平成23年第1回阿賀野市議会臨時会議事日程(第1号)

                   平成23年1月24日(月)午前10時00分開会


日程第 1 会議録署名議員の指名                             
日程第 2 会期の決定                                  
日程第 3 諸般の報告                                  
日程第 4 議案第1号 平成22年度阿賀野市一般会計補正予算(第6号)          
日程第 5 議案第2号 平成22年度阿賀野市少年自然の家特別会計補正予算(第3号)    
日程第 6 議案第3号 平成22年度阿賀野市病院事業会計補正予算(第4号)        
日程第 7 議案第4号 阿賀野市住民生活に光をそそぐ基金条例の制定について        
日程第 8 報告第1号 専決処分の報告について(専第17号 損害賠償の額の決定及び和
            解について)                              
      報告第2号 専決処分の報告について(専第18号 損害賠償の額の決定及び和
            解について)

出席議員(19名)
  1番   佐  竹  政  志  君    2番   山  賀  清  一  君
  3番   村  上  清  彦  君    4番   雪     正  文  君
  5番   風  間  輝  栄  君    6番   江  口  卓  王  君
  7番   稲  毛     明  君    8番   宮  脇  雅  夫  君
  9番   倉  島  良  司  君   10番   中  島  正  昭  君
 11番   石  川  恒  夫  君   12番   高  橋  幸  信  君
 13番   岡  部  直  史  君   14番   山  口  功  位  君
 15番   遠  藤  智  子  君   16番   浅  間  信  一  君
 19番   福  住  つ ゆ 子  君   21番   山  崎  正  春  君
 22番   清  水  友  行  君

欠席議員(3名)
 17番   池  田     強  君   18番   泉     誠  蔵  君
 20番   帆  苅     剛  君

地方自治法第121条の規定により会議に出席した者の職氏名
       市     長    天   野   市   榮   君
       副  市  長    佐   藤   一   宇   君
       教  育  長    田   村       仁   君
       総 務 課 長    加   藤   一   男   君
       企 画 政策課長    関   川   嗣   雄   君
       財 政 課 長    小   林   正   男   君
       税 務 課 長    中   澤   峰   子   君
       市 民 生活課長    中   村   彰   男   君
       健 康 推進課長    小   林   寿   英   君
       福 祉 課 長    圓   山       知   君
       農 林 課 長    披 田 野   勝   幸   君
       商 工 観光課長    渡   辺   滝   雄   君
       建 設 課 長    佐   藤   芳   男   君
       上 下 水道局長    小   川       稔   君
       会 計 管 理 者    斎   藤   忠   雄   君
       農 業 委 員 会    田   代   盛   一   君
       事 務 局 長
       学 校 教育課長    折   笠   朝   美   君
       生 涯 学習課長    吉   野   晴   記   君
       安 田 支 所 長    小   野   明   夫   君
       京 ヶ 瀬支所長    本   多   啓   一   君
       笹 神 支 所 長    丸   山   一   男   君
       監 査 委 員    廣   田   耕   造   君
       事 務 局 長
       消防本部消防長    清   野   信   夫   君

本会議に職務のため出席した者の職氏名
       事 務 局 長    飯   野   喜   夫
       主     幹    五 十 嵐   久 美 恵
       主     事    涌   井   知   恵
               開 会 (午前10時00分)
    開会の宣告
議長(清水友行君) おはようございます。平成23年を迎え、最初の本会議となりました。本年も円滑な議会運営に特段のご協力をお願いいたします。皆様には足元の悪い中、ご参集をいただきまして、まことにありがとうございます。
  定刻になりました。ただいまの出席議員数は18名です。定足数に達しておりますので、これより平成23第1回阿賀野市議会臨時会を開会いたします。
  なお、17番、池田強さん、18番、泉誠蔵さん、20番、帆苅剛さんから前もって欠席の届け出が、16番、浅間信一さんから遅刻の届け出がありましたので、報告いたします。
  また、新潟日報さん、あがの新報さんからは写真撮影の申し出がありましたので、許可いたします。
                                            
    開議の宣告
議長(清水友行君) これより本日の会議を開きます。
                                            
    会議録署名議員の指名
議長(清水友行君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
  本日の会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、15番、遠藤智子さん、16番、浅間信一さん、19番、福住つゆ子さん、以上3名を指名します。
                                            
    会期の決定
議長(清水友行君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。
  お諮りします。本臨時会の会期は、本日1月24日の1日間としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(清水友行君) 異議なしと認めます。
  したがって、会期は本日1月24日の1日間に決定いたしました。
                                            
    諸般の報告
議長(清水友行君) 日程第3、諸般の報告を行います。
  12月3日から昨日までの主な会議、行事等の状況及び議長が決定した議員派遣につきましては、お手元に配付しております諸般の報告並びに議員派遣一覧のとおりであります。
  本臨時会の会議事件説明のため出席を求めた者は、天野市長初め23名であります。
  本臨時会の審議に付される事件は、執行部からの議案等6件でございます。
  去る1月20日、議会運営委員会が開催され、本臨時会の運営について協議いただいた結果、お手元に配付されております会期日程により運営することといたしました。
  以上で諸般の報告を終わります。
               〔16番 浅間信一君入場〕
議長(清水友行君) ただいま16番、浅間信一さんが出席されましたので、ただいまの出席議員数は19名です。
                                            
