平成26年第1回阿賀野市議会定例会議事日程(第1号)
平成26年3月4日(火)午前10時00分開会
日程第 1 会議録署名議員の指名
日程第 2 会期の決定
日程第 3 諸般の報告
日程第 4 一般行政報告・施政方針
日程第 5 議案第 1号 阿賀野市教育委員会委員の任命について(渡邉栄二氏)
日程第 6 諮問第 1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて(田村あつ子氏)
諮問第 2号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて(山川敦子氏)
日程第 7 議案第 2号 専決処分の承認について(専第1号 新潟県市町村総合事務組合規約の
変更について)
日程第 8 議案第 3号 平成25年度阿賀野市一般会計補正予算(第6号)
日程第 9 議案第 4号 平成25年度阿賀野市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
日程第10 議案第 5号 平成25年度阿賀野市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)
日程第11 議案第 6号 平成25年度阿賀野市介護保険特別会計補正予算(第3号)
日程第12 議案第 7号 平成25年度阿賀野市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)
日程第13 議案第 8号 平成25年度阿賀野市集落排水事業特別会計補正予算(第3号)
日程第14 議案第 9号 平成25年度阿賀野市押切外四ヶ大字財産区特別会計補正予算(第1号)
日程第15 議案第10号 平成25年度阿賀野市病院事業会計補正予算(第4号)
日程第16 議案第11号 平成26年度阿賀野市一般会計予算
議案第12号 平成26年度阿賀野市国民健康保険特別会計予算
議案第13号 平成26年度阿賀野市後期高齢者医療特別会計予算
議案第14号 平成26年度阿賀野市介護保険特別会計予算
議案第15号 平成26年度阿賀野市公共下水道事業特別会計予算
議案第16号 平成26年度阿賀野市集落排水事業特別会計予算
議案第17号 平成26年度阿賀野市押切外四ヶ大字財産区特別会計予算
議案第18号 平成26年度阿賀野市少年自然の家特別会計予算
議案第19号 平成26年度阿賀野市工業団地造成事業特別会計予算
議案第20号 平成26年度阿賀野市水道事業会計予算
議案第21号 平成26年度阿賀野市病院事業会計予算
日程第17 議案第22号 阿賀野市地域審議会条例の廃止について
日程第18 議案第23号 阿賀野市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について
日程第19 議案第24号 阿賀野市職員等の旅費に関する条例の一部改正について
日程第20 議案第25号 阿賀野市行政財産使用料条例の一部改正について
議案第33号 阿賀野市宿泊施設リズム・ハウス瓢湖の設置及び管理に関する条例の一
部改正について
議案第35号 阿賀野市都市公園条例の一部改正について
議案第42号 阿賀野市法定外公共物の取扱いに関する条例の一部改正について
議案第45号 阿賀野市水道給水条例の一部改正について
日程第21 議案第26号 阿賀野市社会教育委員条例の一部改正について
日程第22 議案第27号 阿賀野市立図書館条例の一部改正について
日程第23 議案第28号 阿賀野市郷土資料館条例の一部改正について
日程第24 議案第29号 阿賀野市立学校施設使用条例の一部改正について
日程第25 議案第30号 阿賀野市コミュニティセンターの設置及び管理に関する条例の一部改正
について
議案第52号 不動産の譲与について(村杉ふれあいセンター)
日程第26 議案第31号 阿賀野市ひとり親家庭等の医療費助成に関する条例の一部改正について
日程第27 議案第32号 阿賀野市農業委員会の選挙による委員の定数及び選挙区設定条例の一部
改正について
日程第28 議案第34号 阿賀野市五頭山麓いこいの森の設置及び管理に関する条例の一部改正に
ついて
日程第29 議案第36号 阿賀野市下水道条例の一部改正について
議案第40号 阿賀野市集落排水処理施設条例の一部改正について
日程第30 議案第37号 阿賀野市都市下水路条例の一部改正について
日程第31 議案第38号 阿賀野市下水道事業受益者負担金条例の一部改正について
議案第39号 阿賀野市農業集落排水事業分担金徴収条例の一部改正について
日程第32 議案第41号 阿賀野市道路占用料徴収条例の一部改正について
日程第33 議案第43号 阿賀野市空き家等の適正管理及び有効活用に関する条例の制定について
日程第34 議案第44号 阿賀野市水道事業の設置等に関する条例の一部改正について
議案第46号 阿賀野市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について
日程第35 議案第47号 阿賀野市消防長及び消防署長の資格を定める条例の制定について
日程第36 議案第48号 阿賀野市消防本部及び消防署の設置等に関する条例の一部改正について
日程第37 議案第49号 阿賀野市火災予防条例の一部改正について
日程第38 議案第50号 阿賀野市押切外四ヶ大字財産区財産増殖及び管理処分条例の一部改正に
ついて
議案第51号 阿賀野市押切外四ヶ大字財産区基金条例の一部改正について
日程第39 議案第53号 公の施設に係る指定管理者の指定について(コミュニティセンター「つ
べた」)
議案第54号 公の施設に係る指定管理者の指定について(里農民研修センター)
議案第55号 公の施設に係る指定管理者の指定について(阿賀野市安田農民研修所)
議案第56号 公の施設に係る指定管理者の指定について(阿賀野市情報発信館、阿賀
野市体験学習館、阿賀野市ゆうきふれあい即売所)
日程第40 報告第 1号 第2次阿賀野市障がい者計画の報告について
報告第 2号 専決処分の報告について(専第20号 損害賠償の額の決定及び和解に
ついて)
報告第 3号 専決処分の報告について(専第21号 損害賠償の額の決定について)
報告第 4号 専決処分の報告について(専第22号 損害賠償の額の決定について)
報告第 5号 専決処分の報告について(専第2号 損害賠償の額の決定及び和解につ
いて)
日程第41 一般質問
〇出席議員(20名)
1番 天 野 美 三 男 君 2番 近 山 修 君
3番 山 田 早 苗 君 4番 市 川 英 敏 君
5番 佐 竹 政 志 君 6番 山 賀 清 一 君
7番 雪 正 文 君 8番 村 上 清 彦 君
9番 風 間 輝 栄 君 10番 江 口 卓 王 君
11番 稲 毛 明 君 12番 宮 脇 雅 夫 君
13番 倉 島 良 司 君 14番 中 島 正 昭 君
15番 石 川 恒 夫 君 16番 高 橋 幸 信 君
17番 遠 藤 智 子 君 18番 浅 間 信 一 君
19番 山 崎 正 春 君 20番 山 口 功 位 君
〇欠席議員(なし)
〇地方自治法第121条の規定により会議に出席した者の職氏名
市 長 田 中 清 善 君
教 育 長 田 村 仁 君
総 務 部 長 吉 野 晴 記 君
民 生 部 長 中 村 彰 男 君
産業建設部長 小 川 稔 君
市長政策課長 中 野 孝 英 君
総 務 課 長 圓 山 知 君
市 民 協 働 遠 藤 孝 栄 君
推 進 課 長
財 政 課 長 立 川 久 君
税 務 課 長 遠 藤 勝 君
市民生活課長 関 川 嗣 雄 君
健康推進課長 折 居 千 恵 子 君
地 域 医 療 井 上 秀 子 君
推 進 課 長
社会福祉課長 小 菅 章 義 君
高齢福祉課長 目 黒 裕 君
農 林 課 長 披 田 野 勝 幸 君
商工観光課長 飯 野 喜 夫 君
建 設 課 長 土 岐 昇 君
上下水道局長 荒 木 秀 樹 君
会 計 管 理 者 長 谷 部 教 秀 君
農 業 委 員 会 片 桐 秀 一 君
事 務 局 長
学校教育課長 折 笠 朝 美 君
生涯学習課長 見 原 健 司 君
安 田 支 所 長 廣 田 彰 君
京ヶ瀬支所長 菅 井 平 治 君
笹 神 支 所 長 渡 辺 滝 雄 君
監 査 委 員 小 林 正 男 君
事 務 局 長
消防本部消防長 三 澤 誠 一 君
〇本会議に職務のため出席した者の職氏名
事 務 局 長 小 林 定 次
係 長 五 十 嵐 久 美 恵
主 任 渡 辺 康 恵
開 会 (午前10時00分)
〇開会の宣告
〇議長(山口功位君) おはようございます。皆様には何かとお忙しいところご参集いただきまして、ありがとうございます。
本定例会は、新年度予算を審議いただく重要な議会でありますので、円滑に進行できますよう、議員各位のご協力をお願い申し上げます。
定刻になりました。
ただいまの出席議員数は20名です。定足数に達しておりますので、これより平成26年第1回阿賀野市議会定例会を開会いたします。
また、新潟日報さん、あがの新報さんから写真撮影の申し出がありましたので、今会期を通じ撮影を許可いたしました。
〇開議の宣告
〇議長(山口功位君) これより本日の会議を開きます。
〇会議録署名議員の指名
〇議長(山口功位君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
本日の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、16番、高橋幸信さん、17番、遠藤智子さん、18番、浅間信一さん、以上3名を指名いたします。
〇会期の決定
〇議長(山口功位君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。
お諮りします。本定例会の会期は、本日3月4日から3月20日までの17日間としたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(山口功位君) 異議なしと認めます。
したがって、本定例会の会期は3月4日から3月20日までの17日間に決定いたしました。
〇諸般の報告
〇議長(山口功位君) 日程第3、諸般の報告を行います。
12月3日からきのうまでの主な会議、行事等の状況及び議長が決定した議員派遣につきましては、お手元に配付しております諸般の報告並びに議員派遣一覧のとおりです。
本定例会の会議事件説明のため出席を求めた者は、田中市長を初め28名であります。
本定例会の審議に付される議案等の提出状況は、執行部から人事案件を含む議案56件、諮問2件、報告5件、議会からは請願3件、発議1件、委員長報告4件、申出関係3件です。
受理いたしました請願は、お手元の請願文書表のとおり、所管の常任委員会に付託いたしますのでご報告いたします。
去る2月21日、議会運営委員会が開催され、本定例会の運営について協議いただいた結果、お手元に配付いたしましたとおりの会期日程により運営することといたしました。
以上で諸般の報告を終わります。
〇一般行政報告・施政方針
〇議長(山口功位君) 日程第4、田中市長から一般行政報告並びに施政方針を求めます。
田中市長。
〔市長 田中清善君登壇〕
〇市長(田中清善君) 本日、平成26年第1回阿賀野市議会定例会の開催にあたり、議員各位のご健勝をお慶び申し上げます。
また、日頃より市政発展のためにご尽力いただいておりますことに、深く敬意を表しますとともに感謝を申し上げます。
弥生3月を迎え、寒さ厳しい冬も終わりを告げ、春の気配を間近に感じる季節となりました。3月は異動や旅立ちによる別れのシーズンであります。明後日の、阿賀野高校の卒業式を皮切りに、これから市内の各小中学校で卒業式が挙行されます。
ソチオリンピックでは、若い選手の活躍が目立ったところですが、これからの阿賀野市を背負って立つ若い世代にも大きな目標と希望を持って、その夢が実現できるよう期待とエールを送りたいと思います。
次に、現下の国及び経済情勢について申し上げます。4月の消費税増税を控え、消費は年度内、駆け込み需要で拡大していくとみられる反面、4〜6月期には増税後の反動で落ち込むと予測されております。このような中、先月上旬、国の補正予算が成立いたしました。国におきましては、懸念される下ぶれリスクを回避するため、当初予算の成長戦略とともに景気の下支えを行っていただき、デフレからの早期脱却と経済再生に向けて全力で取り組み、実態経済が一日も早く良くなることを切に願うものであります。
それでは、第1回阿賀野市議会定例会に際し、一般行政報告を申し上げます。
はじめに、降雪状況等について申し上げます。今年は、南岸低気圧の影響を受け、太平洋側で広く雪が降り、関東地方で記録的な大雪となりました。一方、当市においては当初の予測に反し、例年より雪の少ない穏やかで過ごしやすいシーズンとなっております。今シーズンは今現在、観測史上5番目に少ない小雪となっており、機械除雪の出動回数も大幅に減っております。日が長くなるにつれ、春の足音も聞こえてまいりましたが、突然の寒波や強風等まだまだ気が抜けません。あと少し、しっかりと気を引き締めて市民の皆さまの生活道路の確保に努めてまいります。
次に、放課後スクールの状況について申し上げます。学校を終えた放課後、塾やスポーツ等の習い事がなく、家に帰っても勉強を教える家族がまだ帰宅していない5・6年生を対象に、昨年12月、水原総合体育館「ミーティングルーム」を教室として、『放課後スクール』を開校いたしました。現在、スクールに通う8名の児童は、瓢湖白鳥パトロール隊でボランティア活動を行うなど、放課後の時間を有意義に活用しながら、楽しく学んでいるとお聞きしております。来年度は、さらに学びの環境を整えながら、他の地域での開設を計画しておりますが、夢をかなえる第一歩として、市内の児童から大いに利用していただきたいと考えております。
次に、地域医療の取り組みについて申し上げます。年明け、1月初旬から中旬にかけまして、水原郷病院に医師を派遣していただいている新潟大学医学部、医学科の教授の皆さまを表敬訪問し、ごあいさつを申し上げるとともに、水原郷病院への今まで以上のご支援をお願いしてまいりました。当日は、お忙しい中にも関わらず、快く対応していただきまして、改めて感謝の言葉を申し上げたところでございます。
次に、インフルエンザ対策について申し上げます。1月中旬から2月下旬にかけて、市内の保育園、小中学校にインフルエンザの患者数が急増いたしました。これに伴う学級閉鎖、学年閉鎖を実施したところでありますが、今後も引き続き注視しながら、手洗い、うがい、マスクの励行により、その対策を徹底してまいります。
次に、水原中学校改築工事の進捗状況について申し上げます。水原中学校改築工事につきましては、平成24年7月に契約・工事着手以降、鋭意工事を進めてまいりましたが、一部の設備工事を残し、1月末に竣工し施設の引き渡しを受けたところであります。
この間、無事故で施工いただきました受注各社をはじめ、ご理解、ご協力をいただきました近隣自治会の皆さま、学校関係者各位に対し厚く御礼申し上げます。現在は、一部設備工事、外構及び付帯施設工事の施工を急ぐとともに、備品類の搬入等を進めております。今後のスケジュールでありますが、3月8日に新校舎屋内体育館で卒業式を挙行し、15日と16日の2日間で、市民の皆さまの新校舎見学会と現校舎の見学会を併せて実施することとしております。その後、引越し等を経て4月以降新校舎の供用開始と4月6日に竣工記念を実施いたします。
なお、これらの件につきましては、広報あがの3月号に竣工特集として掲載し、市民の皆さまにお知らせしておりますので、ご覧くださるようお願い申し上げます。
結びに、今次の定例議会は、平成26年度の市政執行の基本方針をご決定いただく意義深い議会でございます。上程いたしました全議案に対し、慎重ご審議を賜り、その趣旨とするところ十分ご理解をいただき、満場の賛同によりご承認をお願い申し上げる次第であります。
なお、12月3日以降の会議・行事等の主な出席につきまして、お手元に配布させていただいております報告書のとおりでありますので、後ほどご確認くださるようお願い申し上げまして、一般行政報告とさせていただきます。
続きまして、平成26年度の予算案並びに関連議案のご審議をお願いするにあたり、市政に取り組む所信の一端を述べさせていただき、議員各位をはじめ市民の皆さまのご理解とご支援を賜りたいと存じます。
さて、昨今の経済情勢につきましては、安倍政権による「大胆な金融政策」、「機動的な財政政策」、「民間投資を喚起する成長戦略」の三本の矢、いわゆるアベノミクスの推進により、地方においても少しずつ雇用環境の改善が図られるなど、景気は回復基調にあると考えられますが、経済のグローバル化が急速に進行する今日、先行きは依然として不透明な状況であります。
ちなみに、政府の平成26年度の経済見通しによれば、経済成長率は実質で1.4%、名目で3.3%であり、国は先月成立した補正予算と平成26年度予算により、消費税増税の影響を極力抑えるべく景気の下支えを行い、切れ目のない経済対策を行うこととしております。
今、国に求められている役割は、国民の安全、安心な暮らしの保障はもちろんでありますが、併せて未来を見通した成長戦略の構築とその実践であります。
このような中、私が市長に就任して間もなく3年目がスタートするわけでございますが、今までにもまして、住み良いまちづくりに向けた具体的な施策・事業を市民の皆様にお示しし、着実にこれを実施してまいることが私の責務となります。
改めて、阿賀野市民の「命と暮らし」を守ることを肝に銘じ、これからも初心を貫くとともに、その使命と責任を果たしてまいります。
阿賀野市は、4月1日に市制施行10周年という大きな節目を迎えます。全国の地方都市の例に漏れず、本市も少子化・高齢化の進展による人口減少、超高齢社会は避けられず、これまでのように人口や経済が右肩上がりとなることは望めない状況であります。
こうした中で、阿賀野市が持つポテンシャルを最大限に生かし、持続可能なまちづくりを進めていくためには、『阿賀野市の魅力』をより一層高めていくことが重要だと考えております。
『阿賀野市の魅力』とは、当市がこれからの方向性や未来への展望を考えるとき、行政の力だけではおのずと限界があることは明白であり、市民の皆さまと協働してまちづくりを進めていくことが、即ち阿賀野市の価値を高めていくことになると考えています。
当面取り組むべきは、目前に迫る消費税増税の影響による地域経済の下ぶれリスクを払拭することであります。このための経済対策として、国の補正予算が可決されたことに伴う交付金を活用した事業や次年度の前倒し事業を早急に発注し、また新年度予算においても、建設事業をはじめ、市内経済を下支えするための各種関連事業を早期に実施する予定としております。
平成26年度は、基本方針として公約に掲げましたまちづくりの目標であります“元気で明るく活力のある魅力的なまち”を実現するため、5つの基本的な柱を設け、中でも、特に『子育て環境日本一!のまちづくり』、『健康寿命日本一!のまちづくり』、『市民力によるまちづくり』に重点を置き、各種施策を進めてまいります。
はじめに、安全・安心な暮らしの実現について申し上げます。
まず「医療」でございます。市民の生命を守り、安心して暮らせるまちづくりを進めるためには、市民が必要とするときに、必要な医療が受けられる医療環境の整備が不可欠であります。
今現在、平成27年秋の開院に向け、新病院の整備を進めておりますが、それと並行して、指定管理者である厚生連と連携し、新潟大学との関係を重視しながら、医師の確保に努めているところでございます。開院後、体制が整った段階で「救急告示」を復活し、市民から愛される病院づくりに全力を傾注してまいります。また、「在宅医療」の充実を図るには、福祉、医療、介護の連携による地域医療体制の構築と地域包括ケアシステムを整えることが重要となることから、市内関係機関との円滑な連携を図ることとしております。このように、医療環境を整えつつ、市民一丸となって「地域の病院は地域で守り、地域で育てる」、「市民みんなで支える」という社会環境を醸成しながら、地域の医療体制を構築してまいります。
次に「健康」でございます。生きがいを感じながら、日々の暮らしを楽しく過ごすためには、何といっても健康が一番です。
健康づくりの4要素と言われております「食・運動・生きがい・検診」を充実してまいります。
特に、新たな取組みとして「元気長生き応援隊」を編成し、それぞれの地域に派遣して、けんこつ体操・ウォーキングなどを普及させながら、運動習慣の定着を目指す一方で、「健康チャレンジカード」を活用した健康マイレージにより、健康づくりの意識を高めていただくこととしております。また、市民の健康増進対策として、引き続き集団検診の勧奨に取り組む一方で、特定健診・特定保健指導の受診率の向上を図り、早期発見・早期治療により重症化を防ぎ、医療費の抑制につなげたいと考えております。いずれにいたしましても、市民一人ひとりが自覚を持って健康管理を行っていけば、10年先、20年先にその成果が現れるものと考えており、ひいては、阿賀野市が目指す『健康寿命日本一!』につながるものと考えております。
次に「防災」でございます。平成26年度は、市の防災体制を更に強固なものとするため、市民への迅速な情報伝達を可能にする「防災行政無線の整備」に取り組みます。さらに、首都直下や南海トラフを震源とする地震の発生が予測される中、大災害の発生に備え、小学校区単位での住民参加による「地域総合防災訓練」を実施いたします。
また、地域において、隣近所が助け合う「自主防災組織」の組織率を高め、地域防災力の向上を図りながら、「防災・減災」に向けたまちづくりを進めてまいります。
その他、湛水・浸水対策につきましては、島田川地区と安野川地区の湛水防除事業、塚田川、旧小里川の国営付帯県営かん排事業など、引き続き事業の促進に向けて取り組んでまいります。
次に「消防・救急」でございます。市民の大切な生命、身体及び財産を火災等から守るため署所の再編を実施。消防機能の充実を図ることにより、迅速かつ効果的な対応が可能となります。また、老朽化した消防ポンプ自動車の更新をはじめ、火災時における消火用水確保のため、消火栓が使用できない場所における貯水槽の整備を行うこととしております。
一方、救急体制の整備については、即応体制がとれる高規格救急車、高度救命処置用資機材をそれぞれ更新することとしております。併せて、質の高い救急医療の提供と救命率の向上を図るため、救急救命士を養成し、市民の皆さんが安心して暮らせるまちづくりを進めてまいります。
次に「市民相談」であります。消費生活をめぐる状況が大きく変化し、かつ複雑化していることから、これらに係る相談業務体制の充実を図るため、消費生活相談員を採用し、市民の消費生活の安定に資することとしております。
続きまして、2つ目の子ども育成支援の充実について申し上げます。
はじめに、子育てでございます。ご承知のとおり、近年、結婚しない若者が増えてきております。このため、子育て支援の前段となる「妊娠・出産・健全な家庭づくり」を目指す新たな取り組みとして、「女性のライフプランセミナー」を開催いたします。このセミナーは、妊娠や出産、子育てに対する不安を取り除き、子育てを楽しく充実したものにするための第一歩になるものと考えております。
また、子育て支援といたしましては、保護者の多様な就労形態に対応し、社会的活動と子育ての両立を支援するため、未満児保育などの特別保育事業を推進し、とりわけ重い障がいを持った子どもでもみんなと一緒に保育が受けられるように支援を強化する一方で、保護者の要望の多い病児保育の実現を図りたいと考えております。さらに、昼間、保護者のいない家庭の児童に、適切な遊びと生活の場を提供する「放課後児童クラブ」につきましては、その需要の高まる中で、本市では初となる小学校敷地内での設置を計画したところであります。また、子育て世帯の経済的負担の軽減を図る「こども医療費助成事業」につきましては、昨年、3子以上の子どものいる家庭に対して、高校卒業まで助成の拡大を行ったところでありますが、これを引き続き継続してまいります。また、学習支援の新たな取り組みとして、塾やスポーツ等の習い事がなく、家に帰っても勉強を教える家族が帰宅していない小学5・6年生を対象に「放課後スクール」を市内4地区に開設することとしております。このほか、3月をもって閉校となる前山小学校を「子どもが雨の日でも遊べる広場」や「子育てお母さんの交流の場」などの子育て支援や、地域コミュニティ、ボランティア活動などの拠点として、複合的に活用すべく、現在検討を重ねているところであります。
次に「教育」でございます。少子化が進展する中、阿賀野市の未来を担う子どもたちの育成支援が急務となっております。このため、学校施設環境と学習環境の両面で支援を充実してまいります。
まず、学校施設においては、継続事業として実施しております新水原中学校新校舎がいよいよ新年度から供用開始となります。4月以降引き続き現校舎の解体、その後、グラウンド整備に取り掛かり、全事業を終了いたします。
一方、神山小学校ランチルームの耐震化と施設改修及び安田中学校武道場の天井等の落下を防ぐ非構造部材の耐震化にそれぞれ取り組み、安全安心で快適な教育環境を整備してまいります。
次に、学習環境でありますが、まずは、学校への適応ができない恐れのある児童・生徒に対応する教育相談員の確保、特別支援教育を支える介助員の配置、学習内容の基礎及び基本の定着を図る学習支援教員の配置、長期不登校の児童・生徒に対し、訪問指導員の配置及び適応指導教室を設置し、きめの細かい学習環境を整えてまいります。
また、経済的な理由などで修学が困難な学生を支援するための奨学金制度に、新たに「入学準備金」の貸付を創設し、学ぶ意欲のある子どもたちが等しく教育を受けるための取り組みを充実させてまいります。さらに、ふるさと応援寄附金を活用して、小学3・4年生で使用する「副読本」と水原中学校に配置する「グランドピアノ」を購入することとしております。
さまざまな思いで阿賀野市にふるさと寄附をしていただいた方々の思いをかたちにすべく、感謝を込めて活用させていただくものであります。
このほか、子どもたちの校外活動を支援するため、昨年から体育施設、学校の体育館及び公民館施設のいわゆる公共施設使用料を全額免除しておりますが、平成26年度においてもこれを継続いたします。
このように、あらゆる手段を講じて子どもたちが健やかに育つ環境を整えながら、「子育て環境日本一!」を目指してまいります。
次に、3つ目の高齢者・障害者福祉の充実について申し上げます。
まず、高齢者福祉でございます。高齢者を取り巻く環境は、急速な高齢化の進展とともに単身高齢者世帯及び高齢者のみの世帯が増加し、併せて認知症になる方も増えております。高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らせるためには、要支援・要介護状態にならないための予防をし、クオリティー・オブ・ライフ、生活の質を向上させる取り組みと、併せて「見守り、支え合いの仕組みづくり」が重要となります。そのためには、市民の意識啓発と介護予防事業への参加を促し、「水中運動」などを通して、幅広く『元気づくり』事業を展開する一方、元気づくりサポーターや認知症サポーターを養成し、支援体制を充実したいと考えております。また、新たに要援護者名簿に登載された方で、ご家族で除雪ができない世帯等に対して、除雪作業を行う自治会に補助金を交付する「高齢者等地域見守り支援事業」に取り組むことといたしました。これをきっかけに、地域で市民協働の取り組みを推進し、高齢者の見守り意識の醸成を図ってまいりたいと考えております。
次に「障がい者福祉」でございます。障がい者を取り巻く現状は、介護者である家族の高齢化などにより、複雑・多様化してきており、将来の自立生活に不安が募る中、いかにして、障がいのある方が安心して社会参加できる環境を整えることができるかが求められております。このため、個々の状況に応じたきめ細やかで、かつ総合的な支援を着実に実施してまいります。
具体的には、あらゆる悩み事に的確に対応できるよう、相談支援事業を充実し、就労支援や身近な社会生活を支援する移動支援及び地域活動支援センターの強化を図るなど、ライフステージにおける切れ目のない支援を行い、障がいのある人もない人も互いに支え合い、地域でいきいきと暮らせるまちづくりを進めてまいります。
続きまして、4つ目の地域経済の活性化について申し上げます。
まず「農業」でございます。国は生産調整の廃止を決め、平成26年度から減反参加者への定額補助金を半減する方向で舵を切りましたが、TPPの交渉状況によってはさらに政策を変更する可能性もあり、農業を取り巻く状況は予断を許さないところであります。このような中、阿賀野市の農業の要諦は、国の政策に翻弄されない持続可能なしっかりとした農業の軸を作らなければならないと考えております。そのためには、もうかる農業、若者が入ってくる農業を実現し、経営の安定を図ることが重要となります。まずは、園芸作物導入による複合営農へと誘導し、担い手の確保、青年就農者の支援を図りながら、併せて集落営農の組織化、法人化を進め、生産フィールドである農地の大区画整備の促進を図ってまいります。具体的な取り組みとしては、園芸振興モデル試験圃の設置や水稲育苗ハウス等を利活用し、園芸作物に取り組みやすい環境をつくります。また、農業経営に積極的に取り組む青年就農者を支援して、後継者の育成につなげる一方、土地生産性向上のため、圃場整備の推進に努めてまいります。
