り組んでまいります。
  また、安田地区の活性化の拠点となる複合施設の建設に向け、地質調査、基本・解体設計、用地測量などの経費を盛り込んだ安田地区複合施設整備事業に取り組んでまいります。
  地域で市民協働の拠点となる市民活動やボランティア活動をしやすい基盤をつくり、ここで遊び、学び、出会いなどにより、人の流れと賑いを創出する拠点にしたいと考えております。
  これから、少子高齢化の進展や市民ニーズの多様化が一段と進み、行政だけでは対応が難しいさまざまな問題や課題が生じている中で、市民や地域における自主的・主体的な課題解決に向け、更なる市民力のアップを図ってまいります。
  以上、6つのKについて、主な施策を申し上げましたが、その軸を支える信頼される行政運営について申し上げます。
  阿賀野市の最上位計画として政策推進・行政改革・健全財政の3つの側面を包含した総合計画は、昨年12月に阿賀野市総合計画審議会へ計画案を諮問し、数回の審議を経て、先月中旬に答申をいただきました。
  併せて、議員の皆様のご意見やパブリックコメントを踏まえ、最終的な計画案を取りまとめたところであります。
  なお、本議会において総合計画の基本構想案を提出いたしておりますので、後ほどご審議くださいますようお願いをいたします。
  さて、阿賀野市の行政運営においては、国際社会、国の社会経済情勢の変化の影響を少なからず受けております。その受けるプラスの影響を最大化し、マイナスの影響を最小化しながら、財政の健全化や経営基盤の強化を図ることが重要と考えております。
  市においては、依存財源の比率が高い中、各種基金の積立を行いつつも、新たな政策課題及び臨時的な財政需要に対応するため、安定的な自主財源の確保と更なる行政経費の削減が課題となっております。
  公共施設においては、老朽化が進み維持管理費等に関する経費の増大が見込まれることから、公共施設の適正な配置の検討と、財政負担の平準化を図るため、現在、進めている公共施設等総合管理計画の策定をはじめとする公共施設全体のマネジメントに取り組んでおります。
  例を上げれば、この度、老朽化した市営住宅、源四郎住宅壁等改修工事をはじめ、各生涯学習施設などの老朽化が進んでいることから、京ヶ瀬公民館においては、その機能を京和荘に引き継いだ後の解体やふれあい会館空調等更新工事、市立図書館空調設備等更新工事及び少年自然の家耐震補強更新事業を進めることとしております。
  また、公債費負担の適正化を着実に実行し、実質公債費比率の低減に努める一方、行政改革による歳出の構造的な見直しを行い、自主財源の確保を図りながら、財政構造の健全化を実現してまいります。
  これまで、各種施策について申し述べましたが、阿賀野市は、まさに今、正念場にあります。今ならまだ間に合います。しかし、1人では希望への扉は開きません。今こそ、希望あふれる未来を築けるよう地域一丸となって扉を開け、前へ進んで行かなければなりません。
  明日への第1歩、未来へつながる、そのための推進エンジンであり、翼となる予算を編成させていただきました。
  今後も、既成概念にとらわれず、事なかれ主義を排除し、柔軟な発想と創造性をもって、何よりも先を見る目とそれを貫く覚悟をもって、地方創生にしっかりと取り組みます。
  そして、社会の大きな変化を克服し、阿賀野市の魅力に磨きをかけ、定住・交流人口を増やし、希望と夢と安心のまちづくりを進め、住み良いまち、魅力あるまち、そして何よりみんなあたり前に笑顔になれるまちを目指して、市民のために力強くリードしてまいります。
  議員各位におかれましては、円滑な市政運営ができますよう、なお一層のご指導とご支援を賜りますようお願い申し上げまして、平成28年度に向けての私の施政方針といたします。
  長時間にわたり、ご清聴いただきまして感謝申し上げます。
  ありがとうございました。
議長(石川恒夫君) 以上で一般行政報告並びに施政方針を終わります。
                                            
    議案第1号 阿賀野市固定資産評価審査委員会委員の選任について(菊地修市
           氏)
     議案第2号 阿賀野市固定資産評価審査委員会委員の選任について(須田幸英
           氏)
     議案第3号 阿賀野市固定資産評価審査委員会委員の選任について(長谷川香
           一氏)

議長(石川恒夫君) 日程第5、議案第1号から議案第3号までを一括議題といたします。
  一括して提案理由の説明を求めます。
  田中市長。
市長(田中清善君) 議案第1号から第3号まで、固定資産評価審査委員会委員の選任について提案理由の説明を申し上げます。
  初めに、議案第1号であります。固定資産評価審査委員会委員に選任している菊地修市氏が平成28年5月23日をもって任期満了となります。本件は、菊地氏を引き続き委員に選任したいというものであります。
  次に、議案第2号であります。固定資産評価審査委員会委員に選任している須田幸英氏が平成28年5月23日をもって任期満了となります。本件は、須田氏を引き続き委員に選任したいというものであります。
  次に、議案第3号であります。固定資産評価審査委員会委員に選任している佐藤達郎氏が平成28年5月23日をもって任期満了となります。本件は、後任に長谷川香一氏を委員に選任したいというものであります。
  菊地氏、須田氏及び長谷川氏の3氏の方が固定資産評価審査委員会委員に適任であると考えておりますので、ご同意賜りますようお願いを申し上げます。
議長(石川恒夫君) これで提案理由の説明を終わります。
  お諮りします。本案は人事案件でありますので、委員会付託並びに質疑、討論を省略したいと思います。ご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 異議なしと認めます。
  したがって、委員会付託並びに質疑、討論を省略することに決定をいたしました。
  これから議案第1号から議案第3号までを採決いたします。
  採決は議案ごとに行います。
  初めに、議案第1号を採決いたします。
  お諮りします。菊地修市さんを固定資産評価審査委員会委員に選任することに同意することにご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 異議なしと認めます。
  したがって、議案第1号は同意することに決定をいたしました。
  次に、議案第2号を採決いたします。
  お諮りします。須田幸英さんを固定資産評価審査委員会委員に選任することに同意することにご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 異議なしと認めます。
  したがって、議案第2号は同意することに決定をいたしました。
  次に、議案第3号を採決いたします。
  お諮りします。長谷川香一さんを固定資産評価審査委員会委員に選任することについて同意することにご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 異議なしと認めます。
  したがって、議案第3号は同意することに決定をいたしました。
                                            
    議案第72号 阿賀野市教育長の任命について(岩村弘一氏)
議長(石川恒夫君) 日程第6、議案第72号 阿賀野市教育長 岩村弘一氏の任命についてを議題といたします。
               〔教育長 岩村弘一君退場〕
議長(石川恒夫君) ただいま岩村教育長が退席をされました。
  提案理由の説明を求めます。
  田中市長。
市長(田中清善君) 議案第72号、教育長の任命について提案理由を説明申し上げます。
  教育委員会委員に任命している岩村弘一氏が平成28年5月21日をもって任期満了となります。
  地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部改正により、教育長は地方公共団体の長が議会の同意を得て任命することとなりました。
  本件は、岩村氏が適任であると考え、新制度による教育長に任命したいので、ご同意賜りますようお願いを申し上げます。
議長(石川恒夫君) これで提案理由の説明を終わります。
  お諮りします。本案は人事案件でありますので、委員会付託並びに質疑、討論を省略したいと思います。ご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 異議なしと認めます。
  したがって、委員会付託並びに質疑、討論を省略することに決定をいたしました。
  これから議案第72号を採決いたします。
  お諮りします。議案第72号、岩村弘一さんを教育長に任命することについて同意することにご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 異議なしと認めます。
  したがって、議案第72号、岩村弘一さんを教育長に任命することについて同意することに決定をいたしました。
               〔教育長 岩村弘一君入場〕
                                            
    議案第73号 阿賀野市教育委員会委員の任命について(圓山 孝氏)
議長(石川恒夫君) 日程第7、議案第73号 阿賀野市教育委員会委員の任命について 圓山孝氏を議題といたします。
  提案理由の説明を求めます。
  田中市長。
市長(田中清善君) 議案第73号、教育委員会委員の任命について提案理由を説明申し上げます。
  教育委員会委員に任命している圓山孝氏が平成28年5月21日をもって任期満了となります。
  本件は、圓山氏が適任であると考え、引き続き教育委員会委員に任命したいので、ご同意賜りますようお願い申し上げます。
議長(石川恒夫君) これで提案理由の説明を終わります。
  お諮りします。本案は人事案件でありますので、委員会付託並びに質疑、討論を省略したいと思います。ご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 異議なしと認めます。
  したがって、委員会付託並びに質疑、討論を省略することに決定をいたしました。
  これから議案第73号を採決いたします。
  お諮りします。議案第73号、圓山孝さんを教育委員会委員に任命することについて同意することにご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 異議なしと認めます。
  したがって、議案第73号、圓山孝さんを教育委員会委員に任命することについては同意することに決定をいたしました。
                                            
    議案第4号 専決処分の承認について(専第20号 阿賀野市税条例等の一部
           を改正する条例の一部改正について)
     議案第5号 専決処分の承認について(専第21号 阿賀野市国民健康保険税
           条例の一部改正について)
     議案第6号 専決処分の承認について(専第1号 阿賀野市税条例の一部改正
           について)

議長(石川恒夫君) 日程第8、議案第4号から議案第6号までを一括議題といたします。
  一括して提案理由の説明を求めます。
  田中市長。
市長(田中清善君) 議案第4号から第6号まで、専決処分の承認について提案理由を説明申し上げます。
  初めに、議案第4号であります。本件は、平成27年12月28日に専決処分した税条例の一部改正について承認を求めるものであります。
  平成28年度与党税制改正大綱において、一部の手続における個人番号の利用の取り扱いを見直す方針が示され、これを受け総務省から地方税分野における個人番号利用手続の一部見直しについて及び市税条例等の一部を改正する条例の一部改正についてが発出されたことに伴い、改正したものであります。
  主な改正内容は、市民税及び特別土地保有税の減免手続における納税義務者の個人番号の記載を不要とする改正をしたもので、施行日が平成28年1月1日であることから、専決処分をしたものであります。
  次に、議案第5号であります。本件は、平成27年12月28日に専決処分した国民健康保険条例の一部改正について承認を求めるものであります。
  平成26年度末の条例改正以降、減免の規定を規則で定めたことにより、文言整備の上、速やかな施行とするため、専決処分をしたものであります。
  次に、議案第6号であります。本件は、平成28年1月25日に専決処分した税条例の一部改正について承認を求めるものであります。
  平成28年12月28日に専決処分した税条例等の一部を改正する条例の一部を改正する条例の文言誤りにより改正したものであります。
  特別土地保有税の法人番号の定義規定で「個人番号」と誤って表記したため「法人番号」に改正をしたもので、改正税条例の施行日が平成28年1月1日であったことから、専決処分をしたものであります。
  以上3件についてご承認くださいますようお願いを申し上げます。
議長(石川恒夫君) これで提案理由の説明を終わります。
  これから一括して質疑を行います。質疑ございませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 質疑なしと認めます。
  これで質疑を終わります。
  お諮りします。本案は、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。ご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 異議なしと認めます。
  したがって、本案は委員会付託を省略することに決定をいたしました。
  これから討論を行います。
  最初に、議案第4号について討論を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 討論なしと認めます。
  これで討論を終わります。
  次に、議案第5号について討論を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 討論なしと認めます。
  これで討論を終わります。
  次に、議案第6号について討論を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 討論なしと認めます。
  これで討論を終わります。
  これから議案第4号から議案第6号までを採決いたします。
  最初に、議案第4号を採決をいたします。
  お諮りします。議案第4号は承認することにご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 異議なしと認めます。
  したがって、議案第4号は承認することに決定をいたしました。
  次に、議案第5号を採決いたします。
  お諮りします。議案第5号は承認することにご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 異議なしと認めます。
  したがって、議案第5号は承認することに決定をいたしました。
  次に、議案第6号を採決いたします。
  お諮りします。議案第6号は承認することにご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 異議なしと認めます。
  したがって、議案第6号は承認することに決定をいたしました。
                                            
    議案第7号 専決処分の承認について(専第2号 平成27年度阿賀野市一般
           会計補正予算(第7号))

議長(石川恒夫君) 日程第9、議案第7号 専決処分の承認について 専第2号 平成27年度阿賀野市一般会計補正予算第7号についてを議題といたします。
  提案理由の説明を求めます。
  田中市長。
市長(田中清善君) 議案第7号、専決処分の承認について提案理由を説明申し上げます。
  本件は、平成28年2月8日に専決処分した一般会計補正予算について承認を求めるものであります。
  補正予算第7号として、歳入歳出それぞれ9,027万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ217億9,708万7,000円としたものであります。
  補正の内容は、道路除雪費の除雪作業委託料が不足する見込みが生じたことから、その費用を計上したものであります。
  歳入につきましては、前年度繰越金9,027万1,000円を、歳出につきましては道路除雪費9,027万1,000円を計上したものであります。今回の補正は緊急を要する案件のため、専決処分をしたものであります。
  何とぞご承認くださいますようお願いを申し上げます。
議長(石川恒夫君) これで提案理由の説明を終わります。
  これから質疑を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 質疑なしと認めます。
  これで質疑を終わります。
  お諮りします。本案は、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。ご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 異議なしと認めます。
  したがって、本案は委員会付託を省略することに決定をいたしました。
  これから討論を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 討論なしと認めます。
  これで討論を終わります。
  これから議案第7号を採決いたします。
  お諮りします。議案第7号は承認することにご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 異議なしと認めます。
  したがって、議案第7号は承認することに決定をいたしました。
                                            
    議案第8号 平成27年度阿賀野市一般会計補正予算(第8号)
議長(石川恒夫君) 日程第10、議案第8号 平成27年度阿賀野市一般会計補正予算第8号を議題といたします。
  提案理由の説明を求めます。
  田中市長。
市長(田中清善君) 議案第8号、一般会計補正予算について提案理由を説明申し上げます。
  本件は、一般会計補正予算第8号として、歳入歳出に6億4,258万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ224億3,966万8,000円とするものであります。
  補正の主な内容は、国の補正予算が可決されたことに伴い、交付金の活用事業として、地方創生の流れを加速化させ、地域の活力、まちのにぎわいを創出するため、市民が自由に参加できる多種多様な塾を創設する、暮らしの中に塾のコンビニ!市民総活躍のまちづくり事業6,577万7,000円、保田小学校と安田中学校の改修工事費1億5,668万5,000円を計上するものであります。
  また、病院事業会計補正予算第2号に計上したあがの市民病院への赤字補填のため、病院事業会計繰出金1億8,928万8,000円を増額したほか、国民健康保険特別会計でも赤字補填の2億円を含め、財政安定化事業分などが確定したことから、同会計繰出金1億8,460万4,000円の増額並びに今後の公共施設等の更新、統廃合、長寿命化などの財政負担の軽減や平準化するため、基金積立金2億円の増額等を計上するものであります。
  歳入につきましては、国の補正予算に伴う効果の発現が高い先駆性のある地方創生加速化事業に交付される地方創生加速化交付金6,577万7,000円、低所得者支援として、年金生活者等支援臨時福祉給付金給付事業補助金1億5,937万8,000円を計上したほか、公共施設等整備基金積立金の財源や一般財源の調整として、前年度繰越金2億7,875万9,000円の増額等を計上するものであります。
  よろしくご審議賜りますようお願いを申し上げます。
議長(石川恒夫君) これで提案理由の説明を終わります。
  これから質疑を行います。
  15番、高橋幸信さん。
15番(高橋幸信君) 塾のコンビニ!市民総活躍のまちづくり事業費が6,500万、9つの塾を予定されてあるわけなのですが、その中の英語塾、空き家利用ということで100万円計上されてあるのですが、場所としてはどこなのかと。それと、これ英語塾ですから、ALTの人をお願いしてということだと思うのですが、月何回ぐらい予定されているのか。9つの塾全てどれくらいの月、予定されておるのか、それを伺いたいと思います。
議長(石川恒夫君) 五十嵐学校教育課長。
学校教育課長(五十嵐勝哉君) それでは、塾のコンビニの英語塾についてお答え申し上げます。
  今のところ詳しい事業設計はしておりません。場所につきましては、空き家という表現しておりますが、空き家もしくは空き店舗を想定してございます。具体的な場所の設定は、今後検討させていただきたいと思います。また、そこで行う講師となる者ですが、ALTではなくて国際交流員、CIR、国際交流員というALTよりもう少し資格のすぐれた者を雇用する予定にしてございます。また、塾の回数等についても今後制度設計をしていきたいと、このように考えております。
  以上でございます。
               〔「ほかの塾も、どのくらい予定されているのか」と呼
                 ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 小菅社会福祉課長。
社会福祉課長(小菅章義君) 私どものところで設計しております親子遊び塾、親子英語塾、情報発信塾につきましては、会場につきましては4月1日にオープン予定の子育て支援センターにこにこで実施する予定です。それぞれの回数につきましては、月2回程度を予定してございます。親子の遊び塾は、地元の講師も想定しながら、親子、お母さん、お父さんまたはおじいちゃん、おばあちゃんと子どもさんが一緒に遊べるようなプログラムで塾を開いていきたいと。親子英語塾につきましては、遊びの中で英語を覚えていくというようなシステムのものを考えてございます。情報発信塾につきましては、にこにこに訪れましたお母さん方が例えばホームページ、広報紙、みずから手法を学んでいただきまして、今後それらの方々が自分たちが知りたい情報をほかの子育て世代の方に発信してもらうべく、そういうグループを育てていきたいというようなことで考えてございます。
議長(石川恒夫君) 圓山総務部長。
総務部長(圓山 知君) ただいまのご質問に若干補足といいますか、ご説明をさせていただきますが、この事業自体が国の交付金の交付決定が今月中旬ということになっておりまして、まだ国へ交付申請をした段階ということで、詳細な部分につきましては今後詰めさせていただく部分もかなりございますので、その辺ご了解いただければと思います。
議長(石川恒夫君) 15番、高橋幸信さん。
15番(高橋幸信君) 私個人的には非常におもしろい企画だと思っているのですが、やっぱり一人でも多くの市民の参加、そこらあたりもよろしくお願いしまして、頑張ってください。
議長(石川恒夫君) 17番、遠藤智子さん。
17番(遠藤智子君) 今高橋議員との関連なのでございますが、とてもいい事業だとは思っております。この事業につきまして、これはほんとの単年度事業のみで終わってしまう事業なのでしょうか。
議長(石川恒夫君) 圓山総務部長。
総務部長(圓山 知君) この事業は、今お話のとおり大変先駆性のあるいい事業だということで、私どももある程度自信を持って国に上げた事業でございまして、単年度ということではなく、長期、半永久的にと言うとあれですけれども、長期間継続をしてまいりたいというふうに考えておる事業でございます。
議長(石川恒夫君) 17番、遠藤智子さん。
17番(遠藤智子君) この事業にそういう店舗を借りた場合の改装とか施設備品費とかで相当のお金が使われておりますので、ぜひやっぱり継続の方向でお願いしたいと思います。
議長(石川恒夫君) ほかにございませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) ないようでございます。
  これで質疑を終わりといたします。
  お諮りします。本案は、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。ご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 異議なしと認めます。
  したがって、本案は委員会付託を省略することに決定をいたしました。
  これから討論を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 討論なしと認めます。
  これで討論を終わります。
  これから議案第8号を採決いたします。
  お諮りします。議案第8号は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 異議なしと認めます。
  したがって、議案第8号は原案のとおり可決されました。
                                            