    議案第1号 平成22年度阿賀野市一般会計補正予算(第6号)
議長(清水友行君) 日程第4、議案第1号 平成22年度阿賀野市一般会計補正予算(第6号)を議題といたします。
  提案理由の説明を求めます。
  天野市長。
市長(天野市榮君) 議案第1号 平成22年度一般会計補正予算について提案理由をご説明申し上げます。
  補正予算(第6号)は、歳入歳出それぞれ2億4,409万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ184億868万7,000円とするものであります。
  補正の主な内容は、歳入については平成22年12月6日に成立した国の補正予算に伴うきめ細かな国庫交付金1億4,651万1,000円、住民生活に光をそそぐ国庫交付金3,658万4,000円、前年度繰越金5,506万円等を増額するものです。
  歳出については、きめ細かな国庫交付金と住民生活に光をそそぐ交付金に加えて、市独自の経済対策費として8,082万6,000円を追加し、所要の各目に総額2億3,584万9,000円の経済対策事業を計上したほか、水原郷病院の業務効率化を促進する医療機器購入の前倒しを行うため、病院事業会計繰出金1,991万4,000円、国の補正予算に伴い子宮頸がんワクチン等の接種事業費として1,091万2,000円、道路除雪費の追加費用として6,206万7,000円等緊急性のある費用を計上したものであります。
  なお、これらの財源の一部に充てるため既定の歳出予算から財政調整基金積立金1,991万4,000円、平成21年度補正予算計上の地域活性化・きめ細かな臨時交付金事業に前倒しを行った平成22年度当初予算計上の所要の各目の事業費1億316万8,000円等減額するものであります。また、債務負担行為の追加として、平成23年度当初より契約の締結を予定している環境センター施設運営業務委託料について、平成23年度から平成25年度までの3カ年で5,528万4,000円の限度額を計上いたしました。
  以上、提案理由について概略を申し上げました。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
議長(清水友行君) これで提案理由の説明を終わります。
  これから質疑を行います。
  15番、遠藤智子さん。
15番(遠藤智子君) 19ページの林業振興事業費でございます。総額に1,278万3,000円となっておりますが、その内訳として枯損樹木伐採集積業務委託料258万9,000円、松くい虫被害木破砕処理業務委託料1,019万4,000円となっておりますが、説明欄では対象の場所が赤松山ということでございますが、この委託先の業者でございましょうか、複数の業者になりますのか、また1社になりますのか、その点につきましてもう少し説明をお願いいたします。
議長(清水友行君) 披田野農林課長。
農林課長(披田野勝幸君) 業者につきましては、市内の園芸関係の業者等を予定をしております。複数の皆様に指名参加していただきまして、その中から業者を選定させていただきたいと思っております。よろしくお願いします。
議長(清水友行君) ほかにございますか。
  11番、石川恒夫さん。
11番(石川恒夫君) 9ページです。住民生活に光をそそぐ基金造成費、これ国のあれなのだけれども、何か発想というか、光をそそぐ……もうちょっと別な表現はないのかなという、頭をちょっとかしげながら見させていただいた名目であります。歳入で国庫補助金で3,658万4,000円に対して、基金造成が2,697万8,000円ということ、約1,060万ほどの差異が生ずるわけでありますけれども、これは以前補正予算5号以前に予算計上部分との差額になるのか、この金額の差はどういうものなのか、ちょっと詳しくご説明いただきたいのでありますけれども。
議長(清水友行君) 小林財政課長。
財政課長(小林正男君) それでは、お答えさせていただきます。
  今回の光をそそぐ国庫補助金については、総額で3,658万4,000円でございます。今回の造成の基金の積み立てにつきましては、これに伴う各課からの要望事項を取りまとめました結果、学校教育課のほうから約1,000万弱の要望がございました。実はそのほかに、これは10月以降の補正予算も該当になるということでございましたので、12月補正で109万ほどの図書購入を国民読書年という形で購入をさせていただきました。恐らくその部分を足していただければ、今回の補正部分と12月の補正部分約109万4,000円を足していただければ、それと基金積み立て額を足していただくと3,658万4,000円というような形になろうかと思います。
議長(清水友行君) 11番、石川恒夫さん。
11番(石川恒夫君) 私の計算間違っていないと思うのだけれども、要するに7ページの歳入で交付金として3,658万4,000円ですよね。それに対して基金積立金、要するに造成が2,697万ということで、要は1,060万の差がありますよと、今ほど12月、あれ5号ですか、中で100万ということになれば、要するに1,000万近く、まだ八百何十万の差が生じるわけです。これは、あくまで交付金として入るけれども、今各課から要望上がったのはこの程度ですよと、そういう中でその残はある部分内部留保というか、これからの状況見ながら再度補正で充当しますよと、それがなかった場合は返還ということになるのでしょうね、そういう取り扱いをするのか、その辺の流れをちょっとご説明お願いしたいのであります。
議長(清水友行君) 小林財政課長。
財政課長(小林正男君) 大変申しわけございません。この基金につきましては、平成24年度末まで使えばいいという基金でございますので、今年度の積み立て額につきましては平成23年度並びに24年度の2カ年の中で随時補正をさせて、積みおろしをさせていただいて、すべて使わせていただきたいというふうに考えています。なお、差額が生じた場合は利子も含めまして残っているものすべて国庫に返還するというような形でなっておりますし、この後出てきております条例の中にも含ませていただきました。
  以上です。
議長(清水友行君) 8番、宮脇雅夫さん。
8番(宮脇雅夫君) 23ページのプレミアム商品券のことですが、このまず内容についてお知らせ願います。
議長(清水友行君) 渡辺商工観光課長。
商工観光課長(渡辺滝雄君) 23ページでございますが、商工活動支援事業費ということで3,000万円の地域活性化プレミアム商品券発行事業補助金ということで、今回お願いをするものであります。この部分につきましては、細かい内容についてはこれからの詰めなのでございますが、議決をいただいた後に、26日の日に4商工会との打ち合わせを行ってまいりたいと、こういうふうに考えております。
  以上であります。
議長(清水友行君) 8番、宮脇雅夫さん。
8番(宮脇雅夫君) これは、たしか昨年もやったような記憶があるのですけれども、昨年の規模と、それがどういう波及効果が出たのか、検証をちゃんとしているのか、してこれをやったのだと思うのですけれども、どれだけ効果が出ているのか。それと、これ市内循環というのが、阿賀野市の特に市長が言われている市内循環が果たしてこれでなるのか、帆苅謙治さんとの対談によると車を買えばいいねかとかいう、そういう話をしているようですけれども、本当にこれが市内循環のためになるように、昨年どういうふうな効果が出たのか、ちょっとお聞かせ願いたい。
議長(清水友行君) 渡辺商工観光課長。
商工観光課長(渡辺滝雄君) 今ほどお話がございましたように、それぞれの問題点も何点か実は出ております。お触れになりました事業の検証の部分でありますけれども、これにつきましてもそれぞれ使われ方、それから市内といいますか、のそれぞれの商店等におりたかという部分も含めてでありますけれども、実際のところ加盟店からの報告書等は先回は徴集をしておらなかった、こういう反省点があります。それら等も含めて、先ほど申し上げましたように商工会ともこれから詰めていくわけでありますけれども、それら等のアンケートも今回とってみる必要があるのかなと思っております。
  それと、額の問題についても今お触れになりましたけれども、利用額の制限、それから購入額の制限、これら等についてもそれとあわせて使用有効期間の件、これら等も周知不足から昨年は始まりましたけれども、昨年においては2,000万という額でのプレミアムでありましたが、今回はそれを上回るもので取り組んでいきたいと、こんなふうに考えております。今ほどご指摘ありましたようにいろいろな検証を踏まえた中で、また再度詰めて昨年の反省点の上に立った部分で実施をしていきたいと、こんなふうに思っております。
  以上です。
議長(清水友行君) 8番、宮脇雅夫さん。
8番(宮脇雅夫君) この間、金がない、金がないということで、細かいのも学校等の暖房までけちけちして子どもを震え上がらせていながら、こういう実証がないのに何で去年よりも多く3,000万円も盛ったのですか。これから検討するなんていう、ではこの3,000万何で地域活性化になるということで、去年よりまたふやすということにして、何のためにこれやったのですか。それは、非常に私は疑問なのです。この前もちょっと市長と論戦しましたけれども、されていないのに何でこれ上積みしてやるということで決めたのですか。
議長(清水友行君) 天野市長。
市長(天野市榮君) 今回のプレミアム商品券の発行の規模、市からの助成額は前回よりも1,000万ふやしております。前回の発行券の検証がされていないという話でございます、私は内部資料でございますけれども、どういう業種に商品券が使われたというような資料はいただいて見ております。そうしますと、確かにふだんの買い物で使っている例もそれはあります。スーパーとか、あるいは量販店といいますか、ホームセンター等での買い物、そういったのもありますが、一方でふだんはなかなか買えないのだけれども、この際だから少し大きな買い物もしましょうというのも実際ございました。ですから、プレミアム商品券のねらいは、単にふだんの買い物で使うということになれば、プレミアム分しか消費の拡大は望めないわけですが、そうではなくて、この際だからふだん買えないものを買いましょうと、あるいはちょっとした家の造作といいますか、そういったものをやりましょうという動機づけに私はなると思います。そういう意味で、私は経済波及効果はかなりあるというふうに考えております。
議長(清水友行君) 8番、宮脇雅夫さん。
8番(宮脇雅夫君) 私は、これ波及効果が、買い物するかどうかということではなくて、市内の経済を循環させるというのがずっと言われてきたことでしょう、循環しないのだと。だから、させるのだということで、ずっと天野市長言ってきたでしょう。そういう点にこれが合致するのかということで、言っているのです。これは、多少おまけつけば、それは買うと思うけれども、果たしてその金が今まで使わなかったのが貯金に回ったかどうかというのもわからないし、市内に循環しているかどうかというの、例えばウオロクでも使えるように前回やったのでしょう。みんなスーパーで使えなければ若い人なんてこんなの見向きもしませんよ。それが果たして市内循環になるのかということなのです。
議長(清水友行君) 天野市長。
市長(天野市榮君) 市内循環というのは、いわゆる市内での消費をふやすというのが私は市内循環であると考えている、宮脇議員さんの主張ですね、そういう意味ではスーパー等での買い物は非常に日用の買い物多いわけでございます。スーパーも参加しております。全部ではないかもしれませんけれども、これは門戸開放しておりますので、別に商工会の会員でなければ入れないとか、そういうことないわけなので、プレミアム商品券は市内の事業者であればだれでも入れますので、たしか前回はスーパーからもご参加いただいておりますので、スーパーでの買い物すれば、その分はお金が市内の業者に落ちているというふうに見てよろしいかなと思っています。
議長(清水友行君) 8番、宮脇雅夫さん。
8番(宮脇雅夫君) 市内循環というのは、市内で買い物するというのは市内で買い物ではないですか。循環というのは回るということでしょう。果たしてそれが回るのかと、地域の商店街で使えば、その商店主にもなるし、税金にもはね返るし、循環するのです。ただ市内にある店ならどこでもいいから買いなさいということなら、循環という、では市内で買うということだけでしょう。循環というのは、では市長はいろいろ市内循環させるのが大事だということ言ったのですが、それは撤回するということなのですか。
議長(清水友行君) 天野市長。
市長(天野市榮君) 宮脇議員とはちょっと循環の解釈といいますか、考え方が違うのかなと、要は市がこれだけ助成して、市内の個人消費ふやすと、そして市内のいわゆる商店でお買い物することによって、その商店の売り上げあるいは所得がふえる、そうすれば回り回って税収という形で市のほうにも入ってまいりますし、またそこの買い物したところが、またその材料とか何かで市内から調達すれば、その分またお金が回るわけなので、もうちょっと私の場合はいろんな意味でのお金が市内に投下、消費されることによって、そのお金がいろんなところに回ってくる。最終的には市税のほうに少しでも回ってくるのかなというふうな期待もあります。
議長(清水友行君) 8番、宮脇雅夫さん。
8番(宮脇雅夫君) これ以上言うの嫌になりますけれども、スーパーの利益は全部本部に行くわけでしょう。そこを私は言っているのです。だけれども、多少パートとか、そういうのは地元の人もいるかもしれません。それは地元とは限りません。そういうことを言っているのです。循環というのはそういうことでしょう。例えばコンビニでも使えるようにすると、コンビニだって全部チェーン店で本部に吸収されるわけでしょう。それは、国ならいいです。国なら全体的に循環するのだから、地域でやるというの、わざわざ地域として活性化をするというのは、やはりそれを考えなければだめでしょう。どうしたら地域内にお金も人も回るのかということ、市内で売れれば何でもいいということは絶対ならないのです、そんなのは当たり前の話でしょう。それを全然考えていないから、車買えばいいとかいう発想が出るのだと思うのです。その考えをちゃんとしてもらわないと、それは初歩的なものではないですか、循環という場合は。それを考えるのが市長の役目であって、それでなければ県知事か総理になったほうがいいと思うのですけれども。そうでしょう、それを考えるのが市長の役割なのです。どうしたら阿賀野市内で今疲弊している地域経済を活性化できるのかという知恵を出して、これもどうやったら市内に人も金も全部市内に最大限、今はそんなに全部つながりありますから、そんなにきれいにはいかないかもしれませんけれども、市長の考えのように市内で店の構えているところ売れれば何でもいいのだと、そういう考えではこれは全くこんなの役立たないですよ。それも実証もしていないわけです。どうでしょうか。
議長(清水友行君) 天野市長。
市長(天野市榮君) 今ほど宮脇議員さんからいわゆる本社が市外の事業所というのは全部売り上げは本社に吸い上げられて、阿賀野市に税金おりてこないのではないかというような趣旨のご質問であったと思うのですけれども、法人市民税、これいただきます。これは、市内に本社なくても市内で営業している事業所からいただいておるものでございますので、今市内で支店とかお店という形で運営されているところからも市の法人市民税入っておりますので、必ずしも市内で消費したから本社のほうへ吸い上げられるということではございません。いわゆる広く買い物需要といいますか、消費をふやすことによって、心理的にやはり景気を喚起していこうということで、その一つのインセンティブといいますか、そういったものに持っていきたいなというふうに考えています。
