平成22年第8回阿賀野市議会定例会議事日程(第1号)
平成22年11月29日(月)午前10時00分開会
日程第 1 議席の一部変更について
日程第 2 会議録署名議員の指名
日程第 3 会期の決定
日程第 4 諸般の報告
日程第 5 選挙第 3号 阿賀北広域組合議会議員補欠選挙
日程第 6 議案第115号 専決処分の承認について(専第15号 平成22年度阿賀野市
一般会計補正予算(第4号))
日程第 7 議案第116号 阿賀野市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一
部改正について
議案第117号 阿賀野市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部
改正について
議案第118号 阿賀野市教育委員会教育長の給与及び勤務時間等に関する条例
の一部改正について
日程第 8 議案第119号 阿賀野市一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正について
日程第 9 議案第120号 工事請負契約の変更について
〇出席議員(21名)
1番 佐 竹 政 志 君 2番 山 賀 清 一 君
3番 村 上 清 彦 君 4番 雪 正 文 君
5番 風 間 輝 栄 君 6番 江 口 卓 王 君
7番 稲 毛 明 君 8番 宮 脇 雅 夫 君
9番 倉 島 良 司 君 10番 中 島 正 昭 君
11番 石 川 恒 夫 君 12番 高 橋 幸 信 君
13番 岡 部 直 史 君 14番 山 口 功 位 君
15番 遠 藤 智 子 君 16番 浅 間 信 一 君
17番 池 田 強 君 18番 泉 誠 蔵 君
19番 福 住 つ ゆ 子 君 21番 山 崎 正 春 君
22番 清 水 友 行 君
〇欠席議員(1名)
20番 帆 苅 剛 君
〇地方自治法第121条の規定により会議に出席した者の職氏名
市 長 天 野 市 榮 君
副 市 長 佐 藤 一 宇 君
教 育 長 田 村 仁 君
総 務 課 長 加 藤 一 男 君
企画政策課長 関 川 嗣 雄 君
財 政 課 長 小 林 正 男 君
税 務 課 長 中 澤 峰 子 君
市民生活課長 中 村 彰 男 君
健康推進課長 小 林 寿 英 君
福 祉 課 長 圓 山 知 君
農 林 課 長 披 田 野 勝 幸 君
商工観光課長 渡 辺 滝 雄 君
建 設 課 長 佐 藤 芳 男 君
上下水道局長 小 川 稔 君
会計課会計室長 清 野 善 明 君
農 業 委 員 会 田 代 盛 一 君
事 務 局 長
学校教育課長 折 笠 朝 美 君
生涯学習課長 吉 野 晴 記 君
安 田 支 所 小 野 里 浩 君
地域市民室長
京ヶ瀬支所長 本 多 啓 一 君
笹 神 支 所 長 丸 山 一 男 君
監 査 委 員 廣 田 耕 造 君
事 務 局 長
消防本部消防長 清 野 信 夫 君
〇本会議に職務のため出席した者の職氏名
事 務 局 長 飯 野 喜 夫
主 幹 五 十 嵐 久 美 恵
主 事 涌 井 知 恵
開 会 (午前10時00分)
〇開会の宣告
〇議長(清水友行君) おはようございます。朝夕めっきり冷え込むころになりました。皆様にはご多用のところご参集いただきまして、まことにありがとうございました。
定刻になりました。ただいまの出席議員数は21名です。定足数に達しておりますので、これより平成22年第8回阿賀野市議会臨時会を開会いたします。
なお、20番、帆苅剛さんからは前もって欠席の届け出がありましたので、ご報告申し上げます。
〇開議の宣告
〇議長(清水友行君) これより本日の会議を開きます。
〇議席の一部変更について
〇議長(清水友行君) 日程第1、議席の一部変更についてを議題といたします。
議長選挙に伴い、議席の一部を変更したいと思います。
お諮りします。ただいまご着席のとおり議席の一部を変更することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(清水友行君) 異議なしと認めます。
したがって、ただいまご着席のとおり議席の一部を変更することに決定いたしました。
〇会議録署名議員の指名
〇議長(清水友行君) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。
本日の会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、21番、山崎正春さん、1番、佐竹政志さん、2番、山賀清一さん、以上3名を指名します。
〇会期の決定
〇議長(清水友行君) 日程第3、会期の決定を議題といたします。
お諮りします。本臨時会の会期は、本日11月29日の1日間としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(清水友行君) 異議なしと認めます。
したがって、会期は本日11月29日の1日間に決定いたしました。
〇諸般の報告
〇議長(清水友行君) 日程第4、諸般の報告を行います。
9月7日から昨日までの主な会議、行事等の状況及び議長が決定した議員派遣につきましては、お手元に配付しております諸般の報告並びに議員派遣一覧のとおりです。