さらに、市内保育園、小中学校等への給食用の野菜などを供給する農業者グループを支援することにより、いわゆる「地産地消」を進め、安全で安心な地場産農産物の供給拡大を図ることとしております。
その他、堆肥による土づくりを基本とした「資源循環・環境保全型農業」の取り組みにより、高品質で食味の良い安定した米の生産とPR販売を進めることが重要であり、6次産業化やブランド化を視野に入れ、こだわりを持った農作物を生産し、付加価値を付けながら農業所得のアップを目指してまいります。
次に「商工業」でございます。活力ある商工業を推進するためには、市内消費の拡大と地域経済循環による商工業の活性化を図る必要があります。このため、昨年度に引き続き、市民から要望の多い「プレミアム商品券」の発行を支援し、併せて市民の生活環境の改善と市内住宅関連業者の振興を図るため「住宅リフォーム支援事業」を継続することとしております。消費税増税の影響を少しでも緩和するため、速やかに各種施策を実施し、地域経済の下支えを図ってまいります。なお、産業の交流、販路拡大、地域産業の活性化のきっかけづくりとなる「産業振興フェア」についても、引き続き支援いたしてまいります。
次に「観光」でございます。ご承知のとおり市内には多くの観光資源が存在しています。当市においては、この観光資源の情報発信がいささか乏しい面があり、これを強化するため、市内観光地を巡る「モニターツアー」を実施し、参加者から阿賀野市の魅力をPRしていただき、観光交流人口の拡大につなげたいと考えております。さらに、賑わい創出事業として、水原代官所では、寄席、生け花、和食セミナー等のイベントを開催する一方、天朝山公園においてもヤギによる草取りなどの取り組みで、まちなかへの誘客も図ることとしております。
また、地方自治体と観光関係者がJRグループと合同で実施する「新潟デスティネーションキャンペーン」が5年振りに新潟で開催されます。この機会に、豊かな自然環境や五頭温泉郷など、阿賀野市の魅力を県内外にPRしてまいりたいと考えております。
続きまして、5つ目の生活に密着した住環境整備の促進について申し上げます。
最初に「道路」の分野でございます。市民の皆さまが快適な生活を送る上で欠かすことのできない道路や側溝、消雪施設、排水路を、国の交付金制度を活用して修繕・改修に取り組み、併せて市内建設業者の受注機会を確保しながら、地域経済の活性化を図ってまいります。
また、渋滞路線及び通学路の安全を確保するため、国の補正予算を活用し、市民生活の安全性・利便性の向上を図ってまいります。
また、本市の悲願でもあります「阿賀野バイパス」の完成は、物流がもたらす経済効果や東部産業団地への企業誘致・利便性の向上など、地域振興の効果は計り知れないものがあります。このため、早期完成を目指し、引き続き国及び関係機関に働きかけてまいります。
次に環境面でございます。「ごみ」の減量化と適正処理の推進につきましては、リサイクルなど家庭ごみの排出量を減らす3Rの推進の取り組みはもちろんでありますが、長寿命化計画に基づき、老朽化したごみ処理施設の改修、設備の修繕を行い、安定したごみの焼却処理を目指す一方、今後の焼却場や最終処分場などの整備にあたっては、広域体制での処理を検討することとしております。
この他、人口減少が加速する中、新たに子育て世帯の市内定住に向けた住環境を整備促進するため、昨年立ち上げました虹の架け橋住宅取得支援事業に引き続き取り組むこととしております。
以上、5つの基本の柱について申し上げましたが、その他の施策の展開について申し上げます。
はじめに、文化かおるまちづくりでございます。水原中学校に併設して建設を進めてまいりました「水原中学校市民図書室」が、来る4月6日オープンいたします。市島春城らを紹介した郷土資料コーナーをはじめ、独立した絵本スペースなどを充実させた特色のある図書室であります。市民と学校を結ぶ交流の場としての利用、また、市民の皆様の生涯学習の核ともなる施設にしたいと考えております。
その他、子どもたちの自然体験や社会体験の活動を通して、社会性や豊かな心を育む取り組みを進め、また、市民の体力の向上と健全な心身の育成を図るため、引き続きスポーツ団体の活動を支援いたします。
次に、市民力によるまちづくりでございます。市民協働の取り組みでありますが、進行する少子高齢化による諸課題の解決のあり方を考えるとき、「共助」を基本とした新しい公共のかたちが求められていると認識しております。
市民協働によるまちづくりを推進し、地域課題や社会課題の解決に取り組む市民活動団体や自治会等が自主的、自発的に行う公益的な活動に対して「あがの市民活動補助金」を交付し、市民活動のきっかけづくりや活動しやすい環境づくりをサポートしてまいります。
高齢者の見守りをはじめ、働く女性の子育てを地域で支える、引きこもりや就労が困難な人たちを地域で温かく手助けする、元気な高齢者や働く人、若者たちがボランティアとして地域に貢献する。これらのことは、それぞれの生きがいにもつながります。お互いさまの精神で、みんなが少しずつでも相手を思いやる気持ちが高まれば、地域全体が変わると信じております。
以上、主な施策を申し上げました。
詳細については、平成26年度予算案の審議においてご説明させていただきますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
結びになりますが、ふるさと阿賀野市を元気で明るく活力ある魅力的なまちにするため、申し上げてまいりました施策に全力で取り組んでまいります。
議員各位におかれましては、円滑な市政運営ができますよう、なお一層のご指導とご支援をあらためてお願い申し上げまして、平成26年度に向けた私の施政方針といたします。
長時間にわたり、ご清聴いただきまして感謝申し上げます。
ありがとうございました。
〇議長(山口功位君) 以上で一般行政報告並びに施政方針を終わります。
〇議案第1号 阿賀野市教育委員会委員の任命について(渡邉栄二氏)
〇議長(山口功位君) 日程第5、議案第1号 阿賀野市教育委員会委員の任命について(渡邉栄二氏)を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第1号、阿賀野市教育委員会委員の任命について提案理由を説明申し上げます。
教育委員会委員に任命している渡邉栄二氏が平成26年5月21日をもちまして任期満了となります。引き続き教育委員会委員に渡邉栄二氏を任命したいので、ご同意賜りますようお願いを申し上げます。
〇議長(山口功位君) これで提案理由の説明を終わります。
お諮りします。本案は人事案件でありますので、委員会付託並びに質疑、討論を省略したいと思います。ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(山口功位君) 異議なしと認めます。
したがって、委員会付託並びに質疑、討論を省略することに決定しました。
これから議案第1号を採決します。
お諮りします。議案第1号は同意することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(山口功位君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第1号は同意することに決定しました。
〇諮問第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて(田村あつ
子氏)
諮問第2号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて(山川敦子
氏)
〇議長(山口功位君) 日程第6、諮問第1号、諮問第2号を一括議題といたします。
一括して提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 諮問第1号及び諮問第2号、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて提案理由を説明申し上げます。
人権擁護委員の任期満了に伴い、現在委嘱されている田村あつ子氏及び山川敦子氏を候補者として法務大臣に推薦したいので、意見を求めるものであります。
田村氏は、平成14年6月1日に人権擁護委員に就任して以来、特設人権相談所での相談対応や幼稚園や保育園での啓発活動など、人権擁護の啓発や相談に力を注ぎ、市民が気軽に相談できるよう明るく対応しております。また、中学生を対象とした講演会の実施や人権作文の募集等にも尽力しておられるところであります。
続きまして、山川氏でございます。山川氏は、市の男女共同参画計画検討委員会委員で、男女共同参画プラン推進協議会委員として女性の人権と男女共同参画形成を促すプランづくり等にかかわってこられました。平成16年9月に開催された男女共同参画市民参加型セミナーでは、会の代表として企画立案、開催、意見集約等、積極的に活動され、事務局と委員、参加者との調整役等も担ってこられました。また、特技のピアノ演奏を生かしての小学校での人権啓発授業は、学校現場でも高く評価されており、新しい啓発方法として注目を集めているところであります。このようなことから、田村氏並びに山川氏が人権擁護委員に適任と考えており、両氏を法務大臣に推薦したいのでよろしくお願いを申し上げます。
〇議長(山口功位君) これで提案理由の説明を終わります。
お諮りします。本件は人事案件でありますので、委員会付託並びに質疑、討論を省略したいと思います。ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(山口功位君) 異議なしと認めます。
したがって、委員会付託並びに質疑、討論を省略することに決定しました。
これから諮問第1号、諮問第2号を採決します。
採決は議案ごとに行います。
初めに、諮問第1号を採決します。
お諮りします。田村あつ子さんを人権擁護委員として適任とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(山口功位君) 異議なしと認めます。
したがって、諮問第1号は田村あつ子さんを適任とすることに決定しました。
次に、諮問第2号を採決します。
お諮りします。山川敦子さんを人権擁護委員として適任とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(山口功位君) 異議なしと認めます。
したがって、諮問第2号は山川敦子さんを適任とすることに決定しました。
〇議案第2号 専決処分の承認について(専第1号 新潟県市町村総合事務組合
規約の変更について)
〇議長(山口功位君) 日程第7、議案第2号 専決処分の承認について(専第1号 新潟県市町村総合事務組合規約の変更について)を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第2号、専決処分の承認について提案理由を説明申し上げます。
本件は、平成26年1月28日に専決処分した新潟県市町村総合事務組合規約の変更について承認を求めるものであります。
新潟県市町村総合事務組合の構成団体である燕市及び五泉市から、公平委員会に関する事務について、共同処理事務に加入したいとの申し出があり、新たに燕市及び五泉市を加えるものであります。今回の規約の変更は、平成26年4月1日の施行を予定しており、新潟県市町村総合事務組合の事務処理上、緊急を要する案件のため専決処分をいたしました。
何とぞご承認くださいますようお願いを申し上げます。
〇議長(山口功位君) これで提案理由の説明を終わります。
お諮りします。本案は、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(山口功位君) 異議なしと認めます。
したがって、本案は委員会付託を省略することに決定しました。
これから質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(山口功位君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
これから討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(山口功位君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
これから議案第2号を採決します。
お諮りします。議案第2号は承認することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(山口功位君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第2号は承認することに決定しました。
〇議案第3号 平成25年度阿賀野市一般会計補正予算(第6号)
〇議長(山口功位君) 日程第8、議案第3号 平成25年度阿賀野市一般会計補正予算(第6号)を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第3号、平成25年度一般会計補正予算について提案理由を説明申し上げます。
補正予算(第6号)として、歳入歳出に7億3,430万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ251億636万1,000円とするものであります。
補正の主な内容は、平成26年度からの消費税率引き上げによる市民生活や地元中小業者への経済的影響を抑え、市内経済の活性化を図るため、国の補正予算が可決されたことに伴い、交付金を活用した事業や平成26年度からの前倒し事業を合わせて4億4,618万1,000円を計上いたしました。
また、今後のごみ処理施設整備に資するため、ごみ処理施設整備基金に1億円を積み増ししたほか、国民健康保険特別会計の赤字補填のため2億5,000万円を計上するなど、当市の3月補正予算としては大型なものとなっております。
歳入では、一般財源の調整として、地方交付税3億5,320万1,000円や前年度繰越金5,122万5,000円などを計上したほか、国の補正予算、事業採択に対応する歳出増加に伴う市債も1億4,320万円の増額となっております。
第2表として計上した継続費補正につきましては、資材の高騰や労務単価の上昇に伴う水原中学校整備事業費総額の増額、また国の事業採択により現校舎解体工事前倒し分の計上による年割額の変更であります。石船戸遺跡発掘調査事業費につきましては、平成25年度の実績見込みにより、当年度分の年割額を減額するものであります。
第3表の繰越明許費の計上につきましては、主に国の補正予算に対応する事業費を計上した結果、当年度内に完了することが工期等の面から困難なことから繰越明許費として計上したものであります。
第4表の債務負担行為補正につきましては、主に平成26年度当初より契約行為が必要な業務や消費税率8%引き上げに伴う限度額の差額を追加したものとなります。
第5表の地方債補正につきましては、国の補正予算や事業採択に対応する歳出に伴い、合併特例債等を補正するものであります。
よろしくご審議賜りますようお願いを申し上げます。
〇議長(山口功位君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。
16番、高橋幸信さん。
〇16番(高橋幸信君) では、一、二点お伺いいたします。
まず、47ページ、6款農林水産業費ですか、第3目の農業振興費、土づくり推進事業費の三角の675万円あるわけなのですが、これ国県の補助金の関係で減額ということになっていると思うのですが、この説明書ですか、説明書の中には補助事業採択により土づくり事業からの組みかえということになっておりますが、一番上段のこの環境保全型農業直接支援事業費、このあたりとも連動してくると思うのですが、ちょっと説明をお願いしたいのですが。
〇議長(山口功位君) 披田野農林課長。
〇農林課長(披田野勝幸君) 土づくりの補助金の675万円の減額と国の制度であります環境保全型農業直接支援事業補助金への関係でございますけれども、市単独のこの土づくり推進事業補助金につきましては、当初堆肥散布を950ヘクタールと見込みまして予算化をしております。このたびそのうち550ヘクタールがこの国の有利な支援制度が受けられることになりまして、そちらのほうに市のルール分、4分の1になります550円を組みかえさせていただくものでございます。
市単独助成でありますと、農家の皆さん一般農家であれば10アール当たり1,000円、認定農業者でありますと1,500円の支援でございましたけれども、このたびの国の支援制度、堆肥の散布に対する支援でありますけれども、国、県、市を合わせますと、10アール当たり2,200円いただけます。ただし、対象になる農家の方々は5割以上の低減栽培に取り組む県知事の承認を受けましたエコファーマー、さらに堆肥は10アール当たり500キロ以上散布するという方が対象となるわけでございまして、先ほど申し上げましたけれども、550ヘクタールほど受けられます。農家数でいえば304名が対象になるわけでありまして、この皆さんは市の単独よりも、この国のほうの移行することによりまして、非常に有利な支援制度が受けられるということでございます。
なお、市もこの制度を活用することによりまして370万ほどの予算が減額されるということでございます。よろしくお願いいたします。
〇議長(山口功位君) 16番、高橋幸信さん。
〇16番(高橋幸信君) この補助金制度ですか、これ単年度で終わりなのか、それともまた継続性があるのか。
〇議長(山口功位君) 披田野農林課長。
〇農林課長(披田野勝幸君) 当初は、国は単年度というようなお話をしておりましたけれども、26年度からは日本型直接支払い、この中に組み込まれて継続されます。阿賀野市の場合、26年度の新年度予算には、この環境保全型の農業の予算も組み入れてありますが、ただそれは有機栽培あるいは75%以上の減減プラス4カ月の冬期湛水、こちらの部分を予算を上げておりまして、堆肥散布に対する国の助成につきましてはまだ計画、実績がはっきりしておりませんので、このたびと同じく補正すること、組みかえで補正対応することにしております。
以上でございます。
〇議長(山口功位君) 16番、高橋幸信さん。
〇16番(高橋幸信君) ありがとうございました。
それから、もう一点ですが、そのすぐ下の農地集積協力金交付事業補助金ですか、これ説明によると13人ということになっておるのですが、面積的にはどれくらいある。
〇議長(山口功位君) 披田野農林課長。
〇農林課長(披田野勝幸君) 13名の合計の面積では約25ヘクタールほどになっております。一応5反から2ヘクタール未満の方が8名というふうなことで……
〔何事か呼ぶ者あり〕
〇農林課長(披田野勝幸君) はい、済みません。50アールから2ヘクタール未満の方が8名で、11.4ヘクタールでございます。2ヘクタール以上の方5名、13.3ヘクタールということでございます。最近最も多い方では、3.4ヘクタールほどの規模の方が離農されておられるというふうな状況でございます。
以上でございます。
〇議長(山口功位君) 19番、山崎正春さん。
〇19番(山崎正春君) 今お話のあったその下なのですが、第6次産業化の推進、これ私も先回も言ったわけでありますが、まずその内容をちょっとお聞かせ願いたい。
〇議長(山口功位君) 披田野農林課長。
〇農林課長(披田野勝幸君) この6次産業化の94万円につきましては、先般それこそ一園芸農家の方でございますけれども、法人化になりまして、それで食べる花、エディブルフラワー、こちらを栽培、それから米粉を使った加工品等を製造することになりまして、その方に国の補助金が支援されるわけでありますけれども、その国の補助金の2分の1、その補助残の1割分を支援をさせていただくということでございます。よろしくお願いします。
〇議長(山口功位君) 19番、山崎正春さん。
〇19番(山崎正春君) そうすると、先回の12月補正にも出たわけですが、その継続なのですか、その辺今理解ちょっとできなかったのですが。
〇議長(山口功位君) 披田野農林課長。
〇農林課長(披田野勝幸君) 先回の国の支援制度を受けた方でございまして、このたび事業費が確定いたしましたので、市としても応援をさせていただきたいということで、補助残の1割を計上させていただきました。
〇議長(山口功位君) 19番、山崎正春さん。
〇19番(山崎正春君) そうすると、これは補助金ではなくて、市からの補助金ということなわけですか。
〇議長(山口功位君) 披田野農林課長。
〇農林課長(披田野勝幸君) 済みません。言葉足らずで申しわけありませんでした。
市単独で補助残の1割を頑張っている方に支援をさせていただくということで、このたび上げさせていただきました。よろしくお願いします。
〇議長(山口功位君) 19番、山崎正春さん。
〇19番(山崎正春君) ご承知のようにようやく事業の建物もできて、それで中で活動も徐々に一生懸命始まったところでありますが、6次産業化ということでありますが、非常に前途はなかなか厳しいというか大変だと思うわけです。だから、こういうふうにやっぱり市だけでなくて、JAもそうなわけでありますが、やはり軌道に乗るまで、やっぱり財政的にも、あるいはまた技術的にも大いに応援をして、早くやっぱり一般の皆さん方からも理解されるように、これからもひとつ努力をしていただくよう援助していただきたいと。しかも、これが成功すれば、北陸農政局管内でまあ1件しかないわけでありますから、そういうふうなことを踏まえて、今後財政的にも、また技術的にもひとつ応援をして、やっぱり農業が、あるいは経営者が、ああ、よかったというようなことに精いっぱい応援をしていただきたいなと、こう思っているわけでありますので、ひとつ農林課長としても県下で、あるいはまた北陸農政局管内で1つしかないわけですから、ぜひひとつその辺も踏まえて一生懸命頑張っていただきたいと思いますが、課長のご意見をお聞きしたいと、こう思います。
〇議長(山口功位君) 披田野農林課長。
〇農林課長(披田野勝幸君) 山崎議員さんの言われるとおり、一生懸命頑張る方々には私どもも一緒になって支援をさせていただきたいと思っております。今後ともそのようにさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
〇議長(山口功位君) 13番、倉島良司さん。
〇13番(倉島良司君) 今ほどの高橋議員、山崎議員の続きになりますが、厚かましい質問で恐縮なのですけれども、せっかくの予算計上したのが三角の675万円、それは国、県の基準が高いから、恐らくそっちのほうに向けて市の予算が結果的には三角による減額と、余ったということになると思うわけでありますが、そこを曲げて、市の基準をもっとやわらかくして予算を使い切るという考えは至らなかったかどうか、その点ひとつお尋ねしたいと思います。
〇議長(山口功位君) 披田野農林課長。
〇農林課長(披田野勝幸君) ご要望はよくわかりますけれども、要綱の中で定められた金額でございますので、1,000円、1,500円、これは一般の農家の皆さんでご理解いただきたいと思います。この国の制度につきましては2,200円ということで、市単よりも有利なわけでありますけれども、ただこの受ける農家の皆さんというのは、それこそ5割以上の低減栽培に取り組んで、なおかつ堆肥を散布する、さらには県の県知事のエコファーマーという環境に優しい農業をしていくという、そういう認定を受けた方でございますので、大変失礼ですけれども、一歩前へ出ている方でございますので、そういった方々にはやはり有利な支援制度を国、県から持ってきて支援をするという姿勢でございます。もしこの制度をご利用にということでございましたら、ぜひエコファーマーに認定になっていただきたいと思います。よろしくお願いします。
〇議長(山口功位君) 13番、倉島良司さん。
〇13番(倉島良司君) 課長の言われることは十分承知の上で、なおお尋ねしたことでございますし、私がそこのエコファームに手を挙げるような形でない。非常に結構厳しいのです、やろうとすると。いうことで、一応聞いておいたところでございます。
次に、57ページの交通安全施設整備事業費として1億余り上がり、かつ交通安全施設設置工事費として9,800万というのの補正になっておるわけでありますが、この内容について詳しく説明お願いしたいと思いますが。
〇議長(山口功位君) 土岐建設課長。
〇建設課長(土岐 昇君) 交通安全施設整備事業費の1億5,000万につきましては、国の補正予算でついたもので都市再生整備事業というものがございまして、水原郷病院なんかの関連もあるのですが、その中で交通安全施設事業として水原中学校の前通り線といって、中学校の前から阿賀野川土地改良区へ行く370メートルで、今両側に歩道があるのですが、非常に危険な状態とか舗装等も傷んでおりますので、その辺の修繕で一応8,700万円。これにつきましては2分の1の補助がございます。
それから、安田地区の安田タクシーから都辺田川までの旧国道49号線の道路に自転車通行帯ということで、安全施設の事業費がついてございます。それが1,900万円ほどでしょうか。一応その2つの事業が補正でついたことになります。
〇議長(山口功位君) 13番、倉島良司さん。
〇13番(倉島良司君) ありがとうございました。
ついでになんて言っては申しわけないのですけれども、あわせてその上に道路改良工事費補助として1,135万ついておりますが、この点についてはもうちょっと説明をお願いできればありがたいのですが。
〇議長(山口功位君) 土岐建設課長。
〇建設課長(土岐 昇君) これにつきましては、これは25年度の補正でついたのですが、押切赤水線、今の横山バイパスから笹神の支所へ向かうところ、これ現在も橋の工事を行っておりますが、26年度舗装をして完了ということで考えておりましたが、一応25年度の補正で前倒しで行わせていただく事業が3,000万円ございます。ほかに交付金の内示額によりまして減額する事業もございまして、合わせて1,500万円となっておるような状況です。
〇議長(山口功位君) 15番、石川恒夫さん。
〇15番(石川恒夫君) それでは、2点ほどお願いをいたします。
まず、この説明書17ページ、9款1項2目の非常備消防費であります。説明書の中で消防団員報酬、定数割れによる減ということでありますけれども、何個部未達になっているのか、それとそれらに対する対応をどのようにとっておられるのかお尋ねをします。
〇議長(山口功位君) 三澤消防長。
〇消防本部消防長(三澤誠一君) 石川議員の質問に答えます。
消防団活動費の減でございます。それは、消防団員が定員に満たないということの不足分の……
〔何事か呼ぶ者あり〕
〇議長(山口功位君) 15番、石川恒夫さん。
〇15番(石川恒夫君) 40万の減額補正なのですけれども、市内の消防団のうち何個部が未達になっているのか、定数を満たしていないのか、現状ではどうですかと、その対応、対策はどのようにお考えですか、またとっておられますかという2点お尋ねをさせていただいたということであります。
〇議長(山口功位君) 三澤消防長。
〇消防本部消防長(三澤誠一君) 消防団の定員に満たされていない部については22個部あります。それで、人数につきましては36名の減ということでございます。
それから、現在その対策でございます。私どものほうでも再三努力をしているところでございますが、少子高齢化が今進む中で団員の確保については非常に今苦労しているところでございます。先ほど申したとおり、定員については36名の減と、欠員が生じているということでございます。団員の確保につきましては、基本的には自治会または消防団に委ねられているところでございます。消防本部としても手をこまねいているわけにはまいらず、場合によっては消防団の幹部の皆さんとともにその部に出向きましてお願いをしていると。また、我々の職員の地域においても欠員が生じているところがあれば、その職員が心当たりの人たちを勧誘するというような形をとっております。さらにまた、平成26年、団員の異動に向けまして、定員割れのしている先ほど申しました22個部については、1名でもいいから増員という方向でお願いするというような取り組みをしております。また、先月の2月となりますけれども、市内の各事業所300カ所につきましても、文書で消防団員の入団をお願いするというふうなことをお配りしてお願いをしているところであります。
以上でございます。
〇議長(山口功位君) 15番、石川恒夫さん。
〇15番(石川恒夫君) 消防団に関しましては議会で何回かお尋ねをさせていただいた経緯があるわけであります。市長にもお考えをお尋ねしたいわけであります。消防団、私なりに、要は災害時での対応あるいは予防、要するにそういう火災の予防意識の啓蒙とかいろんな活動のほかに、地域コミュニティ、薄れつつある地域コミュニティの中でのしっかりとした役割はあるのかなと、大事な地域の力になろうかと私は理解してございます。そういう中で、本当今消防長おっしゃられたとおり、いろいろな社会的な背景の中で団員になり手がないというのはもう重々承知をしておりますけれども、その辺の消防団の位置づけ、ご認識、それとこれからの対応の中で、あるいは例えば今おっしゃられました消防署員のOB、私は消防団の地域ではOBでありますけれども、OB等も含めながら、あるいは自主防災組織、その消防団のエリア内にあれば、そういう自主防災組織等の連携等も図りながら、より機能的に本来の持っている消防団の形が整えられるように、そして成果の上がる活動ができるようにお取り組みをお願いしたいわけでありますけれども、その点いかがでしょうか。