議長(清水友行君) 10番、中島正昭さん。
10番(中島正昭君) 今宮脇議員からあきれ返って、次いいわなんていう話ですけれども、まさにそのとおりです、市長、認識。ともかく去年やって問題点等々あったわけです。所管課長の去年も担当していて問題点等々わかっていて、どう解決するか、今後にどう生かすかという話もしたでしょうが。あなた報告しているのですか、市長に。まあいい。全然わかっていない、答弁。今何でこれが必要かという事業的なものは日々数千円の売り上げの厳しい中で生きているのです。それをあなたのような考え方で大きなのどんどん買えばいいではないかとか、そんな発想ではないのです。車買えばいい、去年も車等々の問題あったのです。1人これ5万円なのです、確保する額が。車5万円で買えないのです。50万、100万、一度ぐるっと集めてそういう買い物したという例もあるのです。それなんていうのは、全然活性化に結びついていないのです、そういう反省もあったでしょうが。商工観光課長、本当に報告しているのですか。聞く耳ないから報告してもしようがないと思っているのだろうと思うけれども、これでは次につながらないのです。2月10日にこの問題に関して産建委員会でやるというのは、その意味あるのです。課長、丁寧に説明してください。
議長(清水友行君) 渡辺商工観光課長。
商工観光課長(渡辺滝雄君) 今ほどお話がありましたように、地区別、それから職種別で換金率と販売、売り上げ等の集計が出ております。ただ具体的にどれくらいの経済効果があったか、これについては検証がやや薄いのであります。したがって、これが反省点でありますから、次の先ほど申し上げましたように議決をいただいた中で、商工会ともこの点についてはもんでいかねばならないと、こういうことであります。
  それから、先ほども触れましたが、利用額でありますが、これは1商品に30万円ということで制限を先回はとっておりました。それも高額商品の購入やらリフォーム実施等に結びつきにくくなったという原因がありますので、これら等の利用額の制限も検討の余地があると思っております。
  それから、今ほども触れましたが、1人5万円という、これが購入額の制限でありました。これについてもやはりもっと高額にしたらどうなのだろうという反省もありますので、これら等も行っていきたいと思います。
  それから、宮脇議員の先ほどの質問の中で、ウオロクさんというお話が出ましたが、ウオロクさんは先回は加盟をしておりません。加盟店は原信でありましたけれども、いずれにせよそういうスーパーでも買い物なされて、それぞれ使い道については滞りなく私は行ったと思っております。ただ、今ほどの争点になっております検証の部分では、先ほど来申し上げているとおりやや薄れた部分がありますので、これについては加盟店からの報告書なんかも先ほど申し上げましたように、アンケートなんかもとって、今度は充実していく必要があるのかなと、こんなふうに思っております。
  以上です。
議長(清水友行君) 10番、中島正昭さん。
10番(中島正昭君) ウオロクではないからいいのだ、原信だったなんて、そんなの言いわけも何も同じです、そうでしょう。その辺もよく打ち合わせして、原信に加盟してもらったから喜んでいる地域の商工業者、会員なんていません。その辺がまずクリアしなければならない問題も多いと思う。ぜひその辺は検証して私どもの意見も、それは2月の10日か、それにも反映していかねばならぬし、もっと報告して連携して、こういう声が出ないようにやるのが根回しというものでしょうが、課長。それよりも何よりも、市長の答弁、市長の対談の中身、本当にわかっていない。そんなことで何が光が当たる、光をそそぐ、市民に、あなたの今回の交付金についてどこまであなたのポリシーが反映されていると思っていますか、市長。今までの関連の中で必要なもの、各課から上がってきたもの、とんとんと振りまいて、ぽんと判こ押した程度にしかこれ見えない。本当に地域に光を当てるのだというふうなあなたのポリシーがあるのであれば、もうちょっと伝わってくるものがあると思うのです。全然伝わってこない、何でも。あなたの今回の光をそそぐ交付金について、どういうポリシーを持って各課に指示して決裁をしましたか、聞かせてください。
議長(清水友行君) 天野市長。
市長(天野市榮君) 市の単独の景気経済対策として1.5億円、そして今回国からの国庫交付金でありますきめ細かな交付金、これが1.4億円です。合わせれば3億円近く、これを財源に経済対策をやりたいということで、12月の定例会でとりあえずは6,000万弱の道路修繕、消雪設備の修繕工事のほう予算化いたしました。残りを今回臨時会に上程いたしたわけでございます。私、基本的にはまず市内の業者さんに仕事をたくさん発注して元気になっていただこうと、そして地域経済をまず活性化したいと、こういう私は思いでこの交付金を活用した事業を組み立てたわけでございますので、その中でこの業種はとか、あの業種はということでなくて、広くとにかく市内のいろんな建設業者さん初めとして、まずはそういったところに当然市が発注する工事ですから、市の施設、そういったのの修繕等も中心になるわけでございますので、そういったものを広く受注できる市内の業者さん、たくさん仕事をやっていただくと、そして元気になっていただくという趣旨でやっておりますので、私のほうから余り細かい指示はいたしておりません。
議長(清水友行君) 10番、中島正昭さん。
10番(中島正昭君) 言うまいと思えど、きょうも寒さかなだ、本当に薄ら寒くなってくる、あなたの答弁聞いていると。わかっていないものをどんどん、どんどん突っ込んだってますますこっちのほうが寒さどころか、煮えくり返る、両極端。市長、頼みますよ、本当に。もうちょっと各課との連携、報告聞いて、この問題等々細かい部分にまで私は口出さなくてもいいのだではないです。目配りしなくてもいいのだではないでしょう。そういうことを本当にうちらが思う以上に、市民もどんどんわかってきてしまって、これもう1年後、あなた、どういうつもりでいるのか知らないですけれども、頑張ってください。
議長(清水友行君) 9番、倉島良司さん。
9番(倉島良司君) 同じく23ページの商工観光課の関係なのですが、ここに旧スキー場のリフトの解体撤去工事3,486万ですか、計上されていますが、あの近辺歩くと林の中に突如として古い鉄骨、真っ赤なのが出てきて、何だか不気味な光景があるので、この撤去そのものには私ももとより賛成なわけですが、これについては以前から国のほうからも撤去せよという注意、要請があったが、残念ながら金がかかり過ぎるということで遅くなっているというふうに記憶しております。私の記憶が間違っていればあれだけれども、そのころの当時はかなりの金額かかって、全部で億あるいは億に近い金がかかって、とてもではないが阿賀野市では手が出せないというようなお話が、ご答弁があったような記憶があるわけですが、今これ見ますと3,400万、それもきめ細かな交付金が来たからこれでやろうということだと思うのですが、今確かに一時よりは若干鉄くずの価格よくなっているということですが、北京オリンピック前なんかかなりのいい値段で鋼材が取引されたと、なぜ今大分安くなっているわけなので、そこらあたりどういう計算上、何で3,000万ぐらいでできるようになったのか、その点若干解説といいますか、説明お願いします。
議長(清水友行君) 渡辺商工観光課長。
商工観光課長(渡辺滝雄君) 今ほどのご質問でありますが、ご案内のようにこの撤去につきましては、まずスキー場が平成5年からクローズしました。平成3年、4年には少雪でオープンができなかったという経緯があるわけでありますけれども、その中でいち早く撤去してもらわねば困ると、国からも再三催促されました。議員さん今おっしゃったように、当初ですか、私も聞き及んだ範囲でありますけれども、1億近いお金が撤去にかかる、若干1億出るというふうな話も聞きました。私の今手元に平成20年度の撤去に係る年次計画書というのがあります。これを下越森林管理署長あてにお出しをした文書なのでありますが、その中では総額で撤去費用が7,700万ですか、程度のものでの取り組みの内容があります。そして、今もお話がありましたように、北京オリンピック、このときには鉄が大分高騰しました。したがって、これも聞き及んだところでありますけれども、確たる私も数字的には証拠つかんでおりませんけれども、聞き及んだ金額の中では、このときであれば撤去すればややもするとゼロでできたのにななんていう話も聞きました。
  ただ大変上下する部分でありまして、それ以降もこの撤去についてはそれぞれ見積もりを徴してきた経緯があります。その中でもやはりその見積もりを徴する時点において、かなり上下が激しく出てまいりました。一時期はやはり6,000万というのもありました。その後には1,600万という数字も出てきたこともあります。ただ、今現在とり直しますと3,400万、こういう形になったわけでありますので、私どもなるべく安くというようなことで、鉄の部分でやはり上下する部分が大きいのでありますけれども、なるべく安く撤去できるタイミングをと思ってきたわけでありますが、この時点の中でいち早くやはり撤去してくれという国の指導もありまして、再三再四これ要望されております。行くと言いわけばかりしておって、お金がないから待ってくれと、こういうことだったのでありますけれども、今回思い切って補正を組ませていただいたと、こういうことでありますので、お願いいたします。
議長(清水友行君) ほかに。
  11番、石川恒夫さん。
11番(石川恒夫君) 2点お尋ねをさせていただきます。
  所管なので、委員会付託がないので質問させていただきますけれども、子宮頸がんワクチン含め3種のそれぞれワクチンの助成が2月から実施されるわけであります。国の交付金を受けての、約半額ですよね、受けての事業なわけであります。この議会でも遠藤議員初め、遠藤議員が一番だったのかな、再三再四一般質問等でそれぞれ要請をしてこられた部分であります。その中で、これはまさに生きた金の使い方だなと、というのは将来的に総体の、要するにマクロ的には国全体の医療費の削減、要するに高額医療等含めて削減につながる、また例えば阿賀野市であれば国保会計収支が大変厳しいわけでありますけれども、それらの改善にもつながり得る、何年か後には。そういうまさに生きた金の使い方だなと思っております。ただし、この前提として、では例えばこの3種に起因すると思われる医療費、阿賀野市でどの程度実際に年間発生しているのかなという、恐らく資料はお持ちではないと思うので、ちょっと意地悪な質問になるのでありますけれども、そういう具体的な部分のBバイCというとあれですけれども、その辺をどの程度見ておられるのか。後ほどで結構です。そういう資料ありましたら、ご提示いただければありがたいと。もし今ここで概略というか、概算でどの程度の医療費が発生しているのかおわかりでしたら、お答えいただければありがたいと思いますが、まず1点目。
議長(清水友行君) 小林健康推進課長。
健康推進課長(小林寿英君) 今石川議員から質問のありました医療費の関係でございますが、3ワクチンに関する医療費については今現在持参しておりませんので、後ほど調べて報告させていただきたいと思います。
  ただ子宮頸がんにつきましては、相当の発病の人数がございますので、ワクチンを接種することによって相当の医療費は削減されるというふうに考えておりますし、その他のワクチンについても効果は絶大だというふうに考えておりますので、試算後報告させていただきますので、よろしくお願いします。
議長(清水友行君) 11番、石川恒夫さん。
11番(石川恒夫君) 今ほど申し上げましたとおり、将来的には多くといいますか、要するに波及効果のある金の使い方、大きな使い方だと思っておりますので、しっかりその辺も把握しながら、より成果、効果の上がる形の中での運用をしていただきたい。特に子宮頸がん等につきましては、逆にこれ余り過信すると逆の面もあるので、しっかりその効果あるいは副作用とまでは言いませんけれども、その辺もしっかり説明会等で周知をされながら、より効果のある形の中での運用をお願いしたいと思います。
  それから、もう一点、建設関連でお尋ねをさせていただきます。世の中、国も含め公共工事が非常に削減、カット、カットで冷え込んでいるわけであります。そういう中で、新たな公共工事よりもこれからはとにかく維持補修、今まで投資をした部分の維持保全、それに多くの金を費やさなければならない状況かと思います。限られた財政、財源でありますので、そういう中で今回のきめ細かな交付金含めて市単独ではなくて、そういう国県のお金を交付金なり補助事業を有効に活用しながら、維持補修に多く充てていただきたいなと、特に下水道あるいは消雪パイプ等対策、道路舗装割って下水道管布設した、あるいは消パイを道路の真ん中に、あるいは端にして開削を、要するに舗装を割って開削でやったと、数年すると沈没というか、陥没とまでは言いませんけれども、要するに通常の従前の路盤と舗装面と段差ができている箇所大分あります。要するにオーバーレイをしっかりその部分で交付金等使いながらやっていただきたいなと、私なりに考えています。本当に車で走っておりまして、段差があって、特に車が傷つくようなことはありませんけれども、見た目も、景観上も非常に見苦しい部分が結構あります。その辺今回の補正予算の中で、そういうオーバーレイを含めそういうのがどういう形で箇所づけされているのか、詳しい部分が出ておりませんので、わかる範囲内でそういうオーバーレイ的な部分がどの程度あるのか、お聞かせいただきたいと思います。
議長(清水友行君) 佐藤建設課長。
建設課長(佐藤芳男君) ただいまのご質問でございます。今までの補助事業ですと、オーバーレイとか維持工事については補助事業がありませんでした。それで、現在の補助金、きめ細かな等につきましてはオーバーレイも多少は認められるというふうな形でございます。それで、具体的には今回修繕工事というのは側溝とか排水路とか、そういうものが主でございまして、道路補修については普通の一般の維持修繕費のほうに上がっております。ただ、今ほど言いましたように、補助事業の中で今回は舗装については上げておりません。そういうふうな状態でございます。それで、今回25ページ見ていただくと、工事費1,380万増嵩ということでなっておりますけれども、現実的には9カ所今回見ておりまして、2,380万の予算をこの道路修繕等の工事については見ております。それで、後ほど9カ所の箇所については皆様方に位置図をお配りしたいと思いますので、よろしくお願いします。2,380万の予算なのですけれども、前年度できめ細かな臨時交付金の中で1,000万当初予算とダブっておりますので、その1,000万を落としまして1,380万の予算計上になっております。よろしくお願いいたします。
議長(清水友行君) 11番、石川恒夫さん。