本臨時会の会議事件説明のため出席を求めた者は、天野市長初め23名であります。
本臨時会の審議に付される事件は、議会の選挙1件並びに執行部からの議案6件です。
去る11月22日、議会運営委員会が開催され、本臨時会の運営について協議いただいた結果、お手元に配付されております会期日程により運営することといたしました。
以上、諸般の報告を終わります。
〇阿賀北広域組合議会議員補欠選挙
〇議長(清水友行君) 日程第5、選挙第3号 阿賀北広域組合議会議員補欠選挙を行います。
阿賀北広域組合議会議員に欠員が1名生じたため、組合規約第5条第3項の規定により補欠選挙を行います。
お諮りします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定による指名推選にしたいと思います。ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(清水友行君) 異議なしと認めます。
したがって、選挙の方法は指名推選で行うことに決定しました。
お諮りします。指名の方法については、議長において指名することにしたいと思います。ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(清水友行君) 異議なしと認めます。
したがって、議長において指名することに決定しました。
阿賀北広域組合議会議員に5番、風間輝栄さんを指名します。
お諮りします。ただいま議長において指名した風間輝栄さんを阿賀北広域組合議会議員の当選人と定めることにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(清水友行君) 異議なしと認めます。
したがって、ただいま指名しました風間輝栄さんが阿賀北広域組合議会議員に当選されました。
ただいま阿賀北広域組合議会議員に当選された風間輝栄さんが議場におられます。会議規則第32条第2項の規定により、当選の告知を行います。
〇議案第115号 専決処分の承認について(専第15号 平成22年度阿賀野
市一般会計補正予算(第4号))
〇議長(清水友行君) 日程第6、議案第115号 専決処分の承認について(専第15号 平成22年度阿賀野市一般会計補正予算(第4号))を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
天野市長。
〇市長(天野市榮君) 議案第115号、専決処分の承認について提案理由の説明を申し上げます。
本件は、10月14日に専決処分した補正予算について、議会の承認を求めるものであります。
平成22年度一般会計補正予算(第4号)として、歳入歳出それぞれ60万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ178億8,904万5,000円といたしました。
補正の内容は、歳入につきましては前年度繰越金60万1,000円を増額、歳出につきましては一般廃棄物収集運搬業更新許可申請に対する行政処分取り消し処分控訴審に係る弁護士費用55万1,000円並びに夏季の猛暑により平成22年産米に被害を受けた農家を対象とする緊急農業経営安定対策資金融資制度に係る利子補給金5万円を計上いたしました。また、県においても農林水産業振興資金融資制度を創設し、これら2つの融資制度による農家への貸付期間と償還期間が複数年にわたることに合わせて市の利子補給も複数年となることから、平成23年度以降に見込まれる費用について債務負担行為を設定いたしました。
今回の補正は緊急を要する案件でありましたので、専決処分を行いました。よろしくご承認賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(清水友行君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。
11番、石川恒夫さん。
〇11番(石川恒夫君) 専決処分でありますので、余り内容的なものはあれですけれども、まず1点、緊急農業経営安定対策資金融資制度、金額的にはわずか5万円であります。この制度の内容、この説明書のとおり、ことしの夏の猛暑あるいは異常気象による米質の低下あるいは収量の低下等々に、米価の下落もありますけれども、要は農業経営の安定を図るために緊急的に融資を受ける農家に対する利子補給ですけれども、その市の制度、要は県内いろいろ自治体によって非常にその融資制度、利子補給の内容がちぐはぐといいますか、内容がばらつきがあるわけであります。その中で阿賀野市はどういう内容での利子補給制度なのか、詳しくお聞かせいただきたいと思います。
〇議長(清水友行君) 披田野農林課長。
〇農林課長(披田野勝幸君) 石川議員さんのご質問にお答えさせていただきます。
このたびの補正につきましては、それこそ両農協さんの組合長さんのほうからのご要望がございまして、貸し付けを、新たな制度に対する利子補給を行うということでありまして、まず農協さんの緊急融資の制度が1つございます。それと、県の農業振興資金の制度の2つがございます。このたびは、その2つの制度に対して利子補給をさせていただくというものでございます。