〇議長(山口功位君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 消防団活動について申し上げます。
消防団の方は、仕事を持ちながら、日夜献身的な精神で地域の安全安心、そして市民の暮らしを守るということで行動、活動をしていただいております。本当に心から感謝を申し上げる次第であります。
そういった中で、各自治会、あるいは各企業にも、今消防長がお話をしましたが、お願いをしながら消防団の団員の確保に取り組んでいるわけですけれども、地域のコミュニティの自主防災組織、そういったものの中での活動も一部あろうかと思います。そういったことで、若い人たちにぜひ消防団活動へのご理解とご協力をお願いできるように私としても団員のしっかりとした確保、所定の人数といいますか、そういったものの確保、またそれを上回るような団員が出てくるような意識づけ、そういったものの行動を私も自身がとっていきたい、そう思っているところであります。何が何でも地域を守るのは消防団だと思っております。
〇議長(山口功位君) 15番、石川恒夫さん。
〇15番(石川恒夫君) 先ほど申し上げましたとおり、消防団はいろいろな地域にとって大事な機能を持っているし、大事な立場にあられるわけでありますので、一日も早く未達が解消されるよう望んでおります。
次に、この説明書の20ページ、10款5項4目になりますか、水原公民館の耐震化の業務委託料として1,420万が計上されているわけであります。ご案内のとおり、この水原公民館、今現水原図書館ですけれども、も併設ですが、昭和53年か54年の竣工かなということで、まさに水原中学校とほぼ同時期……水原中のほうがもっと早いですね。だから、三十五、六年経過した建物であり、耐震を満たしていないということで、国の助成交付金を活用しながら耐震診断をするということなのでしょうけれども、具体的な、実際にはその設計ができて初めて耐震工事の予算計上となろうかと思いますけれども、26年度予算にはまだ出ていないわけなので、今後の日程的なもの、どういうふうに今お持ちなのかお聞かせいただきたいと思います。
〇議長(山口功位君) 吉野総務部長。
〇総務部長(吉野晴記君) 以前にもお話をさせていただきましたけれども、これは地方都市再生事業、リノベーション事業でございます。25年度補正で耐震及び大規模改造の設計費がついたわけでございますので、まずは診断と設計をさせていただいて、予定では27年度に施工をさせていただきたいというふうに考えております。あくまで都市再生ということで、単なる公民館ではなくて、地域交流施設ということで、もう少し付加価値をつけてやるような仕方をしたいというふうにも考えてございます。
〇議長(山口功位君) 15番、石川恒夫さん。
〇15番(石川恒夫君) ありがとうございます。
今吉野部長から地域の交流部分も含めてしっかり整備したいというふうなお答えでよろしいでしょうか。要するに先ほど市長の施政方針の中にもございました水原図書館が水原中学校と併設されるということで、現公民館内の水原図書館があきといいますか、あの部屋があくわけでありますけれども、そういう形でしっかりとした跡地利用、要するに耐震補強のみならず、内部も含めてしっかりとした整備をして、所期の目的がそれぞれ達成できるように、地域の交流の場、あの地区を含めてでありますけれども、地域なのかと思いますけれども、しっかりとした整備をして再生した公民館にしていただきたいと強く要望させていただきます。答弁要りません。
〇議長(山口功位君) 13番、倉島良司さん。
〇13番(倉島良司君) もう一点お尋ね申し上げます。
77ページ、79ページと、市立図書館並びに京ヶ瀬屋内運動場費の、要するに雨漏り補修の関係で5,400万並びに1,800万というかなりの額が計上されておるわけですが、これ京ヶ瀬村時代の終わりに建てた建物、両方ともすぐ近所でありまして、そう雨漏りするほどの年数もたっていないような気もするわけでありますけれども、これは予測不可能なほどの突風がこの辺に吹いたのか、それもそんな記憶もありませんけれども、あるいは工事の関係で落ち度があったのか、またやむを得ず老朽化により、もうやむを得ない改修ということになっておるのか、そこらあたりもうちょっと詳しい説明が欲しいわけですが、お願いします。
〇議長(山口功位君) 見原生涯学習課長。
〇生涯学習課長(見原健司君) 市立図書館並びに京ヶ瀬の屋内体育館の屋根の件でございます。
この2つの施設、それぞれ平成8年に設置された施設でございまして、もう17年経過しているわけですけれども、今回実は二、三年前から少しずつ漏水が発生しておりました。その都度部分的に修理等を行って直してきたわけですけれども、老朽化等もありまして、やはりコンクリートとコンクリートの間の接点のところのゴムとか、そういうところが非常に酸化して、非常に水がしみ込むという状態になってまいりました。そこで、そういったコーティングするとか、そういうことで抜本的な改修を今回するために計上させていただいたと、こういうことでございます。
〇議長(山口功位君) 17番、遠藤智子さん。
〇17番(遠藤智子君) 予算書51ページの林業振興費についてちょっとお伺いいたします。
説明書は14ページとなっておりますが、松くい虫伐倒駆除委託料が239万2,000円で、これは事業費の減によるということでございまして、この下の原材料費25万円、これは事業未実施によるということになっておりますが、この原材料費というものは松くい虫伐倒駆除にかかわる材料費なのでございましょうか。
〇議長(山口功位君) 披田野農林課長。
〇農林課長(披田野勝幸君) この25万円の原材料費につきましては、これ緑の募金の関係から、そこの組織からお金をいただいているものでございまして、利用は公の施設です。例えば商工施設のところに植樹をするとか、あるいは看板を設置するとか、そういったものに使うお金でございますけれども、このたびそういう計画がなかったというようなことで、補正減をさせていただくものでございます。
以上でございます。
〇議長(山口功位君) 17番、遠藤智子さん。
〇17番(遠藤智子君) それでは、ちょっと確認のあれでお伺いしたいのですけれども、25年度の当初予算のときに松くい虫耐性木植栽業務委託料100万8,000円載っておりますけれども、これに対しては使うというふうなあれではなかったものなのでしょうか。
〇議長(山口功位君) 披田野農林課長。
〇農林課長(披田野勝幸君) この原材料費につきましては、あくまでも松くい虫の被害対策に使うお金ではございません。それをご理解願います。
〇議長(山口功位君) 17番、遠藤智子さん。
〇17番(遠藤智子君) わかりました。
それと、同じ項目で森林整備地域活動支援交付金がマイナス131万円となっておりますが、これは不採択による減となっておりますけれども、どのような理由で不採択になりましたのかお願いします。
〇議長(山口功位君) 披田野農林課長。
〇農林課長(披田野勝幸君) この説明書の表現がちょっとうまくなくておわび申し上げますけれども、さくら森林組合さんが国のこの制度を活用いたしまして、民有林の抜根あるいは竹やぶの整備とか、そういった事業に取り組んでいるのでありますけれども、このたびその取り組みの事業量が減った、少なくなったということでの減額でございます。よろしくお願いします。
〇議長(山口功位君) 17番、遠藤智子さん。
〇17番(遠藤智子君) よくわかりました。
いずれにいたしましても森林整備は地球環境を守るために大切なものでございますので、また今後とも力を入れていただきたいと思います。
それと、もう一点お聞きいたしますが、予算書では61ページでございます。説明書は16ページになっておりますけれども、虹の架け橋住宅取得支援事業費についてでございますが、実際減額が523万2,000円と1,583万9,000円で、合計2,107万1,000円の減額となっておりますが、実際何件ぐらいの方に補助になりましたのか、その点をちょっとお聞きいたします。
〇議長(山口功位君) 土岐建設課長。
〇建設課長(土岐 昇君) 今年度新たに創設いたしました虹の架け橋住宅支援事業なのですが、消費税等の値上がりで、我々もこの事業の創設によりまして住宅等の新築が3割ぐらいアップになるのではないかということで予算計上いたしましたのは市外からの転入者が25戸、それから市内在住者で新築する方、定住者ですが、80戸という形で、年間平均80件ぐらいの新築住宅戸数の3割アップということでそれぞれ予算計上させていただきました。
補助事業につきましては、これ市外から市内へ転入される方につきましては国から5割の補助がございます。それから、単独事業といたしましては市内で建てる定住者の事業費でございますが、現実といたしまして市外からの転入者が20件ございます。それから、市内の定住者というか、市内で建てられた方は45件ございます。我々見込んでいたのは新築戸数の方が全部該当するかなというふうな予算計上させていただきましたが、実際には45歳未満で2人以上の住居とか、そういう制約があった形で、45歳以上の方とかひとり暮らしの方が建てられるような新築はちょっと該当しなくて申しわけございませんが、一応全員の方が該当しなくて、今申し上げました65件の方が該当したというような形で、新築戸数につきましては110件ほどありまして、やっぱり例年よりは伸びておりますが、たまたま補助要綱に該当しない方が多かったということと、満額、市外から転入者ですと50万円、それから市内の在住者につきましては30万円上限額だったのですが、その上限につきましても市内の建築業者を使う、それから3世代家族とか、子どもが3人いるとか、そういう要項を全部満たしておれば満額になったのですが、その要項の一部しか満たさない方は30万とか20万とか、そういう方もございましてこのような減額になったような形であります。
〇議長(山口功位君) 17番、遠藤智子さん。
〇17番(遠藤智子君) では、全体で65件ですね。それで、市外からは20件ということでございますが、初めての事業であって、合わせて65件があったということは、私はとてもよかったのではないかと思っております。
阿賀野市も今人口減少が毎年のように続いております。これからもやっぱり阿賀野市の人口増とか、あと子育て世帯の定住と地域経済の活性化にもなるわけでございますので、今後も難しい部分もあるかとは思いますが、一生懸命頑張っていただいて、この虹の架け橋住宅支援事業を伸ばしていっていただきたいと思っております。ありがとうございました。
〇議長(山口功位君) 19番、山崎正春さん。
〇19番(山崎正春君) もう一点あれでしょうか。69ページです。学校管理費の中で安野小学校の灯油タンク、290万ぐらい出ているわけでありますが、年明けましたから昨年でありますが、あのようなタンクから石油が漏れるというような事件があったわけでありますが、これは地上タンクになるのでしょうか、それとも地下タンクになるのでしょうか、その辺の細かいことをちょっともう一度説明願いたいと、こう思います。
〇議長(山口功位君) 折笠学校教育課長。
〇学校教育課長(折笠朝美君) 安野小学校の灯油タンクに水が混入したというふうなことでの工事に至ったということなのですけれども、これは従来は地下タンク方式というふうなことでございました。それで、このたびは地上方式といいますか、通常の上に出ておるタンクから配油するというふうな方式に変えました。そのことによりまして、故障の際にも故障箇所が容易に発見されて、メンテナンスが容易であるというふうなことなどのメリットがございます。よろしくお願いいたします。
〇議長(山口功位君) 19番、山崎正春さん。
〇19番(山崎正春君) では、今度余り漏れているか漏れていないかわからないなんていうことは、地上タンクであればそういうことはないわけでありますので、そんなことで、二度とああいうことのないように、ひとつ十分注意していただきたいというようなことであります。なお、またほかの学校にもそういう地下タンクありますので、そういう点についても今後も十分気をつけていただきたいと、こう思います。
それから、市長にお伺いいたしますが、先ほど施政方針の中で来年度予算の中で地域経済の活性化等々については細かく説明をいただきましたが、国も県もやはり切れ目のない消費税の3%アップに対しての地域経済への下支えということで、補正予算等々である程度のものはというような考え方だったようでありますが、この補正予算の説明も、この内容を見ましても、余りそういう点についてはないのかなと、私はそう思っているわけでありますが、その辺の地域経済の下支えというか、そういうことはこの補正予算の中には入っていないのでしょうか、それとも入っているのであれば、その辺のご説明をお願い申し上げたいと、こう思います。
〇議長(山口功位君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 山崎議員から補正予算の中に消費税3%が引き上げられることに伴う影響緩和を盛っていないのかというご質問でありますが、しっかりと公共事業につきまして盛り込んでございます。その一つとしては、国のほうからは補正予算として13億ほどいただきました。そのうち今回補正の中に、病院事業を除きますと補正で4億5,000万弱盛り込んでございます。水原中学校の解体工事前倒し、あるいは市単独の事業の前倒しとしても予算計上してございまして、今ほど言った金額がこの補正予算の中に、先ほどイノベーションのお話でご質問もありました道路事業、交通安全ですね、そういったものも補正として盛り込んで、公共事業で対応していくと。4月以降につきましては先ほど施政方針の中でご説明申し上げましたとおり、プレミアム商品券の早期発行、あるいは住宅リフォーム補助支援制度、そしてあわせて公共事業の上半期の早期発注ということで対応していくということでございます。
〇議長(山口功位君) 19番、山崎正春さん。
〇19番(山崎正春君) 今ご説明のとおりでわかりましたが、やはり私らにまだそこへ来ておらないわけでありますけれども、3%値上げのために阿賀野市経済が非常に云々というようなことが一応懸念されるわけでありますので、その辺も十分考慮の上、ぜひひとつ新年度予算の執行については早目に、なおかつ実施していただくというようなことを補正との絡みの中でやっていただきたいと、こういうことで要望しておきたいと、こう思います。
〇議長(山口功位君) 12番、宮脇雅夫さん。
〇12番(宮脇雅夫君) 石船戸遺跡の調査費ですけれども、これは2カ年にわたって総額で3億5,000万円という巨額な国費ですけれども、そういう遺跡調査をしているわけですけれども、この遺跡調査の結果はどういうふうにするつもりなのか。私は、こんな金あったら吉田東伍博物館にくれればよっぽど役立つのだと思うのですけれども、これどういうふうにしてこの成果を活用するというか、どうそういうふうにするつもりですか。
〇議長(山口功位君) 見原生涯学習課長。
〇生涯学習課長(見原健司君) 石船戸遺跡につきましては今おっしゃったとおり2年間事業で3億円以上の金額をかけて実施しているところでありますが、まだいっぱい遺物が出ておりまして、今年度で終わらないということで、来年度も引き続きやるというふうな状況でございます。
今のご質問のその出てきた遺物等の活用につきまして、これからいろいろといろんな方からご意見いただきながら、その活用を図ってまいりたいと思いますが、昔のようにもはやその遺物を保管するだけではなくて、広く一般市民または県民の皆さんに周知しながら、または場合によっては観光に生かしながらということの活用を今盛んに考えているところでございます。具体的なことということを今ここでお示しすることはできませんが、そういった観点で皆さんの前にお示ししてまいりたいと思っております。よろしくお願いします。
〇議長(山口功位君) 12番、宮脇雅夫さん。
〇12番(宮脇雅夫君) かなり貴重なやつも出たというふうに聞いておりますけれども、バイパスに伴うそういう遺跡調査はずっと続けてきているわけですけれども、市民的にはもう巨額のお金をかけても、どうなっているかというのは全く見えないという、まさに無駄遣いの典型のような、そういうふうにはないわけですけれども、もう事業になっているわけです。それで、もうこれ2カ年かけているのにこれからどうするかというふうなのなわけで、結局それも予算がないからということでいつの間にか忘れられてしまってどこかの倉庫に眠るというのが、大体そういうパターンを繰り返しているのですよね。そういうことがないように、国費ですので、くれるものはもらってやったのでしょうけれども、その辺本当にこの問題、巨額な事業費を投入して、本当に市民も、ああ、すごい状況なのだなというふうにわかるように、かなりこれは真剣にやらないと、私は成就しないと思うのです。その歴史の繰り返しなのです。これずっとやってもさっぱり、だんだん倉庫が満杯になって山ほどになってきているのに、誰も整理する者もいないという状況を繰り返してきているわけでしょう。もう一度これに対する取り組み、ちょっと真剣に考えたらいいのではないかというふうに思うのですけれども。
〇議長(山口功位君) 見原生涯学習課長。
〇生涯学習課長(見原健司君) ありがとうございます。議員のおっしゃったとおりでございます。今いろんなところで開発も進んでおりまして、そのたんびに発掘調査で莫大な浄財が使われているということで、果たしてその成果はどうなったのだということで、市民のみならず、県民、国民も同じような疑問を抱いているような状況がどんどん、どんどん進行しているということを認識しているところでございます。そういった意味で、その発掘したものを今までは観光に生かすとか、そういうことを言わなかったものが、今既にそういった意味で広く活用して、地域の活性化につなぐようなことをしていかなければならないという大きな岐路に立っているということでございます。そういったことを踏まえまして、議員のおっしゃったとおりでございます。その活性化を含めてまちづくりに生かして、有効に活用できるように真摯に検討してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
〇議長(山口功位君) 3番、山田早苗さん。
〇3番(山田早苗君) ちょっと教えてもらいたいのですけれども、教育委員会のところの小学校費のところで、先ほど山崎議員さんの安野小学校のところの下に小学校の介助員配置事業費が減額になって134万5,000円、それから次の次のページのところで安田幼稚園の管理費でも学校教育課のところのパート賃金が173万円の減額、それから75ページで小学校給食のところでも、パート賃金で140万7,000円の減額というふうな形で、パートの方の雇用がここのところでなかったのかなというふうなことだと思うのですけれども、その辺どういういきさつでパート職員の雇用がなかったのかというふうなことを教えていただきたいのですが。
〇議長(山口功位君) 折笠学校教育課長。
〇学校教育課長(折笠朝美君) 小学校の介助員の配置事業での減額があるわけですけれども、当初計上しておった予算よりも実績で下回ったというふうなことでございますけれども、小学校の介助員につきましては、途中でちょっと勤められなくなった方とか、そういった方がいらっしゃったり、なかなかすぐパートの方が見つからなかったりというふうなこともございました。また、安田幼稚園のパート賃金ですけれども、これにつきましては計上しておったのですが、途中で育児休暇の職員が復帰したりしたというふうなことでの減額と、あるいは実績での減額といったふうなことがございます。
それから、給食の調理員の減額ですけれども、これにつきましても実績による減額といったふうなことでございます。精査というふうな部分での減額というふうなことでございます。よろしくお願いいたします。
〇議長(山口功位君) 3番、山田早苗さん。
〇3番(山田早苗君) ありがとうございます。
介助員にしても、それから幼稚園のほうのパートの職員とか、そういういろいろ人間がかかわるわけですから、いろいろな状況の中で不足をしてしまったりというようなこともあるかとは思うのですけれども、やはり現場はなかなか厳しい状況があるのではないかというふうにいろいろな話を聞かせていただく中で考えるわけです。ですから、そういう現場に穴があくような、もちろんそれが即子どもたちの教育のところに響いていくわけだと思いますので、職員の方たちの採用に関してはなかなか大変だとは思うのですけれども、見つからなかったというふうなことで現場の人たちが負担になるようなことがないような配慮をぜひともお願いしたいと思いますし、昨年の春でしたか、パートの方たちの雇用の問題で、5年を経過したために継続して雇用にならなかったというような時期があったと思うのです。そういった方たちの中からでも、また雇用の機会がそこのところで得られるということであれば、またそういう登録制のような形ですぐお願いできるような、そういうシステムなどもとってはいるかとは思うのですけれども、もしそういうふうなことですぐ次のパートの方とかが見つかるような、そういうシステムをぜひともとっていただければというふうに思います。ちなみに、この学校教育関係のパートの賃金の方は、時給は幾らぐらいになっているのでしょうか。
〇議長(山口功位君) 折笠学校教育課長。
〇学校教育課長(折笠朝美君) 800円台の後半ぐらいだったと思うのですけれども、済みません、ちょっとはっきりしたものを後ほどまた報告したいと思います。申しわけございません。
〇議長(山口功位君) 18番、浅間信一さん。
〇18番(浅間信一君) 今ほどお金を使うほうの質問たくさん出ましたけれども、2ページ、何ページか、財産収入ですけれども、3,600万ほど上がっています。これはどこなのかということをお尋ねいたします。
〇議長(山口功位君) 何ページでしたか。
〇18番(浅間信一君) 16ページ。
〇議長(山口功位君) 立川財政課長。
〇財政課長(立川 久君) 財産の売払収入ですけれども、これにつきましては笹神地区にあります、460号の脇にあるしらとり団地前の土地について2件売れました。あと、旧病院の医師住宅ですけれども、その分も売却が1件売れたということで、このたび、あともう一件は賽の河原のところにつきましても、これも売却、今年度やったということで、このたびここに計上させていただきました。
〇議長(山口功位君) 18番、浅間信一さん。
〇18番(浅間信一君) また話が戻るのですけれども、病院の建設、それが前市長のころには定期的に遊休地、財産を売り払って、それで病院建設の財源にしたいという話がございましたけれども、今阿賀野市が持っている遊休地はどれほどあるのか。また、質問にもよく出ますけれども、これから公共施設の見直し等で売却するものも出ると思われますけれども、そのものの見込み、当てにしているのはどのぐらいあるのかお尋ねいたします。
〇議長(山口功位君) 立川財政課長。
〇財政課長(立川 久君) 遊休地の関係につきましては細かいものもありますので、数字的なものはちょっと把握しておりません。ただ、今現在のところ、公売に出しているのにつきましては、予定しているのにつきましては、しらとりのほか、もう3件ぐらいあります。あと、公共施設につきましては、それらの内容につきまして今調整しているところでありますので、ちょっと詳細な数字については把握していませんので、申しわけありませんが、ちょっと後でお願いしたいと思います。
〇議長(山口功位君) 18番、浅間信一さん。
〇18番(浅間信一君) 嫌み言いますと、当時は不動産屋のように毎年遊休地を売り払うと、そのものを当てにした計画もあったようですけれども、それはそれとして。
私安田ですので、安田のことをちょっとお伺いしますが、安田の消防分遣所ですか、あそこが移設したのであの土地があくと思うのですけれども、その土地は財政課はどのように考えておられますか。
〇議長(山口功位君) 吉野総務部長。
〇総務部長(吉野晴記君) おっしゃるとおりでございます。
今分遣所はともかく、車庫のほうを使っておりますので、いましばらく時間をいただきたいと思いますけれども、取り壊した後の売却も視野に入れております。
〇議長(山口功位君) ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(山口功位君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
お諮りします。本案は、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(山口功位君) 異議なしと認めます。
したがって、本案は委員会付託を省略することに決定しました。
これから討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(山口功位君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
これから議案第3号を採決します。
お諮りします。議案第3号は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(山口功位君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第3号は原案のとおり可決されました。
〇議案第4号 平成25年度阿賀野市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
〇議長(山口功位君) 日程第9、議案第4号 平成25年度阿賀野市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第4号、平成25年度国民健康保険特別会計補正予算について提案理由を説明申し上げます。
補正予算(第2号)として、歳入歳出に8,135万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ48億935万2,000円とするものであります。
補正の主な内容は、歳入につきましては、交付額の確定により前期高齢者交付金を1億675万2,000円、退職者医療制度該当者の増加により療養給付費等交付金を4,046万円、国保会計の赤字補填等として、繰入金のうち一般会計繰入金を2億2,842万4,000円、財政安定化支援事業繰入金を871万8,000円増額し、前期高齢者交付金の増額等により、国庫支出金のうち療養給付費等国庫負担金を4,598万2,000円、財政調整交付金を4,850万8,000円、一般会計繰入金の増額により、諸収入のうち歳入欠陥補填収入を1億6,000万円減額するものであります。
歳出につきましては、拠出金等の確定に伴い、後期高齢者支援金拠出金を4,669万6,000円、介護納付金を2,041万8,000円、国庫負担金等の実績報告により諸支出金のうち国庫支出金及び県支出金返還金を4,101万9,000円増額し、高額医療費の減少により、共同事業拠出金のうち高額医療費拠出金を707万3,000円、保険財政共同安定化事業拠出金を1,112万1,000円減額するものであります。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(山口功位君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。
5番、佐竹政志さん。
〇5番(佐竹政志君) 質問させていただきます。
先ほどの一般会計の中でも出てきましたけれども、国民健康保険会計の赤字補填で2億5,000万計上されております。今国保の会計に入ってきたのですけれども、25年度の国保の会計でいいますと、前年度繰上充用金、要するに赤字の繰越額の支払いということで、2億3,200万余の支出があったわけでありますので、今回一般会計の繰り入れ2億5,000万ということでしたので、最終的な出納閉鎖がされる段階では全く真っさらな状態でスタートできるということで期待をしていいのか確認をしたいと思います。
〇議長(山口功位君) 折居健康推進課長。
〇健康推進課長(折居千恵子君) ただいまのご質問につきましてお答えさせていただきます。
2億5,000万円補正をさせていただきまして、赤字は2億3,000万です。今年度の赤字見込みは約9,000万になる予定になっております。
〇議長(山口功位君) 5番、佐竹政志さん。
〇5番(佐竹政志君) 最終的に次年度にはどういう状態で継続につながっていくというふうなことですか。
〇議長(山口功位君) 折居健康推進課長。
〇健康推進課長(折居千恵子君) 2月末現在の収支予測になりますと、今年度単年度赤字が約9,000万円ということになります。昨年度までの累積赤字が約2億3,000万になりますので、合わせて3億2,000万円の赤字になる見込みになっております。赤字補填の繰り入れ後、差し引きますと、7,000万円が累積赤字として26年度に繰り越す予定になると思われますが、3月、4月分の医療費の請求状況によりましては見込みどおりにならないこともありますけれども、一応そのような予定になっております。