11番(石川恒夫君) 先ほど言葉足らずなわけであります。本当軽微な側溝とか含めて、要は市の単独財源ですよね、やる場合。要は最大限そういう市の単独財源、要するに補助事業に該当しない部分をこういう今回のような交付金で若干条件、要件が緩和された部分の中で最大限そういう交付金等を活用しながら、市の単独財源で充当しなければならないような軽微な工事あるいはオーバーレイ等により充当していっていただく。それで、通常の市の一般財源の浮いた部分については、またほかの事業に充当するような形で、細かなめり張りといいますか、仕分けをしっかりしながら国なりのあれも有効に使って、要は市民サービスあるいは市民の要望にこたえていただくような行政運営をしていただきたいなという要望であります。よろしくお願いをいたします。
議長(清水友行君) 7番、稲毛明さん。
7番(稲毛 明君) 41ページの笹神中学校のグラウンドの屋外照明撤去工事費348万6,000円計上されているわけなのですが、これは撤去した以降は新設するということはないのでしょうか。詳しく聞かせてください。
議長(清水友行君) 吉野生涯学習課長。
生涯学習課長(吉野晴記君) お答えいたします。
  結論から申し上げますと、新設は全く考えておりません。合併をいたしまして、それぞれ4地区に照明施設、野球ができる照明施設があったわけでございますけれども、今現在水原と安田で十分利用者のご希望にはおこたえできていると思っております。したがいまして、京ヶ瀬の中学校の照明も全く使っておりませんし、笹神に関しては危険でございますので、撤去させていただきますけれども、新設の予定はございません。
議長(清水友行君) 7番、稲毛明さん。
7番(稲毛 明君) ということは、ではここ数年来は余り利用申し込みはなかったということで理解してもいいでしょうか。
議長(清水友行君) 吉野生涯学習課長。
生涯学習課長(吉野晴記君) そうです。22年度は1件だけでございました。
議長(清水友行君) 21番、山崎正春さん。
21番(山崎正春君) 31ページになるわけでありますが、今いわゆる地上デジタル放送、これ官民挙げて7月の24日というようなことで一生懸命宣伝、かつまたいろいろやっているわけでありますが、一番テレビの余計あるのは教育委員会かなと、こう思っているわけでありますが、何か聞くところによると各学校3台ぐらいはデジタルに、いろいろなテレビを交換する場合もあるでしょうし、チューナーをつける場合もあるだろうから、そんな話も聞くわけでありますが、当然まだ7月でありますので、新年度予算にも出るのでしょうけれども、その辺の基本的な考え方はどうなのか、これチューナーもデジタルのテレビを入れなければ今のテレビはお払いになるわけでありますが、そんなことでどういうふうな考え方でこれをやっておられるのか。それとあわせて総務課長でしょうか、市役所の関係施設、これも当然テレビがあるわけでありますが、その辺のデジタル放送の関係をどうなって、どうするのか、その辺あわせてひとつ。
議長(清水友行君) 折笠学校教育課長。
学校教育課長(折笠朝美君) 地上デジタルの放送整備事業ということでございますけれども、これにつきましては市内の小中学校15校あるわけですけれども、そこにそれぞれ1台ずつ37インチのプラズマテレビを導入すると、それは教務室のほうに設置をしたいというふうに考えてございます。そのほかに地デジチューナー3個といいますか、3台を導入して各校4台については地上デジタル放送が見れるというふうな考え方でございます。4台あれば災害時等については、緊急の場合などの放送については十分見れるのかなというふうに考えてございます。
  以上でございます。
議長(清水友行君) 小林財政課長。
財政課長(小林正男君) 地デジの対応でございますけれども、基本的には財政課としまして各課のほうにお願いしていることは、チューナーで対応してください。ごく一部、リズム・ハウスとかいろいろのところあるのですけれども、そういうところは一部除外しまして、基本的な考え方としてはチューナー対応というふうにお願いはしております。
  以上です。
議長(清水友行君) 21番、山崎正春さん。
21番(山崎正春君) そうすると、テレビを15校あるわけでありますが、いろいろな場所にあると思いますが、そういうようなことで、ではそのチューナーをつけるものと、取りかえるものとあるわけでありますが、ではそれ以外のものはどういう考えのもとでやるわけですか。37インチを入れるというようなことでありますが、大体各学校で総体で何台あるのですか、テレビ。
議長(清水友行君) 折笠学校教育課長。
学校教育課長(折笠朝美君) 各校にある今現在のテレビの台数については、ちょっと資料ございませんので把握してございませんけれども、考え方としては各校に4台地上デジタル放送が見れるというふうなことにしてございます。教務室と、それからあとの3台につきましては学校側に、どこのテレビを地デジにするかというふうなことは各学校にゆだねたいというふうに考えてございます。
議長(清水友行君) 21番、山崎正春さん。
21番(山崎正春君) 市役所が、市が一生懸命デジタル、デジタルと言うているのに、学校が何台あるかも、今答弁ありませんでしたが、3台は入れて、チューナーもあるのでしょうけれども、3台入れてあとのテレビは宝の持ち腐れみたいな、そんなことは公としてやるべきなのかどうかです。下水道と同じでしょう、下水道をやって、それで各公共施設をつながないというようなことでは、それと同じでしょうが。これは、国の施策ですよ。教育長どう考えるのですか、どうですか、教育長。
議長(清水友行君) 田村教育長。
教育長(田村 仁君) テレビの使い方というのは、学校で課長から話があった災害対応というような局面での使い方もありますが、基本的には授業や平常の活動の中での使い方ということになっております。そういった中で、従来教室等にテレビが固定されておりまして、そういうものが華々しく注目された時期もあったわけですが、今はそういうふうにはなっておりません。そういう意味では、4台の地デジ対応という中で学校の基本的なニーズには対応できるという判断でございます。詳しい数、それから古いテレビが何台、いわゆる生かされないのか、そういうことはもちろんご心配の向きはあろうかと思いますが、詳しい説明は後でさせていただきますが、基本的なニーズの問題で、問題点が大きくあるということではございませんので、よろしくお願いします。
議長(清水友行君) 21番、山崎正春さん。
21番(山崎正春君) 今そういうことで、例えば150台あると、そのうちの3台を入れれば、各教室にみんなテレビあるわけでしょう、だからその放送は放送室から、入れれば、施設をすれば全部映るとか、こうだとか、そういうやっぱりきめ細かい対応をとっていただかないと、見る機会が少ないとか、いや、こうだとか、ああだとかという話は、これは通じないのです。テレビは7月24日以降になれば普通のチューナーもつけないテレビは使いものにならないのです。だから、そういうことでやはりここでいわゆる188万上がっていますけれども、そういうようなやっぱりことを各大事な教育施設でしょうが、テレビだって施設なのです。何年使ったか、それはわかりませんけれども、それぐらいのやっぱり予算はとってやるぐらいな教育をしてくださいよ。水原小学校に3台ばか入れてどうなのですか。そんなことを。
議長(清水友行君) 田村教育長。
教育長(田村 仁君) ご心配を本当にいただいて恐縮でありますが、基本的なテレビの使い方というのがどんどん変わっているわけです。今主流になっているのは、いわゆる大型の電子黒板仕様の黒板が各学校のフロアに設置されていまして、そしてキャスター等で移動ができると、むしろ今私たちが心配しているのはせっかくいい電子黒板があっても、使い方に一人一人の教員の対応ができていない。そういった意味で、今想定していますのは24年までやはり技術的な指導、支援ができる方を光をそそぐの命名はいろいろあるでしょうけれども、使いまして教員の活用能力を支援していきたいと、そういうような方向に重点が移ってきております。そういったことで、電子黒板の様子もごらんになった議員の方もいらっしゃるかと思うのですが、非常に新しい使い方にニーズが移っているというふうにお考えください。教室のところへ何かいかめしいテレビがあってなんていう使い方、今ほとんどしておりません。よろしくお願いします。
議長(清水友行君) 21番、山崎正春さん。
21番(山崎正春君) 大体考え方はわかりますが、電子黒板も入っているのもわかりますが、これは各学校1台しか入っていないのでしょう。3台も5台も入っていないでしょう。だから、そういうことであれば、電子黒板は非常に、私は余り見たことないけれども、テレビで見る限りは非常にいいと、テレビのかわりにもなるということは聞いています。だから、そういうのであれば、今教育長が言われたように最新の技術で、施設で教育やるのだというようなことであれば、どうぞ電子黒板もう一台ずつとかということであれば、これはまたいいですけれども、1台で、580人の生徒がいる学校も60人の学校も1台でしょうが。だから、そういうことをやっぱりこれからきめ細かい教育をぜひやるためにも、私はやっぱりそういうことも考えていただきたいと、こういうふうに要望しておきたいと、こう思います。
  それから、市のほうも全部チューナーで対応するということでありますが、当然だと思います。そういうチューナーでやろうが、デジタルテレビであろうが、これはどっちでもいいと思うのです。だから、そういうことで、これは国の施策です。阿賀野市がしているわけでも何でもないでしょう。とにかく今までのテレビはチューナーつけなければもう使いものにならないのです。そういうことだと私は思うのですが、最後に市長、いろいろ今聞いてどう思います。そんなことで市長は責任者と言われますか。答弁お願いします。
議長(清水友行君) 天野市長。
市長(天野市榮君) 教育現場でのいわゆる地上デジタル対応機器の導入については、今教育長のほうから話ございましたように、むしろ電子黒板といったのがニーズが高いということでございますので、それぞれの教育現場に必要な情報機器、これは市といたしましても順次整備してまいりたいと思っています。
  あと市のほうの地上デジタル対応でございますが、これについても今のアナログテレビが使える状況でございますので、チューナーをつけてできるだけ安い経費でデジタル対応してまいりたいと思っております。
  以上でございます。
議長(清水友行君) 21番、山崎正春さん。
21番(山崎正春君) 今市長が答弁されたように、チューナーなんか大体1万円か1万二、三千円、高いのも安いのもありますが、100台あったって100万円でしょうが、ここに180万上がっていますけれども、ぜひ新年度予算に、あるいは3月補正でもいいですが、ぜひそういうことでやはり対応を全部新しいデジタルテレビ入れろなんてだれも言うてないのですから、1万円のチューナー100台あったって100万円ですが、それぐらい阿賀野市は、阿賀野市教育委員会はぜひ考えてください。そういうことで、終わります。
議長(清水友行君) 8番、宮脇雅夫さん。
8番(宮脇雅夫君) もう一点、図書館司書の配置の問題で、これは光をそそぐ交付金で入っていますが、この補正ではパート賃金ですか、11万9,000円ということで、これはこの際なかなか我々も入れたほうがいいということで、財政の関係であれなので、この際思い切って来年度正式にはなると思うのですけれども、配置して、そうすると本当に質も違ってくると思うのです。そういう点でこれどういうふうに、これはやはりチャンスとして、だめな交付金もあるけれども、こういういいのは大いに使ったほうがいいと思うのですけれども、どうでしょうか。
議長(清水友行君) 吉野生涯学習課長。
生涯学習課長(吉野晴記君) 確かに今回の国が示した光をそそぐの中に図書関係のメニューもございました。私どもも幾つか手を挙げさせていただいたのですけれども、やっぱりソフトの部分で今正職の司書は市立に1人だけしか配していかないのでありますけれども、この事業が切れたとき、これがやっぱり問題でございまして、当然臨時さんで司書資格を持っている人も今採用しておりますけれども、私どもとしては本当にお願いをしたいのでございますけれども、やはり財政との協議が必要になるかというふうに思います。
議長(清水友行君) 8番、宮脇雅夫さん。
8番(宮脇雅夫君) だから、これを継続させるというのが問題だと思うのですけれども、一たん入れてしまえばもう既得権で引くということできないのです。こういういいものは入れて、必要経費に入れてしまえばいいわけです。それぐらいでないと、今入れなければとても永遠にこれはできないと思うのです。これ本当に、よくご存じだと思うのですけれども、司書を配置しているところとしていないところは本の生き方が違うのです。同じ1,000万の本でも、この人たちが配置されているところと配置されていないところは、こんな差がついているというのは、これはよくご存じだと思うのです。だから、これ最後、先まで心配というのは今の政権なんてどうなるかわからないわけだから、それはしっかりとしてやっぱり市として考えて、必要だということであればこれは維持、議会の皆さんだってこれは維持せいというふうになるので、その辺はなかなか憶病になっているというか、こういうチャンスをやっぱり私は生かすべきだと思うのです。ほかののも妊産婦の公費負担の問題も、あれも切れるわけですよね、期限が。それで、市長は何か心配して先どうなるかなんて言ったけれども、そんなの圧倒的な世論になっているわけでしょう。その辺を踏まえて、チャンスをやはり逃がさないで、いいものはちゃんとやると、ほかに余りぱっとしないのは、そんなのいいですけれども、ぜひそういうことをしていただきたいなと、この機会にです。教育長さん、どうでしょうか。
議長(清水友行君) 田村教育長。
教育長(田村 仁君) 図書司書については、公共図書館もさることながら、学校図書館においても基本的な対応として整備していく必要があるかと思いますが、私たち水原中学校の新しい建築構想の中では、学校図書館、そしてまた公共図書館を合体しながら、そういうソフト面でも図書の活用が深まっていくような、広がっていくような人的な配置も今検討しているところです。今回の交付金では一つのやっぱりきっかけであると、宮脇議員の言われるとおりでありまして、学校関係でも動きを具体的に起こしまして、今年度の中で盛られているのはわずかなのですけれども、23、4年といろんなことを見越しながら司書の配置についても具体的に動き出していきたいということで、今計画を組んでいると、そういうことで回り回って、一方市民のいろんな深いニーズにこたえていく大事なチャンネルの一つという認識でおります。
議長(清水友行君) ほかにございますか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(清水友行君) これで質疑を終わります。
  お諮りします。本案は委員会付託を省略したいと思います。ご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(清水友行君) 異議なしと認めます。
  したがって、本案は委員会付託を省略することに決定しました。
  これから討論を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(清水友行君) 討論なしと認めます。
  これで討論を終わります。
  これから議案第1号を採決します。
  お諮りします。議案第1号は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(清水友行君) 異議なしと認めます。
  したがって、議案第1号は原案のとおり可決されました。
                                            