まず、農協さんの緊急農業経営安定対策資金の融資制度でございますけれども、これにつきましては2カ年を農協さん、信連、それから市が利子補給をするということで、最長7年の融資制度でございます。個人では最高額500万円、組織では、法人等では1,500万円という資金の限度額になっております。この専決につきましては、当初市のほうで0.2%分の利子補給をするというようなことで専決をさせていただいたわけでございます。10月の20日に貸し付けを実行したいというようなことで緊急的でございましたので、まず農協さんの要望に基づいて、0.2%分の利子補給の補正をさせていただきました。その後、農協さんと話し合いをいたしまして、農協からは0.4%利子を負担していただいて、市が0.45%を負担するというようなことで、改めてまた12月議会におきまして、不足の分についての補正をさせていただくことにしております。これが農協さんのほうの資金でございます。
それから、県のほうの資金につきましては、これも7年間というような期間でございまして、最高で農家の方への限度額が300万ということでございます。こちらも市のほうが0.6%利子補給をいたしまして、県も1.2%の利子補給をするというようなことで、末端の農家の皆さんのほうには0.85の金利というものでございます。
ちょっと申しおくれましたけれども、農協さんの資金につきましても最初の1年間は基準金利が1.85でありまして、そのうち県信連が1%利子補給、それから農協さんが0.4%、市が0.45%を持つというようなことで、最初の1年間は農家の皆さんの金利はゼロ%になります。ただ、2年目につきましては、そういった利子補給を引きますと、農家の皆さんは0.325の基準金利ということでございます。
この2つの制度につきまして、市のほうでそれぞれ最終的には0.45%と0.6%、それぞれ利子補給をさせていただくことにしております。
以上でございます。
〇議長(清水友行君) 11番、石川恒夫さん。
〇11番(石川恒夫君) ご説明ありがとうございました。
要は農協独自の要するにプロパー資金、プロパー融資については10月20日、要は10月20日は要するに農家の皆さんの制度資金の償還日なのですよね。それに合わせてプロパーでつなぐということで、緊急的にこういう専決処分をせざるを得ないという、それは十分理解しています。ただし、先ほど言いました自治体によって、市町村によって内容がばらばらですよね。阿賀町は7年間農家負担ゼロ。阿賀野市は、今ほどのご答弁、ご説明ですと、1年間だけ農家負担はゼロ。果たして現状の農業情勢、TPPの行方も含めて、どうなるかによって、こんな利子補給で済まない状況も懸念されるわけでありますけれども、それはそれとして、では実際に農協さんから報告のある緊急融資の希望した農家の数あるいは融資額、どの程度になっているのか。5万円ですので、利率から逆算すれば出てくるのだろうけれども、ちょっと今計算機もありませんので、把握している状況ありましたらお聞かせいただきたいと思います。
〇議長(清水友行君) 披田野農林課長。
〇農林課長(披田野勝幸君) まだ新しい数字いただいておりませんけれども、今月の18日現在の状況でございます。農協さんの緊急農業経営安定対策資金、さっきの市が0.45%利子補給する分でありますが、こちらが65件で5,570万円の希望ということでございます。最高で、法人の方でありますけれども、440万円の借り入れ希望があるということであります。県のほうの融資につきましては、一件もございません。あと、農協さんのほうで、それこそ戸別所得補償の1万5,000円を担保とする短期の融資制度がございますが、アグリマイティー資金でございます。こちらのほうの希望も16件の1,900万ほどになっております。今回の5万円につきましては、ことしの10月、11月、12月の3カ月分の利子補給というようなことで上げさせていただいております。想定で1億円というようなことで想定させていただきまして、上げさせていただいております。
以上でございます。
〇議長(清水友行君) ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(清水友行君) これで質疑を終わります。
お諮りします。本案は委員会付託を省略したいと思います。ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(清水友行君) 異議なしと認めます。
したがって、本案は委員会付託を省略することに決定しました。
これから討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(清水友行君) これで討論を終わります。
これから議案第115号を採決します。
お諮りします。議案第115号は承認することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(清水友行君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第115号は承認することに決定いたしました。
〇議案第116号 阿賀野市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の
一部改正について
議案第117号 阿賀野市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一