    議案第9号 平成27年度阿賀野市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)
議長(石川恒夫君) 日程第11、議案第9号 平成27年度阿賀野市国民健康保険特別会計補正予算第3号を議題といたします。
  提案理由の説明を求めます。
  田中市長。
市長(田中清善君) 議案第9号、国民健康保険特別会計補正予算について提案理由を説明申し上げます。
  本件は、補正予算第3号として、歳入歳出に1億5,183万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ52億6,867万円とするものであります。
  補正の内容は、歳入につきましては、一般分の医療費の増加等により国庫支出金のうち療養給付費等負担金を5,911万9,000円増額し、交付額の決定により前期高齢者交付金9,244万6,000円、退職者分の医療費の減少により療養給付費等交付金5,057万円をそれぞれ減額し、交付額の決定により保険財政共同安定化事業交付金2,292万円を増額するものであります。繰入金では、人事院勧告に伴う職員人件費の増加分として事務費繰入金16万7,000円、赤字補填繰入金2億円をそれぞれ増額し、事業費の確定により財政安定化支援事業繰入金を1,556万3,000円減額するものであります。諸収入では、国保連合会積立資産返還金として2,820万9,000円を増額するものであります。
  歳出につきましては、総務費のうち人事院勧告に伴う職員人件費を16万7,000円増額し、保険給付費では医療費の増加に伴い、一般被保険者療養給付費を8,923万2,000円増額し、出産数の見込み減により出産育児一時金を462万円減額するものであります。共同事業拠出金では、支出見込みにより高額医療費拠出金を424万7,000円減額し、保険財政共同安定化事業拠出金を7,130万4,000円増額するものであります。
  よろしくご審議賜りますようお願いを申し上げます。
議長(石川恒夫君) これで提案理由の説明を終わります。
  これから質疑を行います。ございませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 質疑なしと認めます。
  これで質疑を終わります。
  お諮りします。本案は、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。ご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 異議なしと認めます。
  したがって、本案は委員会付託を省略することに決定をいたしました。
  これから討論を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 討論なしと認めます。
  これで討論を終わります。
  これから議案第9号を採決いたします。
  お諮りします。議案第9号は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 異議なしと認めます。
  したがって、議案第9号は原案のとおり可決されました。
                                            
    議案第10号 平成27年度阿賀野市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2
            号)

議長(石川恒夫君) 日程第12、議案第10号 平成27年度阿賀野市後期高齢者医療特別会計補正予算第2号を議題といたします。
  提案理由の説明を求めます。
  田中市長。
市長(田中清善君) 議案第10号、後期高齢者医療特別会計補正予算について提案理由を説明申し上げます。
  本件は、補正予算第2号として、歳入歳出を1,330万4,000円減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ7億7,330万6,000円とするものであります。
  補正の内容は、歳入につきましては、保険料の収入見込み額の減分として、特別徴収保険料942万3,000円、普通徴収保険料446万3,000円をそれぞれ減額し、一般会計繰入金では広域連合納付額の確定により保険基盤安定繰入金401万8,000円、広域連合共通負担経費繰入金74万8,000円をそれぞれ減額し、職員人件費増分として、事務費繰入金55万1,000円を増額するものであります。諸収入では、事務費共通経費納付金の返納として、過年度事務費共通経費広域連合納付金精算返納金479万7,000円を増額するものであります。
  歳出につきましては、総務費のうち、人事院勧告により職員人件費を55万1,000円増額し、広域連合納付金では保険料収入見込み額の減により、後期高齢者医療保険料納付金1,388万6,000円、納付額の確定により保険基盤安定分納付金401万8,000円、事務費共通経費納付金74万8,000円をそれぞれ減額するものであります。繰出金では、広域連合からの事務費共通経費精算返納分として、一般会計繰出金を479万7,000円増額するものであります。
  よろしくご審議賜りますようお願いを申し上げます。
議長(石川恒夫君) これで提案理由の説明を終わります。
  これから質疑を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 質疑なしと認めます。
  これで質疑を終わります。
  お諮りします。本案は、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。ご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 異議なしと認めます。
  したがって、本案は委員会付託を省略することに決定をいたしました。
  これから討論を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 討論なしと認めます。
  これで討論を終わります。
  これから議案第10号を採決いたします。
  お諮りします。議案第10号は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 異議なしと認めます。
  したがって、議案第10号は原案のとおり可決されました。
                                            
    議案第11号 平成27年度阿賀野市介護保険特別会計補正予算(第3号)
議長(石川恒夫君) 日程第13、議案第11号 平成27年度阿賀野市介護保険特別会計補正予算第3号を議題といたします。
  提案理由の説明を求めます。
  田中市長。
市長(田中清善君) 議案第11号、介護保険特別会計補正予算について提案理由を説明申し上げます。
  本件は、補正予算第3号として、歳入歳出それぞれ335万2,000円を増額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ47億7,210万1,000円とするものであります。
  補正の内容は、歳入につきましては、公費による低所得者保険料軽減にかかわる一般会計繰入金の増額により介護保険料8万円を減額、介護給付費等にかかわる変更交付申請により介護給付費国庫負担金464万5,000円及び国庫補助金50万7,000円をそれぞれ増額、支払基金交付金2,797万8,000円を減額、県負担金2,831万5,000円及び県補助金10万3,000円をそれぞれ増額、一般会計繰入金として人事院勧告による人件費分、事務費の執行見込み分及び公費による保険料軽減分を相殺し226万8,000円を減額、そのほか雑入として水中運動教室等参加者実費徴収金10万8,000円を増額するものであります。
  歳出につきましては、総務費の認定審査会等事務費分、人事院勧告による人件費分を相殺し118万7,000円を減額、介護給付費の見込みにより保険給付費等543万3,000円を増額、地域支援事業費の実績見込みにより69万5,000円及び介護給付費準備基金積立金19万9,000円をそれぞれ減額するものであります。
  よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
議長(石川恒夫君) これで提案理由の説明を終わります。
  これから質疑を行います。ございませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 質疑なしと認めます。
  これで質疑を終わります。
  お諮りします。本案は、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。ご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 異議なしと認めます。
  したがって、本案は委員会付託を省略することに決定をいたしました。
  これから討論を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 討論なしと認めます。
  これで討論を終わります。
  これから議案第11号を採決いたします。
  お諮りします。議案第11号は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 異議なしと認めます。
  したがって、議案第11号は原案のとおり可決されました。
                                            
    議案第12号 平成27年度阿賀野市公共下水道事業特別会計補正予算(第2
            号)

議長(石川恒夫君) 日程第14、議案第12号 平成27年度阿賀野市公共下水道事業特別会計補正予算第2号を議題といたします。
  提案理由の説明を求めます。
  田中市長。
市長(田中清善君) 議案第12号、公共下水道事業特別会計補正予算について提案理由を説明申し上げます。
  本件は、補正予算第2号として、歳入歳出それぞれ6,684万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ26億8,231万3,000円とするものであります。
  補正の主な内容は、歳入につきましては、分担金及び負担金の受益者負担金について、現年分、滞納分の納付増として600万円、使用料及び手数料の下水道使用料について、徴収者の増加により現年度分を1,000万円増額しますが、事業の確定並びに歳出見直しにより、一般会計繰入金8,151万9,000円、市債140万円を減額するものであります。
  歳出につきましては、施設管理費の施設維持管理費で炭化炉の故障に伴う炭化炉休止により燃料費580万円、電気料720万円、委託料の管理委託料を執行額確定として343万6,000円、負担金補助及び交付金の流域下水道維持管理負担金を実績数量の再計算により1,000万円を減額し、下水道事業費の公共下水道整備事業費については、事業費が確定したことに伴い需用費、委託料、使用料及び賃借料で624万6,000円、単独費分の工事請負費600万円、補助分の補償補填及び賠償金300万円を減額、流域下水道事業費については、県の事業費減に伴い県工事負担金800万円を減額、接続効果促進事業費については、過去並びに本年度実績に基づき浄化槽撤去費等助成金を100万円減額、長寿命化対策事業については、計画見直しに伴い委託費を351万円減額するものであります。
  よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
議長(石川恒夫君) これで提案理由の説明を終わります。
  これから質疑を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 質疑なしと認めます。
  これで質疑を終わります。
  お諮りします。本案は、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。ご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 異議なしと認めます。
  したがって、本案は委員会付託を省略することに決定をいたしました。
  これから討論を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 討論なしと認めます。
  これで討論を終わります。
  これから議案第12号を採決いたします。
  お諮りします。議案第12号は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 異議なしと認めます。
  したがって、議案第12号は原案のとおり可決されました。
                                            
    議案第13号 平成27年度阿賀野市集落排水事業特別会計補正予算(第2号)
議長(石川恒夫君) 日程第15、議案第13号 平成27年度阿賀野市集落排水事業特別会計補正予算第2号を議題といたします。
  提案理由の説明を求めます。
  田中市長。
市長(田中清善君) 議案第13号、集落排水事業特別会計補正予算について提案理由を説明申し上げます。
  本件は、補正予算第2号として、歳入歳出それぞれ506万円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3億320万円とするものであります。
  補正の内容は、歳入につきましては、分担金及び負担金として分田地区集落排水事業受益者分担金の現年度納付分について、一括納付の増加並びに徴収による納付額が増額したことにより42万円の増額、使用料及び手数料の現年分については30万円の減額、集落排水事業償還基金繰入金については事業確定に伴い、収益的収支の減額に伴う不足分の補填額の減額として518万円減額するものであります。
  歳出につきましては、施設管理維持管理費で、事業の進捗による額の確定により渡場地区施設維持管理費32万円、小松地区施設維持管理費37万円、大和地区施設維持管理費50万円、分田地区施設維持管理費200万円、笹岡地区施設維持管理費120万円、大室地区施設維持管理費で67万円をそれぞれ減額するものであります。
  よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
議長(石川恒夫君) これで提案理由の説明を終わります。
  これから質疑を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 質疑なしと認めます。
  これで質疑を終わります。
  お諮りします。本案は、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。ご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 異議なしと認めます。
  したがって、本案は委員会付託を省略することに決定をいたしました。
  これから討論を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 討論なしと認めます。
  これで討論を終わります。
  これから議案第13号を採決いたします。
  お諮りします。議案第13号は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 異議なしと認めます。
  したがって、議案第13号は原案のとおり可決されました。
                                            
    議案第14号 平成27年度阿賀野市少年自然の家特別会計補正予算(第2号)
議長(石川恒夫君) 日程第16、議案第14号 平成27年度阿賀野市少年自然の家特別会計補正予算第2号を議題といたします。
  提案理由の説明を求めます。
  田中市長。
市長(田中清善君) 議案第14号、少年自然の家特別会計補正予算について提案理由を説明申し上げます。
  本件は、補正予算第2号として、歳入歳出から90万円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2,711万6,000円とするものであります。
  補正の内容は、施設利用延べ人数等が減少したことに伴い、調理業務委託料を90万円減額するものであります。
  よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
議長(石川恒夫君) これで提案理由の説明を終わります。
  これから質疑を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 質疑なしと認めます。
  これで質疑を終わります。
  お諮りします。本案は、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。ご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 異議なしと認めます。
  したがって、本案は委員会付託を省略することに決定をいたしました。
  これから討論を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 討論なしと認めます。
  これで討論を終わります。
  これから議案第14号を採決いたします。
  お諮りします。議案第14号は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 異議なしと認めます。
  したがって、議案第14号は原案のとおり可決されました。
                                            
    議案第15号 平成27年度阿賀野市水道事業会計補正予算(第3号)
議長(石川恒夫君) 日程第17、議案第15号 平成27年度阿賀野市水道事業会計補正予算第3号を議題といたします。
  提案理由の説明を求めます。
  田中市長。
市長(田中清善君) 議案第15号、水道事業会計補正予算について提案理由を説明申し上げます。
  本件は、補正予算第3号として、収益的収入及び支出について、支出を116万1,000円増額し、支出合計12億6,677万3,000円とするものであります。
  補正の内容は、給与改定等に伴う各目職員給与費の増額により、営業費用を増額するものであります。
  資本的収入及び支出につきましては、支出を25万8,000円増額し、支出合計7億4,435万6,000円とするものであります。
  補正の内容は、給与改定に伴う各目職員給与費の増額により、建設改良費を増額するものであります。
  この結果、当年度純利益は現予算での計上額から116万1,000円減少し、8,984万1,000円計上できる見込みであります。
  よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
議長(石川恒夫君) これで提案理由の説明を終わります。
  これから質疑を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 質疑なしと認めます。
  これで質疑を終わります。
  お諮りします。本案は、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。ご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 異議なしと認めます。
  したがって、本案は委員会付託を省略することに決定をいたしました。
  これから討論を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 討論なしと認めます。
  これで討論を終わります。
  これから議案第15号を採決いたします。
  お諮りします。議案第15号は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 異議なしと認めます。
  したがって、議案第15号は原案のとおり可決されました。
                                            
    議案第16号 平成27年度阿賀野市病院事業会計補正予算(第2号)
議長(石川恒夫君) 日程第18、議案第16号 平成27年度阿賀野市病院事業会計補正予算第2号を議題といたします。
  提案理由の説明を求めます。
  田中市長。
市長(田中清善君) 議案第16号、病院事業会計補正予算について提案理由を説明申し上げます。
  本件は、平成25年度からの3カ年の継続事業として新病院整備事業費を計上しておりましたが、水原郷病院跡地の土壌汚染調査により解体工事がおくれた影響で、引き続き代替駐車場等の契約業務が必要となることから、平成28年度まで継続期間を1年間延長するものであります。
  収益的収支につきましては、収入を4億9,303万5,000円増額し、総額11億7,342万1,000円に、支出を10億268万1,000円増額し、総額25億329万5,000円に、資本的収支につきましては、収入を7,855万円減額し、総額29億9,947万8,000円に、支出を1,584万円減額し、30億8,117万2,000円とするものであります。
  補正の主な内容は、政策的医療等交付金のうち、平成27年度あがの市民病院の決算見込みにおいて、収支計画の費用に対して収入が不足する額を年度協定に基づき支出するため、収益的収入の一般会計繰入金及び収益的支出の医業費用委託料をそれぞれ4億9,483万2,000円増額するものであります。
  そのほか収益的支出につきましては、地方交付税算定基準の見直しに伴い、政策的医療等交付金を698万7,000円減額、新病院の開院による建設仮勘定の精算に伴い、減価償却費2億3,266万5,000円及び旧病院施設等の廃棄経理として固定資産除却費2億2,010万8,000円をそれぞれ増額、分限免職処分取消請求事件の裁判の結審に伴う弁護士への成功報酬540万円、平成26年度の政策的医療等交付金の精算に伴う一般会計への返還金として、過年度損益修正損5,687万3,000円をそれぞれ計上するものであります。
  また、収益的支出に必要な収益的収入の一般会計繰入金3億4,613万8,000円を増額するものであります。
  資本的収入につきましては、新病院整備事業費にかかわる起債対象事業費の変更に伴い、企業債を7,830万円増額、一般会計繰入金を1億5,685万円減額するものであります。
  資本的支出につきましては、医療機器等廃棄業務終了等により委託料2,682万2,000円、医療機器等発注業務終了により機器備品費1億420万円をそれぞれ減額、修正設計による解体費、造成、外構費の変更として、工事請負費を1億1,553万9,000円増額するものであります。
  よろしくご審議賜りますようお願いを申し上げます。
議長(石川恒夫君) これで提案理由の説明を終わります。
  これから質疑を行います。
  5番、佐竹政志さん。
5番(佐竹政志君) 補正予算の中に分限免職処分取り消し事件の裁判の結審に伴う弁護士への成功報酬540万円ありますけれども、裁判の状況どうなっているのかあるいは今後全く、今後の控訴とかいろいろそういう部分というのはないということなのでしょうか。
議長(石川恒夫君) 米山地域医療推進課長。
地域医療推進課長(米山和朗君) それでは、分限免職処分の裁判の状況ということで説明をいたします。
  実は、東京高等裁判、上告をしておりましたので、控訴をしておりましたので、東京高等裁判所、ここで昨年11月4日に判決がございました。いわゆる控訴人の控訴を棄却するというような判決が下されております。その後、相手方が最高裁に上告をしたということだったのですけれども、実はそれが11月の20日に取り消しをしたと。最高裁への上告を取り消したということで、いわゆる今回の東京高裁の判決が確定をしたというふうになっております。それで、いわゆる判決が確定したということでございますので、今後この事件につきましては結審をしたということでございます。
議長(石川恒夫君) ほかにございませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 質疑なしと認めます。
  これで質疑を終わります。
  お諮りします。本案は、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。ご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 異議なしと認めます。
  したがって、本案は委員会付託を省略することに決定をいたしました。
  これから討論を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 討論なしと認めます。
  これで討論を終わります。
  これから議案第16号を採決いたします。
  お諮りします。議案第16号は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 異議なしと認めます。
  したがって、議案第16号は原案のとおり可決されました。
                                            
    議案第59号 阿賀野市総合計画基本構想について
議長(石川恒夫君) 日程第19、議案第59号 阿賀野市総合計画基本構想についてを議題といたします。
  提案理由の説明を求めます。
  田中市長。
市長(田中清善君) 議案第59号、総合計画基本構想について提案理由を説明申し上げます。
  本件は、市の総合的かつ計画的な行政運営の指針となる総合計画の基本部分である基本構想を定めることについて、まちづくり基本条例第19条第3項の規定に基づき、議決を求めるものであります。
  よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
議長(石川恒夫君) これで提案理由の説明を終わります。
  これから質疑を行います。ございませんね。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) ないようでございます。質疑なしと認めます。
  これで質疑を終わります。
  お諮りします。本案は、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。ご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 異議なしと認めます。
  したがって、本案は委員会付託を省略することに決定をいたしました。
  これから討論を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 討論なしと認めます。
  これで討論を終わります。
  これから議案第59号を採決いたします。
  お諮りします。議案第59号は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 異議なしと認めます。
  したがって、議案第59号は原案のとおり可決されました。
                                            