〇議長(山口功位君) 5番、佐竹政志さん。
〇5番(佐竹政志君) 市長の英断で2億5,000万の赤字補填をいただいたということで、ある程度ほっとしている部分はありますけれども、次年度の予算の段階でまた議論になると思いますけれども、ちょっと気分的に楽になったというのが実態なのです。ぜひまた最終的な出納閉鎖期の数字がどの程度になるのか関心を持っておりますので、よろしくまた努力をお願いしたいと思います。
以上です。
〇議長(山口功位君) ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(山口功位君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
お諮りします。本案は、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(山口功位君) 異議なしと認めます。
したがって、本案は委員会付託を省略することに決定しました。
これから討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(山口功位君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
これから議案第4号を採決します。
お諮りします。議案第4号は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(山口功位君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第4号は原案のとおり可決されました。
〇議案第5号 平成25年度阿賀野市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)
〇議長(山口功位君) 日程第10、議案第5号 平成25年度阿賀野市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第5号、平成25年度後期高齢者医療特別会計補正予算について提案理由を説明申し上げます。
補正予算(第2号)として、歳入歳出それぞれ150万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ7億5,842万8,000円とするものであります。
補正の内容は、歳入につきましては、保険料では確定賦課及び異動賦課により特別徴収保険料8万1,000円を減額し、普通徴収保険料473万2,000円を増額、一般会計繰入金では保険基盤安定繰入金504万8,000円、広域連合共通経費繰入金111万2,000円をそれぞれ減額するものであります。
歳出につきましては、後期高齢者医療広域連合納付金で保険料納付金465万1,000円を増額し、金額の確定により保険基盤安定分納付金504万8,000円、事務費共通経費納付金111万2,000円をそれぞれ減額するものであります。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(山口功位君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(山口功位君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
お諮りします。本案は、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(山口功位君) 異議なしと認めます。
したがって、本案は委員会付託を省略することに決定しました。
これから討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(山口功位君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
これから議案第5号を採決します。
お諮りします。議案第5号は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(山口功位君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第5号は原案のとおり可決されました。
1時30分まで休憩いたします。
休 憩 (午前11時59分)
再 開 (午後 1時30分)
〇議長(山口功位君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
その前に、折笠学校教育課長から報告があります。
折笠学校教育課長。
〇学校教育課長(折笠朝美君) 先ほどの質問の中で、補正予算のところでの賃金の減額についての単価ですけれども、申し上げたいと思います。
69ページの小学校の介助員のパート賃金ですけれども、これが1時間当たり890円でございます。それから、73ページの幼稚園のパート賃金、これが1時間当たり910円です。それから、75ページの小学校の給食のパート賃金ですけれども、1時間当たり850円というふうな単価でございます。よろしくお願いいたします。
〇議案第6号 平成25年度阿賀野市介護保険特別会計補正予算(第3号)
〇議長(山口功位君) それでは、日程第11、議案第6号 平成25年度阿賀野市介護保険特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第6号、平成25年度介護保険特別会計補正予算について提案理由を説明申し上げます。
補正予算(第3号)として、歳入歳出それぞれ9,437万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ44億7,722万円とするものであります。
補正の主な内容は、歳入につきましては、第1号被保険者保険料の調定見込みにより3,845万円を増額、介護給付費等にかかわる国庫負担金496万円、支払基金交付金1,748万2,000円及び県負担金1,987万2,000円をそれぞれ増額、国庫補助金の後期高齢者や低所得者の割合で調整される調整交付金1,425万5,000円を減額、認定審査会等事務費の執行見込みにより、一般会計繰入金133万4,000円を減額、前年度繰越金として2,977万9,000円を増額するものであります。
歳出につきましては、総務費の認定審査会等事務費190万円を減額、介護給付額等の執行見込みにより、保険給付費8,070万5,000円を増額、地域支援事業の家族介護継続支援事業費77万3,000円を減額、介護給付費準備基金積立金として1,638万4,000円を増額するものであります。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(山口功位君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(山口功位君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
お諮りします。本案は、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(山口功位君) 異議なしと認めます。
したがって、本案は委員会付託を省略することに決定しました。
これから討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(山口功位君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
これから議案第6号を採決します。
お諮りします。議案第6号は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(山口功位君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第6号は原案のとおり可決されました。
〇議案第7号 平成25年度阿賀野市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)
〇議長(山口功位君) 日程第12、議案第7号 平成25年度阿賀野市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第7号、平成25年度公共下水道事業特別会計補正予算について提案理由を説明申し上げます。
補正予算(第3号)として、歳入歳出それぞれ3,176万7,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ26億3,235万3,000円とするものであります。
補正の内容は、歳入につきましては、分担金及び負担金の受益者負担金、現年度納付分並びに滞納繰越分を本年度の実績として徴収猶予の解除、並びに徴収強化による納付額が増額したことにより1,521万2,000円、使用料及び手数料の下水道使用料現年度使用料を新規接続者並びに使用料免除期間の終了に伴う徴収者の増加により381万3,000円を増額し、下水道事業の進捗による確定により、歳出見直しの結果、下水道事業償還基金繰入金1,521万2,000円、一般会計繰入金2,408万円を減額、流域下水道県工事負担金の減額に伴い、流域下水道事業債を1,150万円減額するものであります。
歳出につきましては、下水道総務費で事業の進捗による額の確定により職員人件費100万円、接続効果促進事業費199万円を減額、施設管理費では施設維持管理費で炭化炉稼働に伴う汚泥量の減少により業務委託料を600万円、流域下水道管理費の流域下水道維持管理費980万円を減額、炭化炉稼働に伴い、燃料費として150万円を増額、下水道事業費公共下水道整備事業費については、人事異動による職員減に伴い、職員人件費258万円、事業効率の見直しによる経費削減により、確定額として59万7,000円を減額、流域下水道県工事負担金を1,100万円減額するものであります。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(山口功位君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(山口功位君) これで質疑を終わります。
お諮りします。本案は、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(山口功位君) 異議なしと認めます。
したがって、本案は委員会付託を省略することに決定しました。
これから討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(山口功位君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
これから議案第7号を採決します。
お諮りします。議案第7号は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(山口功位君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第7号は原案のとおり可決されました。
〇議案第8号 平成25年度阿賀野市集落排水事業特別会計補正予算(第3号)
〇議長(山口功位君) 日程第13、議案第8号 平成25年度阿賀野市集落排水事業特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第8号、平成25年度集落排水事業特別会計補正予算について提案理由を説明申し上げます。
補正予算(第3号)として、歳入歳出それぞれ564万円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億8,450万3,000円とするものであります。
補正の内容は、歳入につきましては、分担金及び負担金として安田地区、笹岡地区、大室地区並びに分田地区集落排水事業受益者分担金、現年度納付分並びに滞納繰越分について、本年度の実績として一括納付の増加並びに徴収による納付額が増額したことにより189万6,000円の増額、使用料及び手数料については分田地区集落排水施設使用料現年度分は増加しましたが、安田、笹岡地区において当初見込みと比較し減少したことにより89万6,000円を減額し、集落排水事業の確定による歳出見直しの結果、集落排水事業償還基金繰入金189万6,000円、一般会計繰入金474万4,000円を減額するものであります。
歳出につきましては、事業の進捗による額の確定により、下水道普及対策費として排水設備設置資金利子補給金18万5,000円を減額、施設管理費維持管理費として、事業の進捗による額の確定により大和地区施設維持管理費97万5,000円、分田地区施設維持管理費420万円、大室地区施設維持管理費60万円を減額、笹岡地区施設維持管理費は電力使用量の増加並びに単価の上昇により電気料として32万円を増額するものであります。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(山口功位君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(山口功位君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
お諮りします。本案は、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(山口功位君) 異議なしと認めます。
したがって、本案は委員会付託を省略することに決定しました。
これから討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(山口功位君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
これから議案第8号を採決します。
お諮りします。議案第8号は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(山口功位君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第8号は原案のとおり可決されました。
〇議案第9号 平成25年度阿賀野市押切外四ヶ大字財産区特別会計補正予算
(第1号)
〇議長(山口功位君) 日程第14、議案第9号 平成25年度阿賀野市押切外四ヶ大字財産区特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第9号、平成25年度押切外四ヶ大字財産区特別会計補正予算について提案理由を説明申し上げます。
補正予算(第1号)として、歳入歳出それぞれ35万3,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ544万7,000円とするものであります。
補正の内容は、前年度決算が確定したことによるもので、歳入につきましては基金繰入金78万1,000円を減額し、前年度繰越金42万8,000円を増額するものであります。
歳出につきましては、一般管理費において山林下刈伐採委託料40万円、松くい虫防除負担金20万円を減額し、積立金を24万7,000円増額するものであります。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(山口功位君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(山口功位君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
お諮りします。本案は、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(山口功位君) 異議なしと認めます。
したがって、本案は委員会付託を省略することに決定しました。
これから討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(山口功位君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
これから議案第9号を採決します。
お諮りします。議案第9号は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(山口功位君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第9号は原案のとおり可決されました。
〇議案第10号 平成25年度阿賀野市病院事業会計補正予算(第4号)
〇議長(山口功位君) 日程第15、議案第10号 平成25年度阿賀野市病院事業会計補正予算(第4号)を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第10号、平成25年度病院事業会計補正予算について提案理由を説明申し上げます。
補正予算(第4号)として、収益的収入を1,400万9,000円増額し、総額5億2,097万1,000円に、収益的支出を10万6,000円増額し、総額6億5,517万1,000円に、資本的収入を7億2,392万8,000円増額し、総額23億7,967万2,000円に、資本的支出を6億9,678万9,000円増額し、総額25億4,846万7,000円とするものであります。また、継続費の財源内訳に都市再生整備計画事業国庫交付金10億5,000万円を追加し、国庫交付金事業費の年割額にあわせて、それぞれの年割額並びに企業債等その他の財源内訳を増減するものであります。
補正の内容は、収益的収入につきましては、給与費並びに建設改良費等の増額に対する繰り出し基準外の一般会計繰入金として1,400万9,000円を増額するものであります。また、収益的支出につきましては、市町村職員共済組合追加負担分に伴う給与費として10万6,000円を増額するものであります。
資本的収入につきましては、新病院整備事業費の増額に伴う企業債9,410万円、一般会計出資金2,982万8,000円を増額し、都市再生整備計画事業国庫交付金6億円を追加するものであります。また、資本的支出につきましては、既に契約済みの医療器機について306万9,000円を減額し、新病院整備事業費6億9,985万8,000円を増額するものであります。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(山口功位君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(山口功位君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
お諮りします。本案は、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(山口功位君) 異議なしと認めます。
したがって、本案は委員会付託を省略することに決定しました。
これから討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(山口功位君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
これから議案第10号を採決します。
お諮りします。議案第10号は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(山口功位君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第10号は原案のとおり可決されました。
〇議案第11号 平成26年度阿賀野市一般会計予算
議案第12号 平成26年度阿賀野市国民健康保険特別会計予算
議案第13号 平成26年度阿賀野市後期高齢者医療特別会計予算
議案第14号 平成26年度阿賀野市介護保険特別会計予算
議案第15号 平成26年度阿賀野市公共下水道事業特別会計予算
議案第16号 平成26年度阿賀野市集落排水事業特別会計予算
議案第17号 平成26年度阿賀野市押切外四ヶ大字財産区特別会計予算
議案第18号 平成26年度阿賀野市少年自然の家特別会計予算
議案第19号 平成26年度阿賀野市工業団地造成事業特別会計予算
議案第20号 平成26年度阿賀野市水道事業会計予算
議案第21号 平成26年度阿賀野市病院事業会計予算
〇議長(山口功位君) 日程第16、議案第11号から議案第21号までを一括議題といたします。
一括して提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第11号から議案第21号まで、一般会計ほか10の特別会計等の平成26年度予算について提案理由を説明申し上げます。
初めに、議案第11号、一般会計であります。我が国の景気は回復基調にあるとされていますが、阿賀野市の中小企業の業績や給与に反映するまでには一定の時間が必要な状況であります。こうした中で、4月の消費税率引き上げは、駆け込み需要とその反動減によって地域経済にさまざまな影響を及ぼすことが考えられます。このような地域経済や市政の喫緊の課題に積極的に対応し、元気で明るく活力のある魅力的なまちの具現化に向けた各施策を着実に推進していくため、平成26年度の当初予算総額を221億2,600万円とし、対前年度比較で3億2,600万円、1.5%の伸びとなる過去最大の積極予算を編成いたしました。
平成26年度予算の特徴といたしましては、歳出では、地域経済対策として3月補正予算と合わせて平成26年度上半期に公共事業を多く発注し、また市内経済に影響がある補助事業を早期に実施することで景気の下振れに配慮したほか、国の交付金を活用して市内全域を対象とした防災行政無線整備事業や、平成27年度の開院を目指す新病院整備事業が本格化することから、一般会計出資債を含めた病院事業会計繰出金が増加いたします。
一方、歳入におきましても、これらの歳出事業費の増加に伴い、市税は今年度の実績から増収として見積もったほか、地方交付税では国の予算ベースでの減額や消費税改定に伴う地方配分率の改定なども予定されていますが、当市においては当初予算ベースから可能な限り見積もることにより、前年度比較で微増といたしました。また、新病院整備に充当するための水原郷病院整備基金繰入金や地域の元気臨時交付金の本年度事業活用のため、財政調整基金繰入金を新たに計上いたしました。この結果、基金からの繰入金は大幅に増加しますが、平成26年度末の主要基金の市民1人当たりの残高は県内20市の平均額以上を維持できる見通しであり、引き続き健全な財政基盤を堅持してまいります。
次に、議案第12号、国保会計であります。国民健康保険事業につきましては、少子化などによる人口減や高齢化による後期高齢者医療制度への移行などにより、被保険者数は年々減少しており、全体の医療費も減少傾向にありますが、1人当たりの額は依然として増加傾向にあり、厳しい事業運営が続いております。このため、医療費削減につなげる取り組みとして、ジェネリック医薬品の普及促進事業や健診事業を行うこととしており、健診事業では特定健診の自己負担額と人間ドック補助額を据え置くなど、受けやすい健診を心がけ、予算を編成いたしました。平成26年度の予算規模は45億459万4,000円で、前年度当初と比べて1,009万7,000円、0.2%の増となります。
次に、議案第13号、後期高齢者医療会計であります。後期高齢者医療制度は、新潟県後期高齢者医療広域連合が保険者の役割を果たし、市町村と事務を分担しながら運営を行っております。制度の円滑な運営を行うため、広域連合と連携を図り、予算を編成いたしました。平成26年度の予算規模は7億5,249万2,000円で、前年度当初と比べ1,260万3,000円、1.7%の増となります。
次に、議案第14号、介護保険会計であります。平成26年度は第5期介護保険事業計画の3年目に当たり、昨年度に引き続き介護給付等対象サービスや地域支援事業サービス等の円滑な提供を図るための施策を行うとともに、引き続き健全な介護保険特別会計を維持できるように配慮し、介護を必要とする高齢者の増加に対応するため、一層のサービス充実や制度浸透を図り、介護予防事業等にも積極的に取り組む予算編成といたしました。平成26年度の予算規模は45億1,257万2,000円で、前年度当初と比べ1億5,249万3,000円、3.5%の増となります。
次に、議案第15号、公共下水道事業会計であります。平成26年度の当初予算は、厳しい財政状況や起債枠制限を踏まえ、より一層効率的で重点的な整備を進める予算編成とし、予算規模は29億7,583万3,000円、前年度当初と比較し6,304万円、2.2%の増となります。本市での平成25年度における下水道を使うことが可能な人口の割合、下水道普及率は約88%となる見込みであり、前年度と比較した場合、約2ポイント程度上昇するものと考えております。
今後も事業の執行に当たり、堅実な財政運営により公共用水域の保全や生活環境の改善を目的とし、早期に事業効果が発揮されるよう、各地区での均衡ある整備の促進を目指すものであります。また、市民から下水道の必要性と事業効果について正しく理解していただくための説明責任ときめ細やかな情報発信に努め、下水道の接続率についても向上を目指してまいります。
次に、議案第16号、集落排水事業会計であります。平成26年度の当初予算は、整備済み施設の維持管理を主たる目的とした予算編成とし、予算規模は2億9,278万7,000円、前年度当初と比較し555万7,000円、1.9%の減となります。今後も現在稼働中の処理施設の適切な管理運営、保守点検により、耐用年数の長期化等を図るとともに、効率的な稼働、有効な利活用によりさらなるコスト削減に努めてまいります。
次に、議案第17号、押切外四ヶ大字財産区会計であります。平成26年度の当初予算は、財産区山林の維持管理に要する経費を計上したものであり、予算規模は502万円で、前年度当初と比べ78万円、13.4%の減となります。
次に、議案第18号、少年自然の家会計であります。平成26年度の当初予算は、自立した特別会計を目指し、利用率の向上と経費節減に努めるとともに、自然体験施設として利用者から安全に利用していただくための施設維持管理を図る予算編成といたしました。予算規模は2,899万7,000円で、前年度当初と比べ、職員異動による人件費を含め389万4,000円、15.5%の増となります。施設の運営につきましては、子どもの健全育成に大きな機能を持つ自然の家の特性をさらに発揮するよう、体制の強化を図りながら活動支援を充実してまいります。
次に、議案第19号、工業団地造成事業会計であります。平成26年度の当初予算は、一般会計からの繰入金により市営西部工業団地造成事業にかかわる市債の元利償還金を計上したものであり、予算規模は4,491万3,000円で、前年度当初と比べ69万8,000円、1.5%の減となります。
次に、議案第20号、水道事業会計であります。平成26年度の当初予算は、収益的収支につきましては収入13億5,753万1,000円、支出12億8,340万1,000円となり、消費税率の引き上げ及び会計制度の見直しに伴い、前年度と比べ収支ともに大幅な増額となります。
収入につきましては、給水収益は給水量の落ち込みにより減少傾向にある一方で、消費税率の引き上げ分を見込んだことにより、1,900万円増額し、放射性物質を含む浄水発生土の処理にかかわる東京電力からの負担金の計上による増額等を合わせた営業収益の合計で2,317万4,000円の増額となります。また、営業外収益につきましては、会計制度の見直しに伴い、補助金等により取得した資産にかかわる減価償却費相当額を長期前受金戻入として収益計上したことにより1億4,173万5,000円増額し、収入合計は前年度と比べ1億6,490万9,000円の増額となります。
支出につきましては、営業費用は会計制度の見直しに伴う減価償却費の増額等により、1億420万2,000円増額し、営業外費用は支払利息が高金利債の借りかえや近年の低金利傾向により減少した一方で、納付消費税の増額により1,555万円の増額となります。また、特別損失につきましては、会計制度の見直しに伴い、前年度分の賞与引当金及び貸倒引当金を計上したことにより、1,272万3,000円増額し、支出合計は前年度と比べ1億3,247万5,000円の増額となります。この結果、損益計算における当年度純利益は約6,000万円を計上できる見込みであります。
資本的収支につきましては、収入2億6,498万円、支出7億8,523万1,000円となります。収入につきましては、企業債1億7,400万円、耐震化事業等にかかわる国庫補助金2,420万円及び出資金1,320万円、工事負担金5,356万円等を計上し、収入合計は前年度と比べ1億1,080万円の減額となります。支出につきましては、建設改良費として老朽管の更新対策にかかわる第9次配水管整備事業費に9,702万7,000円、配水管の改良及び補償工事にかかわる配水設備工事費に9,360万6,000円、4カ年継続事業の最終年度分として実施する主要配水池の耐震化事業等にかかわる水道施設整備事業費に1億5,213万7,000円、固定資産購入費に528万7,000円等、企業債の元利償還金として4億3,583万7,000円を計上し、支出合計は前年度と比べ1億2,258万1,000円の減額となります。この結果、資本的収支差し引きで5億2,025万1,000円の不足額が生じますが、この不足額については損益勘定留保資金等により補填を行い、年度末では約6億600万円の財源繰り越しが可能であると見込んでおります。