部改正について
議案第118号 阿賀野市教育委員会教育長の給与及び勤務時間等に関する条
例の一部改正について
〇議長(清水友行君) 日程第7、議案第116号から議案第118号までを一括議題といたします。
一括して提案理由の説明を求めます。
天野市長。
〇市長(天野市榮君) 議案第116号、議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について、議案第117号、特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部改正について、議案第118号、教育委員会教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部改正について提案理由の説明を申し上げます。
本件は、人事院勧告に伴う国家公務員の給与法の改正に準じて、議会議員、市長及び副市長並びに教育長の本年12月支給の期末手当支給月数を0.15カ月分引き下げ、また平成23年度以降については当該引き下げの月数を6月支給の期末手当に0.05月、12月支給の期末手当に0.10月おのおの振り分けるため、改正するものであります。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(清水友行君) これで提案理由の説明を終わります。
これから一括して質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(清水友行君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
お諮りします。議案第116号から議案第118号までは委員会付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(清水友行君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第116号から議案第118号までは委員会付託を省略することに決定しました。
これから討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(清水友行君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
これから議案第116号、議案第117号、議案第118号を一括して採決します。
お諮りします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(清水友行君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第116号、議案第117号、議案第118号は原案のとおり可決されました。
〇議案第119号 阿賀野市一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正につ
いて
〇議長(清水友行君) 日程第8、議案第119号 阿賀野市一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
天野市長。
〇市長(天野市榮君) 議案第119号、一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正について提案理由の説明を申し上げます。
本件は、人事院勧告に伴う国家公務員の給与法改正に準じ、一般職の職員の俸給月額、期末手当及び勤勉手当の改定を行うため、改正するものであります。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(清水友行君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。
8番、宮脇雅夫さん。
〇8番(宮脇雅夫君) まず、国家公務員の人勧に準じてということでありますが、この削減に対して職員組合はどういう態度をとっているのかということと、対象になる職員数は何人になるのかということと、3点目は、合併後ずっと下げられてきていると思うのですけれども、合併時に比べて職員の平均年収はどのぐらい切り下げられてきたのかというのをその3点をお伺いしたいと思います。
〇議長(清水友行君) 加藤総務課長。
〇総務課長(加藤一男君) それでは、宮脇議員さんの質問に対してお答えいたします。
職員は、まずどういうふうに考えているのだというふうなことでございますけれども、阿賀野市の場合、阿賀野市の独自の状況によりまして、自主削減をしているわけでありますけれども、この人事院勧告が職員に対して労働3権の代償措置であるというふうなことから、これを準拠しなければならないという部分につきましては、自主削減をしているのだけれども、人事院勧告の実施についてはやむを得ないだろうという認識で、反対意見というふうなところまではいっておりません。ただし、この人事院勧告が最近特に地域の給与水準というふうなものがかなり、昔からそうなのですけれども、強調されてきたというふうな経緯がございまして、阿賀野市もこの人事院勧告を準拠するものであれば、当然自主削減という部分について解消してもらわないと困りますと、しかも17年2%、18年から3%、現在に至っているわけでありますけれども、これについては県下でもない長期間の給与削減ということで、この人事院勧告については特にやむを得ないとしても、自主削減を解消してもらわないと納得できないというふうなことで、現在も組合と交渉を継続中であります。