    議案第17号 平成28年度阿賀野市一般会計予算          
     議案第18号 平成28年度阿賀野市国民健康保険特別会計予算    
     議案第19号 平成28年度阿賀野市後期高齢者医療特別会計予算   
     議案第20号 平成28年度阿賀野市介護保険特別会計予算      
     議案第21号 平成28年度阿賀野市公共下水道事業特別会計予算   
     議案第22号 平成28年度阿賀野市集落排水事業特別会計予算    
     議案第23号 平成28年度阿賀野市押切外四ヶ大字財産区特別会計予算
     議案第24号 平成28年度阿賀野市少年自然の家特別会計予算    
     議案第25号 平成28年度阿賀野市工業団地造成事業特別会計予算  
     議案第26号 平成28年度阿賀野市水道事業会計予算        
     議案第27号 平成28年度阿賀野市病院事業会計予算
        
議長(石川恒夫君) 日程第20、議案第17号から議案第27号までを一括議題といたします。
  一括して提案理由の説明を求めます。
  田中市長。
市長(田中清善君) 議案第17号から第27号まで、一般会計ほか10の特別会計等の平成28年度予算について提案理由を説明申し上げます。
  初めに、議案第17号、一般会計であります。平成28年度当初予算は、総額を201億4,000万円とし、対前年度比較で7億4,900万円、3.6%減となっておりますが、健全財政を堅持しながら、まちづくりの目標である元気で明るく活力のある魅力的なまちの実現に向け、人口減少の克服や地域の活性化などの課題に対応するため、次期阿賀野市総合計画と阿賀野市まち・ひと・しごと創生総合戦略を着実に進展するとともに、地方創生につながる施策を重点的に編成したところであります。
  平成28年度予算の特徴点としては、子育て、教育、健康、暮らし、経済、協働を基軸に据え、子育て世代、結婚や希望する人が安心して産み育てやすい環境をつくり、教育環境の整備とあわせ、子育て支援策を積極的に進めるほか、健康づくりを推進するため、日常的に運動できる環境整備、子どもや高齢者の体育施設利用料の無料化を実施いたします。また、市民の命を守り、安心して暮らせるまちづくりのため、地域医療体制や防災、減災体制の充実、生活に密着した住環境整備を促進するとともに、市の特徴を生かした産業振興や6次産業化の促進、農業関連施設整備や圃場整備に着手し、新規就農者支援や交流人口の拡大と雇用の増加を図ることや、市民協働の拠点となる市民活動やボランティア活動の基盤づくりに関連する予算を計上いたしました。
  一方、歳入につきましては、市税や地方消費税交付金が堅調なことから増収として見積もりましたが、地方交付税では合併特例措置が段階的に削減されることや国の予算ベースでの減額なども予定されていることから、減収として見積もりました。また、地方創生を積極的に推進するための財政調整基金繰入金を計上するほか、合併特例措置の段階的縮減に伴う激変緩和や地方活性化対策などに対応するため、合併市町村振興基金繰入金を計上いたしました。
  次に、議案第18号、国保会計であります。国民健康保険事業につきましては、被保険者1人当たりの医療費が増加し、全体の医療費を押し上げる要因となっております。また、被保険者数は減少している状況にあり、それに伴う保険税収入についても減少が見込まれるため、厳しい事業運営が続いております。医療費の削減につなげる取り組みとして、引き続きジェネリック医薬品の普及促進事業を進めるとともに、保健事業を実施してまいります。平成28年度の予算規模は、49億6,188万2,000円で、前年度当初と比べ8,448万円、1.7%の減となります。
  次に、議案第19号、後期高齢者医療会計であります。後期高齢者医療制度は、新潟県後期高齢者医療広域連合が保険者の役割を果たし、市町村と事務を分担しながら運営を行っております。制度の円滑な運営を行うため、広域連合と連携を図り、予算編成をいたしました。平成28年度の予算規模は7億9,231万3,000円で、前年度当初予算と比べ2,362万2,000円、3.1%の増となります。
  次に、議案第20号、介護保険会計であります。平成12年4月から、介護を社会全体で支えていくという目的で施行された介護保険制度は17年目を迎え、サービス利用者が増加すると同時に、介護サービス基盤の整備は着実に進み、今では市民の介護を支える仕組みとして定着しております。平成28年度は、第6期介護保険事業計画の2年目に当たり、昨年度に引き続き介護給付費等対象サービスや地域支援事業やサービス等の円滑な提供を図るための施策を行うとともに、引き続き健全な介護保険特別会計を維持できるよう配慮し、介護を必要とする高齢者の増加に対応するため、一層のサービス充実や低所得である被保険者の救済を図り、介護予防事業等にも積極的に取り組む予算編成といたしました。平成28年度の予算規模は49億5,494万4,000円で、前年度当初と比べ2億4,250万円、5.1%の増となります。
  次に、議案第21号、公共下水道事業会計であります。平成28年度の当初予算は、厳しい財政状況ではありますが、下水道の事業効果とした公共用水域の水質保全や生活環境の改善を主たる目的とし、あわせて各地区の均衡ある整備の促進を図るべく、より一層効率的な整備を進める予算編成とし、予算規模は30億5,411万8,000円、前年度当初と比較して1,443万7,000円、0.5%の増となっております。本市での平成27年度における下水道普及率は約92%となる見込みであり、前年度と比較した場合、約2ポイント程度上昇するものと考えております。
  整備事業の執行に当たり、引き続き未整備地区の整備促進を図るとともに、これまで整備してきた施設等についても長寿命化対策等を図ることにより、安定的な下水道施設運営を目指すものであります。また、本年度より国の指針に基づき、将来にわたる下水道事業の計画的な経営基盤強化と財政マネジメントの向上等を目的として、平成31年4月からの地方公営企業法適用に向けた移行作業を実施してまいります。
  次に、議案第22号、集落排水事業会計であります。平成28年度の当初予算は、整備済み施設の維持管理を主たる目的とした予算編成とし、予算規模は2億8,738万6,000円、前年度当初と比べ1,033万9,000円、3.5%の減となっております。事業の執行に当たっては、施設の老朽化による修繕等が増加している中、今後も現在稼働中の処理施設の適切な管理運営、保守点検により耐用年数の長期化等を図るとともに、効率的な稼働、有効な利活用によりコスト削減を図りつつ、維持管理に努めてまいります。
  次に、議案第23号、押切外四ヶ大字財産区会計であります。平成28年度の当初予算は、財産区山林の維持管理に要する経費を計上したものであり、予算規模は502万円で、前年度当初予算と同額になります。
  次に、議案第24号、少年自然の家会計であります。平成28年度の当初予算は、引き続き厳しい財政状況の中、自立した特別会計を目指し、利用率の向上と経費節減に努めるとともに、自然体験施設として利用者から安全に利用していただくために施設維持管理を図り、老朽化した施設の耐震化を含めた更新事業を行うための予算といたしました。予算総額は4,591万6,000円で、前年度当初と比較して1,832万5,000円、66.4%の増となります。増額の内訳は、隣接地の土地購入費994万円、耐震診断委託料770万円を計上したものであります。今後も子どもの健全育成などに大きな機能を持つ自然の家の特性をさらに発揮するよう、体制の強化を図りながら活動支援を充実してまいります。
  次に、議案第25号、工業団地造成事業会計であります。平成28年の当初予算は、歳入歳出予算をそれぞれ4,351万6,000円とするもので、対前年度比1.6%減となります。主な内容は、一般会計からの繰入金により、市営西部工業団地造成事業にかかわる市債の元利を償還するものであります。
  次に、議案第26号、水道事業会計であります。平成28年度の当初予算は、収益的収支につきましては、収入13億2,383万9,000円、支出12億7,137万8,000円で、収支差し引き5,246万1,000円となります。収入につきましては、給水人口の減少等に伴う給水収益の落ち込みが大きな要因となり、前年度と比べ1,205万7,000円、0.9%の減となります。支出については、営業費用は増加するものの、企業債利息及び納付消費税等の減少により、前年度と比べ207万円、0.2%の減となります。この結果、損益計算における当年度純利益は約3,700万円を計上できる見込みであります。
  資本的収支につきましては、収入2億2,718万2,000円、支出7億5,896万5,000円となります。収入については、企業債1億7,000万円、工事負担金5,716万2,000円を計上し、収入合計は前年度と比べ4,339万2,000円、23.6%の増となります。支出については、建設改良費として新規事業の管路耐震化事業費に1億7,869万2,000円、配水設備工事費に5,957万円、浄水設備改良費に8,237万円等、企業債償還金として4億2,806万2,000円を計上し、支出合計は前年度と比べ4,252万4,000円、5.9%の増となります。この結果、資本的収支差し引きで5億3,178万3,000円の不足額が生じますが、これについては損益勘定留保資金等により補填をし、年度末では約7億2,700万円の財源繰り越しが可能であると見込んでおります。
  最後に、議案第27号、病院事業会計であります。平成28年度の当初予算は、平成27年10月に開院したあがの市民病院の駐車場外構整備等、全ての工事の完了に向け、平成25年度からの4カ年の継続事業費の最終年度として、新病院整備事業費に必要な事務費を計上し、またあがの市民病院の経営改善に向けた所要額を盛り込んだ予算となります。収益的収支につきましては、収入5億3,059万6,000円、支出9億4,203万6,000円となります。
  収入については、主なものとして、医業収益では一般会計繰入金1,719万9,000円、医業外収益では一般会計繰入金3,784万円、指定管理者からの施設使用料3億2,493万8,000円、長期前受金の収益化にかかわる長期前受金戻入1億5,059万9,000円をそれぞれ計上し、収入合計は前年度と比較して1億4,711万9,000円の減となります。
  支出については、主なものとして、医業費用では給与費427万4,000円、政策的医療等交付金2億22万円、医業外費用では企業債の支払利息7,401万7,000円をそれぞれ計上し、支出合計は前年度と比較して5億5,590万7,000円の減となります。
  資本的収支につきましては、収入1億333万2,000円、支出1億6,901万3,000円となります。収入については、一般会計繰入金として1億333万2,000円を計上し、収入合計は前年度と比較して28億6,157万3,000円の減となります。
  支出については、建設改良費として固定資産整備費1,512万円、新病院の建設工事等にかかわる新病院整備事業費1,584万円、企業債の元金償還金として1億3,805万3,000円を計上し、支出合計は前年度と比較して28億117万6,000円の減となります。この結果、資本的収支差し引きで6,568万1,000円の不足額が生じますが、この不足額については損益勘定留保資金等により補填するものであります。
  以上、平成28年度の当初予算について概略説明を申し上げました。よろしくご審議賜りますようお願いを申し上げます。
議長(石川恒夫君) これで提案理由の説明を終わります。
                                            
    予算審査特別委員会の設置及び付託
議長(石川恒夫君) お諮りします。
  議案第17号から議案第27号までは質疑を省略をし、議長を除く議員19人による予算審査特別委員会を設置し、これに付託をして審査することといたしたいと思います。ご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 異議なしと認めます。
  したがって、議案第17号から議案第27号までは質疑を省略をし、議長を除く議員19人による予算審査特別委員会を設置し、これに付託をして審査することに決定をいたしました。
  予算審査特別委員会の正副委員長の互選は改めて行います。
  ここで13時30分まで休憩といたします。
               休 憩 (午後 零時06分)
                                            
               再 開 (午後 1時30分)
議長(石川恒夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                            
    議案第28号 阿賀野市議会政務活動費の交付に関する条例の一部改正につい
            て

議長(石川恒夫君) 日程第21、議案第28号 阿賀野市議会政務活動費の交付に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
  提案理由の説明を求めます。
  田中市長。
市長(田中清善君) 議案第28号、議会政務活動費の交付に関する条例の一部改正について提案理由の説明を申し上げます。
  本件は、特別職報酬等審議会の答申により、政務活動費の月額について改正するものであります。
  よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
議長(石川恒夫君) これで提案理由の説明を終わります。
  これから質疑を行います。
  12番、宮脇雅夫さん。
12番(宮脇雅夫君) 議員報酬の問題と政務活動費の問題がありますけれども、今回答申で議員報酬はそのまま基本的に据え置きと、政務活動費だけを1万円から1万5,000円に引き上げるという答申が出たようなのですけれども、議員報酬についてはどういうふうな考え方で、凍結というような部分。
議長(石川恒夫君) 小林総務課長。
総務課長(小林正男君) 審議会の答申の内容をご説明申し上げます。
  今回議員報酬の引き上げにつきましては、数年前、平成二十、2年か3年前ですか、1度上げているという状況のもと、確かに低いことは理解するのだけれども、過去においてまだ上げているというまず事実がある。また、政務調査費につきましては、他市の状況を見ながら勘案する中で、やはり大切な経費であるということから、議員の活動の充実を願って上げさせていただくというような審議会の委員のご意見の中でまとまった案件でございます。
  以上であります。
議長(石川恒夫君) ほかに。ないようですね。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 質疑なしと認めます。
  これで質疑を終わります。
  議案第28号は、総務文教常任委員会に付託をいたします。
                                            
    議案第29号 阿賀野市情報公開・個人情報保護審査会条例の制定について
議長(石川恒夫君) 日程第22、議案第29号 阿賀野市情報公開・個人情報保護審査会条例の制定についてを議題といたします。
  提案理由の説明を求めます。
  田中市長。
市長(田中清善君) 議案第29号、情報公開・個人情報保護審査会条例の制定について提案理由を説明申し上げます。
  本件は、地方自治法第138条の4の規定に基づき及び行政不服審査法の改正により、同法第81条第1項の規定に基づき、情報公開・個人情報保護審査会の設置について新たに制定するものであります。
  よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
議長(石川恒夫君) これで提案理由の説明を終わります。
  これから質疑を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 質疑なしと認めます。
  これで質疑を終わります。
  議案第29号は、総務文教常任委員会に付託をいたします。
                                            
    議案第30号 阿賀野市行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備に関する
            条例の制定について

議長(石川恒夫君) 日程第23、議案第30号 阿賀野市行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてを議題といたします。
  提案理由の説明を求めます。
  田中市長。
市長(田中清善君) 議案第30号、行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について提案理由を説明申し上げます。
  本件は、行政不服審査法及び行政不服審査法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律の施行に伴い、現行条例を国の行政不服審査制度に合わせるため、所要の改正をするものであります。
  よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
議長(石川恒夫君) これで提案理由の説明を終わります。
  これから質疑を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 質疑なしと認めます。
  これで質疑を終わります。
  議案第30号は、総務文教常任委員会に付託をいたします。
                                            
    議案第31号 阿賀野市固定資産評価審査委員会条例の一部改正について
議長(石川恒夫君) 日程第24、議案第31号 阿賀野市固定資産評価審査委員会条例の一部改正についてを議題といたします。
  提案理由の説明を求めます。
  田中市長。
市長(田中清善君) 議案第31号、固定資産評価審査委員会条例の一部改正について提案理由を説明申し上げます。
  本件は、行政不服審査法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律における地方税法の一部改正の施行に伴い、国の行政不服審査制度に合わせるため、所要の改正をするものであります。
  よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
議長(石川恒夫君) これで提案理由の説明を終わります。
  これから質疑を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 質疑なしと認めます。
  これで質疑を終わります。
  議案第31号は、総務文教常任委員会に付託をいたします。
                                            
    議案第32号 阿賀野市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部改
            正について

議長(石川恒夫君) 日程第25、議案第32号 阿賀野市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
  提案理由の説明を求めます。
  田中市長。
市長(田中清善君) 議案第32号、人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部改正について提案理由を説明申し上げます。
  地方公務員法及び独立行政法人法の一部を改正する法律の施行に伴い、公表事項の整備のため、改正するものであります。
  よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
議長(石川恒夫君) これで提案理由の説明を終わります。
  これから質疑を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 質疑なしと認めます。
  これで質疑を終わります。
  議案第32号は、総務文教常任委員会に付託をいたします。
                                            
    議案第33号 阿賀野市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正
            について

議長(石川恒夫君) 日程第26、議案第33号 阿賀野市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
  提案理由の説明を求めます。
  田中市長。
市長(田中清善君) 議案第33号、一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正について提案理由を説明申し上げます。
  本件は、平成27年度人事院勧告の実施に伴い、所要の改正をするものであります。
  よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
議長(石川恒夫君) これで提案理由の説明を終わります。
  これから質疑を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 質疑なしと認めます。
  これで質疑を終わります。
  議案第33号は、総務文教常任委員会に付託をいたします。
                                            
    議案第34号 阿賀野市職員の退職管理に関する条例の制定について
議長(石川恒夫君) 日程第27、議案第34号 阿賀野市職員の退職管理に関する条例の制定についてを議題といたします。
  提案理由の説明を求めます。
  田中市長。
市長(田中清善君) 議案第34号、職員の退職管理に関する条例の制定について提案理由を説明申し上げます。
  本件は、地方公務員法の改正に伴い、営利企業等に再就職をした元職員が離職前の職務に対しする働きかけが禁止されるなど、退職管理の適正化を図る必要があるため、新たに制定するものであります。
  よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
議長(石川恒夫君) これで提案理由の説明を終わります。
  これから質疑を行います。
  18番、浅間信一さん。
18番(浅間信一君) 34号ですけれども、これは退職時の役職というのは関係あるのですか。
議長(石川恒夫君) 小林総務課長。
総務課長(小林正男君) いえ、ありません。
議長(石川恒夫君) 18番、浅間信一さん。
18番(浅間信一君) そうすると、例えば1年在籍してもということですか。
議長(石川恒夫君) 小林総務課長。
総務課長(小林正男君) これは退職時、申しわけございません、5年、退職した時点の職務についていた方が過去5年間の職務に関係する職種についた、退職して別なところについた場合、それに関与することはできないとか、それに関する、業務に関するものについて市との交渉とかそういうふうなものはできない、することはだめですよという禁止条例が設けられましたので、それにのっとって行うものでございます。
議長(石川恒夫君) 18番、浅間信一さん。
18番(浅間信一君) わかりにくかったのですけれども、退職5年前の職に関してということですか。
議長(石川恒夫君) 小林総務課長。
総務課長(小林正男君) そうです。
議長(石川恒夫君) ほかに。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 質疑なしと認めます。
  これで質疑を終わります。
  議案第34号は、総務文教常任委員会に付託をいたします。
                                            