最後に、議案第21号、病院事業会計であります。公益企業会計基準が見直されることに合わせ、地方公営企業法施行令が改正され、平成26年度から予算に関する説明書及び予算項目等が一部変更となっております。主な変更の内容としては、従前添付していた資金計画を廃止し、予定キャッシュフロー計算書及び予定貸借対照表にかかわる注記表を追加いたしました。また、収益、費用に賞与引当金を計上し、借入資本金を資本から負債に計上区分の変更をいたしました。
平成26年度の当初予算につきましては、平成27年中の新病院開院を目指し、新病院整備事業を平成25年度から3カ年の継続事業費として計上し、本年度分の建設工事費等所要額を盛り込んだ予算編成といたしました。収益的収支につきましては収入7億8,314万3,000円、支出4億8,884万6,000円となります。
収入につきましては、主なものとして、医業収益では一般会計繰入金1,317万5,000円、医業外収益では一般会計繰入金1億7,898万1,000円、指定管理者からの施設使用料6,893万8,000円、消費税還付金2億8,956万4,000円、地方公営企業会計制度の見直しに伴う資本剰余金の収益化にかかわる長期前受金戻入2億3,246万5,000円をそれぞれ計上し、収入合計は前年度と比べ2億8,758万円の増額となります。
支出につきましては、主なものとして、医業費用では給与費802万6,000円、政策的医療等交付金2億2,887万3,000円、医業外費用では企業債等の支払利息1,136万5,000円をそれぞれ計上し、支出合計は前年度と比べ1億5,728万8,000円の減額となります。この結果、収益的収支差し引きで2億9,429万7,000円の収入超過となりますが、医業外収益のうちの長期前受金戻入並びに医業費用のうち減価償却費及び資産減耗費等、現金支出を伴わない経費を含んでおり、この収入超過分は4条予算の補填財源となる損益勘定留保資金といたします。
資本的収支につきましては、収入50億1万1,000円、支出50億972万3,000円となります。収入につきましては、企業債として固定資産整備費分1億1,830万円、新病院整備事業費分23億3,700万円、一般会計繰入金として22億9,471万1,000円、都市再生整備計画事業国庫交付金2億5,000万円を計上し、収入合計は前年度と比べ33億5,317万4,000円の増額となります。支出につきましては、建設改良費として固定資産整備費1億2,734万4,000円、新病院の建設工事等にかかわる新病院整備事業費46億9,009万1,000円、企業債の元金償還金として1億9,228万8,000円を計上し、支出合計は前年度と比較して31億7,757万2,000円の増額となります。この結果、資本的収支差し引きで971万2,000円の不足額が生じますが、この不足額については損益勘定留保資金等により補填するものであります。
以上、平成26年度当初予算について概略説明を申し上げました。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(山口功位君) これで提案理由の説明を終わります。
〇予算審査特別委員会の設置及び付託
〇議長(山口功位君) お諮りします。
議案第11号から議案第21号までは質疑を省略し、議長を除く議員全員による特別委員会を設置してこれに付託したいと思います。ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(山口功位君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第11号から議案第21号までは質疑を省略し、議長を除く議員全員による特別委員会を設置して、これに付託することに決定しました。
お諮りします。特別委員会の名称は予算審査特別委員会とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(山口功位君) 異議なしと認めます。
したがって、特別委員会の名称は予算審査特別委員会と決定しました。
しばらく休憩いたします。
休 憩 (午後 2時08分)
再 開 (午後 2時09分)
〇議長(山口功位君) 休憩前に引き続き会議を再開します。
〇予算審査特別委員会正副委員長の互選結果報告
〇議長(山口功位君) 休憩中に予算審査特別委員会の正副委員長が互選されましたので、報告いたします。
委員長に15番、石川恒夫さん、副委員長に5番、佐竹政志さんが互選されたことを報告いたします。
〇議案第22号 阿賀野市地域審議会条例の廃止について
〇議長(山口功位君) 日程第17、議案第22号 阿賀野市地域審議会条例の廃止についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第22号、地域審議会条例の廃止について提案理由を説明申し上げます。
本件は、新市の均衡ある一体的な発展を図る目的で合併前の旧町村地区ごとに設置された地域審議会について、本年度末で設置期間が満了するに当たり、当該設置目的が達成されているものと考えることから廃止するものであります。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(山口功位君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。
4番、市川英敏さん。
〇4番(市川英敏君) この地域審議会ですか、ここに書いてあるとおり新市の均衡ある一体的な発展を図るというふうになっておりますが、もうちょっと詳しく当初の目的の説明をお願いいたします。
〇議長(山口功位君) 吉野総務部長。
〇総務部長(吉野晴記君) 今市長がお話をいたしましたように、合併から10年という時限つきの附属機関審議会ということで設置したものでございます。主な役割は、新しい市の基盤をつくるための計画、つまり新市建設計画でございますけれども、その進捗管理をしていただくということで発足をしたものでございます。したがいまして、当初はほとんど合併協議会の委員さんから就任をいただいた経緯がございまして、今は違いますけれども。
そういったことで、10年間審議をしていただいたわけでございますけれども、往々にして見られますよその地域の綱引きといったようなこともなく、しっかりとその役目を果たしていただいたというふうに思ってございます。今後はこの新市建設計画の進捗状況、審議の場を市議会に移させていただいて、またチェックをしていただきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
〇議長(山口功位君) 4番、市川英敏さん。
〇4番(市川英敏君) 当該設置目標が達成されたというふうな市長の説明、また今吉野部長の説明がございましたが、合併前担当職員さん、また首長さんが時間をかけて練りに練った10カ年計画を立てた中で、その10年間合併という船出をしてまいりまして10年たったわけですが、私も合併してから五、六年たったときに安田地区の審議委員として2年ほど会議に参加してきたわけなのですが、当初の10カ年計画、その五、六年の途中経過を見ますと、到底当初の目的を達成しているというふうに感じませんでした。というのは、中身について、合併して船出をしたと、いきなり中止とか、休止とか、また継続、さまざまな点で、そしてその当初の目標、目的、もう達成しているような状況とほど遠いような状態に見受けられましたが、その辺についてどうお考えかお聞かせいただけますか。
〇議長(山口功位君) 吉野総務部長。
〇総務部長(吉野晴記君) 先般の4地区の地域審議会でもお話をさせていただきましたけれども、休止とか廃止した事業というのは非常に少のうございます。ただ、時代の流れでどうしても不要となった事業、あるいは実施を見合わせている事業があるのも事実でございますし、それから思ったほど進捗をしていないというのもございますけれども、そうすると私どもは地域審議会でチェックをしていただいておりますように、それなりに10年間頑張ってきたのかなというふうな感触は持ってございます。
〇議長(山口功位君) 4番、市川英敏さん。
〇4番(市川英敏君) 当初目的達成されたという、その成果ですか、10年一区切り、また今後、先ほどですか、説明あったとおり、議会のほうからということでおっしゃっていましたが、その10年一区切りの成果を今後お示ししていただいた中で、次のまた11年以降というふうな形で私も見てまいりたい、また参加してまいりたいと思いますので、いかがでしょうか。
〇議長(山口功位君) 吉野総務部長。
〇総務部長(吉野晴記君) 新市建設計画は合併してから10カ年ということでございましたけれども、東日本大震災の影響とか、いろんなことで、実は1年間延長させていただいております。これも合併特例債の発行と連動しておりますので、できましたら31年度まで、できたらこの新市建設計画を延長して、合併の特例措置を受けたいというふうに思ってございますので、当然市議会に審議をしていただかなければならないのでございますけれども、新市建設計画の延長期間をちょっと延ばすという考え方で、これから市議会の皆様からもチェックをしていただきたいというふうに思いますのでよろしくお願いいたします。
〇議長(山口功位君) 4番、市川英敏さん。
〇4番(市川英敏君) 議会のほうからの審議というのもわかりますが、やはり各地域の方からも今後ともそういうふうな立場の中で参加していただきたいと私は思うのですが、その辺いかがでしょうか。
〇議長(山口功位君) 吉野総務部長。
〇総務部長(吉野晴記君) 新しい市になってから総合計画も策定しているわけでございますけれども、それは総合計画審議会、その他個別の案件では附属機関を、例えば都市計画審議会であるとか、下水道審議会であるとか、いろいろ持ってございますので、その中でもチェックをしていただけると思ってございますので、地域審議会に関しては10年間で役割を終えたのかなというふうに思ってございますし、議論の場はほかにもあるという認識でおります。
〇議長(山口功位君) 4番、市川英敏さん。
〇4番(市川英敏君) 今吉野部長がいろんな審議会があるという中で、私その辺についての疑問を持っておりまして、各審議会、大体年に1遍集まって報告、いろんな意見聞くという程度の審議会が多くあるかなと私は思います。その中で、もしできるのであれば、今後とも審議委員の皆さんにはご足労でも、年に2回、3回といろんな形の中で意見を出していただいての審議をお願いしたいと思うのですが、その辺についてお願いします。
〇議長(山口功位君) 吉野総務部長。
〇総務部長(吉野晴記君) おっしゃるとおりでございます。
諮問がなければ開かないという審議会も実はあるわけでございまして、その件は進捗状況の報告も含めて検討させていただきたいというふうに思います。
〇議長(山口功位君) 12番、宮脇雅夫さん。
〇12番(宮脇雅夫君) 合併10年に当たって、県のほうもこの合併について総括をするというふうに言っていますよね。やはり阿賀野市も合併の目標と計画についてどうだったのか、それから合併して本当によくなったのかどうかという点で評価をして整理をして、到達点を共通認識にする必要があるのではないかというふうに思うのですけれども、前も私は天野市長のとき検証が必要だということ言ったら、検討するということで検討しなかったようですけれども、どうでしょうか、やっぱり10年という大きな節目でどうだったのかというのを検証する必要があるというふうに思うのですけれども。
〇議長(山口功位君) 吉野総務部長。
〇総務部長(吉野晴記君) おっしゃるとおりでございます。
事務方ではやっておるのでございますけれども、正式に審議会にお出しをするようなもの、資料はつくっていないのでございますけれども、当然検証は必要だと思ってございます。
〇議長(山口功位君) 12番、宮脇雅夫さん。
〇12番(宮脇雅夫君) 言ったように、この地域審議会でのことを今度議会に移行するということを言っても、やはりその到達点をどう見るかというのを市として示せないと論議のしようがないと思うのです。やはり整理してどう評価するのかというのを示して、議会にも出して、そうすればこのかわりにはなるかどうかはわかりませんけれども、一定の論議もすることができると思うのですけれども、それなしにただ議会に移しましたよというふうに言っても、それは移らないのではないかというふうに思うのです。
それと、やはり地域のことは地域の住民が一番よく知っているわけでありますので、議員は地域代表という面だけでなく、市全体のことも考えないとだめなので、今地域協議会というのもあれですよね。上越市は一番先進的な取り組みをしていますし、新潟市もそれに近いような取り組みで、地域の声を反映させて、一定の予算の権限も与えるというようなことをしておりますけれども、その辺もどういうふうに考えるのかというのをちょっと整理して、一区切りにふさわしい見解、検証を出したほうがいいのではないかというふうに思うのですけれども、市長、どうでしょうか。
〇議長(山口功位君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 議員からのご質問、合併10年ということで一つの検証をしてみたらというお話、それから到達度がどの程度かというようなお話がありましたが、到達度をどう評価するか、到達点は私自身合併時のものは今把握しておりません。そういったものを含めまして今後検証を進めていきたい、そう思っております。
〇議長(山口功位君) 12番、宮脇雅夫さん。
〇12番(宮脇雅夫君) 新市長は当然よくわからないのだというふうに思うのですけれども、そうもまた、市長はその延長で取り仕切らないとだめだから、やっぱりちゃんと検証するということをこの場でお約束できますでしょうか、検証したのをこちらで示すと、議会に。
〇議長(山口功位君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 今ほど申し上げましたが、到達点が今明確ではありません。その部分をまずもって検証させていただきたい、そう思っております。
〇議長(山口功位君) ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(山口功位君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第22号は、総務文教常任委員会に付託いたします。
〇議案第23号 阿賀野市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について
〇議長(山口功位君) 日程第18、議案第23号 阿賀野市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第23号、一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について提案理由を説明申し上げます。
本件は、平成26年4月1日からの支所機能見直しに伴い、支所長の配置について参事級から副参事級に変更し、職名を副参事とし、行政職給料表級別職務分類表の職務級のうち、5級及び6級の職務から支所長の職名を削除するため改正するものであります。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(山口功位君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。
11番、稲毛明さん。
〇11番(稲毛 明君) これは肩書を変更して支所長をなくすという条例なのですが、ここに書いてあるように4月1日から支所の機能の見直しということも盛られていて、その一環として職名の見直しもかけているということだというふうに思うのですが、最近ある人から聞いたのですけれども、笹神支所でも手続ができるかなという思いで国民健康保険に加入するに当たってどういうふうになって、計算してもらえばどのくらいの負担になるのかということで、確定申告終わってから行ってきたのだそうです。そうしたら、ここでは用事が足りませんと、本所にファクス入れますので本所のほうへ回ってくださいというお話受けてこちらへ来て、税務課で計算してもらったということなのですが、支所の見直しがどの程度まで絞り込まれて見直しがされていくのか。今言ったように、本当窓口で用事が足りるのはどの程度までになるのかあたりを、もう1カ月後の話ですので、そこはやっぱりはっきりしないと市民が混乱するだけだと思うのです。それから、もうちょっとやっぱりそうするのであれば、第一に市民への丁寧な説明が必要ではないかなと一つは思うのです。そこら辺いかがでしょう。
〇議長(山口功位君) 中野市長政策課長。
〇市長政策課長(中野孝英君) 本来の支所業務の特に窓口業務の90%は残すということで、そういう方針で今現在調査を行っております。そういう面では、余りそういう窓口でのサービスの低下を招くというような認識はございません。よろしくお願いいたします。
〇議長(山口功位君) 11番、稲毛明さん。
〇11番(稲毛 明君) いずれにしても、そうすると私の言葉で言えば支所としての仕事といいますか、役割が後退するというふうに私は思っているのですが、俗に合併時は均等にサービスをして、迷惑かからないようにしていきますということだったのですけれども、合併10年間で、これ支所の見直しで昨年から言われていましたから、きょう初めての提案ではないと思うのですが、10年を経ることによって、やっぱり組織的な見直しをかけていって、当初の合併時の約束事がやっぱり、私の言葉で言えばほごにされつつあるというふうにも思うのですが、そこら辺の認識といいますかはいかがでしょうか。
〇議長(山口功位君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 今ほど担当課長のほうから窓口業務の90%は残すという説明をさせていただきましたが、私も住民サービス、これだけはしっかりと守っていきたい、そう思っております。ですから、今回は4月1日に支所機能を縮小させていただきます。その中で、皆さん方、住民の皆さんから不便があるというような話が出てまいりましたら、再び見直すこともやぶさかでございません。そういった中で、実施しながら市民サービスの向上に努めてまいりたい、そう思っております。
〇議長(山口功位君) 11番、稲毛明さん。
〇11番(稲毛 明君) 今までの業務から9割ぐらいは継続していくということなのですが、今言ったようにやはり、例えばですが、こういうあれがいいかどうか、こういうのとこういうのが支所でも受け付けできますよと、こういうふうになったら本所へ行ってくださいというさっき二度手間の話なのですけれども、やっぱりそういう丁寧な説明といいますか、広報か何かにお知らせをして、今言ったようにどっち行けばいいのかと市民が迷わないような、やっぱりそういう、こういうのを含めてやる中で、そういうことによってやっぱり市民へのサービスが実質的に受けとめる側として低下しないということが認識できるような、そういう形、まあやっていってもらいたいなというふうに思いますが、ひとつよろしくお願いします。
〇議長(山口功位君) 19番、山崎正春さん。
〇19番(山崎正春君) 今まで10年間支所長として呼び名でいたわけでありますが、それを今度副参事……
〇議長(山口功位君) 山崎議員さん、これ総務文教の所管でありますので、委員会でそれやっていただければ。これ総務文教に付託しますので。
〇19番(山崎正春君) では、後でします。
〇議長(山口功位君) ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(山口功位君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第23号は、総務文教常任委員会に付託いたします。
〇議案第24号 阿賀野市職員等の旅費に関する条例の一部改正について
〇議長(山口功位君) 日程第19、議案第24号 阿賀野市職員等の旅費に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第24号、職員等の旅費に関する条例の一部改正について提案理由を説明申し上げます。
本件は、小中学校の用務員の私有車公務使用について、市内における公務使用に対し燃料を現物で支給しておりますが、私有車の使用頻度が高く、車の所有者に不利益が生じることから、在勤地内でも旅費が支給できるよう改正するものであります。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(山口功位君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(山口功位君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第24号は、総務文教常任委員会に付託いたします。
〇議案第25号 阿賀野市行政財産使用料条例の一部改正について
議案第33号 阿賀野市宿泊施設リズム・ハウス瓢湖の設置及び管理に関する
条例の一部改正について
議案第35号 阿賀野市都市公園条例の一部改正について
議案第42号 阿賀野市法定外公共物の取扱いに関する条例の一部改正につい
て
議案第45号 阿賀野市水道給水条例の一部改正について
〇議長(山口功位君) 日程第20、議案第25号、議案第33号、議案第35号、議案第42号、議案第45号を一括して議題といたします。
一括して提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第25号から議案第45号まで、条例の一部改正について提案理由を説明申し上げます。
本件は、平成26年4月1日からの消費税率の引き上げに伴い、所要の改正をするものであります。議案第25号については行政財産使用料のうち課税対象となる土地及び建物の使用料について、議案第33号については宿泊料及び使用料について、議案第35号及び議案第42号については課税対象となる土地の貸し付けについて、議案第45号については課税対象となる料金及び水道加入金について、それぞれ改正するものであります。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(山口功位君) これで提案理由の説明を終わります。
これから一括して質疑を行います。ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(山口功位君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第25号は総務文教常任委員会に、議案第33号、議案第35号、議案第42号、議案第45号は産業建設常任委員会にそれぞれ付託いたします。
〇議案第26号 阿賀野市社会教育委員条例の一部改正について
〇議長(山口功位君) 日程第21、議案第26号 阿賀野市社会教育委員条例の一部改正についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第26号、社会教育委員条例の一部改正について提案理由を説明申し上げます。
本件は、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律の公布に伴い、社会教育法の一部改正が行われ、社会教育委員の委嘱基準を文部科学省令で定める基準を参酌して地方公共団体の条例で定めることとなったことにより改正するものであります。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(山口功位君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(山口功位君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第26号は、社会厚生常任委員会に付託いたします。
〇議案第27号 阿賀野市立図書館条例の一部改正について
〇議長(山口功位君) 日程第22、議案第27号 阿賀野市立図書館条例の一部改正についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第27号、図書館条例の一部改正について提案理由を説明申し上げます。
本件は、阿賀野市立図書館分館である阿賀野市立水原図書館が、水原中学校の全面改修に伴い学校内に移転することにより、今後は学校施設の一部として取り扱われるため改正するものであります。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(山口功位君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(山口功位君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第27号は、社会厚生常任委員会に付託いたします。
〇議案第28号 阿賀野市郷土資料館条例の一部改正について
〇議長(山口功位君) 日程第23、議案第28号 阿賀野市郷土資料館条例の一部改正についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第28号、郷土資料館条例の一部改正について提案理由を説明申し上げます。
本件は、京ヶ瀬地区民俗資料館については、現在建物内の一部を除き社会福祉法人阿賀北総合福祉協会に県立養護学校駒林分校の放課後等デイサービス支援事業場として使用を許可しており、このほど同協会より全館の貸し出し要望があり、教育財産から普通財産へ移行し貸し出すため改正するものであります。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(山口功位君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。
13番、倉島良司さん。
〇13番(倉島良司君) お尋ねいたしますが、県立養護学校駒林分校というのはどこにあるのですか。
〇議長(山口功位君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 失礼を申し上げました。特別支援学校でございました。
〇議長(山口功位君) 3番、山田早苗さん。
〇3番(山田早苗君) 条例と直接関係ないかもしれないのですが、この京ヶ瀬地区の民俗資料館というところにあったさまざまな資料などは、先ほどの石船戸遺跡の問題でも同じだと思うのですけれども、せっかく郷土の大事な資料だと思うのですけれども、今どのようになっているか、もしわかったら教えてください。
〇議長(山口功位君) 見原生涯学習課長。
〇生涯学習課長(見原健司君) 資料館に展示されているあるものは、今一時的に五頭の麓のくらし館の研修室の部屋がございます。そこに今保管しております。
以上です。
〇議長(山口功位君) ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(山口功位君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第28号は、社会厚生常任委員会に付託いたします。
〇議案第29号 阿賀野市立学校施設使用条例の一部改正について
〇議長(山口功位君) 日程第24、議案第29号 阿賀野市立学校施設使用条例の一部改正についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第29号、学校施設使用条例の一部改正について提案理由を説明申し上げます。
本件は、阿賀野市立小・中学校設置条例の一部改正に伴い、前山小学校の名称を削るため改正するものであります。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(山口功位君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(山口功位君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第29号は、社会厚生常任委員会に付託いたします。
〇議案第30号 阿賀野市コミュニティセンターの設置及び管理に関する条例の
一部改正について
議案第52号 不動産の譲与について(村杉ふれあいセンター)
〇議長(山口功位君) 日程第25、議案第30号、議案第52号を一括議題といたします。
一括して提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第30号、コミュニティセンターの設置及び管理に関する条例の一部改正について及び議案第52号、不動産の譲与について提案理由を説明申し上げます。