それから、対象人数どれくらいかというふうなことでありますけれども、おおむね500人でありますけれども、一般会計関係の職員につきましては467名というふうなことで現在なっております。公営企業会計とか、その他を入れると500人ぐらいになるというふうなものであります。
それから、合併当初と比較して、現在どれぐらいの給与水準に推移しているかというふうなお話だったと思いますけれども、これにつきましては、毎年毎年ずっと言えばいいですか、それとも差額だけでよろしいですか。
〔「差額だけでいい。もし毎年調べていたら後で」と呼
ぶ者あり〕
〇総務課長(加藤一男君) 参考までに、16年度からずっと前年度を上回るとか、前年度イコールというふうなことがありません。単純平均ですけれども、1人当たり。確実に減っているわけでありますけれども、平成16年度の決算におきましては545人というふうな段階でありましたので、それを単純に一般職の人件費を割りますと、451万1,000円というふうな金額です。4511。それがずっと右肩下がりになっておりまして、22年度の12月補正後、今回の人勧を加味したところで推測しますと3726、372万6,000円ということで、その差額が減額しているというふうなものであります。
以上です。
〇議長(清水友行君) ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(清水友行君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
お諮りします。本案は委員会付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(清水友行君) 異議なしと認めます。
したがって、本案は委員会付託を省略することに決定しました。
これから討論を行います。
8番、宮脇雅夫さん。
〇8番(宮脇雅夫君) 今お聞きしたとおり、この間6年間で約79万円も大幅に下がっているわけですよね。こういう点ではやはり職員の働く意欲と地域に与える影響というのは非常に大きくて、特に公務員並みに何とかしたいというふうに思っている中小業者がいると思うのですが、それ公務員下げれば、公務員が下げたのだから、もっと下げるという、そういう当然悪循環もなっていると思うのです。そういう点で、それとおまけにまたずっと3%削減とか、そういう状況が続いているわけでありまして、やはりずるずるずるっと毎年下げるのが当たり前というふうな状況は、これは私は余りにも影響が大きいというふうに思うので、この辺でやはり再検討する必要があるというふうに思うのです。特に今地域経済を何とか上向きにさせたいという状況、ことが言われている中で、消費低迷の最大の原因は個人消費、個人の所得が下がっているという状況のわけでありまして、内需拡大という点では、この点もやはり考慮して、一方的に下げるというのを続けるべきではないというふうに思うのです。
それと、もう一つ、人事院勧告、人事院というのは何のために存在するかということです。これは、労働組合から争議権を奪って、そのかわりに人事院が労働者を擁護するからということで本来あるのです。その人事院が毎年毎年労働条件を悪化させるという、本来は組合が労働条件を悪化させるために争議をするなんていうことはあり得ないわけです。だから、人事院勧告というのも、人事院というのも、今非常にやはり本来の趣旨に照らして、私は非常におかしな役割を果たしているというふうに思うのです。その点、今質疑でないですけれども、今人事院の問題も見直しをするというような、国会でもそういうふうな論議がされているようでありますので、そういう状況を勘案して、やはり市独自で、ただ人事院がやられたから、はい、そうですかというふうなことは私はすべきでないというふうに思うのです。
そういう点で、これの議案第119号に対しては反対です。
〇議長(清水友行君) 10番、中島正昭さん。
〇10番(中島正昭君) この議案に対して賛成の立場で討論させていただきます。
日ごろ市民目線を大いに語って、市民の声としてというような言い方で執行部に常々要求しておられます宮脇さんあたりの意見とも到底思えないような、そういった公務員の皆さんの立場というようなことを重視する。重々私も承知しておりますし、減額というものにこれまた非常に胸が痛む思いもしております。ただ、市民目線、まだまだそういった感覚ではございません。はっきり申し上げますけれども、ここへ来て、ここ数年、公務員改革等々の要求、また給与に対しては、おらが税金をもってしてというまだ感覚はどんどん、どんどん膨らんでいるという状況は否めないわけであります。そんな中で、人事院の話もありましたけれども、人事院そのもののあり方等々も語っても、この地方自治体の中で及ばないところも感じます。仕分けで無駄なら無駄と、人事院なくなるならなくなるでいいのですけれども、これはまたそうもいかない。そういった勧告であります。その中で市が判断し、人事院勧告を参考にして減額、減額、やむを得ない中で状況をとってきたということであります。今ほど申し上げましたように、減額、減額ということ自体、私ら自身忍びないことではあります。でも、市民目線は決してそうでない。もっとというふうな声もあるわけですので、ここはこの提案に対して賛成という方向でこれは取り計るべきだと私自身考えておりますので、討論とさせていただきます。