    議案第35号 阿賀野市職員の降給に関する条例の制定について
議長(石川恒夫君) 日程第28、議案第35号 阿賀野市職員の降給に関する条例の制定についてを議題といたします。
  提案理由の説明を求めます。
  田中市長。
市長(田中清善君) 議案第35号、職員の降給に関する条例の制定について提案理由を説明申し上げます。
  本件は、地方公務員法及び独立行政法人法の一部を改正する法律の施行に伴い、降給の定義が定められたことにより、新たに制定するものであります。
  よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
議長(石川恒夫君) これで提案理由の説明を終わります。
  これから質疑を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 質疑なしと認めます。
  これで質疑を終わります。
  議案第35号は、総務文教常任委員会に付託をいたします。
                                            
    議案第36号 阿賀野市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正につ
            いて

議長(石川恒夫君) 日程第29、議案第36号 阿賀野市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
  提案理由の説明を求めます。
  田中市長。
市長(田中清善君) 議案第36号、職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について提案理由を説明申し上げます。
  本件は、地方公務員法及び独立行政法人法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備及び学校教育法の一部改正に伴い、小中一貫の義務教育学校が学校の種類として規定されたことにより、改正するものであります。
  よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
議長(石川恒夫君) これで提案理由の説明を終わります。
  これから質疑を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 質疑なしと認めます。
  これで質疑を終わります。
  議案第36号は、総務文教常任委員会に付託をいたします。
                                            
    議案第37号 阿賀野市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について
議長(石川恒夫君) 日程第30、議案第37号 阿賀野市職員の育児休業等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
  提案理由の説明を求めます。
  田中市長。
市長(田中清善君) 議案第37号、職員の育児休業等に関する条例の一部改正について提案理由を説明申し上げます。
  本件は、地方公務員法の改正に伴う人事評価の実施に当たり、昇給の基準期間が変更となるため、改正するものであります。
  よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
議長(石川恒夫君) これで提案理由の説明を終わります。
  これから質疑を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 質疑なしと認めます。
  これで質疑を終わります。
  議案第37号は、総務文教常任委員会に付託をいたします。
                                            
    議案第38号 阿賀野市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一
            部改正について

議長(石川恒夫君) 日程第31、議案第38号 阿賀野市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
  提案理由の説明を求めます。
  田中市長。
市長(田中清善君) 議案第38号、議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について提案理由を説明申し上げます。
  本件は、平成27年度人事院勧告の実施に伴い、所要の改正をするものであります。
  よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
議長(石川恒夫君) これで提案理由の説明を終わります。
  これから質疑を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 質疑なしと認めます。
  これで質疑を終わります。
  議案第38号は、総務文教常任委員会に付託をいたします。
                                            
    議案第39号 阿賀野市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関
            する条例の一部改正について

議長(石川恒夫君) 日程第32、議案第39号 阿賀野市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
  提案理由の説明を求めます。
  田中市長。
市長(田中清善君) 議案第39号、特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について提案理由を説明申し上げます。
  本件は、制度改正により、新たに設置が義務づけられる農地利用最適化推進委員の報酬を規定するため及び学校歯科医の就学時健康診断の報酬額を明記するため、改正するものであります。
  よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
議長(石川恒夫君) これで提案理由の説明を終わります。
  これから質疑を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 質疑なしと認めます。
  これで質疑を終わります。
  議案第39号は、総務文教常任委員会に付託をいたします。
                                            
    議案第40号 阿賀野市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部
            改正について                      
     議案第41号 旧阿賀野市教育委員会教育長の給与及び勤務時間等に関する条
            例の一部改正について

議長(石川恒夫君) 日程第33、議案第40号、議案第41号を一括議題といたします。
  一括して提案理由の説明を求めます。
  田中市長。
市長(田中清善君) 議案第40号、特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部改正について及び議案第41号、旧教育委員会教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部改正について提案理由を説明申し上げます。
  本件は、ともに平成27年度人事院勧告の実施に伴い、所要の改正をするものであります。
  よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
議長(石川恒夫君) これで提案理由の説明を終わります。
  これから一括して質疑を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 質疑なしと認めます。
  これで質疑を終わります。
  議案第40号、議案第41号は、総務文教常任委員会に付託をいたします。
                                            
    議案第42号 阿賀野市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について
議長(石川恒夫君) 日程第34、議案第42号 阿賀野市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
  提案理由の説明を求めます。
  田中市長。
市長(田中清善君) 議案第42号、一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について提案理由を説明申し上げます。
  本件は、平成27年度人事院勧告の実施による給与の改正及び地方公務員法の改正に伴い、所要の改正をするものであります。
  よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
議長(石川恒夫君) これで提案理由の説明を終わります。
  これから質疑を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 質疑なしと認めます。
  これで質疑を終わります。
  議案第42号は、総務文教常任委員会に付託をいたします。
                                            
    議案第43号 阿賀野市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について
     議案第44号 阿賀野市職員等の旅費に関する条例の一部改正について

議長(石川恒夫君) 日程第35、議案第43号、議案第44号を一括議題といたします。
  一括して提案理由の説明を求めます。
  田中市長。
市長(田中清善君) 議案第43号、職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について及び議案第44号、職員等の旅費に関する条例の一部改正について提案理由を説明申し上げます。
  本件は、ともに地方公務員法及び独立行政法人法の一部を改正する法律の施行に伴い、所要の改正をするものであります。
  よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
議長(石川恒夫君) これで提案理由の説明を終わります。
  これから一括して質疑を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 質疑なしと認めます。
  これで質疑を終わります。
  議案第43号、議案第44号は、総務文教常任委員会に付託をいたします。
                                            
    議案第45号 阿賀野市立学校施設の財産処分に係る学校整備基金条例の制定
            について

議長(石川恒夫君) 日程第36、議案第45号 阿賀野市立学校施設の財産処分に係る学校整備基金条例の制定についてを議題といたします。
  提案理由の説明を求めます。
  田中市長。
市長(田中清善君) 議案第45号、市立学校施設の財産処分に係る学校整備基金条例の制定について提案理由を説明申し上げます。
  本件は、公立学校施設整備費補助金等により整備した学校施設について、統合閉校などにより国に返納する国庫納付金が発生した場合、基金に積み立てることを条件に免除された国庫納付金を学校施設整備の財源に充てるため、新たに制定するものであります。
  よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
議長(石川恒夫君) これで提案理由の説明を終わります。
  これから質疑を行います。
  18番、浅間信一さん。
18番(浅間信一君) 安田地区の赤坂小学校と山手小学校が統合するわけですけれども、そのことの関連としては返納金が発生するわけですか。
議長(石川恒夫君) 五十嵐学校教育課長。
学校教育課長(五十嵐勝哉君) 山手小学校、赤坂小学校、29年4月1日に統合により閉校となりますが、その後の再利用がまだ計画では明らかになっておりませんので、今のところ返納金の発生はないところでございます。この案件は、旧大和小学校の案件でございます。
議長(石川恒夫君) 18番、浅間信一さん。
18番(浅間信一君) それでは、大和小学校は発生したのでしょうか。それと、今私が質問した山手と赤坂も同等の条件だと思われますけれども、その分の試算はされておりますか。
議長(石川恒夫君) 五十嵐学校教育課長。
学校教育課長(五十嵐勝哉君) 国庫納付金の返納というものには、補助金を受けた学校施設が有償で他の用途に貸し付ける場合という条件がございます。旧大和小学校の場合、既に皆さんご存じのように園芸の団体の法人のほうに有償で施設を貸し付けてございます。これにより本来ならば国庫納付金を返納すべきところをこの基金に積み立てることによって返納を免除されるというものでございます。山手、赤坂については、その後の利用について山手のほうは計画ございますが、今の段階では国庫納付金の返納は発生していないと考えているところでございます。赤坂については、まだ未定でございます。
議長(石川恒夫君) 18番、浅間信一さん。
18番(浅間信一君) そうしますと、市が利用するものは免除されますけれども、今度民間に貸しても、営利団体に貸しても、簡単に言えば家賃はもらってもいいと、そういうことですか。
議長(石川恒夫君) 五十嵐学校教育課長。
学校教育課長(五十嵐勝哉君) はい、そのとおりでございます。
議長(石川恒夫君) ほかにございませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) ないようでございます。質疑なしと認めます。
  これで質疑を終わります。
  議案第45号は、総務文教常任委員会に付託をいたします。
                                            
    議案第46号 阿賀野市公民館条例の一部改正について
     議案第47号 阿賀野市保健福祉センター京和荘の設置及び管理に関する条例
            の一部改正について
     議案第54号 阿賀野市保健センター条例の一部改正について

議長(石川恒夫君) 日程第37、議案第46号、議案第47号、議案第54号を一括議題といたします。
  一括して提案理由の説明を求めます。
  田中市長。
市長(田中清善君) 議案第46号、公民館条例の一部改正について、議案第47号、保健福祉センター京和荘の設置及び管理に関する条例の一部改正について及び議案第54号、保健センター条例の一部改正について提案理由を説明申し上げます。
  本件は、ともに京ヶ瀬公民館の老朽化による閉鎖に伴い、京ヶ瀬公民館の機能を保健福祉センター京和荘へ移すため、所要の改正をするものであります。
  よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
議長(石川恒夫君) これで提案理由の説明を終わります。
  これから一括して質疑を行います。ございませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 質疑なしと認めます。
  これで質疑を終わります。
  議案第46号、議案第47号、議案第54号は、社会厚生常任委員会に付託をいたします。
                                            
    議案第48号 阿賀野市児童クラブ設置条例の一部改正について
議長(石川恒夫君) 日程第38、議案第48号 阿賀野市児童クラブ設置条例の一部改正についてを議題といたします。
  提案理由の説明を求めます。
  田中市長。
市長(田中清善君) 議案第48号、児童クラブ設置条例の一部改正について提案理由を説明申し上げます。
  本件は、市が運営を行ってきたすぎの子クラブについて、社会福祉法人富士美会が水原小学校校地内に施設の建設を行い、4月から運営を引き継ぐため、本条例から削るものであります。
  よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
議長(石川恒夫君) これで提案理由の説明を終わります。
  これから質疑を行います。
  11番、稲毛明さん。
11番(稲毛 明君) 済みません、簡単なことなのですが、社会福祉法人富士美会というのはどういう団体なのか、説明をお願いします。
議長(石川恒夫君) 小菅社会福祉課長。
社会福祉課長(小菅章義君) みどり保育園を運営している社会福祉法人になります。
議長(石川恒夫君) ほかにございませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 質疑なしと認めます。
  これで質疑を終わります。
  議案第48号は、社会厚生常任委員会に付託をいたします。
                                            
    議案第49号 阿賀野市子ども医療費助成に関する条例の一部改正について
議長(石川恒夫君) 日程第39、議案第49号 阿賀野市子ども医療費助成に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
  提案理由の説明を求めます。
  田中市長。
市長(田中清善君) 議案第49号、子ども医療費助成に関する条例の一部改正について提案理由を説明申し上げます。
  本件は、2人以下の子どものいる家庭に対しては中学校卒業するまでの間を対象とし、3人以上の子どものいる家庭に対しては高校卒業するまでの間を対象として医療費助成を行ってきたものを、子どもの数にかかわらず、高校を卒業するまでの間、医療費助成の対象とするため、改正するものであります。
  よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
議長(石川恒夫君) これで提案理由の説明を終わります。
  これから質疑を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 質疑なしと認めます。
  これで質疑を終わります。
  議案第49号は、社会厚生常任委員会に付託をいたします。
                                            
    議案第50号 阿賀野市子育て支援施設設置条例の制定について
議長(石川恒夫君) 日程第40、議案第50号 阿賀野市子育て支援施設設置条例の制定についてを議題といたします。
  提案理由の説明を求めます。
  田中市長。
市長(田中清善君) 議案第50号、子育て支援施設設置条例の制定について提案理由を説明申し上げます。
  本件は、旧水原郷病院健康管理センターを子育て支援施設として運営するため、新たに制定するものであります。
  よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
議長(石川恒夫君) これで提案理由の説明を終わります。
  これから質疑を行います。よろしいですか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) ないようでございます。質疑なしと認めます。
  これで質疑を終わります。
  議案第50号は、社会厚生常任委員会に付託をいたします。
                                            
    議案第51号 阿賀野市高齢者コミュニティセンターささかみ荘の設置及び管
            理に関する条例の廃止について
     議案第52号 阿賀野市神山ふれあいの家の設置及び管理に関する条例の制定
            について

議長(石川恒夫君) 日程第41、議案第51号、議案第52号を一括議題といたします。
  一括して提案理由の説明を求めます。
  田中市長。
市長(田中清善君) 議案第51号、高齢者コミュニティセンターささかみ荘の設置及び管理に関する条例の廃止について及び議案第52号、神山ふれあいの家の設置及び管理に関する条例の制定について提案理由を説明申し上げます。
  本件は、高齢者コミュニティセンターささかみ荘の施設の老朽化の進行に伴い、廃止し、新たな地域福祉の活動施設として神山ふれあいの家を設置するため、新たに制定するものであります。
  よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
議長(石川恒夫君) これで提案理由の説明を終わります。
  これから一括して質疑を行います。
  11番、稲毛明さん。
11番(稲毛 明君) コミセンささかみ荘が廃止されて、その代替施設としてふれあいの家というのが設置されるわけなのですが、ふれあいの家というのはどこにできるのか、そしていつから使用可能なのか、この2点お願いいたします。
議長(石川恒夫君) 小菅社会福祉課長。
社会福祉課長(小菅章義君) 現在ありますコミュニティセンターささかみ荘の敷地の隣に今まで陶芸教室として使っておりましたところを改修をして使う予定になってございます。開設のほうは4月1日を予定してございます。
議長(石川恒夫君) 11番、稲毛明さん。
11番(稲毛 明君) では、コミセンは陶芸教室側のほうを除いて、あとは、では解体処理するということと、では陶芸教室についてはそういうことができるような施設に改造するということですね。
議長(石川恒夫君) 小菅社会福祉課長。
社会福祉課長(小菅章義君) コミュニティセンターささかみ荘の解体につきましては、来年度ではございませんけれども、今後時期を見て決定していくことになるかと思いますけれども、陶芸教室につきましては今既にもうじき改修が終わりますので、4月1日から利用できることとなります。
議長(石川恒夫君) ほかにございませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 質疑なしと認めます。
  これで質疑を終わります。
  議案第51号、議案第52号は、社会厚生常任委員会に付託をいたします。
                                            
    議案第53号 阿賀野市介護保険条例の一部改正について
議長(石川恒夫君) 日程第42、議案第53号 阿賀野市介護保険条例の一部改正についてを議題といたします。
  提案理由の説明を求めます。
  田中市長。
市長(田中清善君) 議案第53号、介護保険条例の一部改正について提案理由を説明申し上げます。
  本件は、生活支援サービスの体制整備事業実施の猶予について、現在、日常生活圏域における協議体を設置するための準備委員会を立ち上げ、生活支援のニーズの把握やサービスの開発に資する検討を実施していること及び認知症施策の推進事業実施の猶予について、認知症地域支援推進委員の平成28年度配置予定であることなどに伴い、猶予等の規定の必要がなくなるため、経過措置を削るものであります。
  よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
議長(石川恒夫君) これで提案理由の説明を終わります。
  これから質疑を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 質疑なしと認めます。
  これで質疑を終わります。
  議案第53号は、社会厚生常任委員会に付託をいたします。
                                            
    議案第55号 阿賀野市農業委員会の選挙による委員の定数及び選挙区設定条
            例の廃止について
     議案第56号 阿賀野市農業委員会の部会の設置及び部会の委員の定数に関す
            る条例の一部改正について
     議案第57号 阿賀野市農業委員会の委員等の定数に関する条例の制定につい
            て

議長(石川恒夫君) 日程第43、議案第55号から議案第57号までを一括議題といたします。
  一括して提案理由の説明を求めます。
  田中市長。
市長(田中清善君) 議案第55号、農業委員会の選挙による委員の定数及び選挙区設定条例の廃止について、議案第56号、農業委員会の部会の設置及び部会の委員の定数に関する条例の一部改正について及び議案第57号、農業委員会の委員等の定数に関する条例の制定について提案理由を説明申し上げます。
  本件は、農業委員会等に関する法律の平成27年9月の改正に伴い、廃止、改正及び新たに制定するものであります。
  議案第55号につきましては、農業委員会の委員の選出方法が公選制から市町村議会の同意を要件とする市町村長の任命制に移行することにより、廃止するものであります。
  議案第56号につきましては、部会の委員の構成基準及び定数を改正するものであります。
  議案第57号につきましては、農業委員会の委員の選出方法が公選制から市町村議会の同意を要件とする市町村長の任命制に移行するとともに、農地の利用集積を推進するため、農地利用最適化推進委員の設置が定められたことに伴い、農業委員会の委員及び農地利用最適化推進委員の定数について条例で定めることとされたため、新たに制定するものであります。
  よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
議長(石川恒夫君) これで提案理由の説明を終わります。
  これから一括して質疑を行います。
  19番、山崎正春さん。
19番(山崎正春君) この条例の中でちょっとお聞きしたいのですけれども、農地部会と、それから農政部会というような部会制になるわけでありますが、この法第8条第5項の各号に掲げる者という5人とその下の8条の第6項、1人、下も農政部会も同じわけですが、これはどういう方を対象にしておられるのでしょうか。
議長(石川恒夫君) 片桐農業委員会事務局長。
農業委員会事務局長(片桐秀一君) 法第8条の第5項各号に掲げる者につきましては、委員の要件がございまして、法律の改正によりまして委員の過半以上が認定農業者でなければならないというものがございます。したがいまして、この5項各号というものは認定農業者という意味合いでございます。
  それから、次の法第8条第6項に規定する者につきましては、利害関係を有しない者というふうに法律に定められたところでございますので、そういった利害関係者以外の者ということでご理解をいただきたいと思います。
議長(石川恒夫君) 山崎議員、申しわけございません、産建委員会に付託しますので、委員会の中でご審議ください。
  ほかにございませんか。
  3番、山田早苗さん。
3番(山田早苗君) 農業委員会というのは、私なんかちょっとよくわからない部分もあったりするのですけれども、今農業の状況が大変な中で、農業委員の人たちの仕事というのは大変だというふうに思うのです。農業委員を公選制から任命制というか、議会の承認を得るような形で決めていくというやり方で数を減らして、農業推進委員というのをまた新たに設置するということなのですけれども、農業委員と農業推進委員の仕事の違いみたいなものはどんなものがあるのでしょうか。
議長(石川恒夫君) 片桐農業委員会事務局長。
農業委員会事務局長(片桐秀一君) 農業委員につきましては、農地の売買を初め、貸し借り、それから農地転用というものがございますが、そういった案件の許認可を審議していただくということになります。これは、今までどおりでございます。ただ、今回の改正によりまして、委員の人数が削減されたということでありますので、今度現場のほうを主体として農地利用最適化推進委員を設置しなさいということになっておりますので、案件の審議には推進委員につきましては出席はいたしませんけれども、現場のほうを主に活動していただくということになりますが、よろしくお願いいたします。
議長(石川恒夫君) 3番、山田早苗さん。
3番(山田早苗君) ちょっと理解がよくできなくて。売買の許可をするかどうかということの相談は農業委員の方がすると。現場で推進委員の方たちは、どのような仕事をするのでしょうか。
議長(石川恒夫君) 片桐農業委員会事務局長。
農業委員会事務局長(片桐秀一君) 1つには、担い手農家への農地集積でございますし、またほかには耕作放棄地の発生防止と、それからその解消に向けた活動、あと農地の売買とか貸し借りの相手を探してほしいといいます、あっせんという言い方をしておりますけれども、そういった活動を農業委員と一緒になって活動していただくというものでございますが。
議長(石川恒夫君) ほかにございませんか。ございませんね。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 質疑なしと認めます。
  これで質疑を終わります。
  議案第55号から議案第57号までは、産業建設常任委員会に付託をいたします。
                                            