本件は、村杉ふれあいセンターの管理運営の効率化を図るため、現在の指定管理者である村杉自治会に譲渡するため、公の施設を廃止する内容の条例改正を行うとともに無償で譲渡したいというものであります。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(山口功位君) これで提案理由の説明を終わります。
これから一括して質疑を行います。
12番、宮脇雅夫さん。
〇12番(宮脇雅夫君) この譲渡とか指定管理者というふうにしているのありますけれども、この譲渡するということと指定管理者にするというのをどこでそういうふうにして決めるのですか。どういう基準で。
〇議長(山口功位君) 吉野総務部長。
〇総務部長(吉野晴記君) 自治会からお使いいただいている公共施設というのはまだほかにたくさんというか、何カ所かあるわけでございますけれども、それぞれ当時の事情があって、行政が事業主体となったほうが各種補助事業、起債関係がスムーズにいくといったようなことから、ずっと4町村、京ヶ瀬はないのでございますけれども、3町村で事業主体になって、いわゆる地域の集会所をつくってきた経緯がございます。指定管理という方法をとっていたのでございますけれども、折り合いがついたところから地元に無償譲渡をさせていただくということで、今回村杉はさせていただくものでございますで、順次これから進めてまいりたいというふうに思ってございます。もともと地元のものでございますので、無償譲渡という形をとらせていただければというふうに思ってございます。
〇議長(山口功位君) 12番、宮脇雅夫さん。
〇12番(宮脇雅夫君) こういう施設関係は、基本的には全部無償譲渡を考えるという方向で、調整ついたらもうどんどんくれてやると、簡単に言うと、そういうふうにするということですか。
〇議長(山口功位君) 吉野総務部長。
〇総務部長(吉野晴記君) くれてやるというのはちょっと語弊がございますけれども、実際に地元の集会所としてもう使っておられるわけでございますし、さっきもお話ししましたけれども、当時もいろんな補助事業等で行政が事業主体にならざるを得なかったというものでございますので、もともとは地元のものという認識でいるということでございます。
〇議長(山口功位君) 12番、宮脇雅夫さん。
〇12番(宮脇雅夫君) 無償譲渡ということであれば、そういう言葉はいいのですけれども、結局地域コミュニティを形成するためにそういうのが必要だということで、公も場合によっては管理しますよと、当時の町村がですね、必要性が、だからつくって補助金を使ったり、いろいろやったわけですよね。無償譲渡というのは、ある意味では市が責任を負いませんよということにもなるのですよね。地域コミュニティの場所があろうがなかろうが、そんなのは自分たちの責任ですよということには、逆に言えばなるのです。だから、公が介入して管理をするというのは不効率な部分もあるし金もかかるけれども、地域を維持するという点で、そういう役割を果たすために設置したわけですよね。だから、基本的に譲渡の方向というのは地域コミュニティに責任を負わなくてもいいという口実にもなると思うのですけれども、その辺考え方としてどうなのですか。
〇議長(山口功位君) 吉野総務部長。
〇総務部長(吉野晴記君) 先ほどもお話をしましたように、いずれの、村杉もそうでございますけれども、かなり狭い範囲でのコミュニティという位置づけでございますので、例えば笹神であればふれあい会館といったものが公益のコミュニティ、それは当然担うことができるわけでございますので、いずれの施設もそうでございますけれども、自治会の集会所といった位置づけのコミュニティでございますので、無償譲渡、管理を地元にお願いするということでよろしいのかなという認識でいるわけでございます。
〇議長(山口功位君) 12番、宮脇雅夫さん。
〔何事か呼ぶ者あり〕
〇12番(宮脇雅夫君) つくるときの過程でそうせざるを得なかったという声も聞こえていますけれども、それはそれでわかるのですけれども、私が言うのはどんどん高齢化社会になってきて、そういう大きい単位でやればいいねかということでなくて、やはり歩いて集えるようなのがこれからますます必要になってくると私は思っているのです、今活用がどうなっているかというのは別にして。ですから、こういう施設をただ無償譲渡で、あとはどうなっても構わないというふうに、逆に言えばなるので、そういう施設の位置づけ、なぜこういうのをどんどんつくってきたのかというの、これからどういうふうにこれを活用するのかというのは、非常に将来に向かっては、これは大事な施設になると私は思うのです。居場所がないのです、今の高齢者は。だから、居場所づくりとして地域コミュニティ、今地域の地域支援制度というのをつくろうとしているのですけれども、そういう核にも当然一つの核にも利用しようと思えばできる施設だと思うので、その辺の位置づけをただ管理するというだけのことを考えてではなくて、ちゃんとその辺を位置づけをよく将来のことも考えてやったほうがいいのではないかというふうに思うのですけれども、どうでしょう。
〇議長(山口功位君) 吉野総務部長。
〇総務部長(吉野晴記君) 確かに高齢化社会が進んでいるわけでございますし、歩いて行ける範囲で本当に居場所づくりが必要だということは認識しておりますし、私ども福祉課、健康推進課、一緒になって、そういった体力づくりも含めて介護予防も進めておりますので、今後ともこういった施設がその拠点になるのは間違いないわけでございますけれども、先ほどもちょっとフォローしていただきましたけれども、当時の経緯から行政が事業主体にならざるを得なかったという部分もございますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。
〇議長(山口功位君) 14番、中島正昭さん。
〇14番(中島正昭君) 今までどおり、地域のコミュニティの場所を居場所として活用できるということはまさにそのとおりだと思うのですけれども、ただ懸念されることとして、譲渡ですから、土地、建物そっくり。ということは、登記の移転もついて回るわけ。それを例えば自治会、自治体に譲渡した。時の自治会長である方に登記移転する。そうしたら、要するに民間になるわけですから、民間の登記になるわけですから、発生するもの、例えば固定資産税とか、そういう関係はその都度登記の代表者という形の変更は、その自治会でやるのでしょうけれども、その辺まず発生するのかどうか。よその集会所なんかは市のほうの市有地を賃貸でというふうな形で集会所、コミュニティ施設運営していますけれども、全くこれ譲渡ですから、登記の発生という形が出てくるわけだ。その辺の税関系とか、そういうのについてちょっと説明して。
〇議長(山口功位君) 吉野総務部長。
〇総務部長(吉野晴記君) まず、整理をさせていただきますけれども、土地に関しては今議員もおっしゃったように市の土地をお貸ししているというケースは非常にまれでございます。ほとんど地元が取得をして、行政に寄附採納して、市の名義になってございますので、税金はかかりません。
それから、建物に関して、村杉であれば、地縁団体ということで自治会で法人をつくっていただきます。そこで登記をかけますので、会長さんがかわられても、それは自治会という法人、継続するわけでございますので、その部分も課税はいたしません。
〇議長(山口功位君) 18番、浅間信一さん。
〇18番(浅間信一君) 今の件ですけれども、土地が村杉の人の土地というか区の土地で、そこの上に上物を載っけたと、そういうことで土地はもともと寄附採納としてもらったものと今言いましたよね。
〇議長(山口功位君) 吉野総務部長。
〇総務部長(吉野晴記君) 一般論として、市はほとんど土地に寄附採納していただいていることでございますけれども、村杉に関しては私有地だそうでございます。
〇議長(山口功位君) 18番、浅間信一さん。
〇18番(浅間信一君) ここで今思いつけて話しするのですが、吉野さんですからうちの寿会館は承知していますよね。あれは十二、三年前、合併前ですけれども、町の土地だったわけです。それで、町が、我々3町内が公民館として使っていたものを、なんだって建物が古いので解体したいと、そういう話で、立ち退けというか使用禁止になったわけです。ところが、使用禁止になると行くところがないので、まだまだこうやって見ると、古いですけれども丈夫な建物で、まだ使用可能だろうということで、町内で町から買ったわけです。忘れましたけれども、三百何十万かな。それで、買ったはいいけれども、今中島議員さんが話されたとおり、誰の名義にすればいいのだと、誰が管理するのだということで、アドバイスを得まして、では町に寄附をしなさいと、寄附をすれば税金もかかりませんし名義も要りませんよということで寄附をしたわけ。そうすると、その場合も、逆に今度市側が買い上げてくれるのですか。町が譲渡したわけです、お金を出して。私も当事者ですからわかるのですが、寄附をしたわけです。ただ、そこでちょっと手落ちがあったのですけれども、そのものを解体して、単に移転するときにはその土地は町内に返しますよと、そういう一筆を当時の本田町長にお願いしたのですけれども、両者ともうっかりしていてもらっていないわけです、念書を。それは、多分古い職員さんは承知していると思うのですけれども、誰だったか、あのころは。それで、それは私もまだ心配しているところなのですけれども、こういうお話になると、そういう内容を調べていただいて、ぜひ町内に買い上げたお金を返してもらいたい。
〇議長(山口功位君) 吉野総務部長。
〇総務部長(吉野晴記君) 申しわけございません。内容を承知してございませんので、個別に対応させていただきたいと思います。申しわけございません。
〇議長(山口功位君) 18番、浅間信一さん。
〇18番(浅間信一君) 後で個別で対応していただいて、ぜひそうなるように検討しておいてください。
〇議長(山口功位君) ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(山口功位君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第30号、議案第52号は、総務文教常任委員会に付託いたします。
〇議案第31号 阿賀野市ひとり親家庭等の医療費助成に関する条例の一部改正
について
〇議長(山口功位君) 日程第26、議案第31号 阿賀野市ひとり親家庭等の医療費助成に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第31号、ひとり親家庭等の医療費助成に関する条例の一部改正について提案理由を説明申し上げます。
本件は、「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律」が「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律」に名称変更されたことに伴い、あわせてその他条文表記を一部修正するため改正するものであります。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(山口功位君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(山口功位君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第31号は、社会厚生常任委員会に付託いたします。
〇議案第32号 阿賀野市農業委員会の選挙による委員の定数及び選挙区設定条
例の一部改正について
〇議長(山口功位君) 日程第27、議案第32号 阿賀野市農業委員会の選挙による委員の定数及び選挙区設定条例の一部改正についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第32号、農業委員会の選挙による委員の定数及び選挙区設定条例の一部改正について提案理由を説明申し上げます。
本件は、農業委員会等に関する法律施行令の一部改正をする政令に基づき、区域を分けて選挙区の基準を定めるため改正するものであります。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(山口功位君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(山口功位君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第32号は、産業建設常任委員会に付託いたします。
〇議案第34号 阿賀野市五頭山麓いこいの森の設置及び管理に関する条例の一
部改正について
〇議長(山口功位君) 日程第28、議案第34号 阿賀野市五頭山麓いこいの森の設置及び管理に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第34号、五頭山麓いこいの森の設置及び管理に関する条例の一部改正について提案理由を説明申し上げます。
本件は、施設の適正管理を促進するため、施設及び敷地の占有にかかわる使用料を受益者負担とするよう改正するものであります。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(山口功位君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(山口功位君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第34号は、産業建設常任委員会に付託いたします。
〇議案第36号 阿賀野市下水道条例の一部改正について
議案第40号 阿賀野市集落排水処理施設条例の一部改正について
〇議長(山口功位君) 日程第29、議案第36号、議案第40号を一括議題といたします。
一括して提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第36号、下水道条例の一部改正について及び議案第40号、集落排水処理施設条例の一部改正について提案理由を説明申し上げます。
議案第36号については、下水道の適正な使用を促すため、排水設備指定工事店の指定並びに変更、取り消しまたは一時停止にかかわる公示について明文化するとともに、下水道使用態様の不正な変更を防止するため、罰則を含めた規定を新たに盛り込み、あわせて平成26年4月1日からの消費税率の引き上げに伴う使用料の取り扱いと、平成18年度に改正された阿賀野市法定外公共物の取扱いに関する条例を準用する条項を改正するものであります。
議案第40号については、集落排水処理施設の適正な使用を促すことを目的に、施設の使用態様の不正な変更を防止するため、罰則を含めた規定を新たに盛り込み、あわせて平成26年4月1日からの消費税率の引き上げに伴う使用料の取り扱いについて改正するものであります。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(山口功位君) これで提案理由の説明を終わります。
これから一括して質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(山口功位君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第36号、議案第40号は、産業建設常任委員会に付託いたします。
〇議案第37号 阿賀野市都市下水路条例の一部改正について
〇議長(山口功位君) 日程第30、議案第37号 阿賀野市都市下水路条例の一部改正についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第37号、都市下水路条例の一部改正について提案理由を説明申し上げます。
本件は、平成18年に改正された阿賀野市法定外公共物の取扱いに関する条例に準じ、改正するものであります。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(山口功位君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(山口功位君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第37号は、産業建設常任委員会に付託いたします。
〇議案第38号 阿賀野市下水道事業受益者負担金条例の一部改正について
議案第39号 阿賀野市農業集落排水事業分担金徴収条例の一部改正について
〇議長(山口功位君) 日程第31、議案第38号、議案第39号を一括議題といたします。
一括して提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第38号、下水道事業受益者負担金条例の一部改正について及び議案第39号、農業集落排水事業分担金徴収条例の一部改正について提案理由を説明申し上げます。
議案第38号については、新たに負担金の賦課保留を定義するとともに、納期に関する定義の改正、これまで未定義であった督促及び督促手数料について規定し、あわせて地方税法改正に伴う延滞金の定義について改正するものであります。
議案第39号については、事業における受益者の定義並びに納期にかかわる定義を見直すとともに、新たに受益者の変更等があった場合の分担金の取り扱い、督促並びに督促手数料の徴収について規定することを目的として改正するものであります。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(山口功位君) これで提案理由の説明を終わります。
これから一括して質疑を行います。ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(山口功位君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第38号、議案第39号は、産業建設常任委員会に付託いたします。
〇議案第41号 阿賀野市道路占用料徴収条例の一部改正について
〇議長(山口功位君) 日程第32、議案第41号 阿賀野市道路占用料徴収条例の一部改正について議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第41号、道路占用料徴収条例の一部改正について提案理由を説明申し上げます。
本件は、平成26年4月1日からの消費税率の引き上げに伴い、消費税の課税対象である一月未満の土地の貸し付けについて占用料率を改正し、道路法の改正に伴い、国の事業にかかわる減免規定を削除し、その他所要の改正をするものであります。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(山口功位君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(山口功位君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第41号は、産業建設常任委員会に付託いたします。
〔「議長、休憩とりませんか」と呼ぶ者あり〕
〇議長(山口功位君) これ、もう10ページくらいなのですけれども……
〔何事か呼ぶ者あり〕
〇議長(山口功位君) 30分ぐらい、半まで粘ろうかと……
〔何事か呼ぶ者あり〕
〇議長(山口功位君) もうちょっと、30分ぐらい頑張り、30分で終わると思いますので。
〇議案第43号 阿賀野市空き家等の適正管理及び有効活用に関する条例の制定
について
〇議長(山口功位君) 日程第33、議案第43号 阿賀野市空き家等の適正管理及び有効活用に関する条例の制定についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第43号、空き家等の適正管理及び有効活用に関する条例の制定について提案理由を説明申し上げます。
本件は、市内において空き家等が放置され、管理不全となることを防止し、または管理不十分な状態の解消を促し、生活環境の保全及び安全安心なまちづくりの推進に寄与するとともに、空き家等の有効活用により定住の促進及び地域交流拠点の整備等を図ることを目的として新たに制定するものであります。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(山口功位君) 提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。
16番、高橋幸信さん。
〇16番(高橋幸信君) 議案第43号については先般新潟日報にもいろいろ載っておりましたが、税制面でわからない点がございますのでちょっとお尋ねしますが、空き家を取り壊して更地にする、当然固定資産評価額が上がる、すなわち固定資産税が上がるわけですよね。いろいろな要件があるとは思うのですが、具体的にどのくらい上がるのか、その仕組みをちょっと説明願いたいのですが。
〇議長(山口功位君) 遠藤税務課長。
〇税務課長(遠藤 勝君) ただいま固定資産税のほう、住宅用地の固定資産税についてのご説明をさせていただきます。
住宅用地に対する課税標準の特例がございます。これにつきましては、阿賀野市税条例第61条第9項及び第10項におきまして、住宅用地が200平方メートル以下の小規模用地部分に対しましては、固定資産税の課税標準価格がその土地の価格の6分の1に軽減されます。さらに200平方メートルを超える一般住宅用地に対しましては、200平方メートルまでは6分の1、超える部分につきましてはその土地の価格の3分の1に軽減されます。なお、住宅家屋を取り壊した場合は、その住宅用地に対する課税標準の特例はなくなり、土地の税額はおよそ3倍から6倍になることがありますと。
例としまして、300平方メートルで評価500万円の住宅用地で計算しますと、そうしますと300平方メートルですから、200平方メートル以上が100平方メートルになりますので、住宅ありの場合ですと、例では1万5,556円と。これが住宅なしになりますと4万9,000円ということで、3万3,444円ほど増額ということになります。なお、建物がなくなるということなので、その建物の固定資産税もなくなるということになりますので、参考でありますが、説明させていただきます。
〇議長(山口功位君) 16番、高橋幸信さん。
〇16番(高橋幸信君) 今空き家対策の有効活用、これはこの議案書にいろいろ載っているやつも、多分この税制面、今税務課長から説明がありました軽減措置がなくなる、こういった場合、更地になった場合の税制面での優遇措置ですか、これはどういうふうに考えているのか、その対策として。市長、どうですか。
〇議長(山口功位君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 今の空き家の放置の大きな原因に、やはり撤去すると固定資産税が上がるということが大きな問題になっております。それは承知しております。その点について、今後の運営の中で十分検討させていただいて、撤去がスムーズに進む、空き家が解消される、そういった方向で取り組みを進めていきたい、そう思っております。
〇議長(山口功位君) 16番、高橋幸信さん。
〇16番(高橋幸信君) 条例制定もよろしいですが、そこは、でも十分検討していただきたいと思います。
〇議長(山口功位君) 18番、浅間信一さん。
〇18番(浅間信一君) 同じような質問ですけれども、これはこの前新潟日報に掲載されていましたけれども、管理不十分な状態の解消を促すというのはどういうことですか。管理不十分な状態の解消を目指すと。
〇議長(山口功位君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 空き家になっておりますと、なかなか草も繁茂します。家等の降雪等になった場合にも倒壊のおそれがあります。雪おろしもできない、あるいは草取りもできない、そういった管理不十分な状況を申し上げたところでございます。
〇議長(山口功位君) 18番、浅間信一さん。
〇18番(浅間信一君) それで、そのものをどう扱うというの、扱いは。
〇議長(山口功位君) 土岐建設課長。
〇建設課長(土岐 昇君) 管理不十分と申しますのは、このたび条例化して市内に580軒と言われる空き家を1軒1軒実態調査をかけまして、非常に老朽化して、積雪や風、地震等によって非常に危険で壊れそうな家屋等、マニュアルで採点表がございますので、それを用いまして採点して、危険な空き家と判定された方には撤去、適正な管理ということで指導や助言をしていくものでございます。
〇議長(山口功位君) 18番、浅間信一さん。
〇18番(浅間信一君) 課長に、ではお尋ねしますが、その撤去に応じない場合も書いてありましたか。それちょっと説明願います。
〇議長(山口功位君) 土岐建設課長。
〇建設課長(土岐 昇君) 最終的には代執行というふうな形になろうかと思いますが、県内的にも非常に事例等が少なく、それまでに及ぶまでの間にいろんなやりとりがあると考えられますので、その辺は持ち主に適正な管理ということでお願いしてまいりたいと考えております。
〇議長(山口功位君) 18番、浅間信一さん。
〇18番(浅間信一君) そのように応じていただけるということであれば何の問題もないのですけれども、応じていただけないというか、応じないと、そういう場合は代執行で解体するということもあり得るわけですよね。そのときにそういう親戚が東京で遠い関係だとか、直接支払うような意思がないとかというときにはどういうことになるわけですか。
〇議長(山口功位君) 土岐建設課長。
〇建設課長(土岐 昇君) いずれにいたしましても、空き家につきましてはどなたかが所有者ということで固定資産税等払っておりますので、その方と交渉させていただきたいと考えております。
〇議長(山口功位君) 14番、中島正昭さん。
〇14番(中島正昭君) 私産建なので、これ産建の付託案件なのですけれども、産建委員会には市長来ないので、ちょっと関連する質問で市長にお聞きしてもいいですか。
〇議長(山口功位君) はい、いいですよ。
〇14番(中島正昭君) 管理の行き届かない不適切というか、要するに危ない民家のいわゆる取り壊し等々の活動で、今この案件出てきたと思うのですけれども、管理が行き届いて、まだまだ使いものになって空き家というのもあるのです。せんだってのニュースか報道で、よその自治体はそういった物件を交渉して安く入手して、それを賃貸、そういった発想のもとで要するに人口増、まちの活性化につなげようという、この前これはすばらしいことだなというコメントも出ていましたけれども、その辺にはこれ全然及んでいない議案なので、その辺は市長どう考えておられますかということ。
はたまた、これはどうしても出てくる案件です、管理が行き届きながらも空き家という物件。それについてはやっぱり利用しない手はないのではないかなと、何とか対処しない手はないのではないかと思うのですけれども、どんなものですか。
〇議長(山口功位君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 議員ご承知だと思うのですが、空き家バンク制度を設けておりまして、市が取得するわけではございませんが、借りたい人との仲介をやっているとホームページ等で紹介をさせていただいて、そして定住人口の促進につなげていく、そういった取り組みを行っております。したがいまして、良好な状況の建物についてはしっかりと定住人口に結びつくような形で結びつけていきたいと、そう思っております。
〇議長(山口功位君) 14番、中島正昭さん。
〇14番(中島正昭君) そのホームページ等々でバンク制度の反響、反応、その辺はどんなものですか。バンクに登録した物件はどれぐらいあるのですか。
〇議長(山口功位君) 中野市長政策課長。
〇市長政策課長(中野孝英君) 今の状況でございますが、12月からいわゆる広報してスタートしたわけなのですが、問い合わせは電話含めて約10件ほどでございます。
それで、そういう問い合わせがありますと、私どものほうと建設課のほうで見に行きまして、実際その仲介に値する、要するに賃貸借なり売買ができる物件かどうかの現地確認させていただきまして、もしそれで程度がいいということになれば、不動産業者からもう一度見ていただきまして、今度は登録に結びつけるというような形になっております。
それで、今現在まだはっきりした効果は出ていないのですけれども、その物件に載れそうなものが一、二件あるというような状況でございます。
〇議長(山口功位君) ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(山口功位君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第43号は、産業建設常任委員会に付託いたします。
〇議案第44号 阿賀野市水道事業の設置等に関する条例の一部改正について
議案第46号 阿賀野市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について
〇議長(山口功位君) 日程第34、議案第44号、議案第46号を一括議題といたします。
