有害鳥獣(クマ等)の出没について

更新日:2023年11月13日

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ツキノワグマの目撃情報

近年、ツキノワグマの目撃・痕跡情報が多数寄せられています。その行動範囲は山のブナ類の不作により山間部(290号沿い)から平地のほうへ拡大しつつあります。
ツキノワグマによる事故を未然に防止するために下記の事項について十分な注意をお願いします。
付近の住民の皆さんはもちろん、レジャーや農作業等、山に出掛ける際には必ずラジオや鈴等、音の出るものを携帯して自分の存在を気付かせるように心がけ、遭遇しないよう十分ご注意ください。
また、エサとなるような不要な作物は早めに収穫し、人里に引き寄せないようにしましょう。

目撃した際は、情報を阿賀野市役所または阿賀野警察署までお寄せください。

令和5年度 ツキノワグマ目撃・痕跡情報

令和4年 ツキノワグマ目撃・痕跡情報

クマによる人身被害を防ぐ注意点

クマに会わないようにする

山にクマがいることはあたりまえです。
身近な里山でもクマとの不意の遭遇に注意を払うことが必要です。

クマの痕跡に気をつけましょう

糞や足跡、熊棚、熊はぎ等の痕跡を見つけたら、その場を早々に立ち去るなど細心の注意が必要です。

自分の存在を知らせましょう

極力複数で行動し、鈴やラジオ等を鳴らし、自分達の存在をアピールしてください。
風や雨、川の音等で伝わりにくい場合もあり、過信は禁物です。

朝・夕の時間帯は特に気をつけましょう

朝・夕の薄暗い時間帯は、クマの活動が活発です。極力この時間帯を避けて行動してください。
県内では午後2時頃にも人身被害のピークがあり、日中でも周囲への気配りが必要です。

クマを引き寄せないようにする

クマを引き寄せるものを徹底的に取り除くことが基本です。

生ゴミ等誘引物は適切に処理しましょう

クマが出没する原因は、餌の存在です。生ゴミ、不要となった農作物は、家の周りや農地に放置せず、土に埋めるなど適切に処理してください。
また、柿などの果実は早期に収穫するとともに、利用しない果樹は、可能であれば伐採してください。

ゴミは持ち帰りましょう

人間の食品またはその臭いなどに馴れさせてはいけません。キャンプや登山、渓流釣りなどで出たゴミ、山野にある墓地のお供え物等は必ず持ち帰ってください。食べ残しの放置等は、クマを引き寄せる大変危険な行為です。

クマの出没しにくい環境を整備しましょう

集落や農地の周辺、川沿い等にクマの潜みやすいヤブや茂みがある場合は、除去すると効果的です。

万一、クマに出会ってしまったら

落ち着いて行動することが大切です。

興奮しない、させないようにしましょう

遠くにいる場合は、そっと立ち去ってください。
近くにいる場合は、急に大声を出したり、ものを投げたりするとクマが興奮して危険です。

そっと後ずさりしながら離れましょう

クマは逃げるものを追う習性があり、走力ではとてもかないません。
まずは、落ち着いて騒がず、走らず、ゆっくり後退してください。

子連れのクマに注意しましょう

子グマを見ても、決して近づいてはいけません。近くに母グマがいると考えられ、大変危険です。

クマが襲ってきたら

「死んだふり」は効果がありません。
地面に伏せ、ダメージを最小限とするため、両手で頭部や首等急所をしっかりとガードし、クマの攻撃をしのぐ方法が有効といわれています。

集落や人家に近い場所にクマが出没したら

周辺の住民にも知らせ、近づかないよう安全確保を徹底してください。
クマの出没を、阿賀野市役所または阿賀野警察署へ連絡してください。

ニホンザル出没状況

6月~11月に実施した生息状況調査の結果を図面にまとめました。サルの出没が多い地域では、緩衝帯整備(やぶ等の刈払い)や放任果樹の伐採等をご検討ください。

過去の目撃・痕跡情報

関連リンク

連絡先

  • 阿賀野市役所 電話0250-62-2510
  • 阿賀野警察署 電話0250-63-0110

この記事に関するお問い合わせ先

産業建設部 農林課 農林整備係

〒959-2092
新潟県阿賀野市岡山町10番15号

電話:0250-61-2478 ファックス:0250-62-2521
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