    議案第58号 阿賀野市火災予防条例の一部改正について
議長(石川恒夫君) 日程第44、議案第58号 阿賀野市火災予防条例の一部改正についてを議題といたします。
  提案理由の説明を求めます。
  田中市長。
市長(田中清善君) 議案第58号、火災予防条例の一部改正について提案理由を説明申し上げます。
  本件は、対象火気設備等の位置、構造及び管理並びに対象火気器具等の取り扱いに関する条例の制定に関する基準を定める省令の改正に伴い、所要の改正をするものであります。
  よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
議長(石川恒夫君) これで提案理由の説明を終わります。
  これから質疑を行います。ございませんね。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 質疑なしと認めます。
  これで質疑を終わります。
  議案第58号は、総務文教常任委員会に付託をいたします。
                                            
    議案第60号 不動産の譲与について(旧すぎの子クラブ建物他2施設)
議長(石川恒夫君) 日程第45、議案第60号 不動産の譲与について 旧すぎの子クラブ建物他2施設を議題といたします。
  提案理由の説明を求めます。
  田中市長。
市長(田中清善君) 議案第60号、不動産の譲与について提案理由を説明申し上げます。
  本件は、市立放課後児童クラブであるすぎの子クラブが平成28年度から水原小学校校地内に移転することに伴い、これまですぎの子クラブ用として使用してきた建物及び同一敷地内にあって、平成18年から現在の社会福祉法人皆幸希福祉会に無償貸与してきた建物2棟について一括で譲与するものであります。
  よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
議長(石川恒夫君) これで提案理由の説明を終わります。
  これから質疑を行います。
  14番、中島正昭さん。
14番(中島正昭君) 総務、付託案件。
議長(石川恒夫君) 社厚です。
14番(中島正昭君) 確認の意味で質問させていただきます。すぎの子クラブが水原小学校敷地内に移転する。ついては、隣の今の施設を併用して使用する。ついては、譲与するということなのですけれども、もともと東北電力から何年ぐらい前に市が購入したかどうか、その辺の確認と、市の施設で間違いないのですよね。その確認と、今まで貸与してきたものが今度譲与するという、その辺のちょっと確認、譲与と貸与。また、譲渡なんていうのもあるから、その辺言葉のあやなのか、一つ一つ意味は違うと思うのだけれども、その辺確認させてください。
  それで、すぎの子クラブ、いわゆる放課後児童保育というふうなことで、父兄からは非常にありがたいという施設だとは思っているのですけれども。小学校から、ここではないのだけれども、金田町の保育園にぞろぞろと放課後通っている新入児童というか、要するに1、2年生、3年生なのかな、その辺の放課後福祉ですけれども、子どもたちの。その辺の関係というのは、今でも継続していくのか。あそこ何か49号線渡って、なおかつ歩道を歩いてなんていって、みずから歩いていっていますよね。その辺は前にも安全面は大丈夫なのかなというふうなことで質問もしたこともあるやに覚えているのですけれども、その辺すぎの子クラブの関係等々とあわせてお答えお願いできますか。
議長(石川恒夫君) 小菅社会福祉課長。
社会福祉課長(小菅章義君) ご質問のまず第1点目、昔の東北電力から市のほうであの建物を買い受けたというのが、平成11年11月にあの建物を買い受けた……
               〔何事か呼ぶ者あり〕
社会福祉課長(小菅章義君) 購入したという形で残っております。それで、今のすぎの子クラブにつきましては、ご要望のあった皆幸希福祉会につきましては、あそこを解体をして、将来的に今阿賀野市で一番少ない障がい者のショートステイ、一時預かり、これをやりたいということでご相談がありまして、今阿賀野市の中におきましては安田の宝珠苑に3名程度しか預かるところがないもので、そこにつきまして毎年20名以上の方が登録をしているということで、非常にその部分につきましては弱い部分でございましたので、そこを何とかそういう施設をつくりたいというご相談がありまして、ここを譲り受けることができるようであれば解体をして、そちらのほうを建てていきたいというようなご相談がありましたものですから、内部で検討しました結果、この建物とその隣にあります2つの建物もあわせまして譲渡をして、一括して費用対効果の高い利用方法をしてもらいたいということで譲渡することで今回提案をさせていただきました。
  もう一点の小学校から児童クラブに通うときの危険ではないかということにつきましては、中島議員からも過去にご質問がございまして、その結果、今の水原小学校からすぎの子クラブに行くに当たりましても、やはりちょっと多動のお子さんが危険で、ファミリーサポートという人をお願いをして手を引いていったということもあります。そんな関係から小学校から児童クラブの行き帰りが安全に行けるようにということで、今回水原小学校のほうからご理解をいただきまして、その敷地のところに建設をして改善を図ったということになってございますので、よろしくお願いをいたします。
議長(石川恒夫君) 14番、中島正昭さん。
14番(中島正昭君) すぎの子クラブに放課後児童の保育を集約するという考え方でいいのですか、あちこちにというようなことではなくて。それで、譲与ということは賃料発生とかでなくて、もうどうぞあげてしまいますから、お使いくださいということと考えればいいのですか、2点。
議長(石川恒夫君) 小菅社会福祉課長。
社会福祉課長(小菅章義君) まず、児童クラブの集約のほうなのですけれども、児童クラブは阿賀野市内におきまして9件ほどございます。それで、全てを集約するではなくて、水原小学校を利用している方が主に利用できるまたは神山地区の方も一部利用するという形で計画をしてございます。
  あと、譲与につきましては、土地につきましては無償貸与という形にしまして、上物につきましては譲与して、今後の発展性を伴った改築、改造につきましては、向こうのほうと市と協議をしながら進めていくという形で進めたいと思っております。
               〔何事か呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) よろしいですか。
  小菅社会福祉課長。
社会福祉課長(小菅章義君) 大変回りくどい答弁をして申しわけございませんでした。おっしゃるとおり土地は無償でお貸ししまして、上物につきましては、どうぞご自由に改築、改造して結構ですという形になります。
議長(石川恒夫君) よろしいですか。貸与、譲与、譲渡の行政用語の解釈については、後ほど伺ってください。
  ほかにございませんか。ないようですね。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 質疑なしと認めます。
  これで質疑を終わります。
  議案第60号は、社会厚生常任委員会に付託をいたします。
                                            
    議案第61号 公の施設に係る指定管理者の指定について(阿賀野市赤坂地区
            コミュニティ公園)                   
     議案第62号 公の施設に係る指定管理者の指定について(阿賀野市デイサー
            ビスセンターむすびの里他6施設)            
     議案第63号 公の施設に係る指定管理者の指定について(阿賀野市農業総合
            管理センター)                     
     議案第64号 公の施設に係る指定管理者の指定について(阿賀野市笹神農民
            研修所)                        
     議案第65号 公の施設に係る指定管理者の指定について(阿賀野市ゆうきセ
            ンター)                        
     議案第66号 公の施設に係る指定管理者の指定について(阿賀野市京ヶ瀬地
            区農産物加工センター)                 
     議案第67号 公の施設に係る指定管理者の指定について(阿賀野市笹神地区
            農産加工所)                      
     議案第68号 公の施設に係る指定管理者の指定について(阿賀野市農産加工
            食品貯蔵庫)                      
     議案第69号 公の施設に係る指定管理者の指定について(阿賀野市宿泊施設
            リズム・ハウス瓢湖)
                  
議長(石川恒夫君) 日程第46、議案第61号から議案第69号までを一括議題といたします。
  一括して提案理由の説明を求めます。
  田中市長。
市長(田中清善君) 議案第61号から第69号まで、公の施設に係る指定管理者の指定について提案理由を説明申し上げます。
  本件は、公の施設を地方自治法第244条の2第3項に規定する指定管理者制度にのっとり管理を行わせることについて、同条第3項の規定に基づき議決を求めるものであります。
  議案第61号につきましては、赤坂地区コミュニティ公園を小松区に、議案第62号につきましては公設デイサービスセンターむすびの里ほか6施設を福祉法人阿賀野市社会福祉協議会に、議案第63号につきましては農業総合管理センターを北蒲みなみ農業協同組合に、それぞれ管理を行わせたいというものであります。
  また、議案第64号につきましては、笹神農民研修所をささかみ農業協同組合に、議案第65号につきましてはゆうきセンターをささかみ農業協同組合に、議案第66号につきましては京ヶ瀬地区農産物加工センターを北蒲みなみ農業協同組合に、それぞれ管理を行わせたいというものであります。
  また、議案第67号につきましては、笹神地区農産物加工所をささかみ農業協同組合に、議案第68号につきましては農産加工食品貯蔵庫を北蒲みなみ農業協同組合に、議案第69号につきましては宿泊施設リズム・ハウス瓢湖をリズム・ハウス瓢湖運営グループに、それぞれ管理を行わせたいというものであります。
  よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
議長(石川恒夫君) これで提案理由の説明を終わります。
  これから一括して質疑を行います。
  12番、宮脇雅夫さん。
12番(宮脇雅夫君) ささいなことなのですけれども、第61号で指定管理者を小松区というふうに呼んでいますけれども、これ小松区というのはどういう意味で小松区というふうになっていますか。自治会とどう違うのでしょうか。
議長(石川恒夫君) 中野市長政策課長。
市長政策課長(中野孝英君) 小松区でございますけれども、小松自治会が小松区として地縁団体という認可を受けておりまして、小松区というふうな表示になっております。よろしくお願いいたします。
               〔「地縁団体、法人」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) よろしいですか。ほかにございませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 質疑なしと認めます。
  これで質疑を終わります。
  議案第61号は総務文教常任委員会に、議案第62号は社会厚生常任委員会に、議案第63号から議案第69号までは産業建設常任委員会にそれぞれ付託をいたします。
                                            
    議案第70号 市道路線の変更について
     議案第71号 市道路線の認定について

議長(石川恒夫君) 日程第47、議案第70号、議案第71号を一括議題といたします。
  一括して提案理由の説明を求めます。
  田中市長。
市長(田中清善君) 議案第70号 市道路線の変更について及び議案第71号 市道路線の認定について提案理由を説明申し上げます。
  議案第70号につきましては、国道49号阿賀野バイパス関連の交差点改良工事に伴い、整備される1路線を変更認定するものであります。
  議案第71号につきましては、安野川改修事業に伴い、アクセス道を確保するため整備される4路線、交差点改良工事に伴い整備される1路線及び農道で近年不特定多数の利用が増加し、市道認定により適切な維持管理ができると判断される6路線を新規認定するものであります。
  よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
議長(石川恒夫君) これで提案理由の説明を終わります。
  これから一括して質疑を行います。ございませんね。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 質疑なしと認めます。
  これで質疑を終わります。
  議案第70号、議案第71号は、産業建設常任委員会に付託をいたします。
                                            
    発議第1号 ヘイトスピーチ根絶のため法規制を求める意見書の提出について
議長(石川恒夫君) 日程第48、発議第1号 ヘイトスピーチ根絶のため法規制を求める意見書の提出についてを議題といたします。
  提案理由の説明を求めます。
  2番、近山修さん。
               〔2番 近山 修君登壇〕
2番(近山 修君) それでは、ヘイトスピーチ根絶のための法規制を求める意見書の提出について提案します。
  現在、日本では、差別的言動・憎悪表現等のヘイトスピーチが大きな社会問題となっています。
  各地で行われているヘイトスピーチは、侮蔑にとどまらず、一部の国や民族あるいは特定の国籍の外国人に対する社会的排除・排斥を趣旨とする言動、さらには暴力行為を伴うものまであります。こうした動きが広がっていることに対して、住民の中からも懸念の声が高まっており、この状況を放置することは、決して許されません。
  さらに、この問題を巡っては、2014年8月、国連人種差別撤廃委員会から日本政府に対し、デモの際に公然と行われる人種差別などに対して、毅然と対処しメディア上でのヘイトスピーチをなくすために適切な措置をとるとともに、ヘイトスピーチに対する法規制や、人種差別撤廃法の制定を勧告する最終見解が公表されました。日本国内で行われているヘイトスピーチに対し、国際社会からも厳しい指摘がなされていることを自覚しなければなりません。
  言論を伴う行為を法律によって規制することについては、表現の自由の保障との関係もあり、簡単に解決方法が見つかるものではないことは、十分に認識しています。
  しかし、住民の懸念と、国際社会からの厳しい指摘を払拭するためには、政府が真摯な姿勢で早急に対応することが必要であり、また、2020年に東京オリンピック・パラリンピック競技大会を迎える国として、ヘイトスピーチを放置することがあってはなりません。
  よって、国会及び政府におかれては、ヘイトスピーチに対し毅然とした立場で臨むとともに、差別のない多文化共生社会の実現に向け、ヘイトスピーチを禁止する新たな法整備など、その根絶に向けた対策を講じられるよう強く要望します。
  以上、地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出します。
  以上で意見書の提出をします。
議長(石川恒夫君) これで提案理由の説明を終わります。
  これから質疑を行います。ございませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 質疑なしと認めます。
  これで質疑を終わります。
  発議第1号は、社会厚生常任委員会に付託をいたします。
                                            
    報告第1号 専決処分の報告について(専第18号 損害賠償の額の決定及び
           和解について)                      
     報告第2号 専決処分の報告について(専第19号 損害賠償の額の決定及び
           和解について)
                      
議長(石川恒夫君) 日程第49、報告第1号、報告第2号を一括議題といたします。
  一括して報告を求めます。
  田中市長。
市長(田中清善君) 報告第1号及び第2号、専決処分について報告いたします。
  初めに、報告第1号であります。平成27年11月2日、阿賀野市岡山町地内において、当市の車両が現場活動後、後方へ移動した際、停車中の相手方車両を損傷させたものであります。
  次に、報告第2号であります。平成27年11月17日、阿賀野市笹岡地内において伐採作業をしていた際、地面に落下した枝が跳びはね、駐車していた相手方車両の後部ドアガラスを損傷させたものであります。それぞれ相手方に対して損害賠償をすることを決定し、和解することについて専決処分をしたものであります。
  以上、専決処分2件について報告いたします。
議長(石川恒夫君) これで報告第1号、報告第2号の報告を終わりといたします。
  一般質問に入る前に小林総務課長より報告がございますので、では小林総務課長。
総務課長(小林正男君) 先ほど浅間議員のほうからご質問がございました議案第34号、阿賀野市職員の退職管理に関する条例制定の中で、ちょっと説明が足りませんでしたので、再度説明をさせていただきます。
  この条例改正につきましては、退職して営利企業等に再就職した職員OBが離職前5年間に在職した組織の役職員に対し、再就職先に関する契約等事務であって、離職前5年間の職務に属する者に関し、離職後2年間は職務上の行為に対して要求または依頼することを禁ずるというふうな条例でございます。ですので、退職する5年前までの一応同僚、同じ組織の課の中というか、組織の中の同僚並びに自分が5年間やってきた職務に対する者に対して、再就職した場合、それを便宜を図ってくれとかそういうふうなものは、契約を有する者の要求、依頼、また許可を認めるよう要求、依頼、処分を甘くしてくれというような要求、依頼等をしてはならないという条例でございますので、よろしくお願いいたします。
議長(石川恒夫君) 18番、浅間信一さん。
18番(浅間信一君) 簡単に言ってもらいたいのですけれども、2年後ならいいということですか。退職後2年後、2年過ぎればいいということですか。
議長(石川恒夫君) 小林総務課長。
総務課長(小林正男君) 離職後2年間とうたわれておりますので、2年間でございます。
               〔「だめということね」と呼ぶ者あり〕
総務課長(小林正男君) はい。
議長(石川恒夫君) よろしいですか。
               〔「はい」と呼ぶ者あり〕
                                            