〔何事か呼ぶ者あり〕
〇議長(清水友行君) 加藤総務課長。
〇総務課長(加藤一男君) 大変失礼しました。
先ほど慌てて、こんな質問もされるのかなというふうなことで持ってきた資料を私のほうで勉強不足で数字の解釈の誤りがありましたので、ちょっと訂正させていただきたいのですが、先ほど宮脇議員さんに言いました16年度4511856というふうな金額でありますけれども、これ全体の人件費の16年度の支給額でございまして、特別職も含んだ金額でありました。したがいまして、これ45億1,185万6,000円ということで、それに対しまして22年度は372万6,000円というふうなお話をさせてもらいましたけれども、全体の支給額は37億2,675万3,000円ということでありましたので、これをそれぞれの当時の16年度ですと545人、22年度ですと一般会計467名で割りますと、1人当たりの金額が右肩下がりで一直線に下がってくる部分については間違いないのでありますけれども、金額が変更になりますので、ちょっと訂正させてもらいたいと思います。16年度が6327、632万7,000円でございます。それから、22年度が5949、594万9,000円というふうな金額になりますので、差額が37万8,000円、38万円ほどの減額というふうなことでありましたので、訂正をさせていただきたいと思います。大変失礼しました。
〇議長(清水友行君) ほかに討論ないですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(清水友行君) これから議案第119号を採決します。
この採決は起立によって行います。
議案第119号は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
〔起立多数〕
〇議長(清水友行君) 起立多数です。
したがって、議案第119号は原案のとおり可決されました。
〇議案第120号 工事請負契約の変更について
〇議長(清水友行君) 日程第9、議案第120号 工事請負契約の変更についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
天野市長。
〇市長(天野市榮君) 議案第120号 工事請負契約の変更について提案理由の説明を申し上げます。
本件は、笹岡小学校耐震補強・大規模改造(建築校舎)工事について、設計変更による契約の変更が生じたので、議決を求めるものであります。
主として、内部床改修において既存のビニール床シートを撤去したところ、下地モルタルまで一緒にはげる部分があったことから、樹脂モルタルによる不陸整正工事が必要になったこと、掲示板は既存掲示板の修繕改修で計画していたところ、再協議により掲示板の新設を追加したこと及び仮設教務室の設置について、当初は3棟のランチルームの一部利用を計画しましたが、床面積が広く、仮設のエアコン設置が難しいことと学校備品の仮置き場の確保が必要だったことから、仮設教務室を図工室と理科室に計画を変更したことによる経費の増加等が必要となりました。
このため、528万3,600円を増額し、契約金額を4億4,103万3,600円に変更するものであります。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(清水友行君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(清水友行君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
お諮りします。本案は委員会付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(清水友行君) 異議なしと認めます。
したがって、本案は委員会付託を省略することに決定しました。
これから討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(清水友行君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
これから議案第120号を採決します。
お諮りします。議案第120号は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(清水友行君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第120号は原案のとおり可決されました。
〇閉会の宣告
〇議長(清水友行君) 以上をもちまして、本臨時会の会議に付された事件はすべて終了いたしました。
慎重なるご審議をいただき、まことにありがとうございました。
これで本日の会議を閉じ、平成22年第8回阿賀野市議会臨時会を閉会いたします。
ご協力ありがとうございました。
閉 会 (午前10時39分)