    議案第2号 平成22年度阿賀野市少年自然の家特別会計補正予算(第3号)
議長(清水友行君) 日程第5、議案第2号 平成22年度阿賀野市少年自然の家特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。
  提案理由の説明を求めます。
  天野市長。
市長(天野市榮君) 議案第2号 平成22年度少年自然の家特別会計補正予算について提案理由をご説明申し上げます。
  補正予算(第3号)は、歳入歳出それぞれ540万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2,542万8,000円とするものであります。
  補正の内容は、歳入についてはきめ細かな国庫交付金等を活用した経済対策の一環として本会計においても事業を実施するため、一般会計繰入金540万8,000円を増額し、歳出については平成21年度より進めてきた施設の屋根修繕を早期に完成させるため、体育館等の屋根修繕工事請負費540万8,000円を増額するものであります。
  よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
議長(清水友行君) これで提案理由の説明を終わります。
  これから質疑を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(清水友行君) 質疑なしと認めます。
  これで質疑を終わります。
  お諮りします。本案は委員会付託を省略したいと思います。ご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(清水友行君) 異議なしと認めます。
  したがって、本案は委員会付託を省略することに決定しました。
  これから討論を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(清水友行君) 討論なしと認めます。
  これで討論を終わります。
  これから議案第2号を採決します。
  お諮りします。議案第2号は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(清水友行君) 異議なしと認めます。
  したがって、議案第2号は原案のとおり可決されました。
                                            