    一般質問
議長(石川恒夫君) それでは、日程第50、一般質問を行います。
  あらかじめお知らせしておりますとおり、本日の一般質問は順番1番、市川英敏さんから順番2番、天野美三男さんまでといたします。これにご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 異議なしと認めます。
  したがって、本日の一般質問は順番1番から2番までとすることに決定をいたしました。
  それでは、順次発言を許します。
  4番、市川英敏さん。
               〔4番 市川英敏君登壇〕
4番(市川英敏君) 4番、市川でございます。空き家対策について質問させていただきます。
  人口減少や既存建築物の老朽化、社会ニーズの変化及び産業構造の変化に伴い、居住、その他の使用がされていない空き家等が年々増加しており、火災の危険性や倒壊のおそれなどの安全性の低下、公衆衛生の悪化、景観の阻害等、多岐にわたる問題が生じており、今後空き家等が増加すれば、これらの問題が一層深刻化することが懸念されます。そのため昨年5月26日、空き家対策特別措置法が全面施行されましたが、本市における750件もの空き家に対しての対応、公共施設も含めた今後の対応をお伺いいたします。
  以上、1点についてよろしくお願いいたします。
議長(石川恒夫君) 田中市長。
市長(田中清善君) 市川議員のご質問にお答えをいたします。
  市では、平成26年1月に空き家バンクを創設、平成26年4月に空き家等の適正管理及び有効活用に関する条例を施行、平成27年4月に空き家リフォーム支援事業を開始するなど、空き家の適正管理に努めてまいりました。さらに、平成27年5月に空き家等対策の推進に関する特別措置法が全面施行され、これまでに立入調査による実態調査、自治会長への結果報告、空き家バンクへの登録、特に早急な対応が必要な老朽危険空き家の所有者の特定及び指導、助言を行い、解体28件を含め40件の空き家を解消することができました。今後の市の対応でありますが、残りの710件の空き家についても引き続き指導、助言等を行い、適正管理をお願いしてまいります。また、空き家等の有効活用を促すため、空き家バンク制度の周知を図るとともに、空き家リフォーム支援事業を引き続き実施してまいります。
  続いて、公共施設の対応についてであります。現在、公共施設再編整備を進める中で、小学校の統合による空き校舎や空き施設の利活用が課題になっております。まず、老朽化等に伴い活用が難しい施設については、解体、売却を進めてまいります。また、利活用が可能な施設については、できるだけ公共施設として転用を図ってまいります。ただし、市が直接活用することが見込めない施設については、民間企業等への貸し出し、売却を進める方向で考えております。なお、空き校舎の活用については、先進事例を参考に検討を進める中で、転用する場合の改修費用が膨大になるなどの問題点が浮き彫りになったところであります。今後は、ホームページ等を活用して情報発信を行い、幅広く意見やアイデアを募集しながら、民間への貸与や売却等を進めてまいりたいと考えております。
議長(石川恒夫君) 4番、市川英敏さん。
4番(市川英敏君) それでは、何点か再質問をさせていただきます。
  昨年6月定例会での私の質問の中で、空き家対策特別措置法の第7条において、市町村は空き家対策計画の作成及び変更並びに実施に関する協議会を組織することができるに対して、各市町村の動向も踏まえながら、設置について検討するという答弁の中でどのように検討されたのか、お伺いいたします。
議長(石川恒夫君) 清田建設課長。
建設課長(清田 仁君) 今回7条の協議会の設置についてでございますけれども、県内の市町村の動向について調査しましたところ、平成27年度中に協議会を設置いたす意向がございましたのが燕市1市のみでございました。ほかの市町村につきましては、現在検討中というようなお話を聞いておりまして、我が市といたしましてもこういったまだ事例が少ない中で、引き続き情報収集に努めながら、こういった協議会、どういった形で設置するのがいいのか、さらなる検討を進めてまいりたいというふうに考えております。
議長(石川恒夫君) 4番、市川英敏さん。
4番(市川英敏君) 他市の動向とか実例、広域連携等も大事でしょうけれども、本市としていち早く独自として取り組んでいくのが一番大事なところではないかなと思うのですが、その点についてお願いいたします。
議長(石川恒夫君) 清田建設課長。
建設課長(清田 仁君) 協議会につきましては、昨年の5月に法律が施行された中で、私どものほうとしても今議員のご指摘のとおり積極的な姿勢というのは望まれるところではあるのですけれども、いかんせんこういった協議会設けるのは初めてでございますので、やはり個人財産にかかわる問題でもございますので、慎重な対応が必要かと考えておりますので、先ほどご答弁しました、繰り返しにはなりますけれども、他市の動向でありますとか県を通じて国の動向等も把握させていただく中で、協議会の設置についてさらなる検討を進めてまいりたいというふうに考えております。
議長(石川恒夫君) 4番、市川英敏さん。
4番(市川英敏君) 昨年の3月31日時点では750戸もの空き家があり、うち適正に管理されている空き家が93戸しかなく、管理不全が657、実に88%にも上ります。その中で特に老朽危険空き家に対しての対応をどのようにされてきたのか、お伺いいたします。
議長(石川恒夫君) 清田建設課長。
建設課長(清田 仁君) 老朽危険空き家につきましては、昨年度調査の時点で71件ございました。この空き家につきまして、今年度から所有者の特定を行いまして、所有者が特定された物件につきまして文書でこういった実態、老朽危険な状態があるということをお知らせするとともに、適正に管理するようお願いの文書を送りまして、こういった指導ですとか助言に努めてまいったところでございます。
議長(石川恒夫君) 4番、市川英敏さん。
4番(市川英敏君) さまざまな助言等あるかと思うのですが、所有者においては空き家の維持管理または税制上のことなど多くの相談事もあるかと思うのですが、たしか26年度は18件で、本年度はどのくらいの相談なのか、またその内容についてご説明お願いいたします。
議長(石川恒夫君) 清田建設課長。
建設課長(清田 仁君) 相談の件数でございますけれども、平成26年度までは18件の相談をいただいたところでございますけれども、今年度は特別措置法が施行されたこと、それとこういった文書を送ったということで、今年度だけで22件ということで相談の件数は増加してきております。相談内容といたしましては、屋根がわらが一部道路に落下するおそれがあるとか、敷地内の立木が繁茂して道路にはみ出しているといったような状況が確認をされております。
議長(石川恒夫君) 4番、市川英敏さん。
4番(市川英敏君) かわらの傷み、あと木の繁茂ですか、かなり道路、隣のうちにはみ出しているとか、ではそういうことでしたが、それについては市としてどのような指導をされたのか、その点お願いいたします。
議長(石川恒夫君) 清田建設課長。
建設課長(清田 仁君) 1件1件個別の状況ございますので、そういった場合に地元の工務店さんですとか、そういったところをご紹介するなど、対応についてはご相談をさせていただいたところで、1件1件状況が異なりますので、個別の状況に応じたアドバイスといいますか、助言をさせていただいたところでございます。
議長(石川恒夫君) 4番、市川英敏さん。
4番(市川英敏君) やはりいざ危険老朽空き家の解体となりますと、多額の解体費用、また固定資産税などのこととかがあり、なかなか踏み切れないことと思います。そこで、昨年提案させていただいた誘導策の一つとして、解体後、一定の期間を設けて、例えば2分の1、3分の1の固定資産税の軽減を行い、その差額を解体費用の一部に充てていただく、このことに対して確認、また検討結果をお願いいたします。
議長(石川恒夫君) 遠藤税務課長。
税務課長(遠藤 勝君) 市の独自の税制の措置ということかと思いますが、その辺につきましては県内のほうの市のほうで独自の措置をやっているというところが見当たらないということでありまして、その辺他市のほうの状況も先ほどの建設課長ではないですが、他市の状況を確認しながら検討していきたいとは考えております。
議長(石川恒夫君) 4番、市川英敏さん。
4番(市川英敏君) 先ほども他市の動向、また他市の例ということを参考にして進めていくという内容でございますが、やはり固定資産税ですか、上物を解体すれば土地に対して6分の1軽減されているのが戻ると。面積によっても計算方式、若干違うかもしれませんが、先ほども同じなのですけれども、やはりそういうのをいち早く早目に検討していただいたほうがそういう危険老朽空き家またはそういう空き家ですか、解消の一つとして他市に先駆けてやるというのもまた一つの意義があるのかなと思うのですが、その辺よろしくお願いいたします。
  また、相続についてですが、負の財産のケースもある空き家の相続となりますが、やはり中心部においては解体費用より土地単価の価値があればいいのですが、やはり一歩周辺の地域に行きますと、土地の単価より解体費用のほうがかなり高額になると。また、その中にはそれによって相続放棄されている方もいるというふうにお話、あっちこっち伺っているわけでございますが、相続放棄した場合、土地、家屋に対して市としての対応はどのようになるのか、その点について説明をお願いいたします。
議長(石川恒夫君) 遠藤税務課長。
税務課長(遠藤 勝君) 固定資産税につきましては、相続人がいない場合は某、何々相続財産ということで所有者がいない状況になります。そうなりますと、相続財産の管理人が選任されていなければ納税通知書や督促状が送達することができません。結果、所在者不明ということで固定資産税が納める方がいないという状況になります。そのため一旦課税はいたしますが、保留となって年度末に課税を取り消すという措置になります。
議長(石川恒夫君) 4番、市川英敏さん。
4番(市川英敏君) 確認なのですが、所有者が亡くなって、例えば子どもさんとか配偶者の方が相続放棄した場合でもそのような形になるのですか。その点についてお願いします。
議長(石川恒夫君) 遠藤税務課長。
税務課長(遠藤 勝君) 相続人が全て放棄した場合は、今のような状況になります。参考でございますが、民法では相続財産管理人を選任して清算手続を行いまして、相続人が不存在が確認され、特別縁故者、これは生計を同一していた方や介護しているような方、そのような方が財産分与について申し立てをしなかったという場合は、残った財産につきましては国に帰属することになります。
議長(石川恒夫君) 4番、市川英敏さん。
4番(市川英敏君) それでは、特別措置法の中で第15条第1項では、「国及び都道府県は、市町村が行う空家対策計画に基づく空家等に関する対策の適切かつ円滑な実施に資するため、空家等に関する対策の実施に要する費用に対する補助、地方交付税制度の拡充その他の必要な財政上の措置を講ずるものとする」とありますが、本市においてはどのようにされているのか、担当課長にお伺いいたします。
議長(石川恒夫君) 羽賀財政課長。
財政課長(羽賀 存君) お答えいたします。
  今ほどご質問ありましたとおり、空き家対策関係の経費につきましては今年度、平成27年度から特別交付税の算定対象となっております。算定対象となりますのは、一般的な空き家対策に係る経費、例えば実態調査ですとか事務費、それからあるいはその一歩先を行く改修費用の助成とか、それから除却費用とか、さまざまな経費が想定されるのですが、このような一般的な経費については特別交付税の対象外という形になっておりまして、あくまでも一般的には想定されないような事務費が発生した場合とか、場合によっては行政側と所有者側と何らかの紛争が生じたような場合にのみ特別交付税の算定対象となるという形になっておりますので、今現在当市におきましては交付税算定の対象となるものは発生していないというふうなことで認識をさせていただいております。
議長(石川恒夫君) 4番、市川英敏さん。
4番(市川英敏君) 防災、衛生面、また景観、多くの問題を抱えている中、衛生面においてはこれからの季節、雑草、樹木等の繁茂、また病害虫、タヌキ、ハクビシンなどのすみかになっている空き家もございます。第14条では、指導、勧告、命令等も可能となっておりますが、これらのことについて市民生活課ではどのような相談があり、対応されたのか、また今後どのように対応していくのか、お伺いいたします。
議長(石川恒夫君) 関川市民生活課長。
市民生活課長(関川嗣雄君) 空き家のほかにも空き地もございますけれども、これらの適正管理についてでございますが、やはり隣地あるいはまた近所の方々から相談が一番多いのが夏場におきます雑草の繁茂、それによりまして害虫が発生する、そしてごみが捨てられる、小動物の巣になっているという、そういったようなことがあるわけですけれども。私どものほうとしては、やはり近所トラブルということもございますので、私どものほうから所有者を特定をいたしまして、空き家でございますので、なかなかそれを管理している方が見つからないというのが現状でございます。税務課等の資料をもとにして所有者といいますか、管理者を特定をいたしまして、現地を確認をいたしまして写真を撮って、その方のところに連絡をとって、電話ですとか文書を出すとかという形で適正管理についてお願いをするという、そういう対応をしております。また、相談によっては小動物について何とかしてくれということで、今ほど話が出ましたけれども、ハクビシンの巣になっているというところもございました。そういうところについては、管理者のほうから適正な金額をいただいて、業者さんを紹介するとかそういうようなことで対応しているというのが現状でございます。
議長(石川恒夫君) 4番、市川英敏さん。
4番(市川英敏君) 実例等もございますが、かなりこれからの季節になりますと、先ほど言いました樹木とか雑草という中で昨年相談ありまして、空き家になって15年ほどたつのですが、かなり隣接、また地域の皆さんが迷惑していると。ただ、昔そこに住んでいた方が相続され、今は他市に住んでおられる中、直接電話できないと。というのは、先ほど課長が言われましたように、余計なあつれきというか、トラブル起こしたくないというのが本音だそうです。その中で去年は、担当課の職員さんから丁寧な言葉でその方へ住所わかるものですから、やわらかい文書で一応お願いしたところ、快いご返事をいただいたという中で、やはり地域、自治会長さん、その地域の方もやはりそういう点では深くかかわり合いながら、またお互いにカバーし合いながら、一つのコミュニティの中での生活として大事なのですが、そういう部分になりますと、やはり行政というのが大きな役割となってきますので、今後ともよろしくお願いいたします。また、無人の家屋においては、防災対策等の観点からどのような対応、対策を講じているのか、隣接または周辺住民にとっては大変心配事であり、その点について唐橋消防長のほうからお考えをお聞きいたします。
議長(石川恒夫君) 唐橋消防長。