一括して提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第44号、水道事業の設置等に関する条例の一部改正について及び議案第46号、病院事業の設置等に関する条例の一部改正について提案理由を説明申し上げます。
本件は、地方公営企業法の一部改正により、改正前の同法施行規則第8条第4項に規定する、いわゆるみなし償却規定について平成26年4月1日以降の適用が廃止されることに伴い、みなし償却規定により減価償却額を算出していた資産の滅失、譲渡等における資本剰余金による損失補填の規定が不要となることから、当該規定部分を削るため、改正するものであります。
また、議案第46号については、あわせて使用料等に関し、保険診療にかかわる部分につき、根拠法令を改め、自由診療にかかわる部分につき平成26年4月1日からの消費税率の引き上げに伴い改正するものであります。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(山口功位君) これで提案理由の説明を終わります。
これから一括して質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(山口功位君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第44号は産業建設常任委員会に、議案第46号は社会厚生常任委員会にそれぞれ付託いたします。
〇議案第47号 阿賀野市消防長及び消防署長の資格を定める条例の制定につい
て
〇議長(山口功位君) 日程第35、議案第47号 阿賀野市消防長及び消防署長の資格を定める条例の制定についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第47号、消防長及び消防署長の資格を定める条例の制定について提案理由を説明申し上げます。
本件は、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律の公布により、消防組織法の改正に伴い、新たに制定するものであります。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(山口功位君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(山口功位君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第47号は、総務文教常任委員会に付託いたします。
〇議案第48号 阿賀野市消防本部及び消防署の設置等に関する条例の一部改正
について
〇議長(山口功位君) 日程第36、議案第48号 阿賀野市消防本部及び消防署の設置等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第48号、消防本部及び消防署の設置等に関する条例の一部改正について提案理由の説明を申し上げます。
本件は、消防本部及び消防署の署所再編に伴い、かがやき地区に阿賀野市消防署かがやき分署を置くため改正するものであります。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(山口功位君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(山口功位君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第48号は、総務文教常任委員会に付託いたします。
〇議案第49号 阿賀野市火災予防条例の一部改正について
〇議長(山口功位君) 日程第37、議案第49号 阿賀野市火災予防条例の一部改正についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第49号、火災予防条例の一部改正について提案理由を説明申し上げます。
本件は、平成26年4月1日からの消費税率の引き上げ等に伴う地方公共団体の手数料の標準に関する政令の一部改正により、製造所等の設置許可、完成検査前検査及び保安検査にかかわる手数料の額を改正するものであります。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(山口功位君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(山口功位君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第49号は、総務文教常任委員会に付託いたします。
〇議案第50号 阿賀野市押切外四ヶ大字財産区財産増殖及び管理処分条例の一
部改正について
議案第51号 阿賀野市押切外四ヶ大字財産区基金条例の一部改正について
〇議長(山口功位君) 日程第38、議案第50号、議案第51号を一括議題といたします。
一括して提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第50号、押切外四ヶ大字財産区財産増殖及び管理処分条例の一部改正について及び議案第51号、押切外四ヶ大字財産区基金条例の一部改正について提案理由を説明申し上げます。
本件は、山林の所在地及び面積について誤りが発見されたため、登記簿に合わせて正しい内容とするため改正するものであります。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(山口功位君) これで提案理由の説明を終わります。
これから一括して質疑を行います。ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(山口功位君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第50号、議案第51号は、総務文教常任委員会に付託いたします。
〇議案第53号 公の施設に係る指定管理者の指定について(コミュニティセン
ター「つべた」)
議案第54号 公の施設に係る指定管理者の指定について(里農民研修センタ
ー)
議案第55号 公の施設に係る指定管理者の指定について(阿賀野市安田農民
研修所)
議案第56号 公の施設に係る指定管理者の指定について(阿賀野市情報発信
館、阿賀野市体験学習館、阿賀野市ゆうきふれあい即売所)
〇議長(山口功位君) 日程第39、議案第53号から議案第56号までを一括議題といたします。
一括して提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第53号から議案第56号まで、公の施設に係る指定管理者の指定について提案理由を説明申し上げます。
本件は、公の施設を地方自治法第244条の2第3項に規定する指定管理者制度にのっとり、管理を行わせることについて同条第6項の規定に基づき議決を求めるものであります。
議案第53号についてはコミュニティセンター「つべた」をツベタ自治会に、議案第54号については里農民研修センターを里区に、議案第55号については阿賀野市安田農民研修所を阿賀野市安田農民研修所管理運営協議会に、議案第56号については阿賀野市情報発信館、阿賀野市体験学習館、阿賀野市ゆうきふれあい即売所を五頭温泉郷旅館協同組合にそれぞれ管理を行わせるものであります。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(山口功位君) これで提案理由の説明を終わります。
これから一括して質疑を行います。
18番、浅間信一さん。
〇18番(浅間信一君) このゆうきふれあい即売所の指定管理に関する資料ってありませんか。
〇議長(山口功位君) もう一回。
〇18番(浅間信一君) この指定管理者の指定についてという、と内容物がありませんかということです。簡単に言えば協定書ね。
〇議長(山口功位君) 飯野商工観光課長。
〇商工観光課長(飯野喜夫君) 議案第56号の基本協定書でございますが、この議案説明書の88ページからお示ししてございます。この議案説明書、大冊なものでございますが、その88ページから……
〔何事か呼ぶ者あり〕
〇商工観光課長(飯野喜夫君) 失礼しました。
〇議長(山口功位君) 18番、浅間信一さん。
〇18番(浅間信一君) それで、この指定管理の内容ですけれども、リズム・ハウス瓢湖の場合は、承知かと思いますけれども、この場合は43条になっていますよね。こっちは97ページの指定期間満了以前の指定の取り消し、これはリズム・ハウス瓢湖の場合は43条の(2)で、甲がこうむる損害損失や増加費用については乙が負担するものとする、こういう条項が入っているわけです。ところが、こっちのゆうきふれあい即売所及び営利が絡むものの中で、入っているものと入っていないものがあるわけです。これはやっぱり統一したほうがいいのではないかと考えますけれども、どうなのだろう。
〇議長(山口功位君) 飯野商工観光課長。
〇商工観光課長(飯野喜夫君) ただいまのご指摘でございますが、97ページ、第9章、指定管理満了以前の指定の取り消しでございます。この件につきましては、資料のとおり盛り込んでございます。
今のご指摘は、その取り消しに伴う損害賠償等が落ちているのではないかというご指摘でございます。確かに観光交流施設の指定管理でございますので、あらゆる状況を想定した場合、その損害賠償の件につきまして盛り込んでおくべきというふうに考えますので、協定に際しましてはそれを加えて協定書を作成していきたいというふうに考えております。
〇議長(山口功位君) 18番、浅間信一さん。
〇18番(浅間信一君) 市長、今理解できましたか。
やはりこういう類は同じ条件にしないと、片方は免れる、片方は賠償責任とられるという規約では片手落ちだと思います。そこら辺ご指導願います。
〇議長(山口功位君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 今後も指定管理者制度で施設の管理をお願いするケースが多分に出てまいります。協定の統一を図ってまいりたいと考えております。
〇議長(山口功位君) ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(山口功位君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第53号、議案第55号は総務文教常任委員会に、議案第54号、議案第56号は産業建設常任委員会にそれぞれ付託いたします。
〇報告第1号 第2次阿賀野市障がい者計画の報告について
報告第2号 専決処分の報告について(専第20号 損害賠償の額の決定及び
和解について)
報告第3号 専決処分の報告について(専第21号 損害賠償の額の決定につ
いて)
報告第4号 専決処分の報告について(専第22号 損害賠償の額の決定につ
いて)
報告第5号 専決処分の報告について(専第2号 損害賠償の額の決定及び和
解について)
〇議長(山口功位君) 日程第40、報告第1号から報告第5号までを一括議題といたします。
一括して報告を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 初めに、報告第1号、第2次阿賀野市障がい者計画について報告いたします。
現行の阿賀野市障がい者計画は、平成25年度が最終年度であり、平成26年度を初年度とする新たな計画を策定したので、障害者基本法第11条第8項の規定により報告するものであります。
次に、報告第2号から報告第5号まで、専決処分について報告いたします。初めに、報告第2号であります。平成25年9月13日、当市の車両が直進中、一時停止中の新潟市内在住の女性の車両が当市の車両を見落として左折したため、接触し、双方の車両が損傷したものであります。相手方に対して損害賠償をすることを決定し、和解することについて専決処分をしたものであります。
次に、報告第3号及び報告第4号であります。本件は、平成25年10月22日、新発田税務署による消費税申告の指導に伴う消費税の過年度修正申告により、公共下水道事業特別会計分及び集落排水事業特別会計分の延滞金を支払うため、損害賠償をすることを決定し、専決処分をしたものであります。
最後に、報告第5号であります。平成26年1月20日、立入検査のため当市の消防車両が共同住宅敷地内の駐車場へ進入し、駐車するために後退中、強度を確認せずに浄化槽のふたの上を通過し、阿賀野市在住の男性が所有の浄化槽を損傷させたものであります。相手方に対して損害賠償をすることを決定し、和解することについて専決処分をしたものであります。
以上5件について報告をいたします。
〇議長(山口功位君) これで報告第1号から報告第5号までの報告を終わります。
3時40分まで休憩いたします。
休 憩 (午後 3時31分)
再 開 (午後 3時40分)
〇議長(山口功位君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
〇一般質問
〇議長(山口功位君) 日程第41、一般質問を行います。
あらかじめお知らせしておりますとおり、本日の一般質問は順番1番、市川英敏さんから順番2番目の近山修さんまでといたします。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(山口功位君) 異議なしと認めます。
したがって、本日の一般質問は順番1番から2番までとすることに決定しました。
その前に、執行部の速やかなる迅速な事務対応をよろしくお願いしたいということを申し上げておきます。
それでは、順次発言を許します。
4番、市川英敏さん。
〔4番 市川英敏君登壇〕
〇4番(市川英敏君) 平成26年第1回定例会一般質問の最初の質問者として質問させていただきます。
通告1点目の公共施設、設備等の再編計画について質問いたします。本市では、昭和32年建設の出湯小学校で現在五頭の麓のくらし館から現在に至るまで、学校、公民館などの多くの公共施設の建設がされたが、そのほとんどの施設において老朽化が進み、今後維持更新に多額の費用が必要となります。市の歳入の増加は見込めず、社会保障にかかわる費用が増大していく中、財政環境が予測されます。こうした状況の中、市民生活を支える施設サービスを安定して提供していくためには、公共施設のあり方を見直す必要の中、本市においても公共施設再整備検討委員会を立ち上げ、昨年の11月をめどに、公共施設再編整備計画を策定するとなっておりましたが、いまだに示されていない中、市長の見解をお伺いします。1、いまだ計画が示されていないが、大きな問題があるのか。2、用途別、利用圏域別区分による施設の整理と統合について。3、利用目的の複合化と市民協働による施設の活性化について。4、地域の実情に配慮した施設の設置計画について。
2点目の産業振興について。日本の農業はもとより、阿賀野市の農業も今まさに岐路に立っております。5年後の減反廃止、先行き不透明なTPP交渉、後継者不足など、圃場整備は喫緊の課題であります。本市においてのこの1年間の圃場整備の取り組み状況、6次産業化、またブランド化への取り組み状況についてお伺いいたします。
以上2点についてよろしくお願いいたします。
〇議長(山口功位君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 市川議員からは2つの項目についてご質問をいただきました。
初めに、公共施設再編整備計画についてお答えをいたします。昨年の9月議会においても、議員より同様のご質問をいただきました。まず、策定の時期につきましては、9月議会において11月というめどをお示しいたしましたが、大事な機能を有しながらも老朽化が進んでいる施設、例えば五頭の麓のくらし館、瓢湖憩の家などの代替調整に苦慮していたところでございまして、成案化が少しおくれております。いましばらく時間をいただきたいなと思っているところでございます。
次に、施設の用途別の整理でございます。計画案では、おおまかな分類として自治会用集会施設、コミュニティ施設、教養施設、スポーツ・レクリエーション施設、保健福祉施設、産業振興施設など10に区分し、この中で利用頻度、利用エリア、老朽化の度合いなどを考慮し、現状維持、廃止解体、移転、改修、休止、譲渡などの方向性を示しております。
次に、利用目的の複合化でございますが、計画案では、例えば安田支所と安田公民館、あるいは京ヶ瀬支所と京ヶ瀬公民館、また前山小学校施設の多目的利用などを盛っております。また、市民協働の拠点施設としての利用も視野に入れており、維持管理を含めて市民の皆さんの力で公共施設の効果的な利用を促進できないか、検討を進めております。
なお、今後でございますが、時期を見て本計画に対するパブリックコメントを行うとともに、各種関係団体のご意見をいただきながら検討を進めてまいりたいと考えております。
次に、農業振興についてお答えをいたします。まず、圃場整備事業の取り組み状況でありますが、県新発田地域農村整備部並びに土地改良区と連携しまして、市内5地区をモデル地区に選定し、昨年の8月末から地区ごとに担い手や地権者等との意見交換会を開催してまいりました。そのうち、中ノ通地区、滝沢地区におきましては地区内での検討協議が進み、近々地区推進委員会を立ち上げる予定となっております。今後も、モデル地区はもちろんのこと、地区以外についても拡大できるよう取り組みを進めてまいりたいと考えております。
また、農業の6次産業化につきましては、農家みずからの発想力、マーケティング能力を高めるため、昨年度からにいがた産業創造機構、いわゆるNICOですが、あるいは新潟県6次産業化サポートセンターなどと連携し、6次産業化の勉強会を定期的に開催しております。このような中、ことしの6月に市内の園芸農家が国の財団法人食品流通構造改善促進機構の支援を受け、食べる花、いわゆるエディブルフラワーの生産から、加工品製造、販売に取り組むこととなったところでございます。これからも農産物の高付加価値化による農業経営の安定向上のため、農家の皆さんの独創性を引き出しながら、農業の6次産業化を推進してまいります。
一方、農産物のブランド化につきましては、県新発田地域農業普及指導センターの技術支援、協力をいただきながら、現在5名の若者が取り組んでおりますイチゴを初め、最近農家の栽培生産意欲が高まっておりますイチジクなどの主要5品目の生産振興の取り組みを進めているところでございます。
今後も、阿賀野市だから安全安心、阿賀野市だからおいしい農産物と言われるブランド産地化と、もうかる農業、若者が入ってくる農業を目指し、一層の農業振興に努めてまいりたいと考えております。
〇議長(山口功位君) 4番、市川英敏さん。
〇4番(市川英敏君) それでは、再質問いたします。
それでは、1点目の公共施設整備計画等の再編計画について再質問をいたします。まず最初に、公共施設再編整備検討委員会の委員の構成はどのような観点からどのような方がメンバーで検討されたか、その辺お聞かせください。
〇議長(山口功位君) 吉野総務部長。
〇総務部長(吉野晴記君) 議員がおっしゃっているのは、平成24年度に室長クラスの職員で構成しておりました再編整備検討委員会でございます。これ25年度、組織機構の改革があったものですから、特に委員会といったものは今は立ち上げておりません。3部長プラス管理系の課長と原課の課長でその都度対応しております。
〇議長(山口功位君) 4番、市川英敏さん。
〇4番(市川英敏君) やはりこういう大事なものは市民の皆さんに現状の説明、またはご理解をいただきながらの計画になろうと思いますが、今後のスケジュール等についてお伺いいたします。
〇議長(山口功位君) 吉野総務部長。
〇総務部長(吉野晴記君) 市長からも答弁していただきましたけれども、最終調整でちょっと難航している部分がございますので、その部分について市の方針を示した後、議会の皆様にもご説明をし、さらにはパブリックコメントもかけていきたいということで、時期についてはちょっと言明はできません。
〇議長(山口功位君) 4番、市川英敏さん。
〇4番(市川英敏君) 今部長からお聞きしたような状態ではありますが、私再質問の中で、私の希望なり、そういうものを含めて再質問を続けさせていただきます。
本市の公共施設の耐用年数、建物の状態を調べれば調べるほど、大変な時期に来ているのを目の当たりにしております。今回の再編計画で284施設のうち119施設を対象にしておりますが、その内訳について説明願います。
〇議長(山口功位君) 中野市長政策課長。
〇市長政策課長(中野孝英君) それでは、お答えいたします。
昨年9月の定例会に市川議員さんから質問をいただいておりますけれども、その段階でお答えしたのがいわゆる284施設ということでお答えしております。これにつきましては、学校とか公民館、体育館など、市民の方が広く日常的に使用する公共用財産や庁舎や消防器具置き場などのように市が事務事業を行うために直接利用する公用財産、また普通財産をひっくるめた、いわゆる合計した施設数でございます。
今回私どものほうで計画しております再編計画におきましては、対象施設は庁舎などの公用財産の一部と、あと学校や公民館、体育館などの公共施設などを中心に整理した結果、対象施設が今現在107となってございます。
なお、前回お答えした施設数との違いにつきましては、旧医師住宅などの普通財産が当初対象計画の中に入っていたこととか、また今年度に方向性が決定した施設、先ほどもございましたが、京ヶ瀬地区の民族資料館等でございますが、そういうものなどを除いたために、若干の施設数に相違が生じたものでございます。
それで、主な施設の数ということでございますでしょうか。
〔「中身」と呼ぶ者あり〕
〇市長政策課長(中野孝英君) はい。それで、まず公共用施設、これはいわゆる庁舎関係が一応7、あと自治会用集会施設が6、コミュニティ集会施設、公民館等でございますが、13、教養施設が6、スポーツ・レクリエーション施設が18、保健福祉施設が15、産業振興施設が16、消防施設が5、学校施設が20、その他1ということで、合計107というようなものが対象となっております。よろしくお願いいたします。
〇議長(山口功位君) 4番、市川英敏さん。
〇4番(市川英敏君) 先ほども触れましたが、本市において最も古い施設、五頭の麓のくらし館、私の生まれる2年前に小学校として建設されて、今既に56年経過しておりますが、五頭温泉郷に来られた観光客の方々も多くの方が来られる施設であるかと思います。1人で見学するのに大変勇気の要る空間であり、トイレで用を足すにもちゅうちょするような設備でありました。早急に移転をすべきであると思いますが、いましばらく時間がかかるという答弁の中で、瓢湖憩の家を含めまして今後の方向性、また先ほどもお聞きしましたが、それらのことを含めて、重複するかもしれませんけれども、スケジュール等についてもお願いいたします。市長。
〇議長(山口功位君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 五頭の麓のくらし館、私も先般保田小学校の生徒さんが見学に行くということで同行させていただきまして、改めて施設内を見てまいりました。古い小学校の校舎ということで、昔懐かしの建物だなというのを感じたところでありまして、そういった中で老朽化が進んでいることは事実でございます。ただ、施設の中身が非常に多くあるということで、それをどこに移転するのか、正直言いましてその調整に時間を要していたと。
私の今現在考えの中では、今後移転調整を進めさせていただくという、まだその段階にとどまっております。現状の建物、施設の中身、量、そういったものが非常に貴重なものがたくさんある、それを運び出して、また地元から愛されている建物でございますので、その辺の取り扱い、そういったものも移転に、本当に移転することがいいのか、そういったものも今頭の中で検討対象になっております。場合によっては公共工事を行い、そのまま存続するというようなことも検討対象になってきております。
〇議長(山口功位君) 4番、市川英敏さん。
〇4番(市川英敏君) 五頭の麓のくらし館もかなり老朽化しておりまして、また今市長が言われたように早急なる対策、対応をお願いいたします。
以前より心配していたことの一つに、消防器具置き場ですか、その中に収納されている小型ポンプとそれを積載している小型の積載車がございまして、消防器具置き場に至っては市内に81棟あり、耐用年数、木造の建物であれば15年、コンクリートブロック造であれば34年となっておりますが、その耐用年数をはるかに過ぎているものが半数以上の47棟ございまして、耐用年数の3倍近い築40年経過しているものが18棟もあります。まず、この消防器具置き場の今後の経費も含めた整備計画等をお伺いいたします。金額は、おおよその金額で結構です。
〇議長(山口功位君) 三澤消防長。
〇消防本部消防長(三澤誠一君) 消防団器具置き場でございます。
いわゆる小型ポンプ積載車、収納しておく車庫でございます。これについては、古いものですと築60年、あるいは50年経過している建物もございます。耐用年数の大まかな目安としましては、消防本部としておおむね50年と見ております。実際目で確認をしまして、補修で済むところは補修で、それから建てかえが必要であれば建てかえをするということで考えておりまして、毎年1カ所ずつの建てかえを計画して、今現在取り組んでいるところでございます。
以上でございます。
〇議長(山口功位君) 4番、市川英敏さん。
〇4番(市川英敏君) 耐用年数は税制上の一つの基準でもあり、また条件、使用頻度によっても建物の傷みぐあいも変わってくるかと思いますので、一気ではなくて、ある程度計画的に整備ですか、をやったほうがいいのではないかなと思っております。私も合併以前、20代、30代のころに安田町消防団大和分団第2部というところで13年ほど団員として活動してまいりましたが、正確な年数等は定かではございませんが、当時小型ポンプ車ですか、小型ポンプを搭載した小型ポンプ自動車が配備され、その後20年以上は経過しているものと思われます。器具置き場が81カ所あれば、これらの車も81台あるかと思われますが、今後の経費を含めた整備計画も必要かと思いますが、この小型の消防自動車ですか、これらについての整備計画等も必要かと思いますが、この辺についてお伺いいたします。
〇議長(山口功位君) 三澤消防長。
〇消防本部消防長(三澤誠一君) 小型ポンプ積載車、それから可搬ポンプについては、おおむね耐用年数20年と考えております。先ほど市川議員さんおっしゃったとおり、既に20年経過した積載車、あるいはポンプございます。今後10年のうちにほとんど20年を経過するという状況でございます。耐用年数が来たから即更新という考えではなくて、傷みぐあいにもよりますが、さらに長く使えるものは使うというふうに、柔軟な対応が必要かと考えております。今後計画的に進めるべく取り組んでいるところでありまして、各種補助事業等模索しながら、今後計画的に更新をしていきたいと考えておるところでございます。
小型動力ポンプ積載車についての経費面についてでございます。1台ポンプ積載させた状態でおよそ460万ほどかかります。なお、先ほどの器具置き場についてのそちらの経費については、250万から300万ぐらいというふうに考えております。
以上です。
〇議長(山口功位君) 4番、市川英敏さん。
〇4番(市川英敏君) やはり消防器具置き場、またほかの公共施設ですか、恒常的なサービスの提供が心配される中で、借地上ですか、建設されている施設はどのくらいあるのか、また借地料などの恒常的な財政負担を見据えての検討もされていると思いますが、その2点についてお伺いいたします。
〇議長(山口功位君) 吉野総務部長。
〇総務部長(吉野晴記君) 市全体の借地でございますけれども、旧4町村が築いたものがほとんどでございますので、当時の事情があってのことと思いますけれども、額にして約800万ほどになります。一番大きいものとしては市役所の駐車場でございますけれども、そのほか大きいものとしては登山道の駐車場とか、赤松山のキャンプ場とか、こういったものもございますけれども、借地の形態というのは好ましくない部分もございますので、順次解消していきたいということで今やっております。
〇議長(山口功位君) 4番、市川英敏さん。
〇4番(市川英敏君) 阿賀野市総合計画後期基本計画の中で、保有している土地については最大限活用する、活用用途の見直しを図り、活用用途のない土地については積極的な賃貸、売却を推進する、施設についてはランニングコストを点検し、用途の見直し、統廃合など、新たな利活用を推進し、活用用途のない施設については賃貸、売却を検討するとなっていますが、その点についてお伺いいたします。
〇議長(山口功位君) 立川財政課長。
〇財政課長(立川 久君) 土地については、普通財産に所管がえになったものにつきましては、売れる場所的な部分を考えまして、それらについては公売の方向で考えております。
ただ、建物の部分につきましては、建物の取り壊しとか、そういうのもかかわってきますので、その辺は総合的な判断して、最終的な利活用、その辺もあわせながら今後進めていきたいと思っております。
〇議長(山口功位君) 4番、市川英敏さん。
〇4番(市川英敏君) 今の検討のまだ途中だと、その中で使い道のない、用事のない、例えば大和小学校もあのまま、ほかの例えば売れない土地、あいている土地、結構あるかと思うのですが、それらについては欲を言わないで安く売却なり譲渡なりしたらどうかと思いますが、その辺について、財政課長お願いします。