    議案第3号 平成22年度阿賀野市病院事業会計補正予算(第4号)
議長(清水友行君) 日程第6、議案第3号 平成22年度阿賀野市病院事業会計補正予算(第4号)を議題といたします。
  提案理由の説明を求めます。
  天野市長。
市長(天野市榮君) 議案第3号 平成22年度病院事業会計補正予算について提案理由をご説明申し上げます。
  補正予算(第4号)は、資本的収入を1,991万4,000円追加し、総額9億3,028万5,000円に、資本的支出を1,991万4,000円追加し、総額5億3,419万7,000円とするものであります。
  補正の主な内容は、資本的収入については増額分で医療機器整備に伴う一般会計からの繰り出し基準内の繰入金として他会計出資金995万7,000円、繰り出し基準外の繰入金として他会計補助金995万7,000円を計上いたしました。
  資本的支出については、建設改良費の増額で病院情報システムのオーダリングに対応する医療機器整備の前倒しとして、自動錠剤散薬分包機の更新費用1,991万4,000円を計上いたしました。
  なお、医療機器等の整備については、指定管理者である厚生連と締結した基本協定書第23条に基づき、単価100万円以上については市が整備することとなりますが、同協定書第34条の施設使用料として厚生連から当該資産の減価償却費の2分の1相当額が毎年支払いされることになります。
  よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
議長(清水友行君) これで提案理由の説明を終わります。
  これから質疑を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(清水友行君) 質疑なしと認めます。
  これで質疑を終わります。
  お諮りします。本案は委員会付託を省略したいと思います。ご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(清水友行君) 異議なしと認めます。
  したがって、本案は委員会付託を省略することに決定しました。
  これから討論を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(清水友行君) 討論なしと認めます。
  これで討論を終わります。
  これから議案第3号を採決します。
  お諮りします。議案第3号は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(清水友行君) 異議なしと認めます。
  したがって、議案第3号は原案のとおり可決されました。
                                            