消防本部消防長(唐橋繁英君) 消防の観点から空き家等の適正管理及び有効活用に関する条例について、市川議員の質問内容でもありますが、火災の危険性ということであると思います。本文、条文からいいますと、火災または犯罪が誘発されるおそれのある状態ということで、とりわけ火災という部分に関して消防でどう取り組んでいくかという部分を考えなければいけないと思っております。目的としまして、大きな目的、2つございましたが、生活環境の保全及び安心、安全なまちづくりの推進に寄与というのと、もう一点、空き家等の有効活用により定住の促進及び地域交流拠点の整備という大きな目的がございますが、空き家増加に伴いまして、議員ご指摘のとおり火災の危険性に対する消防としての対応、考え方でございますが、本文の中に空き家等の適正管理及び有効活用に関する条例の文の中ですが、定義で管理不全な状態という文言がございまして、その中で不特定の者の侵入等により火災または犯罪が誘発されるおそれがある状態にどのように消防でかかわっていくかということである、そういったご指摘であるかと思います。自治会、自主防災組織で現在消火栓の訓練、消火器の取り扱い訓練もしくは救急訓練等も取り組んでいただいておりますが、市民協働という観点から自治会、自主防災組織と地域の皆さんの協力を得ながら、本条例に関する消防のかかわり、空き家等適正管理及び有効活用の中の6条、実態調査、7条で立入検査、8条、緊急安全処置とございますが、そういった項目の中で火災危険の観点から建設課を初めとして、関係課と連携を密にして、本条例の目的とするところの達成に向けて今後取り組んでいきたいと思います。そんな考えでおります。よろしくお願いします。
議長(石川恒夫君) 4番、市川英敏さん。
4番(市川英敏君) また、本市においては多くのひとり暮らしの高齢者がおられる中、将来的に家族との同居または施設等などの選択により空き家になることが予想される中、高齢福祉課ではどのような話し合い、対応を考えているのか、担当課長にお願いいたします。
議長(石川恒夫君) 目黒高齢福祉課長。
高齢福祉課長(目黒 裕君) 今市川議員のほうから単身高齢世帯、またその後夫婦とも高齢世帯ということで、ちなみに27年3月31日現在なのですが、単身高齢世帯1,334人ということで、前年比13%増の150人増加していると。あと、夫婦とも高齢世帯ということでありますが、阿賀野市全体で同じく27年3月31日現在で1,405世帯ということで、この部分につきましては前年比19.5%増の229世帯ということで、団塊の世代が65歳以上に達したということで、夫婦しかいなくて子どもさんは同居していない世帯が非常に多く65歳以上になっていると。その方々が今後10年後、2025年、平成37年になると思いますが、後期高齢者の75歳以上になりまして、平均寿命が女性で86歳、男性で80歳ということでありますので、そうなると当然単身世帯の方が亡くなられると、その後どうするか。財産の問題ありますので、相続等ありまして、適正な管理をしていかなければならないと思いますが、そんな状況を考えますと、年々やはり空き家というのは出てくるのかなというふうに思っているところであります。
  高齢福祉課としましては、空き家の中で優良物件ということでまだまだもったいないよ、まだ使えるよというようなもし空き家がありましたら、有効活用の面で使っていきたいというふうに考えていまして、阿賀野市、高齢者の持ち家が多いところであります。その中で水原地区におきましては、単身高齢者で住居環境が悪いということで大変古いアパートに住まれている方もいらっしゃいます。古いアパートというのは、耐震の問題等でやっぱり取り壊すときということで、そのようなケースも出てきまして、そのときやはり言われるのが身元保証人がいないということで、なかなか新たなアパートを借りることができないという課題が今出てきております。そんなことから地域包括支援センターでは、建設課とか庁内の連携を図りながらそういう優良物件がありましたら、空き家の有効活用といたしまして個々のライフスタイルに対応できるシェアハウス、一軒丸々一人で借りることはできないので、何人かで一緒に借りてそれを負担し合うと。当然そこには見守り支援ということで家事援助とか入れながらということになってくると思いますが、そんな新たな住まい方の可能性を今後研究していきたいなというふうに考えているところであります。
議長(石川恒夫君) 4番、市川英敏さん。
4番(市川英敏君) 本市の農業においては、昨年の台風被害、米価の下落などで大変疲弊している中、農業機械は年々高価になり、また大型化し、農舎倉庫などの農業施設の投資、整備が大きな負担になっております。本市においても農業をやめられた方の施設、またさまざまな業種での空き施設等の利用など幅広い考え方での相談、あっせんなど、農林課で検討していただきたいと思うのですが、この点について担当課長、ご説明お願いいたします。
議長(石川恒夫君) 小林農林課長。
農林課長(小林 広君) 高齢化によって農家の空き施設もふえてくるということでございますけれども、確かに市内においてはそういう農家がふえてきていると、あいた施設がふえてきているというふうに考えております。ただ、使わなくなったとしても住んでおられる方がいるのであれば、なかなかそれをどうこうするということはできないのでしょうけれども、本人が不用である、使ってもらいたいというふうなことであれば、例えば新規就農者、そういった方に紹介するとか、そうしたようなことで再利用といいますか、有効利用できればいいのかなというふうには考えております。ただ、具体的にできるかどうかというのはこれから検討していくことになるかと思います。
議長(石川恒夫君) 4番、市川英敏さん。
4番(市川英敏君) ぜひそのようにお願いいたしまして、また本市においては五頭温泉郷、「瓢湖」リズム・ハウス、代官所、新潟県発祥の地の天朝山、付近には数多くの由緒ある神社、仏閣等が多くございます。その中心にある商店街においては、なかなか元気がない。また、統計をとりますと一般的に郊外型のお店の買い物には90%の方が車で行く、また市街地ですか、商店街は80%の方が車で買い物に行くという統計等もある中で、でもこの商店街ではなかなか車のとめる駐車場が少ない。では、どうするかというと、空き家をいち早く例えば商工会なり市で買い取って駐車場にするという方法もあるのですが、その辺の将来構想も含めてどのように検討されているのか、飯野課長にお伺いいたします。
議長(石川恒夫君) 飯野商工観光課長。
商工観光課長(飯野喜夫君) 水原の商店街につきましては、店舗専用の駐車場は小規模でありますけれども、見られます。共同住宅用の周辺を中心に月決めの駐車場なんかもございます。無料駐車場は、中町パーキングが1カ所ございます。有料駐車場は、東部に1カ所、中央プラザの有料駐車場がございます。また、金融機関の関係でありますが、土日とか夜間であれば駐車も可能なのかなというふうな状況でございます。議員ご指摘のとおり空き地を駐車場、空き家を駐車場というふうなご意見ですが、確かに49号線、西側では空き地もあります。そんな中で今回……1月上旬から1月の下旬にかけて水原商工会が需要動向調査というものをアンケートをしました。その結果、やっぱり買い物客は、水原の商店街に駐車場の意見が、欲しいという、小さい、狭い、駐車場の整備みたいな意見が多数あったというふうに報告をいただいております。駐車場に関する要望が多かったということでありますけれども、今回の調査を踏まえまして商工会さんがその辺をどう考えるのか、また空き地、空き家、空き店舗につきましても所有者がございますので所有者の関係、あと商店街の関係もございます。そのような状況を踏まえまして、現状把握も含めて協議なんかが必要なのかなというふうには考えております。
議長(石川恒夫君) 4番、市川英敏さん。
4番(市川英敏君) 若干それるかもしれませんが、午前中の本会議の中でコンビニ塾ということで空き家、また空き店舗等を利用し、講師として国際交流員にお願いするとなっておりますが、本市においても教育現場をリタイアされた多くの元教員の方がいらっしゃる中で、その方との連携を図るとともに、なぜかというとやはり地域に住んでいて地域の実情をわかる、そういう方たちの一つのコミュニティの場ですか、そういうのも大事ではないかなとは思うのですが、この点についてお考えをお伺いいたします。教育長、お願いします。
議長(石川恒夫君) 岩村教育長。
教育長(岩村弘一君) 現在は、放課後スクールについては水原小学校会場と、それから安田地区において開催しているわけですけれども、その中ではリタイアされた教員の方々の支援をいただいて開設しているところもございます。また、新たに計画している笹岡小学校のところでは、現在そういった対象の方がいらっしゃるかどうかということを当たっている最中でございます。
議長(石川恒夫君) 4番、市川英敏さん。
4番(市川英敏君) 次に、空き家バンクについてですが、現在の状況、また今後の進め方についてお伺いしたいのですが、市のホームページを見ますと、成約率というか、解消率100%というふうになっておりますが、申し込みが1件しかなかったという、そういう実情の中で、今後どのように対応されていくのか、お伺いいたします。
議長(石川恒夫君) 中野市長政策課長。
市長政策課長(中野孝英君) それでは、空き家バンクの登録状況と今後の対応策ということのご質問でございますが、平成25年度につきましてはまず1件の登録がございました。平成26年度につきましては2件、平成27年度3件ということで、現在まで合わせますと合計で6件の登録がございまして、うち5件が成約済みというような形になっておりまして、今あいているものは水原地区の1件というような形になっております。地区別に見ますと、水原地区が3件、笹神地区が3件ということでございまして、京ヶ瀬と、安田の登録は全くないというような状況になっております。それで、今後どのような形でいわゆる登録を促すかということなのですが、昨年度の取り組みとしましては固定資産税の納税通知書に県外に住んでいる方で空き家を持っておられるであろう方に対してのPRのチラシを入れたというような実績がございます。それで、数件の問い合わせがあったのですけれども、それが必ずしも要するに登録には結びついていないという状況でございました。今後につきましては、ちょっとよその先進事例も見ながら、そういう登録、いかにして登録が要するに進むかということを研究しながら、積極的にちょっと登録件数を促すような形で検討していきたいというふうに考えております。よろしくお願いいたします。
議長(石川恒夫君) 4番、市川英敏さん。
4番(市川英敏君) 本市における公共施設においても、先ほどお話出ました平成29年4月1日からは山手小学校、赤坂小学校があくと。また、その中で山手小学校については、利用方法はもう考えている中で、まだ前山小学校、大和小学校もそうです、赤坂小学校において、大変担当課長も苦労はしているかと思うのですが、また改めて今後の考え方をお伺いいたします。
議長(石川恒夫君) 西村管財課長。
管財課長(西村和幸君) 今廃校といいますか、空き校舎等の質問だと思いますけれども、今現在大和小学校につきましては1階部分を民間の植物工場としてお貸ししておるところでございます。2階につきましては、これから石船戸等の遺跡、遺物の収蔵庫として使用する予定にしております。3階については、書庫として考えております。山手小学校のほうはご存じかと思いますけれども、五頭の麓のくらし館等の収蔵物を予定しておるところでございます。前山小学校でございますが、以前から空き校舎の利用についていろいろお話があったところでございますが、前山小学校については内部的にもいろいろ検討はしているところなのですけれども、やはり公共施設として有効に図られるかどうかとかのような検討をすると、利用がなかなか、いいアイデアが浮かばないというふうなことでございまして、私のほうでちょっと県内で先進事例といいますか、学校をうまく使っている事例をいろいろ探しまして、ちょっと現地へ行ってきたりしたのですけれども、温浴施設等で転用している例がございましたのですが、そういうふうな温泉の施設があったとしても、転用しても黒字化になかなか進まないというふうなケースもございまして、なかなかまた難しいなというふうなところを痛感しております。基本的には、市長が説明したとおりのプロセスで進めていこうかというところでございます。最終的にはホームページを通じて学校の利用する業者さんを公募していきたいなというふうに考えているところでございます。
議長(石川恒夫君) 4番、市川英敏さん。
4番(市川英敏君) 実際に適正に使用し、欲しいという方には無償譲渡も考えられるのではないかと思うのですが。というのは皆様ご存じのとおり、市の施設であれ、10年、20年後の所有物である建築物においては解体費ですか、高額になる解体費がかかることが予想されているのであれば、適正に使用したい方には無償で差し上げたらどうかと思うのですが。また、民間、市民の皆さんの空き家ですか、そういう方の個人所有の空き家についても全ての所有者に無償譲渡または経費ですか、しょっちゅう苦情は来るわ、経費をかけて管理はするわ、そういうのを考えれば、経費をつけてでも譲渡したい、欲しい人がいれば譲渡したいという方もいるかもしれません。その中でもっと1歩も2歩も踏み込んだアンケートをとってやっていくべきではないかなとは思うのですが、その点についてお考えをお伺いいたします。
議長(石川恒夫君) 西村管財課長。
管財課長(西村和幸君) 議員のおっしゃるとおり、実は廃校といいますか、民間利用を考える上で学校という形で建設されている建物を民間利用する場合、なかなか利用しづらいというふうなことが多々ございます。そうすると、やはり解体というような形もなるかと思います。そうした場合、土地代金と解体費用とてんびんにかけた場合、なかなか土地代金に回収できないというふうなケースもございます。それは、少し事業を考えている業者さんでございましたら、私どものほうと具体的な事業展開を協議させていただいて、どの程度の費用になるのかというふうなことを考えさせていただきたいと思っております。
  あと、経費をつけてまで建物を譲渡というところは、ちょっといま一歩まだそこまで踏み込んでおらないところが正直なことでございますけれども、よろしくお願いいたします。
議長(石川恒夫君) 4番、市川英敏さん。
4番(市川英敏君) このように空き家対策については多くの課にまたがっており、本市にとって大変大きな課題、また問題の一つでございます。今後各課連携等も含め、市長のお考えをお伺いいたします。
議長(石川恒夫君) 田中市長。
市長(田中清善君) 市川議員から幅広く、また空き家についての課題を浮き彫りにしていただきまして、大変ありがとうございます。議員がご指摘の点というのは非常に大きな問題であり、認識を共有しながら対策に生かしていかなければならないなというのが実感でございます。私としても、例えば一般の方々の空き家、今先ほど言われる人口減少あるいは高齢化が急速に進む中で、今後も大幅にふえてくることが懸念されております。したがいまして、空き家対策というのは喫緊の課題であると認識はしておりますけれども、個人所有の財産でありますので、その辺の取り扱いです。特措法に基づいて危険老朽空き家となれば、しっかりとした対応もできるのですけれども、そこに至らないもの、案件については、なかなか手が出せない、やはり所有者の理解、協力が不可欠であろうと思っております。また、公共施設につきましても今ほど民間に将来の財政負担を考慮して、無償譲渡というのもあるのではないかというご指摘でございますが、確かに公益性の高いものあるいは地域にとって操業、雇用を生み出すような操業効果があるようなものに対しては、そういった点からの検討も必要かなとは思います。ただ、無差別に全て将来、取り壊し費用がかさむのだから何でもいいから譲渡してしまえ、これは少し乱暴かなと思っております。そういった点も踏まえまして、今後の適正な空き家対策、しっかりと計画を立案していきたいなと思っております。
議長(石川恒夫君) 4番、市川英敏さん。
4番(市川英敏君) 空き家等に関する対策について、また今後ともよろしくお願い申し上げまして、私の今定例会の一般質問を終わります。ありがとうございました。
議長(石川恒夫君) 3時40分まで休憩いたします。
               休 憩 (午後 3時21分)
                                            