〇議長(山口功位君) 立川財政課長。
〇財政課長(立川 久君) 今大和小学校の例出ましたけれども、大和小学校につきましても今の公共施設の再編の中で検討しているところでありますので、大きい物件でありますので、それらを一括して売るか、分割して売るか、そういう問題も出てきますので、買い手があるのであれば考えますけれども、まだ今のところそこまで考えていません。
〇議長(山口功位君) 4番、市川英敏さん。
〇4番(市川英敏君) 大和小学校については、できれば市の公共の一部として何かに利用していただきたいなというのが本音でございます。
現在指定管理やPFI事業など、公共施設の建設、管理運営には多くの選択肢があるかと思いますが、PFIというのも方法の一つでもあるかと思いますが、それらの過去に検討、また今後ともそれらについての検討をなされるのか、その辺についてお伺いいたします。
〇議長(山口功位君) 吉野総務部長。
〇総務部長(吉野晴記君) PFIは民間資金を活用した公共事業でございますけれども、公設民営化ということで、病院がかじを切る前に検討した経緯がございます。
初期投資を軽減できるという意味では非常に有効な手段かなというふうに思っておりますけれども、企画提案、建設、施工管理ということで、一連の流れの中で公共事業をやれるということで、十分検討に値するというふうには思ってございますし、現に劇場とか、あるいは給食センターであるとかやっている市町村もございますので、選択肢としてはあろうかなというふうに思います。
〇議長(山口功位君) 4番、市川英敏さん。
〇4番(市川英敏君) 阿賀野市において基幹産業の一つである観光ですか、やはり今後観光関連施設においての、また修繕、改修、建設において、ユニバーサルデザインの検討についてはどうでしょう。その辺についてお伺いいたします。
〇議長(山口功位君) 飯野商工観光課長。
〇商工観光課長(飯野喜夫君) ご意見、ご指摘のとおり今後検討していきたいというふうに考えております。
〇議長(山口功位君) 4番、市川英敏さん
〇4番(市川英敏君) 補助金により設置しました施設等では、転用、処分など厳しい規制等がありましたが、国や県の補助金により設置した施設の転用についての規制緩和ですか、最近打ち出しまして、一定の条件はあるものの、他目的施設への転用が容易になったと聞いておりますが、今回の検討委員会ではその対象になる施設等はあったのか、その辺お聞きいたします。
〇議長(山口功位君) 吉野総務部長。
〇総務部長(吉野晴記君) ご指摘のとおりでございますし、規制緩和というよりは、当初からやっぱり学校施設なんかは福祉施設であればオーケーということで補助金返還はなかったのでございますけれども、今回もそういうことも含めて利活用に関しては考えていますけれども、とりあえず目的外使用といったようなことにならないような手法で考えておりますし、視野には入れております。
〇議長(山口功位君) 4番、市川英敏さん。
〇4番(市川英敏君) これらの公共施設ですか、現状の調書を見ますと、見れば見るほど緊急を要する緊急の課題である中、今後の数多くある阿賀野市公共施設の再編長期計画の策定、また建設管理はどのように計画されているのか、その辺の検討結果をお願いいたします。
〇議長(山口功位君) 吉野総務部長。
〇総務部長(吉野晴記君) 議員ご承知のとおり、今やっているものは箱物が中心でございます。建物が中心でございます。先般総務省から示された総合的な管理の推進ということに関しては、例えば道路とか橋梁とか上下水道といったものがありますので、これはそれぞれ個別の計画を持っていたり、今策定中でございますけれども、そういったものもトータルで考えた計画にしていくべきかなというふうに思ってございます。
〇議長(山口功位君) 4番、市川英敏さん。
〇4番(市川英敏君) 今部長言われたとおり、私今回公共施設または設備ということで、また道路、河川、非常にさまざまな橋梁とかございますが、今回はそれらの面での質問とさせていただいています。
実は一昨年秋、市内の中学校のPTAの役員の方から電話をいただきまして、学校のグラウンドを見に行きましたところ、フェンスは倒れたまま、四、五カ所ある水道は出ない、バックネットはぼろぼろの状態でした。教育現場において危機管理意識の低さに驚き、早急に担当課に相談し、修繕していただきました。ですが、総務課、財政課、建設課、また商工観光課、農林課と、さまざまな課がございまして、またそれぞれ各担当施設があり、各課で管理しておられる中、施設管理課というのを設け、自分なりの仮称ですけれども、全ての施設に対して管理の一元化ですか、それらの検討も今後必要になるのではないかなと思いますが、それらについてどう思われますか。市長、お願いします。
〇議長(山口功位君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 私も同様の考え方を持っております。
これは、建物とか公共施設だけではなくて、車両も同じです。そういった全ての公共財を一元管理していきたいと考えているところですが、もう既に3月ということで、場合によっては次年度、27年度ごろをめどに、そういったような組織体制も進めていきたいなと、そして一元管理して効率的な管理に努めるというような方向で検討させていただきたいと思います。
〇議長(山口功位君) 4番、市川英敏さん。
〇4番(市川英敏君) 阿賀野市の公共施設の老朽化ですか、利用状況及び今後の社会ニーズの変化などを総合的に勘案し、統合等による施設総量の縮減を図るとともに、複合化や転用など、既設、既存ですか、施設を有効利用することにより新たな施設建設をできるだけ抑えつつ検討されることをお願いしまして1番目の再質問を終わります。
次に、2点目の産業振興について再質問いたします。このたびの市長の施政方針の中で、地域経済の活性化のその中で抜粋しますと、国の政策に翻弄されない持続可能なしっかりとした農業の軸、もうかる農業、経営の安定化を図る、大区画整備の促進、後継者の育成、土地生産性向上のため圃場整備の推進に努める、私も大変心強く感じ、聞かせていただきました。阿賀野市では市長を会長とする阿賀野市農業農村整備推進協議会がございますが、圃場整備を初め、農業農村整備事業の推進についてどのような協議をこの1年間されたかお伺いいたします。
〇議長(山口功位君) 披田野農林課長。
〇農林課長(披田野勝幸君) 阿賀野市の農業農村整備推進協議会につきましては、それこそ農業、農村のインフラ整備を推進していくという協議会でございまして、今県営の事業5カ所取り組んでおりますが、そちらの進捗状況について県から報告いただきまして、改めてこの早期完成に向けて推進していくという話し合いをしておりますし、また本年度の協議会におきましては、今ほどお話がありました5地区のモデル地区、こちらの圃場整備を推進していくというようなことで皆様方と話をいたしまして、早期採択に向けて今取り組みを進めているところでございます。
〇議長(山口功位君) 4番、市川英敏さん。
〇4番(市川英敏君) 最初の答弁の中で、2地区ですか、今進めておりますが、5地区ですか、確かあったと思うのですが、残りの3地区についての状況ですか、ご説明お願いします。
〇議長(山口功位君) 披田野農林課長。
〇農林課長(披田野勝幸君) 中ノ通と滝沢地区につきましては、先ほど市長の答弁のとおりでございます。あとの3地区につきましても、地元の担い手の方々との意見交換会等行っておりまして、これから地権者の皆様方と集落のほうに説明に上がる、あるいは意見交換会ですか、そういったものを行うことにしておりまして、この3月の今月の13日からそれぞれまた地区のほうに入って意見交換会、制度の説明についてお話をしていくことにしております。
〇議長(山口功位君) 4番、市川英敏さん。
〇4番(市川英敏君) 次の再質問の中で私ちょっとお聞きしたいことございまして、その前に現在の認定農業者ですか、その方が去年と比べての推移、現在どのような数になっておりますか、ちょっとお聞きしたいのですけれども、お願いいたします。認定農業者、農業委員会局長お願いします。
〇議長(山口功位君) 片桐農業委員会事務局長。
〇農業委員会事務局長(片桐秀一君) 認定農業者会の会員でございますでしょうか。
認定農業者会の会員数につきましては、流動的ではございますが、今現在244名となっております。
〇議長(山口功位君) 4番、市川英敏さん。
〇4番(市川英敏君) 今の局長のこれは、認定農業者会のメンバーですね。認定農業者の方は何人でいらっしゃいますか。農林課長ですか。
〇議長(山口功位君) 披田野農林課長。
〇農林課長(披田野勝幸君) ちょっと古い数字でございますけれども、この25年の3月末ですと477名の人数になっております。
〇議長(山口功位君) 4番、市川英敏さん。
〇4番(市川英敏君) 今認定農業者の数ですか、また認定農業者の方が認定農業者会をつくっているということで、認定農業者の審査は今言ったように農林課、認定農業者会の運営は農業委員会、これも何かちょっと、同じ認定農業者の中での会であり、会員であり、それが認定農業者が477名おられるのに、何で認定農業者会に入っている方がおよそ半分しか入っていないのか。この大変な阿賀野市の農業を今後先頭になって引っ張っていただく方については、全員がやはり認定農業者会に入っていただき、やはり指導していただきたいというのをお願いしたいのですが。
その前に、何で別なのか。認定農業者会の審査、また認定農業者の審査、また認定農業者会運営、一本化して、農林課なり農業委員会ですか、役割は若干違うところあるのは重々承知の上で市長にお聞きしたいのですが、ご意見いかがでしょう、一本化ということ。
〇議長(山口功位君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 今認定農業者465名でしたか、おられると思うのですが、認定農業者会というのはその一部の方が一緒になって意見を交換したり、農業を今後どう進めていくかという、いわゆる親睦に近い組織的なものだと私は認識しておりました。認定農業者自体は農業にこれから前向きに取り組んでいく方々であって、それを……ご質問の趣旨がちょっと私には理解ができない部分があるのですが、統一するというのはどういう意味なのか、あるいは農業者会に無理やり入れる必要があるのか、その辺はちょっと私としては特に今意見はございません。
〇議長(山口功位君) 4番、市川英敏さん。
〇4番(市川英敏君) 私、予定していたご返答とちょっと違うもので、ちょっと戸惑っておりまして。
やはりその認定農業者が何でいいのか。例えば土地の売買ですか、そうなった場合、認定農業者でなくても、あっせん農家でも、例えば基盤強化法とか、そういうのに持っていけるはずなのです、実際私も農業委員やっておりまして。ただ、認定農業者になった限りは、やはり自分のためではなくて阿賀野市のためにもそういうふうな活動ですか、一緒になって頑張っていただきたいというのが私の希望であり、本音でございまして、その辺市長も今後少しその辺ちょっと機会ありましたら個人的にお話しさせていただければありがたいと思います。
〇議長(山口功位君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 今ほどの土地の流動化の部分、確かに認定農業者以外でも取引といいますか貸し借りはできるわけです。現在阿賀野市の場合だと、土地の集積率といいますか、それが約5割ちょっと、5割6分ぐらいですか、進んでおります。そのうち認定農業者の方がかかわっている部分も半分ぐらい、そして以外の方もかかわっているのが半分ぐらい。したがいまして、認定農業者でなければどうのこうのという部分は必ずしも当たっていないのではないのかなと思っております。
〇議長(山口功位君) 4番、市川英敏さん。
〇4番(市川英敏君) ありがとうございました。
先回、去年ですか、言いましたが、圃場整備を行うことによって、平均、約ですか、200万かかる工事費の10%、または規定の5反田んぼを1町田んぼにすれば、さらにまた5%の負担で済む。また、今国ではそれ以上の補助というか、そういうのも今考えておりまして、まだ決定ではない段階で私今この段階で言えませんのでこの辺にしておきますが、最大今現在では5%ぐらいの負担で圃場整備ができると。ただ、これは地主さんの100%合意があって初めて圃場整備ができると。他の市町村の圃場整備推進の取り組みですか、上越とかいろいろ聞きましたら、実際によくなった田んぼを見てもらうのが一番だと、その一言です。
そこで提案ですが、農業に対して大変意欲のある認定農家、またあっせん農家の方々、各農業団体の方たちからそういった圃場を実際に見ていただき、そのよさを聞いていただいたらいいのではないかと思いますが、いかがでしょうか。それで、私も近辺の圃場整備図ですか、平成13年から平成23年ののをさっと調べましたら、13年から23年、阿賀野市は3%しか進んでいないのです。新発田では31.5%、胎内でも24%、県全体で19%ですか、進んでおりまして、さらに五泉の別所地区では平成29年から5年間で100ヘクタールを計画しているというお話もありました。実際に見に行けない方にはJA、また米販売店の説明会と、また阿賀野市全域の各農家組合の集会、また総会など、積極的に出向いて、今後ますます進む後継者不足、作業の効率化、経費の縮減、作業条件の悪い田んぼの荒廃農地化など、多くの方から圃場整備の必要性を認識していただく、このような方法はいかがでしょうか。市長、見解をお伺いいたします。
〇議長(山口功位君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) まさに阿賀野市の場合圃場整備率が非常におくれていると。今まで負担金の問題でなかなかそこに踏み切れなかった。ただ、ここへ来て高齢化が進んでいる、担い手が入ってこない、貸し借りがうまくいかない、そういうような状況の中で、かなり理解が進んできていると思っております。今言われるように、負担の場合ですと10%、集積補助金を入れて5%に減額できる。ただ、5%もこれから農業をやめようとする方々にとっては非常に大きな負担になる。その辺の問題が一番大きな課題ではないのかなと、負担をいかにして少なくして理解を得て、圃場整備を促進していくか、私はその辺にいろいろな工夫をしていかなければならないと考えております。
〇議長(山口功位君) 4番、市川英敏さん。
〇4番(市川英敏君) 今日本、また阿賀野市の農業の大きな節目を迎えようとしている中、担い手の農地利用集積ですか、認定農業者の育成、意欲ある経営体が活躍できる環境をつくるためにも早急に圃場整備を、大変な事業ではありますが、よろしくお願い申し上げまして私の一般質問を終わります。ありがとうございました。
〇議長(山口功位君) 質問を改めます。
2番、近山修さん。
〔2番 近山 修君登壇〕
〇2番(近山 修君) 2番、近山です。私のほうから2点について質問させていただきます。
まず初めに、市内公園の設置目的と意義についてでありますが、昨年9月の第4回定例議会で一般質問を行いましたが、改めて質問させていただきます。公園の設置目的、意義については、市民の福祉の向上と憩いの場と緊急災害時等の非難場所としての活用や各種イベントでの情報発信、交流の場として考えるとの回答でありました。この考え方で公園を利用する場合、一番大事なのは私トイレであると思っております。
先回の質問でも、トイレは汚くて利用する気になれない状況でありました。改めて調査してみましたら、一番大事な障害者用トイレの設置してあるところは、私の見たところで曽郷のふるさと公園と東部産業団地の公園の2カ所だけで、観光客が訪れる瓢湖水きん公園ではありませんでした。今後トイレの整備を行う計画はあるのか伺います。
2点目として、少子化対策についてであります。少子化対策について、にいがた出会いサポート事業、トキめきHeartあがのドリームは昨年の12月に行われましたが、その成果について報告お願いしたいと思います。
それから、少子化対策について、国や県やいろいろ市も含めましていろんな政策を行っておりますけれども、一番大事なのはまず夫婦がなければ子どもができないということでありまして、そういうふうな婚活を行うものを市が独自として行う計画はあるのか、その辺ひとつ報告をお願いしたいと思います。
以上2点についてよろしくお願いします。
〇議長(山口功位君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 近山議員からは2つの項目についてご質問をいただきました。
まず、市内公園の設置目的と意義につきましては、9月定例会で議員に答弁いたしましたとおりでございます。公園を利用する場合、一番大事なのはトイレであり、障害者用トイレを初め、トイレの整備を行う計画があるかとのご質問でございますが、市内には阿賀野市が管理する公園が106カ所あります。そのうちトイレが設置されている公園が33カ所、男女別や複数設置されている公園も含めますと、トイレの数は45個となっております。また、トイレが設置されている公園のうち、障害者用トイレがある公園は7カ所でございまして、トイレは8個でございます。比較的規模が大きい公園や利用者の多い公園等に設置されているのが現状であります。
今後のトイレの整備についてでありますが、まず議員がご指摘の今あるトイレが汚くて利用する気になれないとのご指摘でございますが、しっかりと清掃等管理をしてまいりたいと考えております。また、具体的にはシルバー人材センターや地元自治会などにほぼ1週間置きに清掃委託しておりますが、市の職員も遊具の安全点検等にトイレのチェックを小まめに行い、利用者に気持ちよく使ってもらえるよう張り紙で注意喚起するなどして、マナーの向上やモラルの啓発に努めてまいりたいと考えております。
また、トイレの整備計画でございますが、老朽化した和式トイレから洋式トイレへの改修を初め、障害者用トイレの設置について、公園機能、利用状況など、総合的に検討を進め、計画的に整備を進めてまいりたいと考えております。
次に、少子化対策についてお答えをいたします。昨年12月1日にNPO法人阿賀野市総合型クラブの主催により実施したにいがた出会いサポート事業、トキめきHeartあがのドリームの成果につきましては、男女各16名の計32名を募集したところ、定員を超える男性が30名、女性が14名の合計44名の方より応募をいただきました。男女の比率を整える観点から、男性については抽せんにより参加者を決定させていただいた上で、男女各14名の計28名により実施し、その結果、5組のカップルが成立したと聞いております。
また、阿賀野市独自の婚活の推進施策につきましては、現在国の補正予算に盛り込まれた地域少子化対策強化交付金を活用できないか検討を進めているところであります。その中の一つの取り組みとして、市内の企業間同士のネットワークを構築し、結婚適齢期の男女を含む従業員同士のコミュニケーションの場を設定する取り組みを予定しておりまして、こうした場を定期的に設定することで、出会いのきっかけづくりや交際、結婚の可能性を高めていきたいと考えております。
いずれにいたしましても、子どもを産み育てる環境の整備に当たっては、子育てのしやすい労働環境の整備のほか、結婚、妊娠、出産、子育てのそれぞれの段階における切れ目のない支援の仕組みづくりが不可欠と考えておりますので、当市の実情に応じた総合的な取り組みを今後も進めてまいりたいと思っております。
〇議長(山口功位君) 2番、近山修さん。
〇2番(近山 修君) それでは、再質問させていただきます。
まず、障害者トイレの関係でありますけれども、私雪のあるときに回ったものですので、見落としていたと思うのですけれども、7カ所をちょこっと報告お願いしたいのですが。
〇議長(山口功位君) 土岐建設課長。
〇建設課長(土岐 昇君) 7カ所でございますが、まず安田地区の都辺田川右岸沢田地区にあります都辺田川親水公園に1カ所ございます。それから、都辺田川の流末にあります阿賀野川河川公園、通称ホリスティックパークと言われているところに1カ所ございます。それから、議員のほうが見られた阿賀野テクノタウンのあがの池公園でございます。これが安田地区3カ所。
それから、京ヶ瀬地区でございますが、京ヶ瀬地区、議員が見られた姥ケ橋にあるふるさと公園でございます。あと、下里にあります。阿賀野川の堤内地側にあります下里桜づつみ公園の上下流に1カ所ずつございます。それから、同じく京ヶ瀬の国道49号のちょっと上流にあるのですが、籠尻川河川公園といいまして、阿賀野川の堤外地にある公園、ここに1個ございます。
最後、水原地区なのですが、瓢湖の水きん公園なのですが、今ある白鳥会館の脇に、瓢湖の駐車場の脇に身障者用トイレがございます。
以上7カ所8個という形になっております。
〇議長(山口功位君) 2番、近山修さん。
〇2番(近山 修君) ありがとうございました。
まず、水きん公園の障害者トイレでありますけれども、実際白鳥会館のあそこのトイレ、駐車場とめて、そのトイレの前通らなければ障害者トイレあるのかどうかわからないですよね。普通駐車場とめれば、歩道のほうを歩いてずっと行きまして、それで瓢湖の中を見てみますと、餌場のほうの新しいトイレと、あと子どもたちが遊ぶ公園のほうのトイレ、2カ所あるのですけれども、そこには、公園の中で一番子どもが遊んでいると思われますのは瓢湖の遊具、ブランコとかいろいろある場所なのですけれども、そういう大事なところに障害者トイレがないということでありますし、また白鳥会館のところにある障害者トイレ、これ実際瓢湖行ってみますと、表示も何もなくてわかりにくい状況なのですけれども、その辺改善する、看板をつけるとか、瓢湖の子どもたちの多くが遊びに来るところのそういうトイレ、障害者用トイレを設置する計画があるのかどうか、その辺お伺いします。
〇議長(山口功位君) 飯野商工観光課長。
〇商工観光課長(飯野喜夫君) 瓢湖水きん公園のトイレにつきましては、議員おっしゃるとおり、まず駐車場から白鳥会館の脇を通って、ところにトイレがございまして、障害者トイレがございますが、確かにわかりにくい。お客様は白鳥会館を通って瓢湖のほうに行くか、それとも一旦歩道のほうに出て信号機を渡るという流れもありますので、トイレがあることはわかるけれども、障害者用トイレがあそこにあるかわからない方もいるというふうな状況がありますので、おっしゃるとおり、表示等、看板等で障害者用トイレがありますよというふうなことを明示していきたいと思います。
もう一点、遊具があるところのトイレにつきましては、障害者用トイレはありませんので、今後の検討というか、計画の中でというふうなことになろうかと思います。なお、あやめ園のところにあるトイレ、一番餌置き場のあやめ園の近くにあるトイレにつきましては、平成26年度に和式から洋式にかえたいというふうに予定しております。
もう一点障害者用トイレ、いこいの森、笹神地区に今ほど報告したとおり障害者用トイレはございませんでしたが、いこいの森もシーズンになりますとたくさんの子どもたち、障害をお持ちの方も大勢来られている現実もあろうかと思いますので、県の事業、県の予算を使って何とか障害者用トイレをつくってもらえないかという要望を上げているところでございます。
〇議長(山口功位君) 2番、近山修さん。
〇2番(近山 修君) どうもありがとうございました。
予算の関係で、すぐできるかどうかあれですけれども、とりあえず看板だけは早急につけていただいて、白鳥来るまでまた来年ありますけれども、とりあえず一般のあやめ園とか、そんなのもありますので、早急に看板の取りつけをお願いしたいと思います。
続きまして、天朝山公園でありますけれども、昨年の9月議会でも質問した、これイノベーション事業でしたか、名前ちょっとはっきりあれですけれども、その関係で今整備進んでいますけれども、天朝山公園のやっぱり下のほうのトイレも、天朝山公園の下のトイレ、そこも障害者用トイレがないということで、私実際雪のある冷たい日に行ったのですけれども、そうしましたら水道が凍っていまして、使えない状況になっていました。本当そういう来年度の予算でいろいろ農林課のあれですけれども、ヤギを飼って事業を展開していくような形になっていますが、やっぱりそういうふうな天朝山の公園のトイレも、上のほうはもう使えないような状況のトイレでありますけれども、せめて下のトイレは、天朝山来る方だけでなくて、一般の方も結構利用しているような状況もありますので、その辺整備計画、イノベーション事業でやるのかどうかはあれですけど、その辺計画あるかどうかお願いしたいと思います。
〇議長(山口功位君) 吉野総務部長。
〇総務部長(吉野晴記君) 都市再生整備のリノベーション事業という中では……トイレの部分はちょっともっと大きな範囲でくくっておりますので、それはもうリノベーション事業というよりはもっと早くしなければいけないことだと思いますので、ちょっとそこから外しておきます。
〇議長(山口功位君) 2番、近山修さん。
〇2番(近山 修君) そういう事業ではなくて、では天朝山公園のトイレの整備というのは考えているのかどうか、その辺。
〇議長(山口功位君) 飯野商工観光課長。
〇商工観光課長(飯野喜夫君) 障害者用トイレの整備につきましては、全体的というか、たくさん対応、検討しなければいけないところがございますので、今後の整備、計画的に整備を進めなければいけないところに盛り込んでいきたいというふうに考えております。
〇議長(山口功位君) 2番、近山修さん。
〇2番(近山 修君) ありがとうございました。
第2次阿賀野市障がい者計画の中でも、物理的、精神的な面でのバリアフリー化の推進ということありますけれども、その中で本当、私も実は家内亡くなったのですけれども、障害者でありまして、出かけるときにとにかくトイレが一番心配だったのです。そんな関係でぜひとも、今この第2次障がい者計画の中でも載っておりますけれども、公園だけではなくて、いろんな公共施設において、そういうふうな障害者トイレの設置をぜひとも要望、お願いしまして1点目の質問を終わらせていただきます。
続きまして、第2点目の婚活でありますけれども、にいがた出会いサポート事業でこれだけ大勢の参加者があって、それで5組が成立したというような形になりまして、この5組が結婚までいってくれれば一番ありがたいのですけれども、ぜひともそういうふうになっていただきたいと思っております。
それで、阿賀野市独自の婚活の推進施策につきまして、今企業間同士のネットワークを構築し、結婚適齢期の男女を含め、従業員同士のコミュニケーションの場を設定する取り組みを予定しておりますとありますけれども、これは実際動いているのでしょうか。その辺お願いしたいと思います。
〇議長(山口功位君) 小菅社会福祉課長。
〇社会福祉課長(小菅章義君) この事業につきましては今現在検討中でございまして、阿賀野市内の30人以下の企業が約9割を超えているというふうな現状がございまして、少子化対策につきまして市だけではなかなか難しいということで、企業の皆様方と市とネットワークをつくりまして、ネットワーク会議の中で、企業の経営者の方のご理解もいただきながら、そこに勤める方々の交流の場を設けていって、婚活につなげればというような形で、今内部でそういうものができないかということで検討している最中でございます。
〇議長(山口功位君) 2番、近山修さん。
〇2番(近山 修君) ぜひともその計画していただいて、結婚できるようなカップルができるようにしていただきたいと思います。
それで、また今市長政策課のほうで阿賀野市市制10周年記念の何かいろいろなアンケートとりまして、例えばなんでも鑑定団の誘致とか、そのようなのはいろんなアンケートで上がってきているというのはちょこっと報告で見たのですけれども、例えばその中で、ナインティナインのお見合い大作戦というの、今テレビでやっていまして、ここで結構……応募するのです。そうしますと阿賀野市のPRにもなりますし。そんな形で一般の方を利用しながら、そういうようなテレビに応募するとか、10周年記念を利用しまして、その辺考えてみる気があるのかどうか、その辺ちょっとお伺いします。
〇議長(山口功位君) 中野市長政策課長。
〇市長政策課長(中野孝英君) お答えします。
来年度の予算にも載っております89万何がしの予算の中には、残念ながら今回の婚活イベントの事業は入ってございません。よろしくお願いします。
〇議長(山口功位君) 2番、近山修さん。
〇2番(近山 修君) ぜひともいろんな面を利用しながら、そういうふうな阿賀野市の独身男女をくっつけるような、それによって結婚すればおのずと子どもができて人口もふえてくると思いますので、本当子育て環境を整えることも大事ですけれども、そういうふうな婚活をぜひとも阿賀野市が先頭に立って、民間企業なんかを活用しながら、ぜひとも人口がふえてくるような取り組みをお願いしたいと思います。
それでは、私そういうことお願いしまして、以上で私の一般質問を終わらせていただきます。本当にどうもありがとうございました。
〇散会の宣告
〇議長(山口功位君) 以上で本日の日程は全て終了いたしました。
本日は、これで散会します。
なお、あす5日午前10時から本日に引き続き一般質問を行います。
ご協力ありがとうございました。
散 会 (午後 4時44分)