    議案第4号 阿賀野市住民生活に光をそそぐ基金条例の制定について
議長(清水友行君) 日程第7、議案第4号 阿賀野市住民生活に光をそそぐ基金条例の制定についてを議題といたします。
  提案理由の説明を求めます。
  天野市長。
市長(天野市榮君) 議案第4号、住民生活に光をそそぐ基金条例の制定について提案理由をご説明を申し上げます。
  国の平成22年度補正予算の成立を受け、住民生活に光をそそぐ交付金要綱が国において制定されました。これまで住民生活にとって大事な分野でありながら、光が十分に与えられてこなかった地方消費者行政、家庭内暴力対策、自殺予防等の弱者対策、自立支援、図書の充実等による知の地域づくりに対する地方の取り組みを国が支援するとして、当市へは3,658万4,000円の交付が予定されています。本件は、この交付金を財源とする事業の執行は平成24年度末まで可能とされていることから、新たに基金を設置し、他の資金と区分して適切に管理するため、条例を制定するものです。
  よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
議長(清水友行君) これで提案理由の説明を終わります。
  これから質疑を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(清水友行君) 質疑なしと認めます。
  これで質疑を終わります。
  お諮りします。本案は委員会付託を省略したいと思います。ご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(清水友行君) 異議なしと認めます。
  したがって、本案は委員会付託を省略することに決定しました。
  これから討論を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(清水友行君) 討論なしと認めます。
  これで討論を終わります。
  これから議案第4号を採決します。
  お諮りします。議案第4号は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(清水友行君) 異議なしと認めます。
  したがって、議案第4号は原案のとおり可決されました。
                                            