               再 開 (午後 3時40分)
議長(石川恒夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
  一般質問を続けます。
  1番、天野美三男さん。
               〔1番 天野美三男君登壇〕
1番(天野美三男君) 1番、天野美三男でございます。それでは、通告に基づきまして3点の質問をさせていただきます。
  まず、1点目であります。この冬の除雪についてでございます。1月23日から25日にかけて、日本海の低気圧や冬型の気圧配置の影響により雪が降り、阿賀野市では大雪となりました。第5回定例会で質問しましたが、機械除雪対応、冬期道路交通確保計画と消雪パイプによる消雪は問題なかったのか伺いたいと思います。
  2点目であります。まち・ひと・しごと創生総合戦略についてであります。28年度予算概要で新規就農支援ハウス、市民交流農園ハウス、体験農園ハウス整備事業が1億8,900万円計上されております。第5回定例会でも質問しましたが、ハウス管理の運営主体、管理者等の進捗状況について伺いたいと思います。
  2つ目に、五頭自然郷ヘルス&アグリツーリズム事業についても1,000万円計上されております。病院、温泉関係、地元住民、自然歩道整備等の進捗状況について伺いたいと思います。
  3つ目であります。安田地区複合施設、安田支所の建設についてであります。複合施設は、多目的集会施設と理解しておりますが、近隣に同じ多目的集会施設である安田公民館やコミュニティセンター城のうちもあります。この施設が建設されると、安田地区の市街地に使用目的が同じ施設が3カ所できることになりますが、この点についてどのように考えているのか伺いたいと思います。
  2つ目に、複合施設は現在の安田支所を取り壊して建設される予定でありますが、敷地の拡張ができない中で、集会施設に必要な駐車場スペースの確保は難しいと考えるが、その点についてお伺いしたいと思います。
  以上3点、お伺いしたいと思います。よろしくお願いします。
議長(石川恒夫君) 田中市長。
市長(田中清善君) ご質問に順次お答えをいたします。
  初めに、この冬の除雪についてお答えいたします。1月に入って冬型の気圧配置が続き、特に1月の23日から25日にかけて、当市においても大雪警報が発令されるなど大雪となりました。24日午前9時から25日午前9時までの24時間降雪量は、市消防本部で観測史上最高となる105センチを記録いたしました。このため、市内全域で緊急体制による除雪対応を実施し、交通の確保を図ったところであります。機械除雪路線については、24日は日中2回、25日も大雪警報が継続しておりましたので、午前1時より全路線で1回の合計3回の除雪を実施いたしました。また、消雪パイプ路線については、短時間の降雪で大雪となったことから、自動運転から手動運転に切りかえて常時散水とするなどの対応を行って、機能の確保を図ったところであります。24日の降り始めが明け方だったため、機械除雪作業が日中の時間帯となったことや、降雪が連続するなどの悪条件も重なって長時間の作業となり、市民の皆様には大変なご不便をおかけしたところでございます。つきましては、この冬の除雪対応を検証し、除雪計画の一層の充実を図り、迅速かつ適切な対応ができるよう、引き続き努めてまいりたいと考えております。
  次に、まち・ひと・しごと創生総合戦略についてのご質問にお答えをいたします。まず、新規就農者支援ハウス、市民交流農園ハウス、体験農園ハウスの整備でございますが、園芸の振興、導入、農業後継者の確保、育成や都市部の住民との交流促進を図ることを目的として、五頭山麓うららの森において、次世代型の大型園芸ハウスを整備するための調査設計費と建設費を予算計上したところであります。ハウス管理の運営主体等につきましては、事業目的を達成するためのパイロット事業としていることから、当面の管理運営は市で行いたいと考えております。なお、具体については設計がまとまり次第、詰めていくことにしております。
  続いて、五頭自然郷ヘルス&アグリツーリズムについてお答えをいたします。既にご説明申し上げているとおり、この事業は地域資源である自然、温泉、農業を活用して、都市部の住民を対象として交流、定住人口の拡大を目指す事業であり、新年度予算には市民農園を整備するための用地取得費を計上したところであります。また、現在、五頭温泉郷と市で環境大臣から全国93番目となる国民保養温泉地の指定を受けるための手続を行っております。国民保養温泉地とは、温泉の公共的利用推進のため、温泉利用の効果が十分期待され、かつ健全な保養地として活用される一定の条件を満たした温泉地を温泉法に基づき環境大臣が指定する制度であります。この取り組みは、五頭温泉郷の知名度を上げ、さらにラジウム温泉というブランド力を高めながら、温泉を活用した健康、保養、療養をテーマとして、市内外の来訪客を受け入れる体制整備をすることであり、その仕掛けの一つがヘルス&アグリツーリズムでございます。
  次に、医療との連携体制の整備といたしましては、医学的立場から健康管理に対する指導や浴客の体調不良等に対応する医師、あがの市民病院、榎本副院長との連携を図る体制をお願いしたところであり、また適正な温泉利用や温泉を活用した健康増進の相談に対して、温泉の知識を有する新潟県リウマチセンター、中園院長からお引き受けいただいたところであります。一方、自然遊歩道整備等については、五頭山麓いこいの森から出湯温泉街を抜け、やまびこ通り、林道五頭山麓線を通って村杉温泉に至る中部北陸自然歩道の再整備をワークショップ事業等により、県、温泉関係者、地元住民との協働で展開しております。さらに、五頭温泉郷では、五頭薬用植物園にある薬草を使って薬膳料理の開発に向けた取り組みも始まったところであります。
  次に、安田地区複合施設、安田支所の建設についてお答えをいたします。まず、使用目的の同じ施設が3カ所できることになるというご指摘ですが、安田支所庁舎改築については、安田支所と安田公民館を合わせた複合施設として新たに建設することとし、その中には地域の方々が気軽に立ち寄ることができる交流スペースの設置なども考えているところであります。現在の安田公民館は老朽化が著しく、耐震性に不安もあることから、新しい施設の完成後に閉館することとし、閉館後の施設の取り扱いについては今後検討を進めていくこととしております。また、コミュニティセンター城のうちについては、社会福祉施設として位置づけていることから、現在、安田公民館において活動している放課後児童クラブの移転を想定し、新しい施設と相互利用を図りながら、地域活性化の一翼を担う施設として活用してまいりたいと考えており、同じような施設が3カ所にはならないものであり、これまでも説明を十分してきているところでございます。
  次に、駐車スペースの確保についてお答えをいたします。現在、安田支所周辺に57台分のスペースがあり、施設の整備に合わせ車庫を解体するなどして19台の増設を図り、計76台のスペースを確保する計画であります。また、イベント等で多くのスペースが必要になる場合には、既存の安田体育館駐車場の95台を含め、計171台の駐車が可能と考えております。なお、安田支所整備検討委員会においても駐車場について協議したところであり、現状と計画を説明し、ご了承いただいているところであります。
議長(石川恒夫君) 1番、天野美三男さん。
1番(天野美三男君) それでは、再質問させていただきます。また、それに関する関連質問も踏まえた中でご了解いただきたいと思います。
  まず1点目、この冬の除雪についてでありますが、これ、この期間、23日から25日にかけてなのですが、確かに私も記憶には、委員会でもご説明を受けましたので、かなり降雪があったというふうに私も思っております。今回なぜそれを質問としたかとしますと、これはやはり季節前にも私一応どういう状況なのかというのも当然お伺いした中で、この答弁書を見ますと、除雪対応を検証し、除雪計画の一層の充実を図りということも書かれております。この冬で気づいて、ある業者さんから言われたことが、業者さんと自治会の方から言われたものが、まず除雪されている業者の方がこの雪はまずいというのは当然気づいておったということで待機をしているし、常時動けるような状態ではあったというふうにおっしゃっておりました。ただ、連絡が来るのが非常に遅かったのではないかというふうなことを言っておられた方がおられましたので、それは検討の材料として、まず1点していただきたいなという感じでした。
  もう一点が消雪パイプの手動に切りかえたという、ここも逆に近隣の、私もちょっとその日すごい雪だったので、若干ちょっと周りを回っていったら、水が出ないのかということをやっぱり言われましたので、とりあえず自治会長さん通じて連絡が行ったところが何件かあったというふうに私は思っておるのですが、まずその2点、改善の要望の中として大きく出ておりましたので、その辺についてお聞かせください。
議長(石川恒夫君) 清田建設課長。
建設課長(清田 仁君) それでは、質問について順次お答えをさせていただきたいと思っております。
  今回の除雪につきまして、私どものほうもこういった気象情報には注意を配っていたところですけれども、いかんせん降り方が非常にスピードが速かったということで、私もここで今回初めてわかったのですけれども、観測史上初めての量だったということがあったのと、それと降ったのがかなり明け方に、短時間に降ったというようなところがございまして、議員ご指摘のとおり若干遅かったというようなご指摘は、自治会の皆様からも頂戴をしているところでございます。業者の方につきましては、本当にそういった態勢を整えていたにもかかわらず、我々のほうが適切な指示が出せなかったというところは、非常に歯がゆい思いをされたのではないかなというふうに思っているところでございますので、これにつきましては今回自治会の皆様からのご意見と出動されている業者の皆様からどんな対応がよかったのか等についてきちんとお聞きして、それをこれからというのはあれなのですが、次の降雪期にきちんと対応できるようにしてまいりたいというふうに考えているところでございます。
  2点目の消雪パイプの手動に切りかえたというところでございますけれども、消雪パイプについては手動と自動と、あと遠隔というような操作方法があるのですけれども、操作の効率性、節水ですとか切りかえをスムーズにできるというようなところ、それと経済性もございまして、基本的には自動運転でやらさせていただくのが望ましいのではないかなというふうに思っておりまして。そういったところで私どもの今回の対応としては、職員でできる限り早くやったのですけれども、そこが追いつかなかったというようなところがございましたけれども、この部分についてもどんな対応ができるのか、きちんと検討してそれを反映していきたいというふうに考えております。
議長(石川恒夫君) 1番、天野美三男さん。
1番(天野美三男君) ありがとうございます。
  あと1点、やはり前回も消雪パイプの件で質問した経緯があるのですが、老朽化した消雪パイプのやはり水の出が悪いというのが、特に今回の場合は異常な降雪といえば降雪かもしれませんので、その辺で住民の方から非常に出の悪い部分の指摘も結構されたということも認識として入れていただければなと思っております。私委員会のときに、あと提言というか、提案した、私にとっては非常にそういうふうに活用してもらいたいという防災無線の話をした記憶があるのですが、市長もその辺聞いておったかどうかなのですが。防災無線のあり方、関連した質問なのですが、防災無線については今まで運用をいろいろされておりまして、これ放送の内容としまして緊急の放送としまして、緊急地震速報、弾道ミサイル情報、武力攻撃情報などなどいろいろ、これが一応防災無線の定義なのかなとか思っていますが。なぜこれを私提案したかというと、委員会で提案したのか、これ1月24日に皆さん記憶あると思いますが、除雪作業に伴う事故が発生しました。この件は、実は私も安心、安全メール、これ届いていましたので、当然その後にこの部分は認識はしておりました。私そのときに委員会でもご提案したのですが、防災という観点から、例えばこのように大雪警報が出ている場合、当然ここの防災無線メールの中にも非常にいいこと書いてあります、作業に伴う際の注意点というのが細かく載っております。このメールを受けた方は、なるほどなというふうに私は思ったと思うのです。これを防災無線のあり方、防災無線の使い方という観点から、大雪に関して、例えば外出を控えるというのがいいのかどうかわかりませんが、あと今回の事故もありましたので、それを踏まえて防災無線の活用を私はすべきだと思っているのですが、市長、いかがですか。
議長(石川恒夫君) 田中市長。
市長(田中清善君) 防災行政無線の整備、非常に今市民の皆様から喜んでいただいております。行政の第一の目的は、ご承知のとおり命と暮らしを守る、そういった意味で今いつ何が起きるかわからない時代、防災行政無線が今までなかったことが非常に不思議でしようがないぐらいでございました。私としては、中越大震災等も含めまして、経験の中から防災行政無線の必要性、そういったものを日々感じておりまして、昨年度整備をさせていただいた。今回の雪に対して防災行政無線を使うべきではないかというようなご指摘かもしれませんが、まず雪の降雪状況から我々として豪雪対策本部が必要かどうか、そのぐらいのレベルを判断する中で、防災行政無線でまた注意喚起をしていく、そういうような手順が大体一般的でございます。今回は、そういったものに該当していないということで、私どもは防災行政無線は使わなかったという状況です。今回不幸にして折居のほうで排雪作業中に不慮の事故が起きた。今回の場合は、1人作業というのが本来あってはならない。そういったことで日ごろからそういった点については、広報あがの等を通じながら周知を図っていく、そういったことが十分必要であろうと考えております。防災行政無線とは直接的には結ばないのかなと思っております。皆さんの認識の中がどのような認識なのか、逆にお伺いしたいぐらいです。
議長(石川恒夫君) 1番、天野美三男さん。
1番(天野美三男君) 私は、対策本部があってから次だというのも、それも1つあるとは思いますが、ただ予防だったら全部何でもいいのかということでは当然ない意味でお話をさせていただいております。実際それと同じようなとは、違うのかもしれませんが、去年の夏、たしか私熱中症に関する放送がかなり多くあったというふうに認識しております。それを聞いていた方は、かなりおられたというふうに認識しております。また、多くアナウンスがあったというふうに認識しております。実際すごく暑い25度以上というのですか、26度、30度ぐらいになったときに、実際畑でお仕事をされている方も自宅のほうに多分戻られた方が非常に多かったのではないかなというふうに逆に思っております。そういった観点から私は、熱中症予防と同じような感じで熱中症対策というふうな感じ、感じというのは失礼な表現かもしれませんが、そういう観点から私は使うべきだとは思っております、必要に応じて。実際私は感じたのですが、熱中症関係の搬送等の、去年たしか長期にわたって暑かったというのがちょっと余り認識、どういう状況だったかというのを救急搬送等について消防長のほう、もしデータとかありましたら状況をお聞かせください。
議長(石川恒夫君) 唐橋消防長。
消防本部消防長(唐橋繁英君) 天野議員からのご質問でありますけれども、昨年、熱中症で31件の熱中症による搬送がございました。そういった中で、最近異常気象、突発気象ともいいますが、非常に高い35度以上の猛暑日という日もありました。そういった中で7月、8月の平均気温、26年度と27年度は平均気温がほぼ同じでしたが、そういった中でも真夏日、30度以上が真夏日ですが、真夏日が現状としては非常に熱中症の救急搬送をした中での気温をはかってみますと、真夏日以上が8件ございました。前の年がたしかその半分、4件だと思いましたが、そういった中で昨年は、今年度ですが、27年の夏は非常に夏日が多い年でございましたので、救急搬送も重症、中等症が多かったという搬送状況でございました。
議長(石川恒夫君) 1番、天野美三男さん。
1番(天野美三男君) 熱中症に関しては、その年の気温、湿度などいろいろな条件がありますので、一概に昨年と対比するというのは難しいというふうに私も思っております。しかし、私は昨年の防災無線の熱中症に関するかなり出ていましたので、そこでかなり予防されたのではないのかなというふうに私は認識しております。ぜひ今回の雪に関する問題等につきましても、できれば私は防災行政無線をちょっと活用するべきときは活用していただきたいというふうにお願いしたいと思います。
  続きまして、2つ目のまち・ひと・しごと創生総合戦略についてであります。これも私12月のときに質問させていただいたのですが、これまず1点お聞きしたいのが調査設計と建設費を計上して、これはいつごろ建てる予定かというのをちょっとお聞きしたいのですが。
議長(石川恒夫君) 小林農林課長。
農林課長(小林 広君) 28年度中ということで、具体的にいつからというのはまだ決めてはおりません。
議長(石川恒夫君) 1番、天野美三男さん。
1番(天野美三男君) 私前回もいろいろご説明していただきました中で、まず、では28年度中ということで具体的な何月というのは決まっていないというふうな認識だというふうに今お聞きしました。実は、今私はちょっとまだわからない部分が、これからの部分も多いのかと思うのですが、例えば阿賀野市の特産品があの場所でどういうふうなものがいいのかというところから始まり、ハウスが何個かあるうちの1つを何に使って、1つを用途的に何に使ったりするという計画、まだ内容もはっきりわからないのかなというのは思っているのが1つと。例えば私が非常に心配しているのが同じ阿賀野市で仮につくっている、同じものをハウスでつくって、ある前回の検討委員会でもいろいろ何か議論された中の話と私の考えを踏まえてなのですが、葉物野菜を何回転するのか、それともキュウリをつくるのか、いろんなのも今調べながら、推奨品等、重点品目等、そういうのを加味した6次産業化に向けたものを計画してやり始めるのか、やっているのかなというふうな感じで今捉えているのですが。これは、私まだ見えてきていない部分がちょっといまだにありますので、また質問させていただいたのですが。やっぱり私思うのですけれども、コンセプトをしっかりして明確化して、わかりません、3棟を全部葉物でやったり果樹にするのかというのをもうある程度決めた中でやるべきではないのかなというふうに思っているのですが、その辺を踏まえて今全然まだちょっと検討中なのですよということであれば検討中でいいのですが、その辺の考え方というのはどうなのでしょうか。
議長(石川恒夫君) 小林農林課長。
農林課長(小林 広君) 2月の初めに全員協議会の中で、2月中旬までには基本構想まとまるということでお話をさせていただいたのですけれども、阿賀野市、ヘルス&アグリツーリズムにも取り組むということでございまして、その部分も構想の中にちょっと織り込むということで、コンサルさんとちょっと協議をさせていただきまして、工期をちょっと延ばさせていただきました。今月末までということで、29日までということにさせていただきましたので、まだ内容等はちょっと検討中ということでございます。ハウスの大きさですとか棟数、何棟にするかとか、そういった部分も含めまして、まだはっきりちょっと今は申し上げられないと。つくるものにつきましては、体験農園ハウスという部分もございますので、葉物等だけではなくて、もぎ取りができるようなもの、そういったものも考えながら、交流人口の、お客様から来てもらうとか、そういうところも考えながら、物もどういったものをつくっていくか、そういったものも今検討しているというような状況でございます。
議長(石川恒夫君) 1番、天野美三男さん。
1番(天野美三男君) そういうことであればわかりました。
  私、ちょっとあともう一つ非常に心配しているのが構想の検討委員会です、これがたしか9月30日からあったのですが、その後多分開催されていないというふうに認識しております。私がやはり一番心配するのが、まず運営主体が当面市がやるということのような話で今答弁書に書いておりましたが、まず地元の農業に関する人たちの意見をもう一回ちゃんと拾い集めて再度検討して、私は極端な話、ゼロベースからのスタートでもいいと思っているのですが、もう一回その辺の部分を協議しながら、地元の人たちと地元の新規就農を見出すための協力者というところを集めながら、もう一回コンセプトも考えながら、ゼロベースのスタートでも私はいいと思っているのですけれども、検討というのもいいと思っているのですけれども、いかがですか。
議長(石川恒夫君) 小林農林課長。
農林課長(小林 広君) この施設につきましては、市長から答弁いただきましたとおり、施設園芸のパイロット事業ということでございます。農家の皆さんからも意見、当然聞かなければならないとは思うのですけれども、市としてこういったものを次世代型の施設をつくって、そこで研修をしていただいて、その技術を持って地元で園芸に取り組んでいただくというふうな目的を持っておりますので、この部分を農家からも意見は聞きますけれども、こちらの考えも聞いて理解していただきながら進めていきたいというふうに考えております。
議長(石川恒夫君) 1番、天野美三男さん。
1番(天野美三男君) もちろんパイロット事業ということですので、そういった意向もあるというのは当然私もわかっております。やはり私が考えて心配するのは、新規就農でそこでパイロット事業として経験を積んで、まず教える人とかという問題もあるのでしょうし、その辺もまた別の人から指導してもらった中で、新たな産業としてその人たちが第一歩を踏み出す受け皿の部分と、その施設で仮にやっていた方が同じ施設で同じような条件でまた就労できるような環境もきっちり考えてやらないと、あそこで最新鋭の仮にハウスをつくったとしても、では新規就農としてまた出ていくときに果たしてそれでその人たちのなりわいがなるのかというのが、私はそこが非常に大事なところだと思っているのです。その辺の出口と、あと例えばハウスで出荷したものがどういう流通系統を通って、どういうふうなものになって高付加価値のものになるのかとかいろいろ踏まえた中で、やはりもっと議論すべきだというふうには私は感じております。私は、前もお話ししたのですけれども、もしハウスが何棟かあるのであれば、1棟は官学連携で1つ何かのプロジェクトとして、そのハウスを研究する施設として使ってみるハウスが1つはあってもいいとは思っております。では、何か、私は個人的な意見としては、前もお話ししましたけれども、薬科大といろいろな面で今まだおつき合いがありますので、私は1つのハウスを薬科大と薬剤、漢方などを研究するためのハウスとして1つ使う。それの差別化を図るために五頭温泉郷はラジウムありますから、ラジウム温泉にこだわる、温泉は温泉の効能としてあるべきだと思っています。私は、ラジウム水を使った、水を使った葉物野菜から果物とかそういうものが何か、漢方薬とか何でもいいです。それを官学連携で新しい阿賀野市の特産のものを考えるとかというふうなプロジェクトで1つ、1棟を使うとか、先ほど申しましたように観光で来たお客さんが水耕栽培のイチゴ、阿賀野市産のどういう加工をした、例えば高設栽培のイチゴがあったら、これはもうすごく差別化してあるようなところの収穫体験を温泉のときに来てやるとかというようなハウスがもう一つあるとかというふうな考えもあっても私はいいと思っております。私は、そういうふうなきっちりとしたコンセプトをもうちょっと煮詰めていろいろ議論したり、これは私の個人的な意見なのですけれども、皆さんからまだまだいろいろ聴取していったほうがいいのではないかなというふうに考えております。
  あと、答弁書の中で市民農園を整備するための用地取得というふうなことも書いておりますが、ここはもう場所は決まっているということなのですか。
議長(石川恒夫君) 小林農林課長。
農林課長(小林 広君) 場所としては五頭自然郷といいますか、290号沿線、その近辺になるということで、細かい場所まではまだちょっと申し上げられませんけれども。
議長(石川恒夫君) 1番、天野美三男さん。
1番(天野美三男君) それも踏まえて市民農園の場所がそこから近いのか遠いのかというのもこれから協議されるのかと思うのですが、その辺の部分を検討委員会の方と私も前回質問した中で、温泉に来る人たちがどのような目的で来るかというのは、多分多種多様だということだと私は思っておりますので、ハウスの収穫体験がいいという人もいますし、自分でくわを持って耕したいという人もいるのかもしれませんし、機械で何かをつくってみたい、途中の工程をしてみたいとかいろんな方がやはり私は想定されると思っております。ですので、その辺も踏まえて私はもっと議論すべき問題ではないのかなというふうに認識しております。
  あと、関連する質問なのですが、この場所でことしの2月13日にささかみゆうきの里火祭り、実行委員、三青会で主催された火祭りが催しされておったのですが、この火祭りは報道を見ますと3,100人いらっしゃっていたというふうな報道がなされておりました。これは、今実際やっているところに多分ハウスが建設されるのではないかというふうに私は思っておりますが、この火祭りをやっている三青会さんとかそういったゆうきの里火祭り実行委員会の方とは、もう協議されているということでいいのでしょうか。
議長(石川恒夫君) 小林農林課長。
農林課長(小林 広君) まだ具体的な協議までは行っておりません。
議長(石川恒夫君) 1番、天野美三男さん。
1番(天野美三男君) はい、ありがとうございます。
  あと、今回自然歩道のコースとかそういうのもこれからいろいろ考えていって進んでいくのかなというふうに思っております。確かに今出湯地区のほうで何か電車道から遊歩道のところでバーベキューをやったり、いろんな地域住民の人が参加したスタイルのものが今進んでおりますので、確かにそこにおられる住民の方は非常に関心を持って一緒に参加しているのかなというふうに思いました。これは、引き続き同じようなやり方でいろいろ伸ばして全体を巻き込んでいくというふうな方向に持っていくべきではあるというふうに思いました。
  では、続きまして、次の質問をさせていただきます。安田地区の複合施設、安田支所の建設についてでありますが、私も委員会のほうに何回か出席しましたので、より詳しい何か内容がわかって今回またさらに質問させていただいたのですが。なぜこれを質問したかといいますと、やはり私は阿賀野市の公共施設の再編整備計画というのが出たのがたしか27年の1月ぐらいだったというふうに認識しておるのですが、この内容自体がここでも注意ということで書かれておりましたが、この計画の実行に当たっては、議会、地元、市民、関係者等の理解と協力が不可欠となっております。A、この計画は、今後の社会経済情勢や国の施策の変化等に対応するため随時見直しを行いますというふうに書かれております。私がこういった資料をもとに今後阿賀野市の公共施設、いろいろ変わっていくものに関して、もらっていた資料と多分ちょっと誤差が出てきたり時間がずれているようなものがあるというふうに私は思っておりますので、こういったものはまた最低1年に1回、再度見直し、変更等もあるようでしたら、再度議員のほうにお示しをいただいてもらうべきではないかと思うのですが、いかがでしょうか。
議長(石川恒夫君) 西村管財課長。
管財課長(西村和幸君) 整備計画の要するに更新といいますか、一部修正が出たら直った状況を教えてもらいたいというふうなことだと思いますけれども、実は内容の整備を今進めております。変更箇所がありますし、それから今後の先のこともちょっと考えて織り込んでいきたいなというふうなこともありますので、ちょっと少し時間をいただいて今整理しているところでございますので、よろしくお願いいたします。
議長(石川恒夫君) 1番、天野美三男さん。
1番(天野美三男君) ぜひよろしくお願いします。
  今回の安田支所の交流広場の活性化については、多分さっき出てきた中でもありましたが、安田支所の整備検討委員会の委員の方が、いろいろな年代の方が集まった中でのいろいろ話し合いの中でこのような見解が出てきたというふうに私は思っております。ですので、それも踏まえた中で、いろいろ出た意見の中でこのような支所の内容になったということで、ほかに特段おかしいような何か意見みたいなのはあったりはしたのでしょうか。
議長(石川恒夫君) 西村管財課長。
管財課長(西村和幸君) 特段おかしいというよりも、私どもの今考えている検討委員会の項目は、基本的な項目を今4回にわたって詰めていたところでございます。まず、老朽化した施設、公民館を建てかえるということは、異議がないというふうなことでいただいておりますし、それから建設場所については安田地区の中心的場所である現支所とするというふうなことも同様でございます。また、質問の内容にあるとおり、複合施設ということについても同様になっております。今お話の内容で農業委員会というふうな話があるものですから、そちらのほうがまだまとまっていないというふうなことでございます。
議長(石川恒夫君) 1番、天野美三男さん。
1番(天野美三男君) あと、ここに関連する、この問題ではないのですが、関連する、ちょっと私思っているのですけれども、今複合施設、集約したり複合施設に変えるというのは、非常に私はいいことだというふうに思っております。たまたまここの常設している近くにテニスコート場があるのですが、たしか2面あったと思います。ちょっと私たまたまテニスしていないからどうということではないので、スポーツという観点からはやっぱりスポーツをやるというのは非常に大事なことだと思っております。ただ、実はテニス場の利用状況も調べたデータをもらっていますので、やっている人もおられます。これも私思うのですが、阿賀野市においてもテニス場というのは結構多い、何カ所かやっぱりあるというふうなのは調べましたので、これもテニス以外のものもできるようなものを含めた場所に変えるという、テニス場にこだわる必要は私はないと思っているのですけれども、今後そういったいろいろなスポーツに共有できるようなものに変えて、利用できるような施設に考えるというのもあってもいいのではないかと思いますが、市長、どうですか、この辺の考えは。
議長(石川恒夫君) 田中市長。
市長(田中清善君) テニスというのは、ハードコート、クレーコート、芝コート、いろいろなテニスに合わせた形で整備をするのが一般的であります。他のスポーツにテニスコートを利用するという話は初めてお聞きいたしました。テニスのスポーツの性質からいいますと、なかなか難しいだろうと思っております。
議長(石川恒夫君) 1番、天野美三男さん。
1番(天野美三男君) ありがとうございました。
  以上で私の質問を終わらせていただきます。
                                            
    散会の宣告
議長(石川恒夫君) 以上で本日の日程は全て終了いたしました。
  本日は、これにて散会といたします。
  なお、明日3日、午後1時30分から本日に引き続き一般質問を行います。
  ご協力大変ありがとうございました。
               散 会 (午後 4時25分)