    報告第1号 専決処分の報告について(専第17号 損害賠償の額の決定及び
           和解について)
                      
     報告第2号 専決処分の報告について(専第18号 損害賠償の額の決定及び
           和解について)
                      
議長(清水友行君) 日程第8、報告第1号、報告第2号を一括議題といたします。
  一括して報告を求めます。
  天野市長。
市長(天野市榮君) 報告第1号及び第2号の専決処分についてご報告いたします。
  本件は、公用車の接触事故により与えた損害について、相手方に対して損害賠償をすることを決定し、和解することについて専決処分を行いましたので、ご報告いたします。
  事故の状況を申し上げますと、第1号については、平成22年10月21日、新潟市北区にある道の駅駐車場において、市職員運転の公用車が後退の際、停車車両に接触し、相手車両を損傷させたものであります。
  第2号については、平成22年10月8日、新潟市北区地内の道路において、市職員運転の公用車が道路わきから発進した際に、後方から直進してきた車両に接触し、相手車両を損傷させたものであります。
  以上、専決処分についての報告を終わります。
議長(清水友行君) これで報告第1号、報告第2号の報告を終わります。
  しばらく休憩いたします。
               休 憩 (午前11時22分)
                                            
               再 開 (午前11時25分)
議長(清水友行君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                            
    閉会の宣告
議長(清水友行君) 以上をもちまして、本臨時会の会議に付された事件はすべて終了いたしました。
  慎重なるご審議をいただき、まことにありがとうございました。
  これで本日の会議を閉じ、平成23年第1回阿賀野市議会臨時会を閉会いたします。
  ご協力ありがとうございました。
               閉 会 (午前11時26分)